夜と霧 新版

夜と霧 新版

〈わたしたちは、おそらくこれまでのどの時代の人間も知らなかった「人間」を知った。では、この人間とはなにものか。人間とは、人間とはなにかをつねに決定する存在だ。人間とは、ガス室を発明した存在だ。しかし同時に、ガス室に入っても毅然として祈りのことばを口にする存在でもあるのだ〉

「言語を絶する感動」と評され、人間の偉大と悲惨をあますところなく描いた本書は、日本をはじめ世界的なロングセラーとして600万を超える読者に読みつがれ、現在にいたっている。原著の初版は1947年、日本語版の初版は1956年。その後著者は、1977年に新たに手を加えた改訂版を出版した。
世代を超えて読みつがれたいとの願いから生まれたこの新版は、原著1977年版にもとづき、新しく翻訳したものである。
私とは、私たちの住む社会とは、歴史とは、そして人間とは何か。20世紀を代表する作品を、ここに新たにお贈りする。

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夜と霧 新版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    理解できてないところがある気がするし、
    読む時の自分の人間力的なもので
    理解度がかわりそうだから、また読みたいと思った。

    アウシュビッツ強制収容所で生活していた
    フランクルさんという精神科医が、
    収容所での人の心理状態を
    自分の経験から解析していく話。

    人は、強制収容所のような極限の状態では、

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    これほど貴重な読書体験はありません。
    少しでも興味があるなら読むことをお薦め致します。

    本書がどれほど素晴らしいかは既に語られつくしていると思いますので、少し違った視点で申し上げると、本書は本書をビジネス本の延長のような短いTIPSを得る為に読むか、著者の言う通り体験記として読むかで理解が違い、前

    0
    2025年12月06日

    Posted by ブクログ

    この本を読んで必ず行こうと思っていたダッハウ強制収容所を2024年8月に訪問。現地の記念館での解説とフランクルや収容者が過ごした情景が重なり、涙なしでは過ごせなかった。どんな環境下でも人間でいようとした人々の描写に、人間の美しさと愚かさとを突きつけられた1冊。

    ミュンヘン近郊を訪れる機会があったら

    0
    2025年12月04日

    Posted by ブクログ

    主体性のある生き方の具体例。苛酷な状況においても、主体性のある生き方が可能であることを豊富な具体例を交えて書かれたエッセイ。

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    収容所施設での壮絶な体験を心理学者が綴った本。
    この本は単なる体験記ではなく、人生を問い直すきっかけを与える本です。

    0
    2025年11月30日

    Posted by ブクログ

    副題「心理学者、強制収容所を体験する」
    生死を分ける状況下で人間はどこへ意識を向けるか深く深く考えさせられた。
    「人は強制収容所に人間をぶちこんで、すべてを奪うことができるが、たったひとつ、あたえられた環境でいかにふるまうかという人間としての最後の自由だけは奪えない」この一文が心に残った。内面的なよ

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    タイトルは聞いたことがあったが、読んだことがなかった本書。読書会に参加してくれた方の話題提供が興味を誘い読んでみることに。精神科医でもある著者が実際に体験したナチスの強制収容所での体験を綴った本書。正直読み進めるのが辛いぐらい人間の怖さが深く刺さる。この局面で自分自身は死を選ばずに生を選び続けること

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    ナチスドイツ時代の絶滅強制収容所を舞台ですが、歴史・思想等が主題ではなく、人間としての生き方を問われる作品です。
    作者や周囲の方は「極限状態」に置かれていますが、内容としては決して私たちに縁遠いものではなく、むしろより身近に感じるものでした。
    立場・時代を超えて必読の一冊と思います。

    0
    2025年11月19日

    Posted by ブクログ

    人間が人間としての自由や権利や意思を奪われること。

    奪われた者たちは初めは混乱し、抵抗するも、やがて順応してしまうこと。

    しかしながら、人間として決して奪われないものもあるということ。

    奪われたものが返ってきても、もはや受け付けられなくなってしまった者もいたということ……。

    ホロコーストの当

    0
    2025年11月13日

    Posted by ブクログ

    〜感想〜
    生きる意味を深く考えさせられた。

    〜特に心に残った部分〜
    この人間の真価は収容所生活でこそ発揮されたのだ。おびただしい被収容者のように無気力にその日その日をやり過ごしたか、あるいは、ごく少数の人びとのように内面的な勝利をかちえたか、ということに。

    0
    2025年10月25日

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