夜と霧 新版

夜と霧 新版

〈わたしたちは、おそらくこれまでのどの時代の人間も知らなかった「人間」を知った。では、この人間とはなにものか。人間とは、人間とはなにかをつねに決定する存在だ。人間とは、ガス室を発明した存在だ。しかし同時に、ガス室に入っても毅然として祈りのことばを口にする存在でもあるのだ〉

「言語を絶する感動」と評され、人間の偉大と悲惨をあますところなく描いた本書は、日本をはじめ世界的なロングセラーとして600万を超える読者に読みつがれ、現在にいたっている。原著の初版は1947年、日本語版の初版は1956年。その後著者は、1977年に新たに手を加えた改訂版を出版した。
世代を超えて読みつがれたいとの願いから生まれたこの新版は、原著1977年版にもとづき、新しく翻訳したものである。
私とは、私たちの住む社会とは、歴史とは、そして人間とは何か。20世紀を代表する作品を、ここに新たにお贈りする。

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夜と霧 新版 のユーザーレビュー

4.5
Rated 4.5 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    収容所へと運ばれた人々は、到着するとすぐに選別された。妊婦や子供、高齢者はガス室へ送られ、残された者も全てを奪われ、過酷な強制労働を強いられた。食事も満足に与えられず、衰弱すれば容赦なく命を奪われる。どちらに選ばれても、そこは地獄だった。

    そんな極限の状況下でも、生き延びた人がいた。
    では、同じ地

    0
    2025年03月29日

    Posted by ブクログ

    人類の歴史として書物に残る尊さに星5つ。
    壮絶な体験をしたにも関わらず、心理学者として極めて冷静に体験談を語っている。
    この歴史を起こしたのも、犠牲になったのも同じ人間。歴史を繰り返さない世を創るのも人間だといいな。

    0
    2025年03月25日

    Posted by ブクログ

    人間とはいったい何なんだ。どこまでも酷く醜くなれる存在。一方で、もはや何も残されていなくても、人を愛して至福に心を満たすことのできる存在。

    これは過去の特殊な環境下での出来事として片付けられない。その両極は、普遍的な人間の存在様式なのではないだろうか。
    自分も、どちらにでもなる得る存在であることが

    0
    2025年03月22日

    Posted by ブクログ

    自分では想像すらつかなかったことが学べました。
    実際に収容された著者の記述は、非常に緊張感がありました。

    0
    2025年03月04日

    Posted by ブクログ

    すごく興味深い本だった。強制収容所の日常を淡々と書かれており、過酷な日常に置かれた人間がどういう風に変化して行くか、が詳しく描かれていた。
    死を免れることができた、その要因はほんの些細な事柄や運によるものが多くて愕然とした。
    良い人は収容所から出てこれなかった、という一文がすごく重かった。

    0
    2025年02月22日

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