【感想・ネタバレ】QED 竹取伝説のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2013年12月21日

QEDシリーズ6作目

竹取物語の作者のくだりはとても興味深いです。
あと、現在の年中行事がどういう意味をもっているのかについての話もとても興味深かったですvv

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Posted by ブクログ 2020年03月09日

読書録「QED竹取伝説」4

著者 高田崇史
出版 講談社文庫

p141より引用
“「しかし」崇は奈々を見た。「ニコチン自
体は、三日間で完全に体外に排出されてしま
うからね。あとは脳がその快感を記憶してい
るだけにすぎない。ということは、それ以降
は単純に脳ー意志ーの問題だからね。そう難
しいこ...続きを読むとじゃないよ……。”

目次より抜粋引用
“竹取の翁といふものありけり
 いとうつくしうして居たり
 はべりけむ身とも知らず
 翁、出でていはく
 おはすらん人々に申給へ”

 博学な変人薬剤師とその後輩を主人公とし
た、長編ミステリ小説。同社刊行作文庫版。
シリーズ第六弾。
 新年から馴染みのバーでグラスを傾け合う
主人公たち、以前に関わった事件について話
は及び…。

 上記の引用は、タバコをやめた主人公・桑
原崇の台詞。
ニコチン中毒というか依存は、ただの習慣な
のかもしれませんね。近頃はめっきりタバコ
を吸える場所もなくなってしまい、肩身の狭
い思いをしている人もいるでしょうが、本当
は三日の我慢で済むと思えば、いつでもられ
そうで少しは気が楽なのではないでしょうか。
欲しくなる気持ちをうまくごまかす方法を探
すのが良さそうですね。
 大きく成功する存在には、必ず何か犠牲が
潜んでいるものなのかもしれないと思わせる
エピソードでした。

ーーーーー

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Posted by ブクログ 2019年06月19日

QED再読第6弾。まさかの外嶋さんが第1発見者、の割には
その後ほとんど登場せず。相変わらずタタルがページ数のほとんどを語り尽くす本。今回のテーマは竹取物語を中心にいつもの騙りと歴史の闇。竹取物語の公達、かぐや姫にモデルがいたとは。帰っていった場所がまさかあそことは。いつも勉強になる。。。

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Posted by ブクログ 2014年10月09日

『本来、人間は個々に存在しているくせに、集団を形成して行動しようとするからおかしくなってしまうのだ。集団には、必ずルールがある。お互いの規則を作らずに生活できるほど、人は他人を思いやることはできないからだ。

しかしその共同体は、必ず変遷していく。だが、ルールだけは変わらずに残る。すると、人がその規...続きを読む則に合わせて生きていかなくてはならなくなってしまう。ルールも変遷させればいいものを、いつの間にか、それには誰も手をつけようとはしなくなってしまう。

社会というものは、そういうものに違いないだろうけれどー本末転倒だ。』

因縁、風習、迷信を歴史から起源をたどり、その根底にある権力社会と差別の構図をあぶりだしながら、謎を解くスタイルはますます磨きがかかって素晴らしい。

竹取物語の起源、面白かったなぁ〜。

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Posted by ブクログ 2013年09月01日

QED第6弾。シリーズの中でもけっこう好きかも。竹取物語と歴史の、公に語り継がれてきたのではない歴史のできごととの結びつきがキレイにまとまっている。と言ったら百人一首だって六歌仙だって東照宮だって好きなんだけど。
ラストシーン、犯人側の業をうつしとるのもいつも通り。歴史をあつかう以上その重みはどうし...続きを読むたって必要なのかもしれない。

途中で奈々ちゃんがタタルさんに「なんか足りないです」ってかみつくところがよかったなあ。解決は「らしい」なぁ〜って感じだったけど、奈々ちゃんが成長している。最近手にぎらないけど確実に進展していてよいですね。
そして今作はお酒がいつも以上においしそう!奈々ちゃんはお酒が強いとこがよいですね。
奈々ちゃんのキャラクタはどこか非現実的で、実際こんな女の子いないよなーと思うし、だからといって男性の理想化された女子像とも言い切れない。それは高田作品の特徴ともいえる部分で、まず謎ありきでそれを構成させるための要素として人間も配置されているから、どこか非人間的な、表側しか描かれていない”役割人間”のような匂いが漂う。それを、パズルの怖さ、と森博嗣が敗け密(だっけ?)の解説で表現していたけど、ハマる人にはくせになる。ぞくぞく。QEDシリーズは随分と物語色が濃く丁寧に語られてはいるけど、それでも高田崇史には物語を作る姿勢としてそういうものが根本にあるのかなと感じる。

東照宮、百人一首、竹取がベスト3かな。竹取は中でも歴史側の語りが堅実で、ごちゃごちゃに散らからずすんなりつながる感じで、特徴だと思う。あ、好きなのはダントツ東照宮です。

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Posted by ブクログ 2012年11月11日

まぁ、相変わらず詳しい説明がずらっと。
面白いし興味深いけど、一度ではとても覚えきれず。
殺人事件との絡ませ方はじゃっかんの強引さを感じるけど中々面白かったです。

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Posted by ブクログ 2014年05月26日

このシリーズは読み終わるとまたすぐに次を読みたくなる。はっ、もしやこれが『呪』なのか。

本当はちゃんとシリーズの順番通りに読みたかったけど店に置いてなかった。が、解説を読む限りやはり順番通りに読むべきだったようだ。

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Posted by ブクログ 2012年01月09日

QEDシリーズ6作目。
前作の「式の密室」からの続きとして色濃いが、もともとシリーズモノとして1作目から読んでいる方が知識の展開がなされていて面白いと思う。今回のテーマはタイトルどおり「竹取物語」。まさか昔話の「竹取物語」が製鉄信仰に繋がってくるとは目から鱗。私的には前作の「式の密室」から俄然このシ...続きを読むリーズが面白くなってきた。

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Posted by ブクログ 2010年02月06日

このQEDシリーズは歴史の考証が奥深くって、納得させられてしまいます。
「お正月」も「節分」も「ひな祭り」も「端午の節句」も実は全然おめでたいものではなかった・・・「松竹梅」もしかり。そんでもって、「かぐや姫」も実は、悲しいお話でこれら全てに「騙り・秘密」が隠されていて・・・。
もうドキドキの連続で...続きを読むした。この本書は前作の「式の密室」から続けて読むとなお面白い。
このシリーズを読んでいると「言霊」や「呪」「騙り」とかでずいぶん隠された歴史をかいま見る事が出来る。「鬼」「怨霊」「土蜘蛛」「河童」・・・これって実は・・・。もう目からウロコ。みたいな感じでしたよ。
このシリーズで私が好きなのは、「東照宮の怨」です。江戸を作るときの天海憎正が仕掛けた巨大な「深秘」。謎。とっても面白かったです!!

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Posted by ブクログ 2009年11月26日

かぐや姫=衣通姫=小野小町
出雲=雲(=蜘蛛、朝廷に逆らう者)が出る場所
笹=砂砂(砂鉄)


タタラ場を風景として使ったもののけって、実はなかなかハードだよなぁ。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

QEDも遂に6冊目である。
今回は、前作「式の密室」が語り終わったその直後からの繋がりという事で、カルデサックからのスタートである。

小松崎が鷹群山の魔のカーブで起こった転落事故に関する話を仕入れてくる。
竹が光って目がくらんで尼川の谷底に転落するという奇妙な事件である。

「竹取物語」の解...続きを読む体に終始する今作は、百人一首の解体よりは百倍面白かった。
弱冠、結論ありきの物証のような気がするのはいつもの話だけれども。(笑)
中々面白い説を提供してくれるじゃないの、なんて割りと好奇心をくすぐられる構成となっておりました。
しかしながら、年中行事を全て「呪」でくくってしまうのはいかがなものかと思うのですが。

そして、今作に面白味を感じたのは、偏にミスティ要素が強かったからだと思う。
織部村に伝わる笹姫様の手毬歌通りに行なわれる猟奇殺人なんて、ちょっと面白いじゃないかっ!
自説を疲労するだけにとどまらず、読者サービスにも長け始めた最近のQEDは、嫌いじゃない。

崇と奈々の関係が、少しずつ軟化しているのもサービスなのだろうか。
少しずつガードを解いている崇が可愛らしい。
しかしながら、どうして奈々と二人でご飯を食べたことを小松崎に内緒にするのだろうか。
あれも一種の照れなのだろうか。
彼ら2人の関係にも注目である。

ラストもそれはもう綺麗な締めだったと思う。
エピローグで世津さんのエピソードを取り上げたのが、また素晴らしい。
1冊として見た時に、非常に綺麗な構成だったように思う。

個人的に奈々の名字である「棚旗」が絶対に関わってくると思ったのに。
あんなに「七夕」を連呼するものだから、崇が何かしらの解釈を加えると思っていただけに、肩透かしをくってしまった。
まだ読みが甘いということなのだろうか。
未だ底が知れないQEDである。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

「鷹群山の笹姫様は…滑って転んで裏庭の、竹の林で右目を突いて、橋のたもとに捨てられた」。不吉な手毬唄が伝わる奥多摩の織部村で、まるで唄をなぞったような猟奇殺人事件が発生。ご存じ桑原崇が事件の謎を解きつつ、「かぐや姫」の正体と『竹取物語』に隠された真実に迫る。
シリーズ第6弾。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

何を隠そうこの作家のこのシリーズの大ファンなわけですが。


ただ現実に起こっている事件を解決するだけでなく、歴史の謎を同時に解き明かしていくミステリーです。
それだけにやはり歴史に興味を持つ人にオススメですが、題材が百人一首とか日光東照宮とか陰陽師とか結構知名度の高いものを選んでいますので、歴史が...続きを読む苦手でも楽しく読めるかもしれません。

本シリーズ六作目となりますこの作品ですが、今回の題材は竹取物語。
奥多摩の大自然の中にある斐田村と織部村の二つの村にまつわる笹姫様の伝説。さして急でもないカーブなのに交通事故が多発する魔のカーブ。その犠牲者が口にする言葉「竹が光った―――」
そこに絡んでくる竹取物語の新事実。作者は誰なのか。なぜ竹から生まれてきたのか。かぐや姫の帰った月とは一体どこなのか。なぜ題名が竹取物語なのか。そして、かぐや姫とは誰なのか。

薬剤師桑原崇と棚旗奈々が再び歴史の謎を解き明かし、今までの常識を覆す歴史ミステリー。是非ご一読あれ。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

QEDシリーズ第6弾。

前作「式の密室」と時事的に連続して物語が始まる、新鮮味のある導入。

この作品のみ単体でも存分に楽しめる作りはさすがパズラーでもある著者の才能を窺わせる。

今回のテーマは日本最初のファンタジーにして世界最古の物語「竹取物語」を歴史の謎に、それに見立てた殺人事件の謎を沿えて...続きを読む語られている。

著者云く「最初の作品から通しで読んでもらいたい」このシリーズ。

私も同感である。

高田崇史氏の呪に染まってみようではないかw

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

竹取物語と七夕に隠された「騙り」が現在に蘇る。この作品の定番である「騙り」が今回も登場します。今回の題材は我々に身近な物語である竹取物語です。竹取物語は非常に押さない時分に「童話」として聞かされ、高校生の時分に「古典」として習います。そして、今、その世界をさらに超越した「高田ワールド」の中で竹取物語...続きを読むの世界を調理してみてください。

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Posted by ブクログ 2010年03月24日

2007/9/2~9/8。QEDシリーズ。竹、ささ、丹、七夕などに潜む歴史の裏側を考察しながら、現在の奥多摩での殺人事件の謎に挑む、タタル。歴史の裏好きにはたまらない一品。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

「鷹群山の笹姫様は……滑って転んで裏庭の、竹の林で右目を突いて、橋のたもとに捨てられた」。不吉な手毬唄が伝わる奥多摩の織部村で、まるで唄をなぞったような猟奇殺人事件が発生。ご存じ桑原崇が事件の鍵を解きつつ、「かぐや姫」の正体と『竹取物語』に隠された真実に迫る。大好評シリーズ第6弾!

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Posted by ブクログ 2017年02月16日

QEDシリーズで一番楽しみにしているのは、タタルこと崇の膨大な知識量にある。
それが学問的に証明されていようがいまいが、まったく関係はない。
ただ、読んでいて面白い。楽しい。
ある箇所ではなるほど・・・と感心し、ある箇所ではまさか・・・と驚く。
そんな楽しみ方ができる物語だ。

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Posted by ブクログ 2017年02月14日

QED-6。魔のカーブ。かぐや姫と織姫と。
いつもにましてボトムアップ。よくわからなくなってきた。
C0193

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Posted by ブクログ 2015年06月29日

相変わらず蘊蓄のところは飛ばし気味で読んだけど、今回は伝説と事件が結構マッチした感じがしました。
伝説の残る田舎っていうフィルターに騙されているかもだけど、田舎育ちとしてはそのフィルターの強力さはわかるので、違和感なく受け入れられました。

このシリーズ読むたびに、もののけ姫を思い浮かべるのは私だけ...続きを読むでしょうか

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