【感想・ネタバレ】QED 百人一首の呪のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2016年05月22日

殺人事件と真犯人を推理するミステリーだけど、その背景にまつわる歴史的な側面を味わえるという魅力がある。主人公の蘊蓄には感心するばかり。今まで知らなかった歴史の裏側を知ることが出来て、目からウロコが落ちる思いです。

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Posted by ブクログ 2017年02月07日

QEDシリーズ-1。
薬剤師で歴史マニア?の祟が百人一首収集家の殺人事件の謎を解く。
自分で並べたくなってくる。

蔵書、電子書籍

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Posted by ブクログ 2015年02月19日

一応殺人事件が起こるのですが・・
途中からそっちのけで百人一首の謎に釘付けです。
割と深い知識が出てくるのですが、百人一首が身近な物なのでどんどん読み進められます。
なぜこの百首なのか。
なぜ同じ言葉が多く出てくるのか。
なぜお正月にやるのか。
是非読んでみてください。

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Posted by ブクログ 2014年03月16日

歴史と医学によって
殺人事件の犯人と百人一首の謎の
両方が明からになっていくのが
おもしろい。
いろんな分野の知識を得られる。
高田さん、歴史好きなんだなあと
ただただ感心です。
ここまで突き詰めるかと。
殺人事件に関してはシンプルですが
百人一首の謎解きは深くて
最後はすっきりします。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年01月02日

推理小説です

百人一首に込められた藤原定家の仕掛けや、医学知識などをフル活用した謎解きが魅力でした。

トリックがすごい、というよりも、その副作用(?)でおこったさまざまな現象に対してどう説明していくかというのがおもしろい。

登場人物は、ほとんど個性というものを発揮するまでもなく、ほとんどを探偵...続きを読む役の解説が占めているので、解説書みたいになっちゃってます。
シリーズものなので、続きを期待したいです。妖怪とか幽霊とか伝承をメインテーマに据えてゆくみたいですね。

事件抜きにして、作者の百人一首の解釈はものすごく興味深いです。

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Posted by ブクログ 2013年04月22日

未だ解明されていない謎に作家が挑む、という作品は、作家ならではの自由な発想が展開されるほど面白くなります。
本書で高田氏は、選者の藤原定家が百人一首に秘めた思いに、もとてもユニークで斬新な解を示して楽しませてくれました。
QEDシリーズをとおして、未だ謎に包まれている出来事に、どんな解を示してくれる...続きを読むのか、期待したいと思います。

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Posted by ブクログ 2014年05月26日

購入してから気がついたけど巻末に織り込みの図表が付いている。凝ってんな。

今までなんとなく敬遠していた本書、存外面白かった。
個人的趣味の問題だが、夏の終わりに相応しい王道ミステリを読みたい気持ちと、蘊蓄に溺れたい知識欲と、百人一首への突発的なマイブーム、全ての欲求にピタリと応えてくれた。

ただ...続きを読むし解説にもある通り、本筋の殺人事件と百人一首問題は一切(と言い切って良い)関わりがない。見事な開き直り。何しろ主人公が事件の関係者と顔を合わせるのは物語も4分の3を過ぎる頃。(…そういえばこれ安楽椅子探偵だったのか。)

あとはまあ、面白いことは面白いのだけど、百人一首について造詣が深まったかと言えば…そうでもないかなあ。作中で紹介されてるエピソードは有名なものばかりだし。
どちらかというと、曼陀羅についての知識が皆無だったので、そこもちょっと丁寧に!というのが本音。

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Posted by ブクログ 2012年08月05日

メフィスト賞受賞者ってことで気になった作家さんに、初挑戦。
出身がメフィストなせいか、なんとなく森博嗣さんとダブる。
いや、何となくじゃなくてかなり。
主人公が変わり者なところが特に。
百人一首は嫌いじゃないけど、パズルにしちゃうとお手上げ。
そこがややこしくてダメだったけど、あとは全体的に好きな雰...続きを読む囲気。
でもこれ、最初にこんな「百人一首」なんて大きなテーマを持ってきちゃって、2作目以降をどうするんだか。
このシリーズでまたしばらく楽しめそう。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年11月14日

森博嗣のS&Mシリーズとカバーデザイン似てるな、と思ったら一緒の人だった(笑)

百人一首が難解すぎる!
物語の4割近くが歌なんじゃないかというくらいに百人一首が羅列されていた。 真剣に読み込んだ結果、金剛界と胎蔵界が織り成す曼荼羅パズルにも何とか、何とか着いて行けた。 最後に外嶋から投げかけら...続きを読むれた疑問に関しても、
ちょっと、ちょっとだけ分かったような気がした。

事件解決、事件の真相がぶっ飛んでいた。
崇が事件に興味がある割に現場を見ない感じには笑った。何だか勢いで持っていかれた感じがして、非常に評価に困るが、「QED、証明終わり」 という崇の最後の台詞は、物語が締まってカッコよかった。

シリーズ物として、次の巻も読もうと思わせるだけの筆力はあった。

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Posted by ブクログ 2020年02月22日

読書録「QED百人一首の呪」3

著者 高田崇史
出版 講談社文庫

p239より引用
“「いいか、呪というのは『言葉』のことだ。
まさかお前は、言葉も存在しない、とまでは
言わないだろうな」
「馬鹿を言うな。実際こうして使って話して
るじゃねえか」
「それならば、同時に呪も存在する。言葉と
呪は同...続きを読む一のものだ。どちらも相手の脳に向け
て発信される信号だからな。ウイルスのこと
だよ」”

目次より抜粋引用
“うきよのたみに
 ゆくすゑまでは
 ものをこそおもへ
 やどをたちいでて
 たまそちりける”

 博学な変人薬剤師とその後輩を主人公とし
た、長編ミステリ小説。同社刊行作文庫版。
第9回メフィスト賞受賞作。
 年に一度だけ家族全員が集まる大邸宅、そ
この家事を一人で受け持つ女性が一日の後始
末をしているその時、屋敷の主人が切迫した
声で人を呼んだ…。

 上記の引用は、主人公・桑原崇と同級生で
ジャーナリストの会話。
面白くも恐ろしくもある説ではないでしょう
か。言葉の使い方一つで、相手に害を思うよ
うに与えられるなんて、使う人の思うがまま
にされてしまいそうです。世界中に自分の言
葉が伝わる世の中ですので、相手に対して害
を与えるような物言いには気を付けたいもの
ですね。人を呪わば穴二つといいますし、自
分のためにも、使う言葉は選びたいものです。
 百人一首の謎解きというのが、一つのジャ
ンルとして存在しているそうです。巻末に参
考文献が紹介されているので、興味を持たれ
たらそちらからあたると、より深く楽しめる
のではないでしょうか。
 巻末あたりに謎解きの答えの一部がついて
いて、うっかり開いてしまいそうになりまし
た。読まれる時は気を付けてください。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年11月11日

 ひさしぶりの百人一首の謎モノ。楽しかった。
 ミステリー仕立てになっているけど、実は、それはどうでも良かった。いや、物語構成としては、有りだと思う。ミステリーのカラクリや種明かしだけだと、なんとも普通の、どうでも良さそうな話なので(苦笑)。 かといって、百人一首の謎を解き明かす過程と、その解が、ミ...続きを読むステリーの解明に寄与したのか、その関連性は、はなはだ希薄とも言える。

 ので、これがミステリーとして面白いのかはさておき、ということになる。
 とはいえ、百人一首の謎解きとして信憑性があるのかというものフィクション(ミステリー小説のネタ)としての扱いとなり、結局は中途半端な内容ではあるのだけど、百人一首ファンとしては楽しく読める。

 著者の作品は源平の物語を扱った『源平の怨霊』が先であった。その作品とも相通じるように、日本は古来より怨霊(慰撫)信仰に篤かったということと、あらゆることが当時は「呪い」(あるいは”呪い除け“)の発想で成っていたという著者の揺るがない思いが一本の筋となって通っているので、良しとしよう。

 改めて、過去に読んだ林直道氏の本や(本書の中でもたびたび触れられる)、織田正吉氏の著作(未読)、十次魔法陣説を唱えた太田明氏の本などを読み返してみたい。
 本書の唱える「曼陀羅」説も出来上がりは実に美しいな、と思う。

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Posted by ブクログ 2019年07月23日

百人一首コレクターとして有名な会社社長が、自宅で殺された。
一枚の札を握りしめていたため、ダイイングメッセージではないかと捜査していく中で、藤原定家が百人一首に隠した謎が解明されていく。

色んな学者により、百人一首の謎は研究されてきた。
それぞれの時代の代表歌人の代表歌と思われているが、はっきり言...続きを読むってなぜこの歌を?という歌もある。
そして、さらにもっと有名な歌人がいるにも関わらず、その人が選ばれていないことから、定家は百人一首に何を隠したのだろうと研究されている。
この本で述べられている結論はとても納得できるもので、かなり壮大なスケールのもの。
札を並べてみたくなった。

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Posted by ブクログ 2018年09月15日

事件自体は物足りないけれど、百人一首の解釈というか、謎解きには圧倒される。それだけでも読む価値はある。

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Posted by ブクログ 2017年04月15日

百人一首コレクターの社長が自宅で殺された。そして、その手には一枚の札が握りしめられていた……。
登場人物全員にアリバイがあるという設定で、札の意味するダイイングメッセージと、アリバイ崩しものかなと思いながら読み進めていくと、百人一首についての考察が次々と紹介され、百人一首自体にそういった考え方がある...続きを読むのかと、ただただ感心しました。
肝心のミステリの方は、ある登場人物の設定にやや変化球的なものが感じられ、アリバイ崩しものとしてはどうかなといった印象でした。

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Posted by ブクログ 2016年03月26日

歴史のトンデモ説が読みたいなと思って探していたときに、こちらの百人一首の謎のミステリー小説を見つけました。

これは、面白い!ミステリー部分より百人一首の解説のほうが多いかも(笑)でもうまく融合してると思います。

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Posted by ブクログ 2015年09月07日

今更ながら一巻よんだ。
今に比べてやっぱシンプルな気がするが、キャラの感じは変わらなくてなによりだ。

百人一首と曼荼羅の部分は感覚でしかとらえてないけど、魔除けだったりそれが現実の事件につながっていく流れも変わらないのね。

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Posted by ブクログ 2015年04月28日

メフィスト賞受賞作ということで読んでみました。
自分はあまり教養がないので、百人一首の部分は楽しめなかった。

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Posted by ブクログ 2015年03月15日

”QED 百人一首の呪”高田崇史著 講談社文庫(2002/10発売)
(1998/12発売 講談社ノベルスの文庫版。解説:西澤保彦。)

・・・第9回メフィスト賞受賞作。百人一首のコレクターとして有名な会社社長が惨殺された。一枚の札を握りしめて。謎に挑むは博覧強記の薬剤師・桑原祟!

・・・改めて読...続きを読むんでみると百人一首の解釈以外の面でも”えっ!強引じゃね!”という部分も多くありましたが、話の勢いに力強さ・頼もしさを感じました。
変に当り障りのない話より多少、強引な話の方が私の好みに合ってるのだなぁー、と再確認させられました(笑)

・・・講談社のwebサイトで連載されていたコミック版が先月(2015/02)連載終了。
桑原がイケメンな顔になっているのは漫画家が女性だからかなー。

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Posted by ブクログ 2014年06月30日

探偵役が縦横無尽に蘊蓄披露大爆発は嫌いじゃないほうだと思っていたけど、これはちょっと受け付けなかった。ワトスン役の驚き方もやけに棒っぽくて読み進めるのがしんどかったです。タイミングが合わなかったのだろうか。

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Posted by ブクログ 2014年06月26日

再読。結構中身を忘れていたので「百人一首」にこんなにどろどろした背景があるなんて!と新鮮な気持ちで読んだ。過去に読んだ同シリーズの「六歌仙…」と同じく、事件の種明かしはあっさりしたものだが、雑学が面白いので満足。この雑学についてより突っ込んで書かれた本も読んでみたいと思った。
他の人も書いていたとお...続きを読むり、事件はあくまで雑学を展開するためのおまけに過ぎない。

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