播磨国妖綺譚 あきつ鬼の記

播磨国妖綺譚 あきつ鬼の記

800円 (税込)

4pt

3.7

美しく、時に切ない。播磨国で暮らす「陰陽師」の物語

律秀と呂秀は、薬草園をあずかりながら庶民と暮らす、心優しい法師陰陽師の兄弟。ある出来事をきっかけに、彼らは一匹の鬼と出会う。

※この電子書籍は2021年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

播磨国妖綺譚 あきつ鬼の記 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    地元の物語、「播磨」の文字に興味を惹かれて手にとった、読み進めるとこれがしっくりくる、地元ならではの地名や歴史も反映されて親しみが溢れる、私が先週末に訪問した広峰神社、現地に着くと不思議な気分になり今後の展開に興味が湧く、著書の内容についても興味深い何処か心地よさを感じてしまう。時は室町時代、怪異や

    0
    2024年03月10日

    Posted by ブクログ

    単行本で読んで気に入っていた作品が文庫化したので再読。やはりイイなあ。念願の続編刊行も!嬉しすぎる♪

    0
    2024年01月15日

    Posted by ブクログ

    新年1発目はこちら。
    物の怪話なのでちょいとおどろおどろしいモノなのかなと思ったけれど全然そんなことはなく、逆にほのかな暖かみを与えてくれる作品でした。

    呂秀と律秀の関係性が非常に心地良い。
    あきつ鬼も見た目は異形だけどそれに反してなんともいえなない優しさも持っていて、呂秀とのやり取りは微笑ましく

    0
    2025年01月06日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    もっと道満の式神との絡みがあるかと思ってたのに、意外と赤鬼の出番はなく少々がっかり。
    でも兄弟がとても良くて続きも気になる

    0
    2024年11月16日

    Posted by ブクログ

    陰陽師だけれど妖が見えない医者の兄と妖が見える坊主の弟。対称的だけれど二人が力を合わせることで、力を発揮できる。
    陰陽師としては、圧倒的な力を持たず、怪異の背景と原因を解き明かすことで、禍を祓う。
    力のある鬼はなぜ呂秀を新しい主に選んだのか?力の不均衡は、これからどうなるのか?蘆屋道満の子孫という出

    0
    2024年01月07日

    Posted by ブクログ

    陰陽師の兄弟が怪異を倒すのではなく、解きほぐすタイプの連作。弟が使役する式神がグロテスクな化け物なのが、時代に逆らってる感じか。美形か、美形の人間体を持つのが今時でしょうが。もっとも、この化け物はいい味を出しているのだが。

    0
    2023年12月28日

    Posted by ブクログ

    これはSFなのか時代小説なのか?主人公と式神の関係は、昔読んだ「うしおとトラ」を思い出させた。この作品も、今後、壮大な話になっていくのだろうか?

    0
    2023年12月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトル(播磨)が気になって読んでみました。播磨で妖と言えば蘆屋道満よね、ってことで。案の定蘆屋道満関連の作品でヨシ!です。
    兄弟の陰陽師が人の悩みを解決するタイプのありがちと言えばありがちの短編集です。でも読みやすくて私は好きでした。最後の話が個人的には1番好きです。特に大きな盛り上がりがあるわけ

    0
    2025年10月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1439年から描かれる播磨国の式神(あきつ鬼)と薬師(⇨陰陽師?)兄弟の物語、神話の世界を彷彿させる切な系の物語、おそらく嘉吉の変に結びつくのだろう
    医術の才溢れる律秀(兄)と子どもの頃より妖が見える呂秀(弟⇨二人合わせて「呂律」)が病や変事を薬や祈祷で解決し銭を貯めている(目的がある様だ)
    呂秀が

    0
    2024年05月13日

播磨国妖綺譚 あきつ鬼の記 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める SF・ファンタジー

SF・ファンタジー ランキング

上田早夕里 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す