夜と霧 新版

夜と霧 新版

〈わたしたちは、おそらくこれまでのどの時代の人間も知らなかった「人間」を知った。では、この人間とはなにものか。人間とは、人間とはなにかをつねに決定する存在だ。人間とは、ガス室を発明した存在だ。しかし同時に、ガス室に入っても毅然として祈りのことばを口にする存在でもあるのだ〉

「言語を絶する感動」と評され、人間の偉大と悲惨をあますところなく描いた本書は、日本をはじめ世界的なロングセラーとして600万を超える読者に読みつがれ、現在にいたっている。原著の初版は1947年、日本語版の初版は1956年。その後著者は、1977年に新たに手を加えた改訂版を出版した。
世代を超えて読みつがれたいとの願いから生まれたこの新版は、原著1977年版にもとづき、新しく翻訳したものである。
私とは、私たちの住む社会とは、歴史とは、そして人間とは何か。20世紀を代表する作品を、ここに新たにお贈りする。

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夜と霧 新版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    やっっと、読めた……

    「わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、生きることがわたしたちからなにを期待しているか」と問う必要がある。
    ↑読む前からこの部分は知っていたけど、やっぱりここが一番印象深かった…

    自分の生きる意味、苦しむこと、死ぬこと、幸せとは、、、いろいろ考えさせられた

    0
    2026年06月08日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの再読。
    何度読んでも胸を打たれる。静かに深く深く感動する。
    強制収容所での自身の体験やそこでの人間観察を元に、生きる意味や人間の在り方について書かれている。

    著者はフロイトやアドラーとも交流があり、精神科医として高名であった。
    そんなフランクルでさえも、ひとたび収容所に入れられてしまうと

    0
    2026年06月06日

    Posted by ブクログ

    強制収容所に収容された方の心理学的視点から見た作品。どのような人が収容所という厳しい環境で生き延びたのかということについて書かれたもの。精神的自由を得た人が収容所において自己を深めながら現実との回避をしたそうだ。
    様々な作品で収容所の厳しい環境について述べているが、被収容者、監視者という異なる立場で

    0
    2026年06月02日

    Posted by ブクログ

    精神医学・心理学者の視点から被収容者の生活と心情が記録されたもの。過酷な運命に諦めず、絶望せず、希望や夢を持つことが生き抜く力になったことを、そうすることのできた一部の人間の底力を示している。

    0
    2026年05月30日

    Posted by ブクログ

    ある特殊な状況下においての人間心理について
    そんなふうにどこかで思っていた本。
    だけど読み終わって感じたのは
    特殊な状況下だからこそわかりやすくなった
    人が生きることについての本だった。

    私は三十代で不安症になり、外側に安寧を求めても、求めても、求めても、終わりはなかった。
    結局、本当の安寧は、外

    0
    2026年05月27日

    Posted by ブクログ

    とてもわかりやすい言葉で生きる意味について語られていて納得することができた。

    自由も尊厳も全て奪われた困難の中で、それでも決して奪われることがないのは自分の内面であり誇りである。
    苦しみも死も生きる意味のひとつであり、誇り高く苦しみ、誇り高く死ぬことが生きる意味なのだと思った。
    傍に置いて何度も読

    0
    2026年05月08日

    Posted by ブクログ

    ずっと前から気になっていた。やっと読めた。
    もっと早く読めばよかった。でもきっと、今だから読めた。
    完璧じゃなくていい。自分に誠実に生きたい。
    心の中の宝石を、磨いていきたい。

    0
    2026年05月05日

    Posted by ブクログ

    「自分は何のために生まれてきたのか」と、深い思索に耽ったことがある。
    そのとき辿り着いた答えは、「生まれてきたことに、あらかじめ用意された理由などない」ということだった。大切なのは、自分がどのように生きたいかという、自らの意志による結論なのだ。

    名著『夜と霧』を読み、私は確信した。過酷な状況下であ

    0
    2026年04月18日

    Posted by ブクログ

    愛は実体を伴わずとも存在する。

    ・電車で移送されるなか、ザルツブルクの山並みが水彩画のようだったり、夕日を眺めるために疲弊し切っている仲間を叩き起こしてまで見せようとしたり。「世界はどうしてこんなに美しいんだ」という言葉に、打ちひしがれる。

    ・遺言の暗記のパートで収容所の仲間に伝えた妻へのメッセ

    0
    2026年04月12日

    Posted by ブクログ

    いつか必ず読もうと思いながらなかなか開くことができなかった1冊。

    この本を読むことができて、本当に本当によかった。
    想像を絶する暗闇の中でも、人間の心に最後まで残る、小さいけれど確かな光を見せて頂いた。

    第二次世界大戦中に強制収容所へ収監されたユダヤ人心理学者である著者が、その経験を軸とし、極限

    0
    2026年04月09日

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