作品一覧 2023/04/28更新 外套・肖像画 試し読み フォロー 検察官 試し読み フォロー ゴーゴリ全集 試し読み フォロー 死せる魂 試し読み フォロー 隊長ブーリバ 試し読み フォロー 鼻/外套/査察官 試し読み フォロー 鼻・幌馬車 試し読み フォロー 1~7件目 / 7件<<<1・・・・・・・・・>>> ゴーゴリの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 鼻/外套/査察官 ゴーゴリ / 浦雅春 楽語調で訳されたゴーゴリの代表作3作品。 意見・好みは分かれるだろうけれど、ゴーゴリの入り口としてはとても面白い選択肢になると思う。 とはいえ、この本の中で最も興味深いのは巻末の解説かもしれない。 ゴーゴリに対する容赦のなさがあまりにも痛快。 どの物語も「滅茶苦茶」な展開が面白い一方、どこか平面的な...続きを読む、マネキンを動かしているような、無機質さのようなものを感じた。 確かに「彼は外形的フォルムを描く天才的な画家」であり、「外形を描き出すことしかなしえなかった」のだろう。 Posted by ブクログ 鼻/外套/査察官 ゴーゴリ / 浦雅春 昔、岩波文庫で読んだのですが、あの時は「ダメだ、こりゃ」と思ったのです。だが、今回、新訳で読むと「まったく違う」。不思議だなぁと思った。生き生きしている。テンポがいい。査察官は、とくに笑えた。古典文学で、ここまで笑えたのは初めてだと思う。というのも落語風に翻訳していて、リズムがよく少し軽い感じで話し...続きを読むが展開していくので、古典という違和感を感じることなく読めたのが良かったのかもしれない。おもしろいですよ。コメディであり風刺なのかな。でも、当時のロシアがよくわかんないから、何となく風刺しているという風?。 Posted by ブクログ 鼻/外套/査察官 ゴーゴリ / 浦雅春 新訳版ではべらんめえ口調となっているようです。 これ岩波版と対比で読んでみたいなぁ。 どう違う印象を受けるのでしょうね。 3つの作品どれもが好きです。 2つはまあありえないよ的な 非日常物語。 何せ最初の作品は鼻ディサピアードですので。 しかも移動しよるから恐ろしい。 でも、一番の傑作は 滑稽さ...続きを読む前回の「査察官」 悪いことしなければごまかしの連続なんかに ならなかったのにね。 最後のあの場面は「頭にこびりつく」ことでしょう。 賛否両論あるでしょうが この口調もわるかない。 Posted by ブクログ 鼻/外套/査察官 ゴーゴリ / 浦雅春 2月にバーゲンで、定価の1/3で外套を購入。 ロシアで着ても大丈夫な位暖かいですが、でーじ重い。 1.5kgもあります。 この外套に身に包んだ瞬間、何故か、ゴーゴリの『外套』を読みたくなりました。 この作品は、悲喜劇なんですが、プロレタリア兼人望の無い、しがない安サラリーマンには、身につまされて...続きを読む笑えませんでした。 昨日も、永年勤続で賞金を貰いましたが、お偉いさんから、会社に返せとかチクチク嫌がらせを受けたし。。。 これって、パワハラじゃないかと憤りながらも、しっかり返しませんでした。 そこで一句、やせ蛙、負けるなまるま(○ま=一色の碧い彗星の略称)、ここにあり。パクリ。 感動したっ!以上!!(毎度お馴染み、小泉元総理のパクリ) Posted by ブクログ 鼻/外套/査察官 ゴーゴリ / 浦雅春 ロシアが産んだ新感覚な笑いのエンターテイナー作家、ニコライ・ワシーリエヴィッチ・ゴーゴリの代表作3本を落語調で翻訳。 やっぱり「鼻」は何度読んでも訳が分からない。でも、クセになるおもしろさ。巻末解説の「4次元的創造力」という言葉に納得。「鼻」のあまりのシュールさに慣れてしまうと、続く「外套」、「査...続きを読む察官」の世界観が当たり前すぎて、物足りなくなる。 よって、ゴーゴリ初体験の方は「鼻」を後回しにして読むべし。 Posted by ブクログ ゴーゴリのレビューをもっと見る