エーリヒ・ケストナーの作品一覧
「エーリヒ・ケストナー」の「一杯の珈琲から」「エーミールと三人のふたご」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「エーリヒ・ケストナー」の「一杯の珈琲から」「エーミールと三人のふたご」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
天真爛漫でなんとも独特なキャラクターの点子ちゃんと、健気で母想いのアントン。
お互いを思いやる2人の友情と、それぞれの家庭の事情やいくつかの出来事が絡んで物語は進みます。
2人も(もちろんワンコのピーフケも!)とっても魅力的なのですが、周りにいる大人たちが様々すぎる。いろんな種類の大人を集めた図鑑みたいで、コレ子どもも楽しく読むだろうなぁ。
そしてやっぱりケストナー、まえがきからガンガン話しかけてくるのですが、そこで「章が終わるごとに立ち止まって考えるよ」と前置きがあります。
章の終わりに差し込まれるこの部分、語り口は軽快なんだけどなんかもう深くて重い。
この作品が発表された1931年のドイツ