八月の路上に捨てる

八月の路上に捨てる

作者名 :
通常価格 509円 (税込)
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作品内容

30歳の誕生日に、妻と離婚する予定の敦。暑いさなか、自動販売機に飲料缶を補充する仕事に回る車内で、同僚のシングルマザー・水城さんに、敦は結婚生活の顛末を尋ねられるまま語りはじめる…。ほんの僅かずつ掛け違っていく夫婦を描いた、第135回芥川賞受賞の表題作。ほか、働く男女の暮らしを淡々と描き出す「貝からみる風景」、妊娠中の娘が実家に戻ってきたのを機に煙草との離脱を決意した男の進行形禁煙小説「安定期つれづれ」を収録。

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
168ページ
電子版発売日
2012年04月27日
紙の本の発売
2009年08月
コンテンツ形式
EPUB

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「八月の路上に捨てる」のユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2010年08月04日

2010.08.07 A

「八月の路上に捨てる」:表題作。敦と知恵子の関係、特に喧嘩のシーンが秀逸、リアル。
だからお互いに欲しいのは…、のくだりが、本当に素晴らしい表現。
水城さんみたいな人でも、また誰かと居たくなるのか、と考えさせられた。

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Posted by ブクログ 2009年09月27日

伊藤たかみは、青春もの(学生の甘酸っぱい感じ)の小説しか読んだことがなくて、大人が主役だと、このひとはどんな物語を書くのだろうと思っていた。この本に、すごく胸をつく一文がのっていた。その一文からタイトルがきている。その一文のための小説のような気がした。主人公は紛れもなく大人。何者にでもなれると信じて...続きを読む

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Posted by ブクログ 2009年08月29日

 ああ、わかるなあ、ほんと、結婚生活ってこういうところあるよなあ…・・と、少しずつ、大切に文章を拾っていきながら読みました。
 初めの一つからずれて置かれた上に、積み木を積み上げていくような結婚生活。グラグラと揺れながら積み上がっていく危うさ。初めから積み直せばいいのに、もう、面倒臭くてそれも出来ず...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年04月02日

1日のなかに濃い人間ドラマが描かれてた。
綺麗な文章だなあ。読んでる間、ストーリーの展開というより、言葉の紡ぎかたに幸せを感じました。

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Posted by ブクログ 2012年10月27日

どこにでもある日常の些細なさざ波を、ほのぼのとした語り口で描いた作品集です。どの作品も心温まる話というわけではないのですが、文体が清々しくて読んでいて気持ちが良くなります。ほんのり口角が上がる可笑しさがあります。まるで昭和のホームドラマのようです。

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