【感想・ネタバレ】夜と霧 新版のレビュー

あらすじ

〈わたしたちは、おそらくこれまでのどの時代の人間も知らなかった「人間」を知った。では、この人間とはなにものか。人間とは、人間とはなにかをつねに決定する存在だ。人間とは、ガス室を発明した存在だ。しかし同時に、ガス室に入っても毅然として祈りのことばを口にする存在でもあるのだ〉

「言語を絶する感動」と評され、人間の偉大と悲惨をあますところなく描いた本書は、日本をはじめ世界的なロングセラーとして600万を超える読者に読みつがれ、現在にいたっている。原著の初版は1947年、日本語版の初版は1956年。その後著者は、1977年に新たに手を加えた改訂版を出版した。
世代を超えて読みつがれたいとの願いから生まれたこの新版は、原著1977年版にもとづき、新しく翻訳したものである。
私とは、私たちの住む社会とは、歴史とは、そして人間とは何か。20世紀を代表する作品を、ここに新たにお贈りする。

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Posted by ブクログ

あまりにも凄惨過ぎてまるでフィクションの小説を読んでいるよう。アウシュヴィッツに実際に収監された人の体験談を読めるのは貴重。

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

精神科医の視点で強制収容所で過ごした日々が
語られている。
収容所の人々の行動、精神面の変化などを客観的に分析し、描かれているので、
あまり感情的にならずに本を読むことができた。

とはいえ、歴史的に凄惨な事件を題材に
精神学的な主張がされているので、
一度読むだけではテーマが重すぎました。。。
っくり何度も読んで血肉にしていきたいです。

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2026年07月17日

Posted by ブクログ

強制収容所での自身の体験をもとに、精神科医である著者が極限状態における人間心理の洞察を綴った本。人間の尊厳とは何か、淡々と、刺さるような問いかけが描かれていた。新訳の訳者あとがきによると原著も改訂版が出るたび内容が大きく変わっているようで(恐らく情勢による著者の心理的変化により)、それ自体もとても感慨深かった。

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2026年07月11日

Posted by ブクログ

被収容者という当事者でありながら、囚人の視点ではなく研究者の視点で記されている。

悲惨な歴史を感情のままに描いたものとは異なり、人間の本質についての知的で冷静な記録。
だからこそ心に響く。

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2026年07月07日

Posted by ブクログ

息子へ)
この本を君に紹介すべきか悩んだ。
お父さんがこれまで読んだ本の中で最も衝撃的で、生きるということを考えずにはいられなかったから。
でも、紹介したいと思う。
この本からしか学べないことだし、経験して学ぶ内容ではないからだ。誰も2度と経験してほしくないと祈る内容だから。
本書の原本のタイトルは「心理学者、強制収容所を体験する」だ。第2次世界大戦中、ナチスドイツがユダヤ人を迫害した。強制収容所で強制労働を強いて、人を人して扱わなかった。そこを生き延びた心理学者が、学者の立場で、人間心理を分析するというのが本書の内容だ。

人としての尊厳を完全に奪われた状態。
究極の状態で、人は何を思うか?

そこから人の精神・魂の本質を学び、解説してくれている。

人とは?生きるとは?死とは?
究極の「死生感」を本書から知ることができる。
(本書以外からは知ることができない、、、、)

本書で紹介されている「ことば」。
「なぜ生きるかを知っているものは、どのように生きることにも耐える」
「生きるの意味を問うことをやめ、わたしたち自身が問いの前に立っているこを知るべきだ」
生きることからの問いを意識せずに過ごしていることは、とても幸せなことに感じた。もちろん四六時中、生きるの問いに答えようとする必要はないかもしれない。ただ、たまにはしっかりと考えておくときも必要だ。

本書を読んだときぐらいは考えてもいいと思う。
「生きる」からの問いに対して、少しずつでも、正しい回答をしていきたいと、お父さんは思った。

これからも、きみと一緒に考えていきたいと思う。

(お父さんの本の買い方)
BOOK・OFF:800円
(読め、もしくは、読むな)
必ず読め! ただし覚悟をもって。
(君が・・・歳のころに)
君が25歳になって気持ちが平穏なときに読んで欲しい

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2026年07月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

重厚すぎて自分などが感想を書けるような本ではないが…。
10年以上前から読みたいし読むべきと思いつつ積読になっておりようやく読めて本当によかった。
この話を書くにあたって自分の両親や妻を亡くした悲しみに触れずにいられることがあるのか…。
私が筆を執ったらそのことばかりになると思う。
国外逃亡のチャンスを蹴っていたという事実も衝撃的だった。あんな目に遭ったら例え親族を置いて行くことになったとしてもその選択を取らなかったことを私なら一生悔やんでしまうと思う。
早くからこの分野で頭角を現していた様だが、ただ優秀なだけではない。只者ではない…。
最後の最後まで狭い隙間を運良くすり抜ける様に生き残っていて複雑な気持ちだった。こぼれ落ちた人や残された人の無念さといったらないだろう…。
あの劣悪な環境下でも良心を失わないひとがいること、またそういう光に目を向けられる強さよ…。
ロゴセラピーを知ることが出来てよかった。
ここまで酷い目に遭ってなくてもなんでこんな目に遭わなきゃいけないんだよ〜ということは人生にあり、生きてる意味ないなと思ったこともあり、でもその酷い出来事がその様な人生が自分に何を問い掛けているのか?という視点を与えられたことで理不尽なことであってもそれを何らかの形で役立てたいと思うようになった。今まではマイナスの出来事も含めて今の自分を作ったんだ、でも今の自分を失ってもいいからそんな酷いこと起こらなければよかったのに、と思っていた。でも、態度価値という概念を知ることで、起きなければよかったのにという可能性は排して、その出来事が何を問い掛けているのかというところがスタート地点になって悩む方向が変わり結果的に気楽になれた。何を問われているんだろう。これから何を問われる人生になるのだろう。フランクルとは違いさして立派な人間でもないのでくよくようじうじすることが無くなる訳ではないだろうが、自分に出来ることが何かを探すことを辞めずに生きていきたいと思う。善い人間でありたいと思う。

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2026年07月02日

Posted by ブクログ

まず感じたのは、これはナチスだから、ユダヤ人だからという特別な話ではなく、人類すべてに共通する問題なのではないかということです。

私たちホモ・サピエンスは、状況次第で誰もが加害者にも被害者にもなり得る存在なのだと強く感じました。

もちろん、強制収容所のような極限の状況とは比べられませんが、日常生活の中でも、知らず知らずのうちに誰かを傷つける加害者になったり、反対に傷つけられる被害者になったりすることはあると思います。

だからこそ、そのような状況に直面したときに、それをどう受け止め、どのような意味を見いだし、どう生きるかは自分自身の選択なのだと思いました。

どのような立場に置かれても、人としての尊厳を失わず、誤った選択をしないように生きていきたいと感じました。

4.4

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2026年06月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まるで、人間扱いされてないような収容の様子、労働できないと判断されたら抹殺されること、残酷な話ありましたが、生きることで必死な様子がすごく伝わってきました。同時に今生きてること、世界は素晴らしいんだということ、痛感しました。

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2026年06月12日

Posted by ブクログ

やっっと、読めた

「わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、生きることがわたしたちからなにを期待しているか」と問う必要がある。
読む前からこの部分は知っていたけど、やっぱりこの逆転させた問いが一番心に残る
極限状態でも自分を見失わず収容所での人の心理を分析できる精神力を保てていることが凄い。
自分の生きる意味、苦しむこと、死ぬこと、幸せとは、、、いろいろ考えさせられた
フランクルのように絶望の先にさらに失意があったとしても、自分を奮い立たせられることは簡単ではない、でもそれくらいの強靭な精神力を持って生きれたらと思う

1周だけだとまだ噛み砕けてない部分もあるのでこれは何回でも読み返して深めたい

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2026年06月08日

Posted by ブクログ

久しぶりの再読。
何度読んでも胸を打たれる。静かに深く深く感動する。
強制収容所での自身の体験やそこでの人間観察を元に、生きる意味や人間の在り方について書かれている。

著者はフロイトやアドラーとも交流があり、精神科医として高名であった。
そんなフランクルでさえも、ひとたび収容所に入れられてしまうとこれまでの功績はおろか、名前も家族も毛髪まで全てを奪い取られ、代わりに119104という被収容者番号が与えられ、無機的な存在として扱われた。

飢餓や睡眠不足、過酷な労働の中で、暴力や侮辱を受け続け、死と隣り合わせ、運命を弄ばれる日々。身体的にも精神的にもえぐりとられていくなか、人間の尊厳を保った人たちが確かにいたことが記されている。
そんな人たちを観察しながら、フランクル自身刻々と変わっていく運命と対峙しながら、生きることとは究極的には苦しみも死も含めたものであり、それを引き受けられるのはその人だけで、その全てと向き合いながらどんな選択をするのか、人としてどう在るのか、それを行動で示していく責任があるのだと結論づけている。
人生に生きる意味を問うのではなく、我々は問われている存在なのだと、自らの一回きりの人生を通してその答えを導き出していく必要があるのだと。

今後もきっと何度も読み返すだろう。

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2026年06月06日

Posted by ブクログ

強制収容所に収容された方の心理学的視点から見た作品。どのような人が収容所という厳しい環境で生き延びたのかということについて書かれたもの。精神的自由を得た人が収容所において自己を深めながら現実との回避をしたそうだ。
様々な作品で収容所の厳しい環境について述べているが、被収容者、監視者という異なる立場でも、優しさや正しさを貫くことができる点も驚いた。
人生で一度は読みたい作品だった。

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2026年06月02日

Posted by ブクログ

精神医学・心理学者の視点から被収容者の生活と心情が記録されたもの。過酷な運命に諦めず、絶望せず、希望や夢を持つことが生き抜く力になったことを、そうすることのできた一部の人間の底力を示している。

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2026年05月30日

Posted by ブクログ

ある特殊な状況下においての人間心理について
そんなふうにどこかで思っていた本。
だけど読み終わって感じたのは
特殊な状況下だからこそわかりやすくなった
人が生きることについての本だった。

私は三十代で不安症になり、外側に安寧を求めても、求めても、求めても、終わりはなかった。
結局、本当の安寧は、外側ではなく内側にあるのだとわかった。まだまだもがく日々である。
強制収容所という地獄のような状況下においても人間の尊厳を失わなかった人、幸せですとまさか言えた人がいたことを知れて本当に嬉しかった。
また、カポーのような存在も。差別、被差別、被害者、加害者といったカテゴリーの線引きを超えた人間性について。
とても興味深く勉強になった。

こんな悲劇は絶対に繰り返したくない。
それは大前提としてだけど、強制収容所の体系は
この日本でもあり得ることの縮図だと思える。
例えば、家庭内で子どもが同じような被害を受けていたり。
学校の部活内で行われていたり。
そう考えた時「だからあの人はこうなんだ」と理解の助けにもなる。

そして忘れたくないのは、運命について。
どうしてもコントロールすることは不可能な運命。
だからこそ思う存分とらわれることなく生きたいと思った。
運命を前にして、打算など意味をなさないんだと、これ以上ないほど痛切に教えてくれた。

折に触れてまた読み返したい本。
戦争の二文字が不気味に眼前をチラつくような今に
この本を読めてよかった。

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2026年05月27日

Posted by ブクログ


強制収容所での経験を心理学の立場から解明しようと書かれた本。元被収容者の特異で心理学的に見てまったく新しい人生観への理解を助けることが眼目だというが…


被収容者の心の反応は三段階、つまり収容される段階、まさに収容所生活そのものの段階、そして出所ないし開放の段階に分類されるが、第一段階は収容ショックが自身の体験と共に語られる。恩赦妄想、つまり助かるのではないかと言う幻想は見ぐるみをはがされ鞭で打たれる中で潰えていき、その一方で裸の体以外に失うものはないという、やけくそのユーモアが込み上げる。

収容ショックにある者にとって、出口のない死の危険と隣り合わせの状況におけるさまざまな"選別"は自殺の手間を省いてくれるものでしかなかった。


収容されて数日で被収容者は第二段階、感動の消失(アパシー)へ移行する。「感情の消滅や鈍磨、内面の冷淡さと無関心。」毎日殴られることにたいしても、何も感じなくさせる。理由もなく殴られる。殴られながら嘲られる。最悪の栄養状態で精神的にも追い詰められる、最悪の状況。

しかしこの「ほかにありようが"ない"」としか思えない環境に対し、どうふるまうかという、精神の自由を見失わなかった人がいたという。


人間としての、最後の、内なる自由。

「収容所の日々、いや時々刻々は、内心の決断を迫る状況また状況の連続だった。人間の独自性、つまり精神の自由などいつでも奪えるのだと威嚇し、自由も尊厳も放棄して外的な条件にもてあそばれるたんなるモノとなりはて、「典型的な」被収容者へと焼き直されたほうが身のためだと誘惑する環境の力の前にひざまずいて堕落に甘んじるか、あるいは拒否するか、という決断だ。」

私はきっと無理だ。でもこれを読んで無理だ、とは言えない気もする。「わたしがわたしの苦悩に値しない人間になる」ことが耐え難いと感じる。それはこの本の力だと思う。


「強制収容所での生のような、仕事に真価を発揮する機会も、体験に値すべきことを体験する機会も皆無の生にも、意味はあるのだ。」

「わたしたちは、おそらくこれまでどの時代の人間も知らなかった「人間」を知った。では、この人間とはなにものか。人間とは、なにかをつねに決定する存在だ。人間とは、ガス室を発明した存在だ。しかし同時に、ガス室に入っても毅然として祈りのことばを口にする存在でもあるのだ。」

とりわけこれらの言葉は文中でも光彩を放って見えた。


第三段階は収容者を解放された被収容者の心理だが、あいかわらず権力や暴力といった枠組にとらわれた心的態度、つまり「そういう人びとは、今や解放された者として、今度は自分が力と自由を意のままに、とことんためらいもなく行使していいのだと履き違えるのだ」。後書きでも触れられていたが、このくだりはパレスチナのナクバが思い出され、やるせなかった。


最後に、分断が進む今の時代に、自分自身戒めとなる言葉を引用しておきたい。

「こうしたことから、わたしたちは学ぶのだ。この世にはふたつの人間の種族がいる、いや、このふたつの「種族」はどこにでもいる。どんな集団にも入りこみ、紛れこんでいる。まともな人間だけの集団も、まともではない人間だけの集団もない。したがって、どんな集団も「純血」ではない。監視者のなかにも、まともな人間はいたのだから。」

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2026年06月25日

A

購入済み

「苦しむことはなにかをなしとげること」
はたして自分がその境遇になったときに
そのように境地に達することはできるのだろうか。
解放されずに殺されてしまった人々は、どう思うだろうか。
結論を出せるような問題ではないが
自分にはない視点を得られた。

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2024年04月10日

購入済み

興味深い

あらすじと名言を聞いただけで読みたいと感じ、購入しました。固い表現ばかりに見えますが内容がとても興味深く、何周も読みたいと思いました。

#切ない #深い #タメになる

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2023年12月01日

購入済み

名著

著者の実際の体験から得られた言葉には計り知れないほどの説得力があった。凄惨な場面についての表現も多く含むため読むのが辛くなることもあるが、読了して多くのことが学べたと思う。現代に生きるすべての人に読んでほしい一冊。

#感動する #深い #タメになる

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2022年05月31日

購入済み

人生に悩む人は読むべし

前半は、悲惨、無残、過酷、残酷、どんな形容詞でも足りないほどの強制収容所の実態が、抑えたトーンで描かれたルポルタージュです。

後半は、そんな環境下で作者が見いだした、生きるとはどういうことか、生きることの価値は何なのか、ということが、圧倒的な説得力で伝えられています。
人生で辛いことがあって、何のために私は生きているんだろう、とか、私はどう生きればいいんだろう、とか、悩んでいる人(私がそうでした)に、ひとつの回答を提示してくれます。

旧版は読んだことありませんが、新版は読みやすく、訳も問題ありません。

一点だけ。タイトルは、新訳の訳者は、旧訳への敬意をこめて、元のタイトルを残した、と述べていますが、若干違和感を感じました。前半の収容所ルポにはフィットするタイトルですが、後半の人生論にはちょっとそぐわない気がします。新しいタイトルをつけても良かった気がしますが、あまりに有名なタイトルなので、そのまま残したのでしょう。

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2017年02月27日

Posted by ブクログ

終わりがないこと、未来が見えないこと、耐える目的がないこと、拷問と呼べるほどの強制労働の中で生き延びたことは運でしかないだろう。作家である彼は、心理学を専門とする医師として収容者を観察し続けた。それが後世に受け継がれているのは、彼の必死の想いだったのだろう。
ほかの方のコメントにもあるように、辛く重く苦しい。でもこれは間違いなく人間がやったことだ。ヒトラーが主導し、歴史的に特殊なケースではあるが、他人事で終わらせてはいけない。

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2026年07月10日

Posted by ブクログ

ずっと本棚に入っていて、読めなかった本。
勝手に考えていたイメージとは違った。
何年後かに再び読むと思う。

ドフトエスキーの言葉
「私は私の苦悩にふさわしくなくなるということだけを恐れた」

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2026年07月05日

Posted by ブクログ

かなり真剣に読まないと理解できない内容でした。
最近、生きることや、人間とは何なのかを自分に問いかけることがあったので手に取りましたが、
改めて、自分はなぜ存在するのか、その自分の存在を肯定してくれるものは何なのか、考えさせられました。
また、心と体はやはり繋がっているのだと感じました。

生きることに迷った時、また本を開こうと思います。

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2026年07月02日

Posted by ブクログ

重々しい雰囲気だが、人生という酸いも甘いも噛み分ける方法、つまり、生きる希望について書かれている一冊。

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2026年07月02日

Posted by ブクログ

文章が上手な精神科医がいたんだなと思った。
これだけの経験をした人はその後、何か世界に爪痕を残したくもなるよなと思う。
静かに過ごせる休日に一気に読みたくなる本。
私がひねくれているせいか、この本から学ぶことがよくわからない。極限の状態で人は退行すると描写する一方で内面は自由で思いやりを持つ人もいたという描写があり、私の中ではまだ伝えたいだろうことがあまりピンとこない。
ロゴセラピーについて少し理解してから読むとまた違う気持ちになるのかなと考えた。

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2026年06月27日

購入済み

人を選ぶ哲学書

やっぱり難しい、暗い、深い話だから、サクサク気軽には読めない。

幸せな気分になったり、そういう方向性で楽しめる本ではないが、人生を考えたり、成長という意味ではためになるし、勇気ももらえる。

あとは、知識マウント取りたい人が好きそうな本w

#深い #ダーク

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2026年06月19日

Posted by ブクログ

戦時中の過酷な状況に置かれた人々を描いた作品は多くあるが、本作は作者が心理学者としての目線で淡々と記しており、極限状態における人間の様子がかえってリアリティを持って伝わってくるショッキングな内容だった。個人的には収容中の話より解放後の部分の方が印象的。

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2026年06月17日

Posted by ブクログ

全体的に堅苦しいしちょっと難しいけど、大切なことを言ってる。
「苦悩と死があって、人間という存在ははじめて完璧なものになる」
悩みとか苦しさをどうにかしようともがきがちだけど、それが本来の人間らしさ。悩みのない完璧さはむしろ不自然で不完全なものなのかも。
人としての強さは、自分の中の醜さに真っ向から向き合えるかどうかで決まると思った。
でも、向き合いすぎてしんどくなる時もあるから適度に鈍感であることも必要だし…
80年ほど前のドイツから、現代社会の複雑さも感じ取れた。

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2026年06月17日

Posted by ブクログ

極限状態にいたことのある者にしか裏打ちされることのない、ごくごく当たり前の人間の感情に打ち震えながらも、やはりこれを書けるだけの知性がある者の方が生き残る可能性は高かったろうと思ったり。第二段階「収容所生活」の強烈な描写以上に、第三段階「収容所から解放されて」が辛い。

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2026年06月08日

Posted by ブクログ

日常から突然収容所へ送られた人間が、極限状態の中で少しずつ変わっていく様子を、驚くほど生々しく描いていた。

明日どうなるかもわからない状況の中で、人は簡単に希望を持てない。ただ生き延びるだけでも精一杯で、終わりの見えない不安が少しずつ人を壊していく。

特に印象に残ったのは、捕虜側から選ばれた「カポー」の存在だった。同じ立場だったはずの人間が監視役となり、生き残るために他者を押さえつける。その構造が、この場所の異常さをより現実的に感じさせた。

生き残ったとしても、そこで受けた傷は消えない。読み終わったあとも、人間が極限状態で何を失い、何を支えに生きるのかという問いだけが重く残った。

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2026年05月14日

Posted by ブクログ

「感情を捨てることで、人は生き延びる」

夜と霧を読んで最も印象的だったのは、人間は極限状態で「壊れる」のではなく、“生き延びるために感情を切り離す”ということだ。

収容所では、死や暴力に感情を動かし続けていては耐えられない。だから人は、苦痛に慣れ、「感じない」ことで自分を守る。それは冷酷さではなく、防衛本能だった。

そして一度失った感情は、解放されてもすぐには戻らない。自由になっても、喜びすら感じられない。その描写が強く残った。



「現代社会にもある、“感情の麻痺”」

これは戦時中だけの話ではないと思った。

現代でも、人は強いストレス環境の中で、少しずつ感情を削っていく。仕事、成果、SNS、人間関係。追い詰められるほど、人は「感じないことで耐える」ようになる。

仕事をただこなし、人にも自分にも無関心になる。それは怠惰ではなく、壊れないための防衛反応なのかもしれない。

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

目標達成のため、年末に駆け足で読んだ。でも、それくらいでちょうどよかったかもしれない。真剣に読むにはあまりにもつらい。気持ちがやられる。どういう感想を持つのが正解かわからない。男性的な目線だなと思った。淡々としていた。でも、男性的だから淡々としていたのではなく、ストレスが大きい環境にいたから、感情を失った、の方が近いかもしれない。防衛反応だ。

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

様々なメディアで必読書として取り上げられていながら、なぜ今まで読まなかったかと言えば、読むのがしんどそうだからに尽きる。しかし、実際に読んでみると印象がかなり違った。もちろん、悲惨な収容所生活の実態を書いてはいるけど、ガス室送りになった人々や次々死んでいく周りの囚人たちに過剰なフォーカスをするわけでもなく、生き残った側の視点から人間の極限状態を淡々と書いているので、目を覆いたくなるような場面はほとんどなかった。意図的だと思うが、近年の戦争映画でリアルな戦場描写を散々見ているせいもあって、何となくNHKのドキュメンタリーを見ているような感覚に近い印象。途中、作者が妻の幻影を心に思い描くことで救われる場面は感動的ではあるが、肝心の妻が生きているか死んでいるかは重要ではないと言い切ってるところは正直だなと思った。ただ、最終的に妻はどうなったかは書いてほしかった。新版だからか全体的に平易な文章で重苦しい描写も少なく、すぐに読み終えることができたものの、そこまで後に引きずるものがなかったというのが率直な感想。人間は死の直前まで自分が死ぬとは思っていないという言葉が頭に浮かんだ。

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2026年07月06日

Posted by ブクログ

タイトルだけは聞いたことがあり、津村記久子さんの『やりなおし世界文学』にあったので読んでみましたが、『アウシュビッツの小さな厩番』を読んでいる私としては、体験記としてはそちらのほうがずっと読みやすく心にも響いたので評価は低いです。

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2026年06月18日

Posted by ブクログ

こんなことが本当に起きてしまったのか、と思うと同時に人間の残虐性に改めて驚く。あまりに現代とかけ離れていて全体的にフィクションを読むようなモヤがかかった感覚で読んだ。個人的には収容後のエピソードが何とも言えない気持ちになり胸に刺さった。

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2026年06月14日

Posted by ブクログ

フロイト、アドラーに師事した精神科医フランクルがナチ強制収容所で体験したことを彼の目線で綴ったものがたり。世界600万部のロングセラー。

『人間とは、人間とはなにかをつねに決定する存在だ。人間とは、ガス室を発明した存在だ。しかし同時に、ガス室に入っても毅然として祈りのことばを口にする存在でもあるのだ。』

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2026年05月11日

Posted by ブクログ

ある心理学者の、強制収容所体験について書かれた本。強制収容所に囚われていたユダヤ人が、どのような日々を送っていたのかが書かれている。

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2026年05月10日

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