アンドリュー・ラングの作品一覧

「アンドリュー・ラング」の「りこうすぎた王子」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • りこうすぎた王子
    4.0
    1巻704円 (税込)
    洗礼式のお祝い会で,妖精に「おまえはりこうすぎる王子になるがいい!」といわれたプリジオ王子.りこうすぎるせいで,きらわれ者になってしまいました.ところがロザリンドひめと出会ったそのときから王子は一変,火をふく竜の退治にいどみます.迫力たっぷりの挿絵はロバート・ローソン.すみずみまでゆかいな物語です.

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ユーザーレビュー

  • りこうすぎた王子

    Posted by ブクログ

    面白くてサクサク読めた。
    りこうすぎというより性格悪すぎるだけなんじゃないかと思いました。笑
    利口すぎても嫌われない人はたくさんいると思う。

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    2023年04月27日
  • りこうすぎた王子

    Posted by ブクログ

    王家代々のご先祖さまがたというのがシンデレラひめ(いまの王さまのおばあさまにあたる方)、カラバ公爵さま、ねむりの森の美女さま等々、という始まりから面白く、その後も次々出てくるどこかで聞いたような話だけどちょっと違う、の連続で、最後のオチまで楽しめます。

    ここまで完璧な「りこうすぎる」子はいなくても、屁理屈を言ったり、知識をひけらかせて煙たがられる子が周りにいるかもしれませんし、自分がそうだったら、どうして周りの子に嫌われるかわかるかも。

    この話をよりおもしろいと感じるために、やはり小さい頃からいろいろな昔話に親しんでほしいなあと思います。

    小学校中学年ぐらいからおすすめ。

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    2023年03月16日
  • りこうすぎた王子

    Posted by ブクログ

    やー、これめっちゃ好き! 色の童話集のラングさんだけに、ありとあらゆる童話のパターンやアイテムをぎゅうぎゅうに詰め込んでいるんだけど、同時に「これがあのフセイン王子が市で買ったじゅうたん」のように、作中で先行作品を紹介しちゃうという、120年前ながらメタフィクショナルな要素もてんこ盛り。そして、パターンを踏襲していると見せかけてずらすという、洒脱でひねりのきいたユーモア。にやにやしたり、笑ったりしながら読み終えた。ラングさん、さすがだよ、ラングさん。伝記には、このプリジオ王子にはラングの自己像が投影されているというようなことが書いてあったので、もう一度伝記を読み直してみよう。

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    2017年11月01日
  • りこうすぎた王子

    Posted by ブクログ

    利口すぎるって、どこの世界でも嫌われるのですね。
    ふふ。
    どこかで聞いたようなお伽話だけど、読み聞かせたら、子どもらに突っ込まれそうな所満載で、楽しいお話です。

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    2012年03月01日
  • りこうすぎた王子

    Posted by ブクログ

     生まれた瞬間に魔女に賢い呪いをかけられた王子が、賢すぎるがゆえに周りから疎まれ、嫌がられ、ついには肉親からも迫害を受ける話。
     天才は時に孤独というけれど、賢い人、天才にしか見えない世界や価値観があって、周りはそれについてこれないとコミュニティからうき、嫌われてしまうのだなと。逸脱した能力は疎まれるのだな。ということがよくわかる。私は能力はないけれど、疎まれているので、変に感情移入してたけど、違うか。
     落ちが結構好きで、最終的に周りに賢く見えないように。=中身は天才。というオチなのだけど、いつぞやか見た目は賢くなく、中身が賢い人が一番恐ろしいと聞いて、なんか納得してる自分がいました。

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    2021年02月24日

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