作品一覧 2022/10/27更新 パルムの僧院 試し読み フォロー 赤と黒 試し読み フォロー 赤と黒 試し読み フォロー 赤と黒 試し読み フォロー カストロの尼 試し読み フォロー パルムの僧院 試し読み フォロー 恋愛論 試し読み フォロー 恋愛論 試し読み フォロー 恋愛論 試し読み フォロー 1~9件目 / 9件<<<1・・・・・・・・・>>> スタンダールの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 赤と黒(上) スタンダール / 小林正 読んでみないと、ちゃんと最後まで読まないと、その凄さがわからない、この一言に尽きる。 長いし、時代的背景が詳しくないから、読むのに時間がかかったが、後半まで読むと、読みながらすでに再読を検討していた。よくいる面白いか、面白くないかで評価するような人には到底理解出来ないとは思う、そんなすごい作品だった...続きを読む。やはり、さすが、名著ってやつ。 Posted by ブクログ 赤と黒(上) スタンダール / 小林正 60年前に桑原武夫訳(河出書房)で読んで以来の再読。後期高齢者になって読んでみて気づいたこと。①若い時読んだ文章はそのまま記憶に保存されている。当時何度も読み返したせいか、デルヴィール夫人の(この美少年、ほんとうにいけないまねをする!)とか、「まあ!かわいい小さな司祭さま」という料理番の娘のセリフと...続きを読むか。ということは、17,8歳の私はこの小説を恋愛小説として読んでいたのだ。②だから、パリの社交界の描写とか政治的陰謀とか地位や金を求めてのかけひきなんかはぼんやりとしかわからなかった。今、読んで気づいたことは、木挽き商のせがれジュリヤンの悩みや野心は60年前の日本でも田舎の有能な青年が抱えていたものと似ているということだ。みんな東京へ行きたがっていた。そこで成功して東京の才気煥発なお嬢さんと恋愛したがっていた。やがて田舎でも東京でも人間の本質は同じだと思い知らされるのだとしても。この小説が今でも心を打つものがあるとすれば、痛ましい青春の姿がありありと描かれているからではないかと思う。 Posted by ブクログ 赤と黒(下) スタンダール / 小林正 深く考えずタイトルで選んだ小説でしたが、読んでいくうちにどんどん引き込まれ、しまいには深く考えさせられる内容でした。特に貴族と平民の描写、自尊心の高い主人公と貴族の女性や婦人との恋愛模様の描写の細かさに感銘を受けました。重要そうに思えるところはあっさり、細かい些細な部分は?重厚に描かれているところも...続きを読む、新鮮に感じました。 Posted by ブクログ 赤と黒(上) スタンダール / 小林正 スタンダールの代表作。フランス革命後から七月革命前までのフランスが舞台。成り上がりたいとの欲望に燃える主人公。 Posted by ブクログ 赤と黒(下) スタンダール / 野崎歓 (訳者解説から抜粋) この本の表題、『赤と黒』の意味は様々な説がある。この2色に政治的、歴史的な意味があるという解釈が多くなされ、代表的なのは、「赤が軍服を、黒が僧服を表す」という説。そのほかにも、「共和主義・自由主義と宗教」の対比だとか、「情熱と死」の対比だとかいう説もあるが、いまだに真意は明確...続きを読むではないのだそう。 また、上巻・下巻どちらの巻末にも英語で「To the happy few」というフレーズはスタンダールから読者へのメッセージであり、「最後まで付き合ってくださったあなたは幸福なる少数者なのですよ」という自負がみられる。 (感想) 我々の恋心、「こんな恋愛をしてみたい」という気持ちを刺激してくれる。 Posted by ブクログ スタンダールのレビューをもっと見る