作品一覧

  • わが闘争(上下・続 3冊合本版)

    わが闘争(上下・続 3冊合本版)

    小説・文芸

    5.0
    1巻2,090円 (税込)
    世の趨勢につれ、亡霊のように消えては現れるヒトラー・ブーム。この無気味な現象は、いったい何を意味し、何を志向しているのか。その謎を解く鍵を秘めた本書、『わが闘争』。それは、独裁者ヒトラーの出現を許した混迷の政治風土と酷似する現代において、予想外の意味をもってわれわれに迫ってくる。ヒトラーが本書で語るその恐るべき政治哲学、魔術に近い巧妙な政治技術は、現代政治の虚構を見抜く有力な手掛かりとして、今なお多くの示唆を放っている。戦争体験のない世代が増えている現代において、若者はもちろんのこと、全国民にとって、批判的必読の書といえよう。本書は『わが闘争』上・下巻と『続・わが闘争』の3冊をあわせた合本版です。
  • わが闘争(上)

    わが闘争

    小説・文芸

    3.7
    1~3巻759~1,155円 (税込)
    世の趨勢につれ、亡霊のように消えては現れるヒトラー・ブーム。この無気味な現象は、いったい何を意味し、何を志向しているのか。その謎を解く鍵を秘めた本書、『わが闘争』。それは、独裁者ヒトラーの出現を許した混迷の政治風土と酷似する現代において、予想外の意味をもってわれわれに迫ってくる。ヒトラーが本書で語るその恐るべき政治哲学、魔術に近い巧妙な政治技術は、現代政治の虚構を見抜く有力な手掛かりとして、今なお多くの示唆を放っている。戦争体験のない世代が増えている現代において、若者はもちろんのこと、全国民にとって、批判的必読の書といえよう。ヒトラーが、世界制覇の戦略と思想とを自ら語った、世界史上稀有の政治的遺書を電子書籍で。

ユーザーレビュー

  • わが闘争(上)

    Posted by ブクログ

    大雑把な内容
    1、ヒトラーは芸術家になりたかった。
    2、ヴィーンでの彼の苦労そして成長。
    3、何故反ユダヤ主義者になったか。
    4、ドイツは新しい領土を獲得すべきだ。
    5、ヒトラー、第一次大戦に参加する。
    6、宣伝はバカな大衆にのみ行え。
    7、第一次世界大戦での犠牲は無駄だったのか。
    8、腐った世の中を変えるために政治家になってやる。
    9、ドイツ労働者党への入党。
    10、アーリア人種は素晴らしい。
    11、ユダヤ人は寄生虫だ。
    12、ヒトラーの政治活動。

    0
    2019年10月07日
  • わが闘争(上)

    Posted by ブクログ

    まさに2010年時点の現代日本でこそ読まれるべき本。実際の社会情勢やそこに対して繰り広げられている議論と照らし合わせるとにやにやできたり背筋がさむくなったりと様々な用途にお使いいただけてお勧めです。特にネット上で交わされて、一部では一種のコンセンサスを形成しつつある現代の政治・社会・報道の議論と照らし合わせるにはいい題材です。個人的にはこれの現代日本風の訳を作ってみたいです。ま、ドイツ語できないのでこの本からの現代語訳程度ですが。

    0
    2010年11月13日
  • わが闘争(上)

    Posted by ブクログ

    この本はナチズムのバイブルとして存在していますが、一方ヒトラーはこの本のことをやりすぎた、とも後年言ったそうです。民族差別というのは現代日本においてそこまで感じることはできませんが、しかし国民投票で総統となりし、ヒトラーの考え方は一貫しており、感情移入すれば(ドイツ人)分からなくもないはずです。ドイツが戦争を起こしたのではなく、国際情勢というものが戦争を引き起こしたものであるということが。

    0
    2010年08月21日
  • わが闘争(上)

    Posted by ブクログ

    ヒトラー、ナチスに興味があるならば読むべし。
    なるほどと思う部分もあったが、民族主義的な部分(とくにユダヤ人についての記載)は読むに耐えない。
    訳が読みにくいので最後まで読み切るのは大変かも。

    0
    2009年10月04日
  • わが闘争(下)

    Posted by ブクログ

    (上巻のレビューから続く)
    下巻のポイントは概ね以下である。(尚、ヒトラーが何を考えていたのかという視点なので、批判的解釈は加えていない)
    ◆ドイツ民族の未来は、人口増加・資源確保・農地拡張のための領土の拡大にかかっており、植民地政策ではなく、地続きのヨーロッパ大陸内部への進出が必要である。国境は固定的なものではなく、民族の力に応じて変化すべきものであり、国家は生存圏の拡張のために戦う義務がある。
    ◆平和主義は民族を弱体化させかねず、戦争は生存競争の自然な手段である。国家は常に軍備を増強し、国民に戦闘精神を植え付けるべき。戦争は恐れるものではなく、民族の力を証明し、未来を切り開くための手段である。
    ◆国際市場や輸入に依存する経済は危険であり、国家は自給自足を目指すべき。農業は重要であり、領土拡張によって食料と資源を確保する戦略が必要。経済活動は個人の利益ではなく、民族の生存のためにあるべきであり、国家はそのために計画的に産業を組織しなければならない。
    ◆ナチ党は国家の前衛であり、民族再生のために機能すべき。党は厳格な階層構造と規律を有して、忠誠心と能力により人材を選抜し、政権獲得後は、司法・教育・報道などを掌握し、党と国家を一体化させることで民族目的を実現する体制を築く。
    ◆ドイツ民族は世界秩序を再構築する使命を負い、アーリア人種の覇権を確立すべき。個人の幸福や自由は民族の存続に従属し、国家はそのために全ての力を集中すべき。歴史は力によって決定されるのであり、民族の強化と拡張が至上価値である。
    ドイツ出身の著名なジャーナリストであるセバスチャン・ハフナー(1907~99年)は、著書『ヒトラーとは何か』の中で「今日の世界は、それが私たちに気に入ろうが入るまいが、ヒトラーがつくった世界である・・・かつて歴史上の人物で、さして長くない生涯のうちに、これほど根底から世界をひっくり返し、しかもその影響があとあとまで長く続いた人間が、ヒトラーをおいて他にいただろうか」と書いており、私は、それを意識して、二つの問いを立てて本書を読み進めた。
    一つは、当時のドイツ人の中でヒトラーは特別だったのか、また、特別だったとすれば、何が特別だったのかである。この点については、第一次世界大戦後のドイツでは、敗戦、経済危機、ヴェルサイユ条約の屈辱から、国民の不満が極限に達し、また、反ユダヤ主義、民族主義、議会制への不信も広く存在しており、ヒトラーの思想は極端であったものの、当時のドイツ社会で完全に孤立したものではなかった。そうした中で、ヒトラーが特別だったのは、大衆心理を理解し、カリスマ性と卓越した演説力を持ち、政治戦術に長けていたという点なのである。
    もう一つは、現代の国際情勢において、ヒトラーを他山の石とするなら、どういう視点を持つべきかであるが、こちらは枚挙にいとまがないであろう。単純なスローガンで人々を扇動し、(移民や反対政治勢力という)敵を設定して社会の分断を煽り、選挙や議会を軽視して民主主義制度を形骸化するアメリカ。議会制民主主義を否定して指導者に権力を集中し、民族主義に基づいて少数民族を弾圧する中国。国家主義のもと他国への侵攻を行うロシア。そして、反ユダヤ主義というタブーを逆手にとって、自ら民族主義・国家主義に基づきパレスチナを絶滅させんとするイスラエル。。。ヒトラーの思想・政治手法の全てではなくても、その一部または多くを実践する国は少なくない。
    私は、「人間はもっと賢くなれる。もっと良い社会を作れる。」と考えるという意味で、理想主義者であり、「リベラル」である(但し、成長至上主義・科学万能主義は否定するし、「人間は過去に学ぶべき」という意味での「保守」には賛同する)。よって、仮に、今後ヒトラーのような素養を持った人間が現れても、「ヒトラーの悲劇」が再び起こることはないと信じているのだが、それは、民衆・社会が成熟し、そのリスクを見抜けることが前提なのだ。
    究極の「他山の石」として、一度触れておいてもいい一冊かもしれない。
    (2025年12月了)

    0
    2025年12月19日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET