成層圏の墓標

成層圏の墓標

2,090円 (税込)

10pt

日本を代表するSF作家のひとりであり、歴史小説でも人気作を手掛ける著者、2年ぶりの短編集。雨が夜にしか降らなくなった都市を描いた表題作ほか、書下ろし「天窓」「南洋の河太郎」2編など、上田早夕里の真骨頂を味わえる全10編。

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成層圏の墓標 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ・化石屋の少女と夜の影
    ・ヒトに潜むもの
    ・封じられた明日
    ・成層圏の墓標
    ・車夫と三匹の妖狐
    ・龍たちの裔、星を呑む
    ・天窓(書下ろし)
    ・地球をめぐる祖母の回想、あるいは遺言
    ・ゾンビはなぜ笑う
    ・南洋の河太郎(書下ろし)
    SF全10編。久しぶりの上田早夕里。  
    どの作品も面白く読んだが、 

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    様々なタイプの10作品を収めた短篇集。基本的にはSFだが、バリバリのジャンル小説ではなくて、肩肘張らずに読めるタイプの作品だ。
    初出は6篇がアンソロジーシリーズ「異形コレクション」、中国の「春節SF祭り(科幻春晩)」とアンソロジー『地球へのSF』から1篇ずつ、そして2篇が書き下ろしだ。アンソロジーに

    0
    2025年08月04日

    Posted by ブクログ

    化石屋の少女と夜の影
    ヒトに潜むもの
    封じられた明日
    成層圏の墓標
    車夫と三匹の妖狐
    龍たちの裔、星を呑む
    天窓
    地球をめぐる祖母の回想、あるいは遺言
    ゾンビはなぜ笑う
    南洋の河太郎

    いつのながら、上田早友里さんの異端者物語は面白い。
    この短編集もどれをとっても外れなし。面白かった。

    お薦めはす

    0
    2025年07月07日

    Posted by ブクログ

    読み応えのある小説でした。
    南洋の河太郎は河童をテーマにしたストーリーですが、リアルで説得力のある内容になってました。

    0
    2025年06月15日

    Posted by ブクログ

    独特で不思議な世界観を感じる短編集。

    「化石屋の少女と夜の影」この最初の話からいつの時代のことなのか?と思いながら読み始め、短篇なのが少し物足りなく感じる。

    表題作の「成層圏の墓標」は、ここ数年の危ぶまれそうな気象から考えられそうな未知の話のよう。
    雨坊(アメボウ)は人間から記憶を吸い取り雲の中

    0
    2025年10月09日

    Posted by ブクログ

    SF×純文、みたいなこの独特の読み口、とても好きなんだよなあ。
    上田早夕里さんは長編よりも短編集のほうが好きかも。
    忘れた頃にまた読みたくなる、そんな文章の作家さんだなあと思っています。

    0
    2025年09月03日

    Posted by ブクログ

    表紙からの印象とは異なり、SF短編集だったので少し驚いた。もう少し奥行きがほしいと思ってしまったが、現代の日常から時代ものまで、想像力の対象が割と幅広いのはよかった。

    0
    2025年06月22日

    Posted by ブクログ

    アイディアが面白くて軽くSF読むにはちょうどいいけど、キャラクターに魅力が薄くて単調だった。舞台は面白いのに短編だと盛り上がる前に終わっちゃうのも残念。
    難解な用語も多く出てくるのにするすると読ませるし、荒唐無稽でも場面が想像できるので、上田早夕里さんは文章力がすごいと改めて実感。

    0
    2025年06月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短編、中編集。
    どれもこれもしんみりと、泣きたくなるような、それでいてSF度が濃い目でまさに射抜かれたという感想です。
    現実的な部分を踏襲しつつ、超非現実的な近未来(?!)でしかも、歴史をキチンと捉えつつ、読者の知識や記憶や想像力を熱く厚く、刺激を与えるこの一冊、私の記憶と記録に残る本となりました。

    0
    2025年05月29日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中短編10作
    どこを切り取っても作者らしい解釈で、その世界観は唯一無二だろう
    単に悲観的なだけではなく、そこにある人情模様というか、ベタベタするわけじゃないけど突き放さない、絶望の中に光を探す、そういうところが好き

    0
    2025年06月12日

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