夜と霧 新版

夜と霧 新版

〈わたしたちは、おそらくこれまでのどの時代の人間も知らなかった「人間」を知った。では、この人間とはなにものか。人間とは、人間とはなにかをつねに決定する存在だ。人間とは、ガス室を発明した存在だ。しかし同時に、ガス室に入っても毅然として祈りのことばを口にする存在でもあるのだ〉

「言語を絶する感動」と評され、人間の偉大と悲惨をあますところなく描いた本書は、日本をはじめ世界的なロングセラーとして600万を超える読者に読みつがれ、現在にいたっている。原著の初版は1947年、日本語版の初版は1956年。その後著者は、1977年に新たに手を加えた改訂版を出版した。
世代を超えて読みつがれたいとの願いから生まれたこの新版は、原著1977年版にもとづき、新しく翻訳したものである。
私とは、私たちの住む社会とは、歴史とは、そして人間とは何か。20世紀を代表する作品を、ここに新たにお贈りする。

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夜と霧 新版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    アウシュビッツに送られた心理学者の回想録。極限の状況に追い込まれると精神がどのように壊れていくかの描写がエグい。平和と普通の生活のありがたさが身に染みるわ。

    0
    2024年11月17日

    Posted by ブクログ

    感情を消して身を守る、未来に希望を持って生き、自分の存在理由を知り、愛のすばらしさを知る。そして、どんな状況においても人間はどう生きるか選択できるということ。

    強制収容所での経験を静かに綴った一冊を「人間とはなにか?」と悲しみや感動を覚えながら読み終えた。

    0
    2024年11月10日

    Posted by ブクログ

    これは、、、人が直面する体験としては最も過酷でヘビーな話だと思う。にも関わらず、心理学者という職業柄なのか、あくまで客観的に自分の様子が書かれた文章は、読んでいて心が痛くなってくる。決して忘れてはならない歴史だし、これからの未来にこの経験をどう活かしていくのかは重大な問題であると思う。

    0
    2024年11月09日

    Posted by ブクログ

    ずっと読もうと思っていた本をやっと読んだ。
    この本は軽い気持ちで読めないな、とか読後の気持ちを想像して横目に見つつちょっと避けてた。今だ、と思って読み出して3日で読んだ。
    心理学者の著者が書く本書は、収容所での壮絶な体験や生活を前提として共有する程度で、大部分は心理学の観点からの観察と考察として語ら

    0
    2024年11月02日

    Posted by ブクログ

    極限の状態にある人間の心理プロセスを精神科医の眼で書き綴られている。某収容所内で仲間が次々殺されていく絶望感、無力感は胸が苦しくなるが、明日死ぬかもしれない女性が窓から見える自然の美しさに感動する場面があり、人間の強さを感じた。

    0
    2024年10月29日

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦時のドイツ強制収容所に、ユダヤ人だという理由で収容された心理学者の体験記。

    これはすごい。。何度も読み返したくなるのが分かる唯一無二の名作だ。。

    序盤から中盤にかけては、被収容者達が人間としての感情を失っていく様子が、平和な時代を生きている私にも少しでも理解できるように、わかりやす

    0
    2024年10月26日

    Posted by ブクログ

    私が生に何を求めているのではなく、生が私に何を求めているか。
    言葉では表しきれないほどの衝撃と感動を私に与えた本だった。
    人間性の涵養に必読の書である。
    自信を持っておすすめしたい。

    0
    2024年10月23日

    Posted by ブクログ

    精神的な愛についての言及が印象的。
    愛は人が人として到達できる究極にして最高のものだ。一言一言に深く感動した。「世界はどうしてこんなに美しいんだ!」とだれかが言ったー。
    希望や愛の描写がとくに残った。一言一言を咀嚼してくる感覚が、とても心地よくて、良い読書体験だった。

    0
    2024年10月17日

    Posted by ブクログ

    「精神の自由」の節あたりから、収容所体験を心理学者の視点から論じていて興味深かった。
    言葉の重みがすごい。文面だけではない、著者の伝えたいことが多くありそう。

    漢字で“譫妄”が読み書きできるようになった。

    0
    2024年10月15日

    Posted by ブクログ

     筆者の体験と自分の現状を比較すべきではないと分かっているが、自分の苦しみなんて大したことないと思い知らされる。人生における様々な場面での「願望と現実との乖離」に私は甘い認識や期待をもち過ぎていると感じた。
     精神と肉体は別物である。肉体が傷ついていくのは自分で気づけるが、精神の消耗は気づけないケー

    0
    2024年10月14日

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