エーミールと探偵たち

エーミールと探偵たち

小説・文芸
792円 (税込)

3pt

おばあちゃんをたずねる途中の列車で,大切なお金を盗られてしまったエーミール.ベルリンの街を舞台に,少年たちが知恵をあわせて犯人をつかまえる大騒動がくりひろげられます.

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    児童書 / 児童文学
  • 出版社
    :
    岩波書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    岩波少年文庫
  • タイトル
    :
    エーミールと探偵たち
  • タイトルID
    :
    884752
  • ページ数
    :
    230ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年12月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    6MB

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エーミールと探偵たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    60年以上も前に読んだはずであるが全く忘れていた。しかもエーミールをエミールと記憶していた。自分が預かった金を盗まれてベルリンの子どもが皆で助けて取り返すというところでは、子どもがエーミールを助けたというところしかかすかな記憶としては残っていない。
     列車で紳士からチョコレートをもらって食べて眠ったことははっきりとは書かれていないが、旅行者がよくだまされることとして、有名な話である。

    0
    2026年02月18日

    Posted by ブクログ

    ケストナーの作品は、決して夢見る甘い出来事ばかりが起こる物語ではない。そこにリアリティがあるが、ちゃんと希望を持てる話しであるところが好き。
    登場する子どもは、真っ直ぐで、目の前の出来事に夢中で一生懸命で、それ故に無謀さもあるけれど、とっても勇敢だ。
    読んでいてスカッと、そして胸が震えるのは、主軸のストーリーに加えて、物語の主役としては地味でも本質的に素晴らしいことをした登場人物にも万遍なくスポットライトをあてる大人が登場すること。
    そして、胸がキュンとするほどいじらしく、勇敢な子ども達とその周りの大人とのやりとりに心底気持ちがあたたまる。

    0
    2025年04月23日

    Posted by ブクログ

    名前だけは知っていて、幼なじみが好んで読んでいた。
    自分が、小学生の時に読んでいたら、暴れん坊な男の子たちの物語にはあまり共感しなかっただろうな。

    でも、今やエーミールとこどもたちが可愛い!
    お母さん、おばあさん、警察官、記者さんたちがみんな優しくてあたたかい!!
    ケストナーの小説はあたたかさがとてもやさしい、読んでいてホカホカする

    0
    2025年04月18日

    Posted by ブクログ

    ケストナー作品では『飛ぶ教室』『二人のロッテ』『点子ちゃんとアントン』をこれまでに読んでいて、どの作品でも子どもの健気さや、親子の関係性にぐっと来ていたけれど『エーミールと探偵たち』でもエーミールとお母さんの関係性に憧れてしまう。エーミールと教授くん、2人が親について話し合う場面、かなり好きなんだよなあ。

    登場する子どもたちは《こんな子いたな》《いそうだな》と思わせられるリアリティがあるのに、絶妙なバランスで《こんな子(友達)いたら良いなあ!》が混じる。現実的で理想的って、そりゃあ夢中になれる物語じゃないか。
    探偵たち全員、エーミールを助けたいって動機はたぶんあるのだけれど、それより何より、最高に楽しい遊びが始まったぜ!なマインドなのが実に良い。
    エーミールを応援しながら、それよりちゃっかり自分が楽しもうとしてしまう。でも目的達成のためにはガマンも必要で、ってこういうところ、子ども時代に読んでたら教科書にしたのにな笑

    深緑野分さんの『ベルリンは晴れているか』を読んでこの本も読んだけれど、、、
    この本が戦中戦後の荒廃すさまじいドイツの子どもたちの心を明るくしたり、英語版で読んだ他国の子どもたちがドイツの子どもも素敵なんだなって思ったりした歴史があるのだと思うと、感慨深い。本にしか照らせないものがある。

    0
    2025年02月04日

    Posted by ブクログ

    探偵たち!!とても面白かったです。なんとも痛快!
    というか、探偵たちの規模に笑ってしまいました。子供ってすごい。

    近頃とてもドイツに惹かれている私です。曇りがちな空、すぐに雨が降るところ、なんとなくシャイで実直な感じがする国民性。みんな大好きです。

    0
    2024年09月28日

    Posted by ブクログ

    池田香代子訳で、読書会のための再読。以前読んだ高橋健二訳はケストナーの個性を感じるような、一筋縄ではいかない文章で面白かったが、池田香代子訳は柔らかく、子どもの心を上手に表現しているように感じた。読みやすさで言えば池田香代子訳だろうか。再読して改めて、この物語の温かさと、ケストナーの子どもへの想いを感じ、良い読書体験だった。挿絵も印象的で良い。こういう物語を読める子どもが減っているのは非常に残念。

    0
    2024年06月25日

    Posted by ブクログ

    懐かしい、小学生の時読んだ!もう大学生だけど結構内容も覚えてたし、なにより読んでる時のワクワク感は今でも思い出せるのが嬉しい!児童書だけど再読してみようかな〜

    0
    2024年05月09日

    Posted by ブクログ

     前回読んだ、「点子ちゃんとアントン」の3年前に書かれた本書(1928年)は、まだ世界恐慌前の、新しいものに囲まれ目覚ましい発展を遂げたベルリンを舞台に、主人公の男の子「エーミール」を初めとした、子どもたちの活き活きとした個性が、爽やかな余韻を残してくれる、子どもに語りかけるような、ケストナーの文体を見事に日本語で表した、池田香代子さんの訳も楽しい作品となっております。

     そうした個性は、『女なんてあわれなもんよ』と、如何にもな知ったかぶりを得意気に言う姿に、却って、可愛らしさや明るさがある「ポニー」や、『てやんでい』が口癖の「グスタフ」、皆のまとめ役の「教授」、素直な寝言に微笑ましさがある、ちびの「ディーンスターク」等々、様々でありながら、その中でも考え方の違いから浮いてしまう子達も、当たり前のように同等の視線で描いているところが、如何にもケストナーらしいなと感じつつも、そんな平等性の素晴らしさは元より、ただ優しいだけではない点に、更なる彼の素晴らしさがあることを、ここでは、より強調しておきたい。

     というのも、今の世の中で感じられる、ひとつの閉塞感として、その人らしさとして認めてあげながらも、時にはそれは違うと判断が出来、尚且つ、その人を傷つけずに理解へと促せるような、的確な線引きを行える人が少ないような気がしており、ここでは、それをケストナー自身の人生と重ね合わせることで、より説得力を増しながらも、明確なのは、子どもだけでなく、大人にも平等性を唱えていることである。

     例えば、お父さんの人間性を表した教授の言葉に、『父さんがいっしょにいても、おんなじことをするかなって、いつも考えろって。きょうも、そうするだけだよ』があるが、この言葉は、お父さん自身がそうした人格者で無ければ、まるで説得力の無いものとなってしまう事に加え、彼と教授とが、父と息子でありながら、対等な関係性を位置付けていることも良く分かる台詞である点に、家族のひとつの素晴らしさが垣間見え、そうした教えを受けているからか、教授自身の大人顔負けの台詞として、『道徳的には、おまえが正しいよ。だけど、裁判所はおまえを有罪にする。ここんとこ、おとなだって、わかってないやつはいっぱいいる。だけど、そういうことなんだよ』が挙げられ、これには、思わずハッとさせられるものがあった。

     また、そうした親子の対等性は、エーミールとお母さんも同様であり、父を幼い頃に亡くした彼は、それ以来、自分が周りの子どもたちからも見劣りしないように、お母さんがどれだけ身を粉にして働いているのかを、よく理解しており、そんなお母さんに応えてあげたいと行動で示す彼の思いは、まさに二人だけだからこそ、上下関係ではない共に生きていく対等で大切な存在であることを裏付けた、読んでいて、とても心が温かくなる関係性だと感じつつ、それぞれの自由を認めながら言いたいことも言い合える、懐の深い素敵な関係性でもあり、それは、彼の思いに寄り添ったケストナーの言葉からも感じられた、生きていく上でとても大切な、相手の気持ちに寄り添い、それを思うことなのです。


    『エーミールはお金を思って泣いたのだ。母さんを思って泣いたのだ。これがわからないような人は、どんなにごりっぱな人でも、たいしたことはない』

     私も同感です。

    0
    2024年03月02日

    Posted by ブクログ

    小学生の頃、何度も読み返した本。本当に面白くて、ワクワクしながら読んだ。50年以上経っても、今だに数々の場面が浮かんでくる。小学生の時にこんな素晴らしい本を読めたのは幸せだったなあと思います。

    0
    2024年01月22日

    Posted by ブクログ

    面白かった!文章に多少クセがあるけど、この後どうなるのだろうと気になって最後まで読みました。「どうぶつ会議」の作者の方だったのですね。

    0
    2023年02月25日

エーミールと探偵たち の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    児童書 / 児童文学
  • 出版社
    :
    岩波書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    岩波少年文庫
  • タイトル
    :
    エーミールと探偵たち
  • タイトルID
    :
    884752
  • ページ数
    :
    230ページ
  • 電子版発売日
    :
    2020年12月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    6MB

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