赤と黒(下)
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赤と黒(下)

1,122円 (税込)

5pt

神学校を足がかりに、ジュリヤンの野心はさらに燃え上がる。パリの貴族ラ・モール侯爵の秘書となり、社交界の華である侯爵令嬢マチルドの心をも手に入れる。しかし野望が達成されようとしたそのとき、レナール夫人から届いた一通の手紙で、物語は衝撃の結末を迎える! 抑圧的な社会で激しく苦悩する魂の葛藤を描いた「情熱の文学」、ついに完結!

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赤と黒 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 赤と黒(上)
    880円 (税込)
    スタンダールの代表作に新訳登場。ナポレオン失脚後のフランス、貧しい家に育った青年ジュリヤン・ソレルは、立身のため僧職に身を投じる。やがて貴族であるレナール家の家庭教師となり、その美貌からレナール夫人に慕われるようになる。ジュリヤンは金持ちへの反発と野心から、夫人を誘惑するのだが……。才知と美貌で激動の時代を駈けぬけた主人公の誇り高き精神を、新たな解釈で生き生きと描き出す。
  • 赤と黒(下)
    1,122円 (税込)
    神学校を足がかりに、ジュリヤンの野心はさらに燃え上がる。パリの貴族ラ・モール侯爵の秘書となり、社交界の華である侯爵令嬢マチルドの心をも手に入れる。しかし野望が達成されようとしたそのとき、レナール夫人から届いた一通の手紙で、物語は衝撃の結末を迎える! 抑圧的な社会で激しく苦悩する魂の葛藤を描いた「情熱の文学」、ついに完結!

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赤と黒(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    (訳者解説から抜粋)

    この本の表題、『赤と黒』の意味は様々な説がある。この2色に政治的、歴史的な意味があるという解釈が多くなされ、代表的なのは、「赤が軍服を、黒が僧服を表す」という説。そのほかにも、「共和主義・自由主義と宗教」の対比だとか、「情熱と死」の対比だとかいう説もあるが、いまだに真意は明確

    0
    2022年05月20日

    Posted by ブクログ

    19世紀フランスの小説家・スタンダールの代表作の後半である。パリを代表する大貴族の知遇を得ることに成功し、社交界でそれなりに名前を知られるようになり、さらにはその大貴族の娘に求婚され、立身出世の会談を順調に歩んでいたジュリアン。ところがそんなある日、以前愛し合っていた夫人から届いた手紙がきっかけで、

    0
    2016年05月14日

    Posted by ブクログ

    面白いけれども、恋愛が主題であり、ちょっと物足りなさもある。
    後半の流れが支離滅裂だとサマセットモームは指摘していたけど、言われてみればそうかも。

    0
    2016年01月31日

    Posted by ブクログ

    主人公のジュリアン・ソレルは、あらすじを読む限り、自らの出世のために女を利用した冷徹で計算高い男というイメージがあったが、確かにそういう部分はあるものの、非常に人間味があり印象的で魅力的なキャラクターであると感じた。
    筋書きは実際に起きた事件からスタンダールが着想して書いたもので、当時の宗教・階級

    0
    2012年10月16日

    Posted by ブクログ

    順調に、山を登るように少しずつ、成功に向かって前進するジュリアンだが、後半のあの2ページの急展開で全てが切り落とされる。作者の鮮やかな技を見た。そのあとの穏やかな空気も、それまでとはうって変って、静かに心にしみるようだった。
    さすが名作…恐れ入りました。

    0
    2012年01月31日

    Posted by ブクログ

    下巻中盤はマチルドとジュリヤンの双方向でのツンデレが延々と続く。恋愛に多少の駆け引きはあるにせよ、流石にやり過ぎ、長過ぎではないかしらん。

    ジュリヤンが一気に出世の階段を駆け上がるかと思いきや、味方の筈のレナール夫人からラ・モール侯爵宛の手紙で、一気に物語は急展開し、まさかのような、あるいは、これ

    0
    2025年06月21日

    Posted by ブクログ

    ミュージカルを見たので、原作を。
    ソレルの内面が複雑かつ、揺れ動く様は、原作が圧巻。
    どうしても単純な印象になってしまう舞台。
    これを原作の魅力を活かして舞台化するのは、かなり難しいと思った。

    0
    2024年02月29日

    Posted by ブクログ

    下巻の後半は凄かった。
    読んでいて思わず「えーっ!?なんで?嘘やん」って声が出る事、数回。あまりに劇的な展開の為、読む速度が加速した。エンタメ小説では?と思うぐらいだ。

    ジュリヤンが、レナール夫人と別れた後、出会ったのが侯爵令嬢マチルダ。サロンの男達を従え、革新的な考えの持ち主。
    ジュリヤンとマチ

    0
    2023年05月19日

    Posted by ブクログ

    家族には恵まれなかったけど、神学校の先生や侯爵、友人関係ではかなり幸運な人だったと思える。現代フランスでも40代の女性が1番魅力的と言われるだけあって年上のレナール夫人(ただし当時30歳前後)の方が侯爵令嬢より大分魅力的に描かれている。

    0
    2023年04月22日

    Posted by ブクログ

    巻末の解説が充実しているので、フランス社会史的な部分もある小説を読み解く参考になった。
    実際にあった事件をもとに小説を書くところは日本でいうと三島由紀夫さんのようなものか…。

    自分のなかでは、赤は恋愛と血。
    黒は社会的出世と死を意味しているように感じました。
    前半がジュリアンが求めたもの。
    後半が

    0
    2022年11月19日

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