海外文学の検索結果

非表示の作品があります

  • 不思議な薬草箱 魔女・グリム・伝説・聖書
    値引きあり

    不思議な薬草箱 魔女・グリム・伝説・聖書

    小説・文芸
    4.0
    1巻825円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大好評、そしてロングセラー『魔女の薬草箱』の姉妹本がついに登場しました。 今回は「薬草」を縦糸に、「魔女・グリム・伝説・聖書」を横糸に構成した内容です。 「魔女」やさまざまな「伝説」が生み出された背景を「薬草」をキーワードに解き明かす、ちょっと風変わりな文化考。 目次 第1章 グリム童話 魔女と薬草 1「白雪姫」──白雪姫の継母は魔女か・セイヨウリンゴ 2「ネズの木の話」──甦りの木・セイヨウネズ 3「いばら姫」──「賢い女」は魔女か・イヌバラ 4「六羽の白鳥」──呪いを解く草花・ハナニラ/アストランティア・マヨール 5「ラプンツェル」──金髪の娘と魔法使いの女・フェルトザラート 6「ホレおばさん」──祝福されたニワトコの木・セイヨウニワトコ 第2章 ドイツの伝説 魔女と不思議な植物 1「ドリュベックの若者」──ヴァルプルギスの夜と薬草・魔女草 2「魔女ヴァーテリンデ」──薬草摘みの乙女 3「アルラウネ」──フィクションになった植物・マンドラゴラ 4「コルヴァイ修道院のユリ」──死とつながる花・ユリ 5「ジークフリートの死」──竜の血とボダイジュの葉・ セイヨウボダイジュ 第3章 聖書 古い時代の植物 1 雅歌 ──ザクロの片割れのような頬・ザクロ/ナルド/没薬/乳香/ヘンナ 2 過越祭 ──最後の晩餐のメニュー・ホースラディッシュ(セイヨウワサビ)/ニガヨモギ/クレソン(オランダミズカラシ) 3 十分の一税 ──支払いは薬草で ハッカ/イノンド(ディル)/ウンコウ(ヘンルーダ)/クミン 附録・ドイツの薬草園と魔女迫害の跡地を訪ねる 薬草園 1 修道院の薬草園 ミヒャエルシュタイン修道院/メムレーベン修道院/ベネディクトボイエルン修道院 2 大学の薬草園 ヴュルツブルク大学植物園/ハンブルク大学植物園/ベルリン自由大学植物園 3 薬事博物館 ハイデルベルク薬事博物館/インゴルシュタット薬事歴史博物館 4 ヒルデガルトの薬草園 魔女迫害の跡地 魔女の塔(1)ゲルンハオゼン 魔女の塔(2)イトシュタイン 魔女の牢獄 エッシュヴェーゲ 魔女の家 バンベルク ドイツ最後の魔女裁判の地 ケンプテン
  • 白痴1

    白痴

    小説・文芸
    4.3
    1~3巻825~1,045円 (税込)
    初冬のペテルブルグに姿を現した外国帰りの青年ムィシキン公爵。莫大な遺産を相続した彼をめぐり、高慢な美女ナスターシヤ、誇り高き令嬢アグラーヤ、血気盛んな商人ロゴージンなどが織りなす人間模様。ドストエフスキー五大長篇中もっともロマンとサスペンスに満ちた傑作、新訳決定版。
  • 名誉領事

    名誉領事

    小説・文芸
    -
    1巻825円 (税込)
    南米共産ゲリラによる誘拐事件を素材に描く、米大使と誤認されゲリラに拉致された英名誉領事、ゲリラに共感を示す若い医師、教会を捨てた元司祭のゲリラらが織りなす愛と欲望、信仰と罪の物語!
  • フランダースの犬

    フランダースの犬

    小説・文芸
    4.4
    1巻814円 (税込)
    幼い少年ネロと老犬パトラッシュの深い友情を描いた名作。牛乳運びの仕事をする貧しいネロは、見ることのできないルーベンスの名画に心をかきたてられます。表題作のほかに、美しい年代物のストーブをつよく愛するあまり、そのストーブの中にかくれて旅をすることになった少年の物語「ニュルンベルクのストーブ」を収録。

    試し読み

    フォロー
  • スウ姉さん

    スウ姉さん

    小説・文芸
    3.3
    1巻814円 (税込)
    ピアニストを目指しながらも、亡き母に代わって家族の世話を強いられるスウ姉さん。父の銀行が破綻し、恋人が去ってもなお、持ち前のユーモアを支えに、与えられた場所でタフに生きていく。『少女パレアナ』のエレナ・ポーターが、世界中の女性に捧げた物語を、この作品を深く愛した翻訳家・村岡花子の名訳で贈る。
  • 変身/掟の前で 他2編

    変身/掟の前で 他2編

    ある朝、不安な夢から目を覚ますと、グレーゴル・ザムザは、自分がベッドのなかで馬鹿でかい虫に変わっているのに気がついた……家族の物語を虫の視点で描いた「変身」。もっともカフカ的な「掟の前で」。カフカがひと晩で書きあげ、カフカがカフカになった「判決」。そしてサルが「アカデミーで報告する」。20世紀文学を代表する作家カフカの傑作4編を、もっとも新しい〈史的批判版〉にもとづいた翻訳で贈る。
  • ボヴァリー夫人

    ボヴァリー夫人

    小説・文芸
    3.6
    1巻814円 (税込)
    田舎医者ボヴァリーの美しい妻エマが、凡庸な夫との単調な生活に死ぬほど退屈し、生れつきの恋を恋する空想癖から、情熱にかられて虚栄と不倫を重ね、ついに身を滅ぼすにいたる悲劇。厳正な客観描写をもって分析表現し、リアリズム文学の旗印となった名作である。本書が風俗壊乱のかどで起訴され、法廷に立った作者が「ボヴァリー夫人は私だ」と言ったのは、あまりにも有名である。
  • ムツェンスク郡のマクベス夫人

    ムツェンスク郡のマクベス夫人

    ニコライ・セミョーノヴィチ・レスコーフによる作品。
  • 秘密の花園【電子特典付き】

    秘密の花園【電子特典付き】

    インドで両親を亡くし、イギリスに住む親戚に引き取られたメアリ。広い屋敷のなかでひとりぼっちの彼女は、庭を散策するうちに、閉ざされた庭園を見つける。ひょんなことから鍵を手に入れ、世話係のマーサの弟、ディコンと一緒に、その庭の手入れを始めることに。さらに、屋敷内に存在が隠されていたいとこのコリンも加わり、庭の再生に熱中していく。3人が体験した奇跡とは――。世界中で愛される、児童文学の最高傑作。 ※電子特別版として「秘密の花園」(1911年)のもとになったといわれる、短編「青い花の国」(1904年)を収録しています。
  • シャーロック・ホームズの回想

    シャーロック・ホームズの回想

    小説・文芸
    4.2
    1巻803円 (税込)
    ホームズとモリアーティ教授との死闘を描いた問題作「最後の事件」を含む第2短編集。ホームズの若き日の冒険など、第1作を超える衝撃作が目白押し。発表当時に削除された「ボール箱」も収録。
  • 夜はやさし(上)

    「夜はやさし」シリーズ

    小説・文芸
    3.8
    1~2巻803~836円 (税込)
    若き優秀な精神科医ディックは、富豪の美しい娘ニコルと出会う。医師と患者という垣根を越えて、恋に落ち、結婚した二人。富も名声も持ち、人を惹きつけて止まないこの夫婦は、多くの友人から敬われ慕われていた。二人の子に恵まれ結婚生活も順調に思われたリヴィエラでの夏、若き女優ローズマリーが現れディックに激しい恋をしたことから、彼らの運命が大きく揺さぶられ始める――。自伝的色彩を強く放つ、著者最大の長篇傑作。
  • ベンジャミン・バトン 数奇な人生

    ベンジャミン・バトン 数奇な人生

    小説・文芸
    3.6
    1巻803円 (税込)
    老人として生まれ、若者へと時間を逆行して生きるベンジャミン・バトン。しかしその心は同世代の人間と変わらず、青春時代の苦悩や恋愛や結婚を経験し、戦争などの逆境に果敢に挑んでいく。不思議な人生を歩みつづける彼を、最後に待つものは……。(「ベンジャミン・バトン」)20世紀を代表する伝説的な作家による、ロマンあふれるファンタスティックな作品を集めた傑作選。
  • フランケンシュタイン

    フランケンシュタイン

    小説・文芸
    3.9
    1巻799円 (税込)
    11月も雨のわびしい夜、消えかかる蝋燭の薄明かりの下でそれは誕生した。解剖室などから各器官を寄せ集め、つぎはぎされた身体。血管や筋のひとつひとつが透けて見える黄色い皮膚。そして、茶色くうるんだ目。若き天才科学者フランケンシュタインが生命の真理を窮めて創りあげたもの、それがこの見るもおぞましい怪物だったとは! 無生物に生を与える実験の、しかしあまりに醜悪な結果に、彼はこの生き物を見捨てて逃げ去るのだが……。いくたの映画やドラマ、小説等を通じ、あまりに有名な不朽の名作。
  • ペドロ・パラモ

    ペドロ・パラモ

    小説・文芸
    4.4
    1巻792円 (税込)
    ペドロ・パラモという名の,顔も知らぬ父親を探して「おれ」はコマラに辿りつく.しかしそこは,ひそかなささめきに包まれた死者ばかりの町だった…….生者と死者が混交し,現在と過去が交錯する前衛的な手法によって紛れもないメキシコの現実を描き出し,ラテンアメリカ文学ブームの先駆けとなった古典的名作.(解説 杉山 晃)※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

    試し読み

    フォロー
  • 死せる魂(上)
    完結

    死せる魂

    小説・文芸
    4.3
    全3巻792~858円 (税込)
    詐欺師チチコフは戸籍面では生きていることになっている死んだ農奴を買いあつめて,これを抵当にして銀行から金を引出すため,ロシア各地を遍歴する.作者はこの遍歴のなかで,随所に道徳的破綻者を発見し,それに対して鋭い社会的解剖を加え,腐敗したロシアの全貌と,その生活につつまれた「夢」とを白日の下に暴露して,誤った社会制度と国家組織に痛烈な批判を下す.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

    試し読み

    フォロー
  • 【電子特典付き】穴 HOLES

    【電子特典付き】穴 HOLES

    小説・文芸
    -
    1巻792円 (税込)
    全米図書賞、ニューベリー賞他受賞の傑作。 生きる勇気が湧いてくる 世代を問わず愛されるベスト&ロングセラー 無実の罪で少年たちの矯正キャンプに放りこまれたスタンリー。かちんこちんの焼ける大地に1日1つ、でっかい穴を掘らされる。この苦行は人格形成のためとはいうが、本当はそうではないらしい。ある日とうとう決死の脱出。友情とプライドをかけ、どことも知れない「約束の地」をめざして、穴の向こうへ踏み出した。 友情と感動の物語! ※電子版には特典として、著者による裏話「ルイスの、ちょっと種明かし」「HOLESの、耳寄りな十の小ネタ」が収録されています。
  • ビアス短篇集

    ビアス短篇集

    小説・文芸
    4.3
    1巻792円 (税込)
    『悪魔の辞典』のビアス(1842-1914)はまた,芥川龍之介が「短編小説を組み立てさせれば彼ほど鋭い技巧家は少ない」と評した短篇小説の名手である.北軍の義勇兵として南北戦争の激戦地を転戦したビアスは,そこで人間の生死をつぶさに眺め,人間をみつめ,社会を知った.短篇集『いのちの半ばに』他から秀作15篇を収録.

    試し読み

    フォロー
  • 月と篝火

    月と篝火

    小説・文芸
    3.9
    1巻792円 (税込)
    イタリアの寒村に生まれ育った私生児の〈ぼく〉は,下男から身を起こし,アメリカを彷徨ったすえ,故郷の丘へ帰ってきた――.戦争の惨禍,ファシズムとレジスタンス,死んでいった人々,生き残った貧しい者たち……そこに繰り広げられる惨劇や痛ましい現実を描きながらも美しい,パヴェーゼ(1908-50)最後の長篇小説にして最高傑作.

    試し読み

    フォロー
  • ほんとうの空色

    ほんとうの空色

    小説・文芸
    4.1
    1巻792円 (税込)
    貧しい母親と2人暮らしの少年フェルコーは絵が得意だが,絵具を持っていない.ある日,野原の花のしるで青い絵具をつくり,空を描いた少年は,つぎつぎと不思議な出来事にめぐりあう.少年の淡い恋を描く,みずみずしいハンガリーの名作.

    試し読み

    フォロー
  • シェイクスピア物語

    シェイクスピア物語

    小説・文芸
    3.8
    1巻792円 (税込)
    有名なシェイクスピアの戯曲を,ラム姉弟が原典の大切な表現を生かしながら少年少女のために書き下ろした物語.4大悲劇「ハムレット」「リア王」「オセロ」「マクベス」を初めとして,「ロミオとジュリエット」「ヴェニスの商人」「夏の夜の夢」など,11編.

    試し読み

    フォロー
  • 少年キム 上

    少年キム

    小説・文芸
    3.7
    1~2巻792~836円 (税込)
    舞台は十九世紀、英領インド。イギリス人の孤児キムは、チベットからきたラマと〈矢の川〉を探す旅に出る。やがて才能を見出されて、優秀なスパイとして育てられたキムは、大国の覇権争いのただなかに身を投じるが……。天才キプリングが少年の数奇な運命を描き、インドの豊かな風景と多彩な人びとを活写した、大河冒険小説。(黒田硫黄・画)

    試し読み

    フォロー
  • 麻薬書簡 再現版

    麻薬書簡 再現版

    ビートニク文学の代表的存在である二人による書簡集。ヤーヘと呼ばれる究極のドラッグを求めて南米へ二度にわたって旅だったバロウズと、やはり南米を旅したギンズバーグの手紙からなる。どこまでが実際の手紙で、どこからが後の創作なのか。オリジナルの手紙原稿にさかのぼって校訂し、追加材料をまとめた最新の増補改訂版。
  • リチャード三世

    リチャード三世

    小説・文芸
    3.8
    1巻792円 (税込)
    15世紀後半のイギリス、ランカスター家とヨーク家の王位争奪を中心とする封建貴族間の内乱=薔薇戦争に取材した史劇。恐るべき残忍、知謀、豪胆-王位簒奪の野望を抱き、権謀術数の限りを尽くしたグロースター公リチャード(リチャード3世)は、しばしば名優たちの当たり役となった。1952-53年頃の作。
  • アメリカ

    アメリカ

    小説・文芸
    4.4
    1巻792円 (税込)
    年上の女に誘惑され愛されたばかりに、両親にやっかいばらいにされたカール少年は故国ドイツを追われアメリカに渡った。やっとのことでニューヨークの伯父にめぐりあい、面倒をみてもらえるようになったのもつかの間、何とも不可解な理由で伯父の家からも追い出される。追放されつづけるカール少年は放浪の旅に出るが……。冒険、裏切り、そして転落――。軽妙に描かれるカフカ的冒険小説。カフカ文学への入門書としても最適な1冊。
  • アンティゴネー

    アンティゴネー

    小説・文芸
    4.0
    1巻792円 (税込)
    「私は憎しみを共にするのではなく、愛を共にするよう生まれついているのです」――祖国に攻め寄せて倒れた兄の埋葬を、叔父王の命に背き独り行うアンティゴネー。王女は亡国の叛逆者か、気高き愛の具現者か。『オイディプース王』『コローノスのオイディプース』と連鎖する悲劇の終幕は、人間の運命と葛藤の彼岸を目指す。新訳。
  • 闇の奥

    闇の奥

    小説・文芸
    3.7
    1巻792円 (税込)
    アフリカの奥地に象牙採集をする人々の上に起こった事件を作者自身の体験にもとづいて書いた作品。『颱風』『青春』と共にコンラッドの中短篇の代表作であるが、作品の芸術的根強さにおいて他の二つを凌ぐ。ここには作者の原始に対する驚異と文明に対する呪詛とが熱病のような激しさであらわされている。
  • 八十日間世界一周(上)

    八十日間世界一周

    小説・文芸
    4.1
    1~2巻792円 (税込)
    1872年のロンドン、謎の紳士フォッグ氏は、《改革クラブ》の友人と大金2万ポンドの賭けをした。それは80日間あれば世界を1周できるというものだった。成功に絶対の自信をもつフォッグ氏は、フランス人の召使いパスパルトゥーを従えて出発。全財産とプライドを賭けた旅が始まった! 『海底二万里』、『二年間の休暇』など、SF小説の先駆者であり冒険小説で有名なジュール・ヴェルヌの代表作。【光文社古典新訳文庫】
  • 1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編

    1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編

    小説・文芸
    4.1
    1巻792円 (税込)
    めまぐるしいオフィス風景をユーモラスに描く「多忙な株式仲買人のロマンス」、若く貧しい芸術家たちの姿を描いた「最後の一葉」、表題作の「1ドルの価値」。O・ヘンリーはアメリカの原風景とも呼べるかつての南部から、開拓期の荒々しさが残る西部、大都会ニューヨークなど、さまざまに舞台を移しながら多彩な作品を生み出した。世界各国で読み継がれる代表作のほか、知られざる作品も新訳で登場。心に染み入る珠玉の23編。【光文社古典新訳文庫】
  • 宝島

    宝島

    死んだ老海賊の遺留品から「宝島」の地図を手に入れた少年ジム・ホーキンズは、医者のリヴジー先生や一本足の船乗りシルヴァーらと財宝を探しに孤島に向けて出帆した。ところが海賊どもの反乱が勃発。敵は十九名、ジムの味方は六名。息を呑む銃撃戦、恐怖の単独行の果て、ついにジムは宝のありかにたどり着くが……。読み継がれてきた不朽の冒険物語が鮮やかな新訳で待望の刊行。
  • ある流刑地の話

    ある流刑地の話

    小説・文芸
    4.0
    1巻781円 (税込)
    荒涼たる砂漠に組み立てられた奇怪な死刑執行台。無数の歯車と針のついたこの装置でまもなくひとりの男が処刑される。旅人はこの完璧な機械の説明をうけるのだが……。表題作ほか「二つの対話」「観察」「判決」「村の医者」「断食芸人」「ある犬の探究」を収録。ちょっと不気味な傑作短篇集。
  • トウェイン完訳コレクション 不思議な少年44号

    トウェイン完訳コレクション 不思議な少年44号

    小説・文芸
    3.5
    1巻781円 (税込)
    ある日突然村に現れた44号と名乗る少年には、並外れた腕力の他に、他人の心を読み、時空を旅するという信じられない能力が隠されていた。同名異本も存在するが、本作はトウェインの手による決定版の完訳! ※本作品は一九九四年六月、小社より刊行された単行本を改題の上、文庫化したものが底本です。
  • 赤毛のアン―赤毛のアン・シリーズ1―

    赤毛のアン・シリーズ

    小説・文芸
    4.4
    1~10巻781~990円 (税込)
    ちょっとした手違いから、グリン・ゲイブルスの老兄妹に引き取られたやせっぽちの孤児アン。初めは戸惑っていた2人も、明るいアンを愛するようになり、夢のように美しいプリンス・エドワード島の自然の中で、アンは少女から乙女へと成長してゆく――。愛に飢えた、元気な人参あたまのアンが巻き起す愉快な事件の数々に、人生の厳しさと温かい人情が織りこまれた永遠の名作。
  • エミリーはのぼる(新潮文庫)

    エミリーはのぼる(新潮文庫)

    小説・文芸
    3.7
    1巻781円 (税込)
    威厳正しいエリザベス伯母、優しいローラ伯母、批評家カーペンター先生、イルゼ、テディ……。美しい自然と人びとの愛情に恵まれたニュー・ムーンで、エミリーは「ひらめき」に従って創作に励み、雑誌社に送り続ける。「アルプスの道の頂上」にのぼっていこうと努力する彼女の姿には、著者の恐ろしいまでの文学への敬愛とたゆみない勉強がうかがわれる。エミリー・シリーズ第二作。
  • 新訳 少女ポリアンナ

    新訳 少女ポリアンナ

    小説・文芸
    4.7
    1巻781円 (税込)
    両親をなくし、ひとりぼっちで叔母の家に引き取られた少女・ポリアンナ。亡き父との約束「何でもうれしいゲーム」を通して、町中の人たちや、かたくなだった叔母の心をとかしていく……。
  • 寄宿生テルレスの混乱

    寄宿生テルレスの混乱

    小説・文芸
    3.7
    1巻775円 (税込)
    お金を盗んだ美少年バジーニが、同級生に罰としていじめられている。傍観していたテルレスは、ある日突然、性的衝動に襲われる……。寄宿学校を舞台に、言葉ではうまく表わしきれない思春期の少年たちの、心理と意識の揺れを描く。「知性はどうやってサディズムに転じるのか。耽美主義はどうやってテロに転じるのか。無意識の大陸を発見した“第二のコロンブス”ムージルが、クールに描いたボーイズラブの古典」(訳者)
  • だまされた女/すげかえられた首

    だまされた女/すげかえられた首

    小説・文芸
    3.9
    1巻775円 (税込)
    アメリカ人青年に恋した初老の未亡人は、再び男性を愛する喜びに目覚めたのだが……(「だまされた女」)。インドの伝説の村、頭脳の優れた青年と見事な肉体の若者が美しい腰の娘に出会う。娘は女になり、目覚めた愛欲が引き起こす混乱の結末とは(「すげかえられた首」)。女盛りに向かって上りつめる女と、老いのなかでいまいちど情熱に燃える女の、対照的なエロスの魔力。
  • アンネの童話

    アンネの童話

    酒井駒子による小さな絵本として生まれ変わります! アンネは隠れ家にいる間、童話やエッセイを書き遺している。中川李枝子の訳に酒井駒子の描きおろしの絵を加え、甦る。解説・小川洋子
  • ハックルベリー・フィンの冒険(上)

    ハックルベリー・フィンの冒険

    19世紀のアメリカ南部。何ものにもとらわれない自然児のハックルベリー・フィンは、ダグラスさんの未亡人の家での生活にも、学校の勉強にもうんざり。乱暴者の父親からも逃げ出して、黒人奴隷のジムとともにミシシッピー川を下る旅に出る--。アメリカ文学史上に燦然と輝く名作が、読みやすい新訳でよみがえる! <世界の名作 小学上級・中学から すべての漢字にふりがなつき>
  • 二人の若妻の手記
    NEW

    二人の若妻の手記

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    バルザックの小説のなかでも珍らしい書簡体の形式をそなえ、きわめて手ぎわよくまとめられた作品。その文体も若々しいみずみずしさにあふれている。この小説のモチーフをなすものは、互いに「牝鹿さん」と呼び合っている仲のよい二人の娘――金髪のルイズと栗毛のルネ――との、いちじるしいコントラストを示す結婚生活である。この二人の女性はほぼ同時にカルメル会の修道院を出て、一人はパリの社交界にはなばなしくデビューし、激しい情熱のおもむくままに恋愛結婚を選び、一人は草深いプロヴァンスの片田舎で、個性的な結婚を受け入れる。喜びや不安や、希望や落胆の交錯するそれぞれの生活を、この二人の女性はときにはあふれるばかりの誇りをもって、ときには軽い嫉妬や非難をこめて、ことこまかに書き送る……。
  • 本当の話

    本当の話

    小説・文芸
    3.7
    1巻770円 (税込)
    『法の精神』の著者が挑んだ異色の小説.バッカス祭の酒宴で語られるのは,奇想天外な輪廻転生譚.家畜,奴隷,暴君,宮廷人など,次々と姿を変えながら,苛酷な社会をしたたかに生き抜く語り手たち.彼らの物語は,人間の愚かしさ,欲望の際限なさを,皮肉とユーモアを交えて鮮やかに描き出す.思想史に新たな光を投げかける一作.

    試し読み

    フォロー
  • 絶対の探求

    絶対の探求

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    フランスの王政復古の地方都市を舞台に、「絶対」の研究に憑かれ、果てしない情熱でもってそれに打ち込むバルタザール・クラース。裕福だった財産は底をつき、妻ジョゼフィーヌはひたすら夫に献身し犠牲をはらいながら倒れ、娘マルグリットは何とか家を立て直そうと必死になる。だがこのクラース家のドラマは、破滅に向かってひたすら驀進する男の姿の前に音をたてて壊れる。「憑かれた人間」を描いたバルザックの代表作。
  • マンハッタンの哀愁

    マンハッタンの哀愁

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    「四十歳になって、突然私は女たちを理解したいという欲求に駆られた。そのときまで、私は小説のなかで女を、男の登場人物の単なる相手役にすぎないような扱い方をしていた。しかし、実のところ、私は一種類の女しか知らなかったのだ。急に、他の女たちとも出会いたいと思った……デニーズと出会ってから、私は以前とおなじ目線で女と愛をもはや見られなくなった」これはシムノンの告白で、デニーズとは彼がニューヨークで出会った女であり、本作はその時を綴った自伝的小説と見られている。
  • 女王の復活

    女王の復活

    ハガードの秘境冒険小説『洞窟の女王』の続編。前作で猿のミイラのような醜怪な姿となってコールの洞窟で息絶えた不死の女王アッシャの、なんと18年後の復活! 『洞窟の女王』の最後で、ホレース・ホリーはつぎのように、はっきりとアッシャの復活を予言していた。「科学と現実の世界に関するかぎり、これでこの物語は終る。レオと私に関しては、この物語がいつになったら終るのか、私には推測もつかない。二千年以上も前にはじまった物語なのだ。漠とした遠い未来まで、はるかにつづくかもしれない」…そして復活は、輪廻の思想の国チベットを舞台にして始まる。
  • 吸血鬼ドラキュラ

    吸血鬼ドラキュラ

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    ヨーロッパの辺境トランシルヴァニアの山中に棲む謎の城主、ドラキュラ伯爵こそは、昼は棺の泥の中で眠り、夜は人々の生き血を求めて暗闇を徘徊する吸血鬼だった。ときには狼やコウモリに、ときには霧に変身して、ドラキュラは帝都ロンドンへおもむく。次々と犠牲者が出る。それに立ち向かうべく、敢然と戦いを挑む人々の恐怖と戦慄の体験。原作は複数の語り手による手紙や日記、新聞記事を寄せ集める体裁をとっているが、この翻訳は、複数の視点は残しつつ、通常の小説形式に変更してある。吸血鬼小説の最高傑作。
  • 花ひらくローズ

    花ひらくローズ

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    ローズの青春は今、華やかに幕を開けた。魅惑的な社交生活、次々と現れる求婚者たち。しかし聡明な彼女は、華美な生活に惑わされることなく、堅実に自らの道を歩み、生涯の伴侶を見出してゆく。本書は『八人のいとこ』の続編で、ヒロイン、ローズの誠実な人生観、清らかな恋愛は、現代の若者にも限りない魅力と感動を与えると思われる。この作品には、ローズばかりでなく、幾つもの恋愛が描写されているが、それぞれの青年男女の心理や情感がきめこまかく生き生きと描かれていて、時代を超えた感動を与える。
  • 八人のいとこ

    八人のいとこ

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    13才になる虚弱な女の子ローズは早くに両親を亡くして、アレック叔父に引き取られる。だが、8人のいとこ(全部男の子)や召使のフェーブと元気に仲良く暮らすうちに、溌剌とした女の子に成長してゆく。ローズは孤児だったが、父の残した財産と誠実で知性の高い叔父の献身的な配慮、さらには自身の素直な性質のおかげで、すこやかに成長し、いとこたちの心の支えにまでなってゆく。「若草物語」の作者が描く少女の成長物語。
  • 金瓶梅1

    金瓶梅

    小説・文芸
    -
    1~4巻770円 (税込)
    世界の四大奇書の一つと言われるのがこの本『金瓶梅』だ。その書名はほとんどの人が知っているはずだが、さてその全訳となると目にした人は少ないはず。なぜなら本書本以外、全訳がないからだ。この本では露骨な性交の描写も訳されている。 物語の舞台は十二世紀の山東・清河県。主人公の西門慶は正妻のほか五人の夫人がいる、そのうえに女中や乳母、使用人の女房たちとも関係をしているし、遊郭にも通う。色と欲とが絡み合った人間臭いドラマが流れている。 中国の性に関するおおらかさを楽しんでほしい。デジタル化にあたり、長大な物語を四つに分けて編集をし直した。
  • 天路歴程

    天路歴程

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    「破滅の町」に住むクリスチャン(キリスト者)という男が、「虚栄の市」や破壊者アポルオンとの死闘など様々な困難をくぐり抜けて、最後に「天の都」にたどり着くまでの旅の記録の体裁をとった寓意物語。「この世より来たるべき世への巡礼の旅」が正式なタイトルだ。キリスト者が人生において経験する葛藤や苦難、そして理想的なキリスト者の姿へと近づいていく過程を描き、プロテスタント世界で最も多く読まれた宗教書である。
  • カナダ・インディアンの世界から

    カナダ・インディアンの世界から

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    だれもいないキャンプ地。「わたし」から、一定の距離がある森林の端から熊が現れました。22口径のライフルを手にじっと身構えたままの「わたし」は、カナダ・インディアンのこの地で1年近く暮らしてきたことを考えていました。熊は優しい目をしてこちらをじっと見つめていますが……。著者がカナダ・インディアンの世界に身を置き、かれらと同じ体験をすることによって、自然の力をその魂に宿す人々の日々を記録しました。

    試し読み

    フォロー
  • 老人と海

    老人と海

    小説・文芸
    4.3
    1巻770円 (税込)
    老漁師サンティアーゴには、もう84日間も釣果がなかった。幼い頃から老人の見習いをしていたマノーリンは、一人前の漁師となったいまも老人を慕い、生活を気づかう。老人はそんなマノーリンをたのもしく思いながら、まだ自身のプライドも捨ててはいなかった。 翌朝、ひとりで漁に出た老人の釣縄に、巨大なカジキがかかる。そこから、老人とカジキの命を賭けた闘いが始まった。不眠不休の極限を超える死闘のなかで、老人は次第にカジキへの畏敬の念と、強い絆を感じるようになっていく。やがて運命の瞬間が訪れ、満身創痍となった老人に、しかし海は、さらなる試練を課すのだった――。 簡潔な文体と研ぎ澄まされた表現で、大いなる自然と自らの人生に対峙する男の姿を力強く描きだす、ヘミングウェイの最高傑作。
  • ヴァセック

    ヴァセック

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    放縦にして絶大な権力と金力の所有者である若い教王(カリフ)ヴァセックは、あらゆる倫理的覊絆を無視して官能の快楽をひたすら追い求めて、ついに破滅するにいたる。この道を突き進んでゆけば破滅以外にない。だが解放されようともがけばもがくほど、ますます深みに陥るばかり、待っていうのは魔王の館の憂愁苦悶のみである。希代の遊蕩児ベックフォードの自伝ともいえる奇書。ヴァセックとヌーロニハールの運命はそのまま作者の運命でもあった。ゴシック・ロマンスの代表作。
  • マビノギオン

    マビノギオン

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    マビノギオンは英国南西部のウェールズに古くから伝わるケルト民族系の英雄譚だ。吟遊詩人によって伝承されてきた物語はさまざまなウェールズ語古文献に記されていたが、ゲスト夫人によって英訳編纂されて、日の目をみた。その中の最も真正な部分をなすのが「四つの枝のマビノギ」であり、夫人によって「マビノギオン」と名づけられた。この四編はともにキリスト教侵入以前のウェールズ神話に元があり、魔法と夢とが全編をつらぬき、素朴だが力強い想像力に裏打ちされた物語になっている。巻末には荒俣宏氏による簡潔な「解説」を付してある。
  • ダイヤモンドを探せ 成功はあなたのすぐそばにある

    ダイヤモンドを探せ 成功はあなたのすぐそばにある

    小説・文芸
    3.8
    1巻770円 (税込)
    全米各地で6000回以上行われた伝説の講演をベースに、100年以上読み継がれてきた不朽の名作。 アメリカ文学者・尾崎俊介氏大絶賛! 「誰でも豊かになれることを具体的に示す傑作。面白くないわけがない」 [本書の内容] 「チャンスは目の前にある」「お金儲けは善である」――著者はそう説いて回った。ある男が手放した農場から大量のダイヤモンドが見つかったゴルコンダ鉱山、行きかう女性たちの帽子を観察し、同じものを店に置くことで米国初の億万長者となったジョン・ジェイコブ・アスター等を例に、成功への道筋を示す。全米各地で6000回以上行われた伝説の講演をベースに、100年以上読み継がれてきた不朽の名作を新訳で文庫化。解説・尾崎俊介 [目次] はじめに 第一章 ダイヤモンドはどこにある? 第二章 正しいお金儲けは悪いことではない 第三章 チャンスはどこにある? 第四章 自分の力で踏み出そう 第五章 求められているものは? 第六章 発明を生むのは? 第七章 偉大な人間とは 訳者あとがき 解説 尾崎俊介
  • ポオ評論集

    ポオ評論集

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    短篇小説の名手,詩人としても知られるポオ(1809-1849)だが,彼はすぐれた理論家・批評家としての顔も持っていた.その明確な方法意識を示す「詩作の哲学」「詩の原理」等の著名な評論,クーパー,ホーソーン,ロングフェロー,ディケンズ等を論じた同時代評を収録.ポオ一流の筆法で書かれた9篇から成るアンソロジー.

    試し読み

    フォロー
  • 理想の夫

    理想の夫

    小説・文芸
    4.3
    1巻770円 (税込)
    ◆1895年ロンドン。将来有望な政治家ロバートと貞淑な妻ガートルードは、だれもがうらやむ理想の夫婦。そして、自由気ままな独身貴族アーサーは、ロバートの親友で、ガードルードとも昔馴染みの間柄だった。◆ある日、ロバートが催した夜会に、妖しい魅力のチェヴリー夫人が現れる。◆彼女は、ロバートが犯した不正の証拠をちらつかせ、ある投資事業に便宜を図るよう迫る。◆脅迫を拒めば、社会的地位も妻の愛も失ってしまうと苦悩するロバート。すべてを打ち明けられたアーサーは、親友を救うために、チェヴリー夫人と対決することを決意するが……。◆優雅な社交界の裏で繰り広げられる、華麗な嘘と激しい火花の散らし合い。果たして恋と陰謀の行方はいかに!? ◆ワイルドのテンポよい展開とウィットに富んだセリフが光る、人間ドラマの傑作。 ◆2022年2月、宝塚・星組で本作を原作とした「ザ・ジェントル・ライアー~英国式、紳士と淑女のゲーム」が、同2月、新国立劇場で本作「理想の夫」が上演される。これが本作の日本で初めての上演となる。
  • ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

    ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯

    小説・文芸
    4.1
    1巻770円 (税込)
    小さな生き物への愛情と尊敬に満ちた奇跡の実話 第二次大戦中の英国でひ弱な雀が寡婦に拾われた。雀は愛情を込めて育てられ、驚くべき才能を開花させる。世界的ベストセラーの名作。 酒井駒子さんのイラスト、小川洋子さんの解説も完全収録。
  • ふしぎなオルガン

    ふしぎなオルガン

    ドイツの外科医が戦地から故郷の子どもたちに書き送った,ふしぎで美しいおとぎ話.神のみこころにかなった花よめ花むこが教会に入るとひとりでに鳴りだすオルガンの話,ガラスの心臓を持ったおひめさまの話,コショウ菓子が焼けないおきさきと口琴のひけない王さまの話など,20編.どの物語も忘れがたい印象を残します.(改版)

    試し読み

    フォロー
  • ギッシング短編集

    ギッシング短編集

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    『ヘンリ・ライクロフトの私記』で知られる英国の作家ギッシング(1857~1903)の短編集。とりどりの人生の皮肉を描きながら、どこかに救いがある読み物群。苛酷ななかに忍び寄るミステリー的雰囲気(「詩人の旅行かばん」)、ロンドンの最下層民の生態を描く「ルーとリズ」、食費を削ってまで好きな本を買い漁る男を描く「クリストファーソン」など印象的な8篇を訳者が選び収録した。
  • 菊

    菊

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    著者の生れ故郷に近いカリフォルニア州のサリーナスの谷を舞台に、そこで生活する人間と自然を描いた短編集。「菊」「純白の鶉(うずら)」「遁走」「蛇」「朝飯」「殴り込み」「馬具」「自警団員」「ジャニー・ベーア」「殺人」「処女・聖カティ」まで11編。うち、「菊」「朝飯」はよく知られた佳作、「殺人」はスリラーとしての評価も高く、オー・ヘンリー賞を受けている。導入部からあっさりと物語世界に引き込む筆力は天性のストーリーテラーのものだ。
  • ハーレクイン・ロマンス

    ハーレクイン・ロマンス

    小説・文芸
    4.0
    1巻770円 (税込)
    恋愛ロマンス小説の代名詞「ハーレクイン」はどう読まれ、書かれてきたか。ヒロインとヒーローの変遷、フェミニズムとの攻防……偉大なるマンネリ小説からアメリカ社会を読む。
  • 大いなる遺産(上)

    大いなる遺産

    小説・文芸
    -
    1~2巻770円 (税込)
    クリスマスイブの夕暮れ、鍛冶屋の少年ピップは足かせを付けた脱獄囚に捕まり、やすりと食い物をもってこいと脅かされる。このときの恐ろしい経験はあとあとまで尾をひく……田舎暮らしのピップに、降ってわいたように莫大な遺産相続の話がころがりこむ。送り主は誰なのか、世話になっている異様な金持ち夫人のミス・ハヴィサムか? ピップはミス・ハヴィサムの養女エステラへのかなえられない思いを胸にロンドンに出る。だが友人もでき、都会生活にうつつをぬかすピップのまえに、謎の人物が姿をあらわす……話は急転直下、緊迫の度をまし一気に終末へ。皮肉とユーモア、ミステリーと冒険活劇が一体となったディケンズ晩年の傑作。
  • 人間喜劇

    人間喜劇

    小説・文芸
    5.0
    1巻770円 (税込)
    時は第二次世界大戦の時代、14歳のホーマーは、カリフォルニアのイサカの町で学校に通いながら、自転車に乗って電報を届ける仕事をしている。彼が運ぶ青年たちの戦死の知らせは、人びとを悲しみのうずにまきこむ。やがて出征している自分の兄の死を最愛の母に伝える日が訪れる……。一家をささえて働く少年の目にうつる、生と死が織りなすドラマ。作者サロイヤン(1908~81)はアルメニア系移民の子としてカリフォルニアに生まれる。新聞売りや図書館員などの仕事をしながら、作家を志した。『我が名はアラム』など、名作の数々は世代をこえて愛読されている。
  • ボヴァリイ夫人

    ボヴァリイ夫人

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    凡庸な田舎医者・ボヴァリイとの日常生活に倦んだ、美しい妻・エンマは、持ち前のロマンティックな人生観から、情熱のおもむくまま、不倫と虚栄に身を滅ぼして行く……。愛を夢み、愛に裏切られて破滅する、悲劇の女性像を、鋭い眼と精緻な文体で描いて、光芒を放つフランス文学の名作の魅力を余さず伝える、清新な決定訳。近代小説への道を拓いた不朽作の香気を、あますことなく伝える中村光夫氏の訳。
  • 狐

    狐

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    マーチは飼っている鶏を盗みにきた雄狐の視線に心を焼かれる。そしてたまたま訪れた若い兵士ヘンリーの目を見たとき、マーチは狐を見たときとまったく同じ呪縛にとらえられ、逃れることができなくなる。狐という象徴に託して男と女の結びつきの本質を鋭く描いた傑作「狐」のほか、同様の主旨を盛った「歓びの幽霊たち」、形骸化したキリスト教の再生を求めて書いた「死んだ男」……ロレンスの中編3作を収めた。
  • トム・ソーヤーの冒険

    トム・ソーヤーの冒険

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    遊びのことならまかせとけ! わんぱく少年トムのいたずらは、いつだってゆかいでスリル満点。海賊になろうと家出をしたり、洞窟を探検して迷子になったり……。おかげでポリーおばさんは、はらはらどきどきの連続です。ミシシッピ川沿岸の小さな町を舞台に、少年の夢と冒険をいきいきと描いたアメリカ文学の最高傑作。何度でも読みたい、腕白トムのスリルと笑いあふれる愉快な物語。子供の世界の楽しさ、のびやかさを描いた名作。
  • 死の家の記録

    死の家の記録

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    主人公で語り手の男は、妻殺しの罪で10年間のシベリア追放と強制労働の判決を受ける。彼は貴族階級出身であったことから、多くが農民出身の囚人たちの悪意、憎しみをかい、当初は獄中生活に苦しむ。だが次第に収容所生活や受刑仲間に対する自身の嫌悪感を克服してゆく。ドストエフスキーが4年間シベリア流刑を経験したときの体験記でもある。現代のソルジェニツィンの手になる「イワン・デニソビッチの一日」とあわせ読むのもおもしろい。
  • レ・ミゼラブル(上)

    レ・ミゼラブル

    小説・文芸
    4.5
    1~3巻770円 (税込)
    貧しさゆえ飢えている甥姪たちを救おうと、パンを盗んだことから刑をうけ、人生にも世間にも絶望してしまったジャン=ヴァルジャン。彼を救ったのはミリエルという一人の司教だった…。心震わせるヴィクトル・ユーゴーの名作。
  • サンクチュアリ

    サンクチュアリ

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    判事の娘で女子学生のテンプルは、男友だちに連れられて、酒の密造所に連れ込まれ、恐怖の一夜を明かした朝、性的不能者のポパイに、トウモロコシの軸で犯される。そのおり彼女を守ろうとした仲間のひとりがポパイに射殺され、家主のグッドウィンが容疑者として裁判にかけられるが、テンプルの偽証で犯人に仕立てられ、群衆から火あぶりのリンチを受ける。ポパイは町の売春宿にテンプルを監禁して男を当てがうが、この男にそむかれて殺害し、のち自分自身も覚えのない殺人事件の容疑を問われて無実のまま断罪されてしまう。救いようのない性と暴力の残虐物語だが、この渦中に耐えて生きてゆくグッドウィンの妻を配して、救いを設けている。
  • つまり、読書は冒険だ。~対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義5~
    値引きあり

    つまり、読書は冒険だ。~対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義5~

    小説・文芸
    5.0
    1巻770円 (税込)
    文芸評論家としても知られる東大・沼野教授が、最前線で活躍する作家、翻訳家、研究者たちと、これからの〈世界文学〉について熱く語り合う。いま世界の文学では何が起こっているのか? いま文学に何ができるのか? 文学者たちのリアルな声、思考、情熱が伝わってくる人気対談集第5弾。〈ゲスト〉川上弘美、小野正嗣、張競、ツベタナ・クリステワ、東京大学現代文芸論研究室
  • 読書について 他二篇

    読書について 他二篇

    小説・文芸
    4.4
    1巻770円 (税込)
    前記『付録と補遺』の中から『思索』『著作と文体』『読書について』の三篇を収録。「読者とは他人にものを考えてもらうことである。一日を多読に費す勤勉な人間は次第に自分でものを考える力を失ってゆく。」――鋭利な寸言、痛烈なアフォリズムの数々は、山なす出版物に取り囲まれた現代のわれわれにとって驚くほど新鮮である。
  • 8歳から80歳までの世界文学入門~対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義4~
    値引きあり

    8歳から80歳までの世界文学入門~対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義4~

    小説・文芸
    3.0
    1巻770円 (税込)
    本を読むのに早すぎるも遅すぎるもない! 創作の最前線で活躍し、またプロの本読みでもある作家・翻訳家たちが、みずからの読書遍歴や、自著にまつわるエピソード、世界文学への思いを熱く語る! 世界と日本の文学を知り尽くす東大・沼野教授の好評対談集第4弾。ゲスト:池澤夏樹、小川洋子、青山南、岸本佐知子、マイケル・エメリック。
  • 風と共に去りぬ(一)

    風と共に去りぬ

    アメリカ南部の大農園主の父と、フランス貴族の血をひく母のあいだに生まれたスカーレット・オハラは16歳、魅惑的な顔だちで、青年たちの心をとらえていたが、火のように激しい気性の持主でもあった。彼女が秘かに思いを寄せていたのは、うぶでけがれを知らぬ青年アシュレだった。その彼が従妹のメラニーと婚約したと知って驚くが、自分が打ち明けさえすればと、たかをくくっていた。野外パーティの日、彼女はアシュレを図書室につれこんで愛を打ち明ける。だが、アシュレは彼女をうけ入れようとはしなかった。スカーレットは彼を罵倒し、半狂乱になって彼の頬をなぐる。ところがこの一幕をレット・バトラーという男に見られてしまう。誇りを傷つけられた彼女はアシュレヘの面当てと復讐じみた気持ちから、彼の妹の恋人でありメラニーの兄であるチャールズと結婚してしまう。折から南北戦争が勃発、スカーレットの怒涛の人生が幕をあける……。刊行と同時にベストセラーとなり、今もなお熱烈に読みつがれる壮大な愛のドラマ。
  • マリー・アントワネット(上)

    マリー・アントワネット

    小説・文芸
    -
    1~2巻770円 (税込)
    神聖ローマ帝国皇帝妃マリア・テレジアの娘マリー・アントワネットは、15歳でフランス王ルイ16世に嫁ぐ。彼女はヴェルサイユの薔薇と咲き誇り、王国に君臨する。宮中には陰謀が渦巻き、数々のスキャンダルに巻き込まれるが、真実の恋人フェルセン伯が登場していっときの安らぎを得る。だが足下には革命の激流が迫っていた!
  • 知られざる傑作

    知られざる傑作

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    一つの作品に打ち込む老画家の十年にわたる執念が狂気にまでいたる経緯を描く「知られざる傑作」。この作品は、世代の異なる画家3人をパリに集めて出会わせ、具象と抽象という造形芸術の永遠の問題をうきぼりにしてもいる。重厚な描写とあわせてバルザック特有の「軽み」にも意をもちいた改訳版である。併録した「ピエール・グラスー」は「知られざる傑作」の幻想的な雰囲気とは異なり、リアルな物欲・名誉欲にかられる人物たちをコメディー・タッチで描く。画家を主人公としたこの2作は、いわば能楽と狂言のような関係にある。後者の主人公は贋作作家であるが、当代注目されている公式肖像画家をモデルにしており、芸術と金銭・権力との関係に興味のある人には必読の書。両作ともに、豊富な参考画像と当代の事情を明らかにする詳しい解説を付した。
  • 魔女の呪い

    魔女の呪い

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    村の農場主が二度目の妻を迎えたが、花嫁の腕にみにくいあざができ、みるみる悪化していった。手を尽くしたが効なく、思いあまって村に棲む魔法使いの老人のもとを訪れると、死刑直後の犯人の首に患部をあてると治るという。折よく機会を得て彼女は刑場へと出かけていった。だが、そこに待ち受けていたものは……。この「魔女の呪い」のほか、南イングランドに伝わる迷信、呪術、生き霊などを織り混ぜながら、ハーディ的テーマといわれる運命に弄ばれる男女の悲劇を描く。他に「三石塔殺人事件」「三人の見知らぬ男」など4篇を収録。
  • 紅はこべ

    紅はこべ

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    いまやフランスの支配者は民衆! 栄華を誇った王侯貴族はみな国家の叛逆者なのだ……老若男女子供を問わず、ギロチンの刃は連日犠牲者を追い求める……恐怖に駆られた貴族たちを救うべく、ドーヴァーの彼方イギリスから謎の秘密結社「紅はこべ」が神出鬼没の活動を展開する。首謀者は果たして何者なのか? サスペンスとミステリー、恋と冒険とが渦まく、古典ロマンの代表作。
  • 銀塊の海

    銀塊の海

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    第二次大戦の末期、貨物船トリッカラ号は密かに大量の銀塊を積んで、ソ連からイギリスに向かっていた。船長ハルジーは暴風雨に乗じて銀塊の略奪を計画、仲間数人を残して乗員を漂流死させ、船は沈没したと発表した。同船の生存者バーディー伍長と砲手バートは軍事法廷で反抗の罪に問われる。二人はトリッカラ号沈没の謎と船長の犯罪を糾弾するべく、脱獄する。嵐の北海を舞台に、無実の罪を晴らそうとする男と、船に隠匿した銀塊の奪還を企てる男たちの死闘の物語。
  • ここではお静かに

    ここではお静かに

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    おなじみの野球もの「ハーモニー」「相部屋の男」「でっちあげ」のほか、「キャディの日記」「一族再会」「コンラッド・グリーンの一日」「ここではお静かに」「冷たい女が好き」のヴァラエティ豊かな5短編、「ブルペンにて」「トムプスンの休暇」の短い戯曲2編、最後に「短編小説の書き方」というおどけた短編集の序文をいれて、ラードナーの多彩さを盛り込んである。
  • 死骸盗人

    死骸盗人

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    冒険小説「宝島」で知られるスティーヴンスンは、同時に「ジーキル博士とハイド氏」など多くの怪奇小説を著した。本書にはそれらの中から、表題作をはじめ「ねじけジャネット」「マーカイム」「声の島」「びんの小鬼」など創意工夫にあふれた変化に富む8作品を収めた。
  • 老人と海

    老人と海

    初訳から60年、まったく新しい「老人」の誕生! 数カ月続く不漁のため周囲から同情の視線を向けられながらも、独りで舟を出し、獲物を待つ老サンチャゴ。やがて巨大なカジキが仕掛けに食らいつき、3日にわたる壮絶な闘いが始まる……。原文を仔細に検討することによって、従来の活劇調の翻訳とは違う「老人」像が浮かび上がる! 決して屈服しない男の力強い姿と哀愁を描いたヘミングウェイ文学の最高傑作。
  • ある羊飼いの一生

    ある羊飼いの一生

    小説・文芸
    5.0
    1巻770円 (税込)
    1910年に書かれたこの作品は、英国中南部のウィルトシァを舞台に、老羊飼いケイレブ・ボーカムが当時の田舎の人々の暮らしと自然を淡々と語る物語。「老羊飼いの故郷愛──羊飼い生活五十年──ボーカムの風変わりな様子──タヒバリの話──ケイレブ・ボーカムの父親──父と子──感謝する狩猟家とアイザック・ボーカムの年金──老夫婦の一方が亡くなると連れもすぐ亡くなること──村の墓地で──農業労働者の墓石とその物語」……この第一章の見出しだけでも、十分にこの作品に描かれる自然と人々の日々の暮らしの機微が伝わってくる。
  • 緑の館

    緑の館

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    自国の政争に巻き込まれ、逃亡することを余儀なくされた青年アベルは、人跡まれな南米ギアナの森の中で、神秘的な少女リマを見いだす。二人は、たがいにひきあうものを感じ、近づいては遠のき、はなれてはまた近づく。しかし、とうとう二つの心の溶けあう日が訪れる。だが、少女は青年のとめるのもきかず、楽しい希望に胸ときめかせながら、一人さきに、自分の森に戻り、惨劇に……南米ギアナの密林に咲いた美しいロマン。
  • アメリカン・ヒーロー伝説

    アメリカン・ヒーロー伝説

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    犯罪実話、ウェスタン、心正しい少年の成功物語、そしてミステリー……。ダイムやパルプという言葉に代表される粗悪な紙に印刷されたさまざまなヒーローたちがアメリカ中を熱狂させ、やがて忘れ去られた。彼らの系譜をたどれば、「アメリカはなぜ今のアメリカになったのか」が浮かび上がってくる。ポーが第一作を発表する直前の1840年からハードボイルド小説誕生前夜の1920年までを、低い位置に据えた視点から眺め、消費されるためだけに作られた物語を通して、背景となった社会と大衆を描く一級のアメリカ精神史。
  • シルヴィーとブルーノ

    シルヴィーとブルーノ

    小説・文芸
    4.0
    1巻770円 (税込)
    可憐でおませな妖精姉弟と、ナンセンスで愉快な大人たちが、夢と現実を往き来しつつおりなす、おもしろおかしい愛と冒険の物語。Harry Furnissの美しくユーモラスなイラストと、リズミカルな詩、ナンセンスな駄洒落や気の利いた皮肉が、読者をルイス・キャロルのファンタジー世界へと誘う。キャロルが後半生をかけて結実させた長編ロマンを、原文の味わいを生かした、柳瀬尚紀による洒落っ気たっぷりな名訳で贈る。
  • 宝島・ジーキル博士とハイド氏

    宝島・ジーキル博士とハイド氏

    巨万の財宝が眠る伝説の宝島探検に向かう一行の行く手には恐ろしい海賊の陰謀が待ち受けていた。甲板を歩く船長の義足のコツコツという音、鉄の爪をつけた義手の隊長。樽の中でその陰謀を聞いた勇敢な少年ジムの活躍が始まる! 巨匠スティブンスンが毎夜こどもに読んで聞かせた後に刊行して評判になり、作家の名前を不朽のものにした冒険ロマン「宝島」と、身の毛もよだつ二重人格、分身の恐怖を描く「ジーキル博士とハイド氏」の二大傑作。翻訳は星の文人として著名な野尻抱影。
  • 白魔(びゃくま)

    白魔(びゃくま)

    小説・文芸
    3.4
    1巻770円 (税込)
    「白い人が、微笑みながらやって来る……」緑色の手帳に残された少女の手記。彼女は迷い込んだ森のなかで「白い人」に魅せられ、導かれて……(「白魔」)。平凡な毎日を送るロンドンの銀行員にウェールズの田舎の記憶が甦り、やがて“本当の自分”に覚醒していく(「生活のかけら」)。自らも絶望のうちに黒魔術に傾倒した経歴を持つ不遇の英国作家マッケンが、魔の世界を幻視する幻想怪奇短編! 本邦初訳の3篇を含む。
  • ハムレット Q1

    ハムレット Q1

    「生か死か、問題はそれだ」デンマーク王が急死し、王の弟クローディアスが王妃と結婚して王の座に就く。悲しみに沈む王子ハムレットはある日、父の亡霊と会い、その死がクローディアスによる毒殺だと知る。ハムレットは狂気を装い、復讐を誓うのだった……。これが『ハムレット』の原形、伝説のテキスト「Q1」ついに登場! シェイクスピア四大悲劇、最大の問題作!
  • ファウスト(第一部)

    ファウスト

    小説・文芸
    -
    1~2巻770円 (税込)
    ファウストは学問と知識に絶望して、悪魔のメフィストフェレスと契約をかわして魂を売りわたし、その見返りにすべての地上の快楽を手に入れ、享受しようとする。ファウストは秘薬を手に入れて若返り、マルガレーテとの恋を成就するが…(第1部)。マルガレーテの処刑からくる自責の念からよみがえったファウストは、皇帝の城、古代ワルプルギスの夜、ヘレナとの家庭生活など、次々に生命の諸相を体験する。やがて人生の〈たそがれ〉を迎えたファウストは盲目のなかで自分の大事業を見とどけようとしながら、思わず「時よ、とどまれ」と口にする(第2部)。ゲーテが60年の歳月をかけて完成した欧米文学の記念碑。ゲーテも賛嘆したドラクロワのリトグラフ挿絵16点入り。
  • キャンベル渓谷の激闘

    キャンベル渓谷の激闘

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    厳格なピューリタンでありながら、油田開発でひと山あてようと未踏のカナディアンロッキーに挑んだスチュアート・キャンベル翁。「ロッキーに石油あり」の信念を遺言によって知らされた孫のブルース・ウェゼラルは、末期ガンに冒された身でキャンベルの王国を訪れ、油田掘削に挑む…そこに待ち受けていたのは…。
  • 誘拐されて

    誘拐されて

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    若者デーヴィッド・バルファは遺産相続の権利をもちながら、欲深な伯父の陰謀によって「誘拐され」、アメリカ植民地へ奴隷として売られそうになる。だが船は難破、たまたま知り合ったジャコバイト党員のアランとスコットランドの荒野をさまよう。そこは内乱の影を宿す危険極まりない場所だった。スコットランド出身の作家が描く「宝島」とならぶ冒険物の代表作。
  • ベラミ

    ベラミ

    小説・文芸
    3.3
    1巻770円 (税込)
    極貧生活を送っていた鉄道員ジュルジュ・デロワは、持ち前の美貌を武器に女性たちを手玉にとり、社交界に乗り出し、パリの新聞界に君臨するようになるが──。
  • 七破風の屋敷

    七破風の屋敷

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    「秘密にみちた恐ろしい過去の呪い」にしばられたピンチョン家の館……そこを舞台に繰りひろげられる、罪と報いと救いの物語。ピューリタン的伝統の色濃い1840年代アメリカ・ニューイングランドの歴史と雰囲気が背景をなす重厚な作品だが、登場人物たちは非常に個性的で、巧みな脇役とともに、その日常の描写はユーモラスでもある。
  • 息がつまりそう

    息がつまりそう

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    この集には、婚約時代の若いカップル、長年連れそった夫婦間の機微など、男と女のお話を、苦味のきいたユーモアで描き出した作品を中心に、私達の周囲によく見かける典型的庶民の笑いと哀歓を描いた作品――「息がつまりそう」「大都会」「お食事」「一方的陳述」「結婚記念日」「憩いの館」「愛の巣 」「金婚旅行」の8編をおさめてある。
  • 微笑がいっぱい

    微笑がいっぱい

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    リング・ラードナーは、単なるユーモア作家でなく、アメリカ有数の風刺作家と称され、「アメリカのスウィフト」「マーク・トウェインにつぐアメリカ的作家」とさえ呼ばれる。この集には、ユーモラスなプロ野球小説(『弁解屋アイク』『当たり屋』『ハリー・ケーン』)を中心に、「微笑(わらい)がいっぱい」「メイズヴィルの吟遊詩人」「チャンピオン」「この話もう聞かせたかね」「保養旅行」「古風なクリスマス」の9編を収録した。この作家に長いあいだ親しんできた訳者の選による、またとない好編。
  • 人生論

    人生論

    小説・文芸
    3.6
    1巻770円 (税込)
    人生とは善への希求であり、その努力にこそ人生の真の意義がある。善こそは人生の目的なのだ。だが、この目的は何によって達成しうるのだろうか。トルストイはこう断ずる、それは人間にのみ与えられたあの理性の働き、即ち愛によってである、と。『人生論』には、この偉大な「人生の教師」晩年の思索と体験のすべてがこめられている。
  • ヴィドック回想録(1)

    ヴィドック回想録

    小説・文芸
    -
    1~4巻770円 (税込)
    ヴィドック(1775~1857)は腕利きの泥棒として活躍したが、のち、その腕と知識を買われて、フランス最初の秘密警察の一員となって、犯罪人を追及する仕事についた。そのため、史上最初の「探偵」とも言われたりする。ヴィドックは法の裏面に通じ、その生涯は法の執行人と犯罪人との境界線をいったりきたりした。この面白い回想録は当時各国語に訳されてベストセラーになった。 『レ・ミゼラブル』の主人公ジャン・ヴァルジャンと警視ジャベールは、ヴィドックが原型といわれる。全4巻。
  • 幻滅(上)

    幻滅

    小説・文芸
    -
    1~3巻770円 (税込)
    「自分の力をもてあましている青年たちは、これをジャーナリズムや党派争いや文学芸術にうちこんだが、そればかりでなく、もっとも奇怪な放蕩にも乱費していた。若きフランスには、それほどありあまる精力過剰があったのだ。これらの青年はみんな活動的で、権力と快楽をもとめた。芸術家肌の者は富を欲し、無為の者は情欲をもっぱら刺激しようとした。なんとかして地位にありつこうとけんめいだった。が、政治は、どこでもそれをあたえなかった。多くの者がりっぱな才能をもっていたが、ある者は刺激の多い生活でその天賦の才を失い、ある者たちはなんとか生活にたえていた」……。
  • 波

    波

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    たまたま子供時代を一緒にすごした男3人、女3人からなる7人の人物の、人生行路をなぞる作品。しかし全編が登場人物のモノローグから構成され、それぞれの人物は一緒にいながら、そこには普通の「会話」はない。一人ずつが舞台の前に出てきて、いわば「一人がたり」をおこなう。不思議な時間と空間ができ、不思議な交響楽がいつのまにか鳴り響いてくる。
  • アルプス登攀記 上

    アルプス登攀記

    小説・文芸
    -
    1~2巻770~836円 (税込)
    苦闘六年、たびかさなる敗退にもめげず、一八六五年ついに魔物の山マッターホルンは征服された。だが、その帰途、悲劇が起った。本書はウィンパー(一八四〇‐一九一一)が、その一部始終を、彼自身の手になる繊細華麗な木版画を豊富にちりばめつつ、イギリス風のユーモアを交えて淡々と語ったもの。山岳文学の古典としてあまりにも有名。
  • ジブラルタルの水夫

    ジブラルタルの水夫

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    第二次大戦後、アンチロマンの旗手とみなされて登場したフランスの女流作家デュラスの中期の代表作。「ジブラルタルの水夫」をどこまでも追いかけることが唯一の生きる目的となった不思議な女と、それに惹かれて付いていく一人の男…はたして「ジブラルタルの水夫」は見つかるのか?

最近チェックした作品からのおすすめ