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Posted by ブクログ 2009年10月08日
思いのほかするすると読み終わることができました。
(の割りには時間かかってるけど(汗))
十年近く前に、西洋における「ここは押さえておいた方が」っていう古典を知りたいなーと思って、友達のMさんに相談して勧められたのがこの本でした。
実際、読み始めるの遅すぎーで恐縮ですが、やっぱり読んでよかったな。...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月27日
実在定かならぬ伝説のブリテン王とその配下の騎士たちにまつわる様々なエピソードを、人物ごとにまとめた導入本。自由奔放な時代の英雄たちの事績がキリスト教的倫理観の行き渡った時代に再構成されたせいか、登場人物がみんな「立派」とされながらも破戒的なのが面白い。ケルト神話の著作もものした著者による巻末の分析は...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月14日
マロリーの『アーサー王の死』を中心にアーサー王と円卓の騎士の主要エピソードを紹介しつつ、そこに描かれた中世騎士の価値観や下敷きになったケルト的な世界観を解き明かす。
再読。アーサー王伝説はたまにおさらいしないと結構忘れてる。
騎士たちはでかけた先でゆきずりの恋を繰り返し、「邪悪な魔法にかけられて...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月20日
イギリスの超有名な英雄譚、アーサー王物語のダイジェスト版。
中世の騎士道文学や叙事詩というのは、格調高い風合いを楽しむことができればいいのだが、話としては現代人の感覚からするとやや単調すぎるきらいがあり、なかなか手が伸びないものである。
(『ニーベルンゲンの指輪』は面白かったけど)
でも有名なア...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月15日
アーサー王に興味のかけらもなかったのに、こんな本を読みだしたのは、この夏にバーン・ジョーンズ展を観に行ったから。
アーサー王の臨終の絵にとても感動したけれど、物語を知らなかったので、絵の中の誰もが悲しんでいる理由がわからないのが、もどかしかった。
これを読んだからといって、アーサー王の全貌...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月10日
昔読んだ本の再登録の1つ
ダイジェスト版な形なので、すごくはしょっている。
岩波少年文庫の「アーサー王物語」グリーン著の中でも「ガウェイン卿とラグネル姫」の物語が好き。
この本にもありましたが、訳がジュニア向けから大人向け?に。
ガウェイン卿が、騎士より生身の男の人になっています。
そんなガッカリ...続きを読む
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