「矢川澄子」おすすめ作品一覧

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2017/07/20更新

ユーザーレビュー

  • 兎とよばれた女
    不滅の少女と呼ばれたのが良くわかる。
    純粋無垢な主人公の兎と形も姿も無い存在だけが其処にいる神との切ない純愛ものがたり。
    ため息でるほどに兎がまっすぐで、息をのむほどに神が絶対的で
    ほんと素敵なお話。
    きっとそれはあたしが話の背面に矢川さんと澁澤さんの姿を写してるから、際立ってしまってるんだろうけど...続きを読む
  • 兎とよばれた女
    神様と兎が朧げに象徴するものが一組の男女であるのなら、その関係性の何と倒錯的なことか。絶対的な存在として君臨する神様の、全てを享受する兎の姿は悲しいほど痛々しく、また美しくもある。だが、それは意図した美しさではない。退廃的なものに対し、稀に美を感じる事があるが、それに似た美しさである。冒頭で男の前に...続きを読む
  • 兎とよばれた女
    幻想的で殆ど体裁としては寓話なんだけど、全体に漂う生々しさはなんなんだろう。今読んでもなお実験用だと思う。
    西岡兄弟の扉絵も内容にぴったり。

    つまりはあらゆる意味で痛いってことなんだろうけど。
  • 兎とよばれた女
    まるでそのことでないかのようにそのことが書けるものだなあと思ったり。
    矢川澄子さんのことを良く知らないうちに読むべし。
    ユリイカの臨時増刊とか読むまえに。
  • 兎とよばれた女
    往来堂書店でふと雰囲気に惹かれたものの、恐らく半年以上積んでいたもの(もしかすると一年くらいかもしれない)
    一つの小説なのに、色んなスタイルがあるところが楽しい。
    現代小説のような、神話のような、古典のような、戯曲のような、童話のような小説。
    うさぎのひたむきさ、神様への信仰は、恋愛小説としての極地...続きを読む