【感想・ネタバレ】QED ベイカー街の問題のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2012年07月03日

薬剤師が刑事さんより万能過ぎていちいち驚くばかりの刑事さんに笑った。キャラ読み好きなので暗号云々は流し読みしちゃいましたが種明かしするとなるほどですね。ワトスンくんが思う気分が味わえます(笑)単純な事だったりします。ホームズを読んでなくてもタタルくんが全部話してくれるので大丈夫だと思います。

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Posted by ブクログ 2011年08月21日

祟くんは実はシャーロキアンでもあった!?棚旗奈々の先輩、熱烈なシャーロキアンの緑川友紀子が関わる事件に奈々ちゃん、祟くんは巻き込まれていく。今回はホームズ張りの推理を展開する。シャーロック・ホームズに対するオマージュ作品ですね。

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Posted by ブクログ 2023年07月08日

いつもと毛色が違うと思っていたら、解説を読むと意外な共通点があったのですね。
シャーロック・ホームズは子供の頃に読んだ切りで詳しい記憶は殆ど無かったのですが、最近現代版のドラマを見たのでタイミングが良かった。
シャーロキアンのようなマニアックさは持ち合わせていないものの、大人版を読んでみたくなりまし...続きを読むた。

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Posted by ブクログ 2023年02月10日

再読。
殆ど忘れてて新鮮に楽しめました。
推論のくだりは、子供の頃に疑問に思ったことのひとつの解をもらって、良かったです。
次作もまた楽しめそうです。

それにしても毎回カクテルがおいしそうで、ショートグラスを気取って傾けたい気分になります。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年02月17日

毎回論文のような考察と殺人事件が混ざり合うシリーズ。今回はホームズ論に一石を投じる。普段ホームズにあまり興味が無い私からすると衝撃の展開だった。これを読んで以来ホームズを目にすると実はモリアーティなんだよな……、と考えてしまう。ホームズもきちんと読んでみたい。

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Posted by ブクログ 2020年02月22日

読書録「QEDベイカー街の問題」4

著者 高田崇史
出版 講談社文庫

p239より引用
“食生活の偏り、それを正さずして、我慢し
ろだとか忍耐だとか精神力などという、形だ
けのお題目を唱えても、何にもならない。人
間の感情などは、いとも簡単に脳内物質にコ
ントロールされてしまうのだから。”

...続きを読む次より抜粋引用
“冒険
 回想
 生還
 挨拶
 事件簿”

 博学な変人薬剤師とその後輩を主人公とし
た、長編ミステリ小説。同社刊行作文庫版。
シリーズ第三弾。
 雪の降りそうな冬の日、主人公・棚旗奈々
が出勤すると上司と同僚が言い争いをしてい
た。どうやらクリスマスの出勤予定について
のことらしいが…。

 上記の引用は、太り気味な登場人物に対す
る評に関しての一節。
人は飲み食いした物から出来ているというの
は、誰も逃げる事の出来ない真実でしょう。
調子が悪いと感じた時は、体に摂り入れたも
のについて見つめ直すのが、復調への近道な
のではないでしょうか。
 全二作とは少し趣が変わり、海外の古典作
品の謎が扱われています。架空の小説が始ま
りでも、好きが高じて現実へ大きな影響を及
ぼすというのを思うに、オタクやマニアの情
熱は世界を変えるほど強く、世界共通なのか
もしれませんね。

ーーーーー

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Posted by ブクログ 2019年07月27日

ホームズの謎が明らかに…。百人一首と六歌仙が相当時間がかかったのに対し1日で読めてしまうぐらいに簡単な謎解き。
祟の説が正しいのか❓❓

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年06月12日

QEDでタタリが展開する説って、そういう説を唱えている参考文献を元にしているのでしょうか? 
巻末の参考文献の内容まで改めていないので分かりませんが、もし、高田氏が自分で考えた説なら凄いと思う。
今回は、シャーロックホームズにまつわる謎に挑みますが、解き明かした解が凄かった。
そして、それにも増して...続きを読む次から次へと覆される事件の真相はミステリとしても大変面白かった。
シャーロックホームズは、児童書で読んで以来、リズムが合う翻訳本に巡りあえず読破できてないのですが、全巻読みたくなりました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年09月17日

Q.E.Dシリーズの3作目。ずっと本屋で探していたのに見つからず、ようやく読むことができました。

今回のテーマはシャーロックホームズで、いまや古典に域だとは思いますが、それでも百人一首とか六歌仙に比べればはるかに取っつきやすいお話です。(笑)
ていうか、書いてあることがすべて理解できたのは初めてか...続きを読むも・・・
まぁ、昔々にホームズは全部一通り読んでいて、それなりに知識があったから、かもしれませんが。

僕はシャーロキアンではないので、この本で述べられた様々な説がどの程度説得力のあるものかは判断しようがないのですが、どれも興味深いです。

たいして分量もないミステリの内容を巡って、世界中の人が研究をして、いろいろな説を唱えているということ自体がホームズという物語の魅力なんでしょうね。

最近はホームズに限ったことだけでなく、様々な文学作品の内容(背景ではなく)について考察がなされ、ネット上でも激論が交わされます。どの説が正しいとか間違いとかではなく、本書の言葉を借りるなら、みんな「虹を見ている」んだろうなと、そしてそれは一見不毛だし、周りから見れば無意味っぽいけれど、素敵な楽しみなんだと思いました。


それと、メインテーマではないですが、薬物って怖いし難しいなって強く思いました・・・
このシリーズを読んでいると、少しずつ薬物への知識と理解が深まりそうです。

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Posted by ブクログ 2014年07月18日

今まで読んだ中では、一番タタルさんの長い説明が事件と関係していた感があり。シャーロキアンじゃないけど、ホームズは一通り読んでいるから分かるところばかりでそれも面白かった。

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Posted by ブクログ 2014年06月11日

QEDシリーズの中でも異色だったので、何となく今まで読まずに来た。しかし、シリーズ完結がホームズの話ならば、読まぬ訳にはいかぬであろう、と思い読んだ。

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Posted by ブクログ 2013年11月27日

QEDシリーズ3作目

シャーロックホームズを読みたくなりました!

落ち着いたら読みたいと思います!!

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Posted by ブクログ 2012年07月03日

動機とは違うのですが、犯人の心情がどうにも理解できなかったですし、理解したくもありませんでした。ホームズの解の方はおもしろかったので、事件の方もスマートにいってほしかったなあと。ホームズと関連づけるには仕方のないことだったのかもしれないけど。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年02月21日

内容(「BOOK」データベースより)
シャーロキアンのクラブ「ベイカー・ストリート・スモーカーズ」の
パーティーに出席した、桑原崇と棚旗奈々がまきこまれた連続殺人事件。
しかも現場にはダイイング・メッセージが。現実の事件と「ホームズ譚」の謎が交錯する中、
崇の推理がたどりついた真犯人とホームズの秘密...続きを読むとは?

好調シリーズ第3弾。


++++++

タタル&奈々が好き。
ミステリに出てくる女キャラって総じてうっとおしく感じるのですが(笑)
奈々ちゃんは本当に普通の女の子という感じで好きです。

このシリーズは読破したい(*´∇`*)

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Posted by ブクログ 2014年11月08日

海外ドラマ「シャーロック」をみて、久しぶりに読み返す。「聖典」は全然読んでないわけですが…

以前読んだときの印象よりずっと、すっきりした解決でした。
あの時は、多分ホームズの謎の方が面白すぎて、事件はどうでもいいって感じで読み流していたから、事件の印象が、無駄に複雑に見えていたんだと。

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Posted by ブクログ 2010年09月13日

QEDシリーズの3作目。今までの歴史ミステリーとは違って、
 
創作の人物であるシャーロック・ホームズをテーマに

取り扱っている。

そのせいなのか、事件の解明部分は1~2作目よりも

正統派のミステリーになっているように思える。

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Posted by ブクログ 2023年02月10日

ホームズはコナンと大逆転裁判での知識しかないにわかですが、何とかギリギリついていけました。
きっともっと理解出来てた方が面白い気がします。

全編を通して古典文学ならではの議論と言うか…誰にも答えが分からないあの感じ…最高に好きです!
作者様( コナン・ドイル )が本当は何を考えてそうやって描写した...続きを読むのか…気になってしまいます。

事件の方は相変わらず『オマケ』のような感じで、それ以外がメインです。
ホームズ=モリアーティ教授説はにわかの私でも知っている位の説なので、出てきた時に「知ってる!これ知ってる!」と思いましたが、それすらにわかでした…笑

色々な説を読むうちに本当はどうだったのか…とても気になる1冊でした。

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Posted by ブクログ 2022年08月27日

QEDシリーズ第3弾にして異色の一品。タイトルからわかるように、取り上げられるテーマはあの名探偵です。今回も主人公にとっては事件そっちのけでとある核心に迫っていくわけなのですが・・・ネタ、というか薀蓄が相変わらず多く、原作を読み返しながら進むと良い、というか見直さないとわからないところも屡。ラストの...続きを読む「ある核心」では衝撃の事実(結構有名な説のようですが)が明らかに

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年01月05日

今回はシャーロックホームズの謎について。
小学生以来読んでいないシャーロックホームズが題材ということもあって、読むことができるだろうかと思っていたが、さして大きな影響もなく読むことができた。
シャーロックホームズの謎を解く形で、実際の事件の謎も解いていく。むしろ、今回の事件を解きあかすためにホームズ...続きを読むがテーマに選ばれたのではないかと思う。

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Posted by ブクログ 2017年02月16日

コナン・ドイルの手によって世に出たシャーロック・ホームズという人物。
高い観察力と鋭い洞察力を持ち、広範囲にわたる膨大な知識を有している。
それらを論理的に構築し、推理を働かせ真実にたどりつく。
とても魅力的な人物である。
タタルは、ある種タブーともいえる領域に踏み込み、推理を展開していく。
語られ...続きを読むる説は、そこまで読み込むからこそのファンなのだな・・・と妙なところで感心してしまった。

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Posted by ブクログ 2017年02月07日

QED-3
ホームズマニアのサークルで起きた殺人事件。緑川先輩。
ホームズに詳しくなくても取っつきやすく読める。

C0193

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Posted by ブクログ 2015年06月24日

ホームズは一通り読んだくらいで覚えてないので、でてくるネタはふむふむ、と思うくらいなのだが、多重人格をもってこられると、なんかズルされた気になる。

妹とお兄さんのつながりも少し違和感があって、事件は解決したけど、気持ち的にシコリが残った感じ。
でも、シリーズまた読み続けよう、と思う。
その前に1と...続きを読む2を読まなきゃ。

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Posted by ブクログ 2014年06月11日

ホームズはあまり読んだことがないというか、多少読んだ気はしても全く覚えていませんでしたが、ホームズについての考察はとても面白かったです。高田崇史さんの本を始めて読みましたが、流石、専門の知識を活かしたトリックでした。その方面の知識は全く無いので、「ふーん」という感じでしたが。メモが表すモノのみ予想で...続きを読むきました。突っ込みどころはいくつかありましたが、綺麗にまとまってるなーと感じました。

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Posted by ブクログ 2013年09月29日

シャーロキアンの集まりに誘われただけ、だったはずが
またしても事件とこんにちは。
しかも今回は容疑者、という形で。

シャーロック・ホームズは中学校の頃に読みました。
楽しく読んでいた覚えはありますが、これほどまでに深読みできるほど
読みふけってはいませんでした。
単にその都度、犯人はトリックは…程...続きを読む度で。
何だか論文書けそうです。

まったく関係なさそうなジキル氏とハイド氏が出てきたと思ったら
そういう事なのか…と思いきや、またもや推理は違う方へ。
人の記憶は当てにならない、というよりは
人の記憶改竄ってすばらしい、です。

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Posted by ブクログ 2014年05月26日

うーん、イマイチ。
どちらかといえば、日本史よりはホームズの方が興味をそそられるはずなんだが。

何しろ、まるで事件の方がメインの様なんだもの(!)。
主人公・崇の影も薄かった。今回は他でマニアな蘊蓄好きに事欠かないもんだから、正直お株を奪われていたかと。

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Posted by ブクログ 2012年04月23日

今回は歴史ミステリではなく、ホームズにまつわる謎を解き明かす。本筋の事件は別にたいしたことはないが、うんちくはマニアックすぎる。実際の歴史ではないところが異色か。

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Posted by ブクログ 2012年02月18日

前二作とは雰囲気がガラッと変わっています。今までのシリーズの中では一番ミステリ色が強いように感じました。現実に起こる事件とホームズの謎とのバランスが良かったように思います。タタルさんが暴いたホームズの秘密に関しては、私は素直に納得しましたが、シャーロキアンの方々からすると、やはり違った感想になるので...続きを読むしょうか。

しかし、シャーロキアンの方々の活動(と言っていいのかな?)や、ホームズに対するたくさんの諸説など、色々と知ることが出来て、ちょっとした勉強になりました。

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Posted by ブクログ 2011年07月19日

シャーロキアン曰くの聖典はほぼ読んでいる。

しかし、シャーロキアンには程遠い私(笑)
1冊で二度オイシイ、そんな本。

シャーロキアンてなに?
シャーロキアンにはまだまだ、そんな
ホームズファンには別の角度からみたホームズも
垣間見れて面白いと思う。


ホームズを知らなくても楽しめます。

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Posted by ブクログ 2011年06月04日

ホームズは殆ど制覇してるわよ私も…と意気込んで読み始めたら、私なんぞはまだまだシャーロキアンを名乗れないな、と思い知らされました(つ¬`)


ライヘンバッハ以前・以降っていう分け方も知らなかったし、ホームズ=モリアーティっていう説も知らなかったし、ワトソンの記述が矛盾だらけってのも知らなかった…。...続きを読む何か前と言ってること違くね?くらいにしか思ってなかった…。


QEDシリーズは初挑戦だったんですが、肝心のミステリィの部分は正直言って、がっかり…。ホームズの蘊蓄がかなり楽しめたから良かったけど、今後はこのシリーズは手に取らないかな…。
でも、歴史が好きな人には堪らないのかも知れないな〜。



シャーロキアンのパーティーに出席した、桑原崇と棚旗奈々がまきこまれた連続殺人事件。
現場には「さした」と書かれたダイイング・メッセージ。そして、2人目の被害者が体を張って残したのは、「踊る人形」に見立てたダイイングメッセージだった!
崇が披露するホームズの新しい境地と、意外な真犯人とは?

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Posted by ブクログ 2011年07月22日

大学の先輩から誘われたシャーロキアンクラブ「ベイカー・ストリート・スモーカーズ」のパーティーに出席した奈々と崇(タタル)。宴もたけなわ「まだらの紐」寸劇の最中に、殺人事件が起きる。過去にはクラブ会員の自殺があり、そのうえ新たな殺人も…。事件の謎解きと平行してホームズ譚の謎解きもタタルの推理で暴かれて...続きを読むいく。いろんなスタンスのシャーロキアン達が自説を主張しながら討論したり、会話の中にいちいちホームズの台詞を引用するのが面白くて、ついニヤニヤしながら読んでしまった。シャーロキアンなら楽しめる1冊(怒り出す人もいるかもしれないが)。タタルの「つまり、シャーロキアンというのは虹を追っている人のことなんだ」という素敵なセリフも気に入った!馴染みのバー、オリジナルカクテル「シャーロック・ホームズ」は、一見冷徹だが、非常に情熱的で優しい味。ジンとスコッチとドランブイ(蜂蜜含む)を4:3:1でシェイクしたものらしい。う〜ん、ぜひ試してみたい♪あれ?本の感想になってない?

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