あらすじ
月を祀る神社で続く殺人事件。京都・月読神社で発見された女性の絞殺死体。翌朝には近隣の松尾大社で、女性の兄の死体が鳥居に吊るされる。京都を旅行中の桑原崇と棚旗奈々は、事件を取材中の小松崎良平に謎解きを請われる。古来、日本で、月が「不吉なもの」とされてきた恐るべき理由とは。QED新作。
...続きを読む感情タグBEST3
匿名
物語の
中盤から最後まで、読むことがやめられない面白さでした。月読命は実はそんな解釈があるのかと長い年月で、真実が隠されてしまうこともあるのかと思いました。
Posted by ブクログ
京都西部の松尾大社にまつわる話。
月はなぜ不吉と言われているのか?三つ巴紋の意味とは?
一読後に実際に舞台となった神社などを巡るのが本シリーズのおすすめの楽しみ方。
Posted by ブクログ
久々に読んだQEDシリーズ。
崇と奈々が京都を訪れると、ちょうど行き先の一つ松尾大社で殺人事件が起きていて、事件を取材していた小松崎に謎解きを頼まれる。
ツクヨミに焦点を当てた蘊蓄はなるほどと思ったが、殺人事件の方は相変わらず付け足しみたいな感じで、特に今回は突拍子もない犯人の心情に説得力が感じられなかった。