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新・芥川賞作家の鮮烈な青春小説。人の心に触れる親指……。「僕はこれ以上、とても十七歳でいられない。色んなものが煙のように消えたこの季節から、一刻も早く別れを告げたいと思った。十七歳であることを憎んだ。」――いびつな、長すぎる、僕の左手の親指は、携帯メールの早打ちが出来る。そして、他人の心に触れることも。顔に傷を負ったみゆき、家族から孤立する清春ら友人たちと、「いまいましい若さ」を共有しながら過ごした17歳の日々。『ミカ!』『ぎぶそん』など、児童文学でも注目を浴びる芥川賞作家が描く、鮮烈な青春小説。
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Posted by ブクログ
書店で、なんとなく手にとったものの、買ってからは、表紙の絵が気にいらず、積読状態だった。読むものがなくなって、やっと読み始めたら、おもしろい!あ、ミカ×ミカの作者だったのか、気づかなかったー。ミカ×ミカも好きだったけど、これも、自分が高校生だったときを思い出して、懐かしい感じ。こんなぐだぐだ高校生だったなあ。あ、同い年だと思って、ウィキで調べたら、本当に小学校の同窓生だったことが判明。え?伊藤たかみって本名かな?伊藤くんて子はいたけど。確認したーい。今めっちゃ気になってます。また、内容とは関係ない感想を書いてしまった・・・
後日談:小学校のときの同級生に確認したら、本当に本人で同じクラスになったことのある男の子だった。で、他の作品も読んだら、明らかに私とのエピソードである部分や友人とのエピソードも発見。そうかあ、あの伊藤くんが・・・
Posted by ブクログ
カラオケいって。マン喫いって。マックいって。たこ焼き食って。メールして。メールして。セックスして。メールして。炭酸飲んで。メールして。夢はどこにあって。自分はどこにあって。ここはどこにあるのか。このあいだ。高校卒業したての後輩の女の子が話していたようなこと。その子の行動や思考。これが今の現実。すべての子がそうだとはもちろん言わない。けれどもやっぱり雰囲気は伝わる。そういう世代の。その子もなんだか不安でたまらなそうな顔だった。メールの数とやった数と待っていること。背伸びすること。馬鹿にしないで。みたいな光線がときどきオンオフする。馬鹿になんかこれっぽっちもしていないけど。そうなっちゃう。めちゃくちゃ。わかる。東京にあって東京にないものがわかる頃になると。いろいろどーでもよくなっちゃう。それだって辛いのだ。言ってみれば人というものは耐えることがいちばんキツイのじゃ。とか。
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