作品一覧

  • 小学館ジュニア文庫 世界名作シリーズ 小公女セーラ
    4.0
    1~10巻715~825円 (税込)
    児童文学もジュニア文庫におまかせ! イギリスの寄宿学校に暮らす主人公のセーラは、裕福な家庭で育った気立ての優しい女のコ。 そんなセーラに突然不幸が訪れる。父親が亡くなって無一文の孤児となってしまうのです。 それまで優しく接してくれた先生や友だちの態度は一変、セーラを屋根裏部屋に追いやって下僕のように扱うのでした。 でも、セーラは決してへこたれません。持ち前の明るさで、どんなにひどい仕打ちにも耐え、頑張り続けます。 そんなある日、夢に描いていた魔法のような奇跡が訪れて……。 強く生きること、夢を見続けることの大切さを教えてくれる一冊です。 ※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
  • 新訳 ジキル博士とハイド氏
    値引きあり
    3.8
    1巻308円 (税込)
    ロンドンに住むジキル博士の家に、ある時からハイドという男が出入りしている。彼の評判はすこぶる悪い。心配になった親友のアタスンがジキルの様子を窺いに行くと……。
  • ジキル博士とハイド氏の怪事件
    -
    1巻770円 (税込)
    二重人格のジキル博士が 霧のロンドンを恐怖に陥れる! ロンドンの街角で起こった小さな事件。すべてはそれが始まりだった。 あるときは少女を、またあるときは老人を巻き込んで、残虐な事件を 繰り返す犯人はハイドと名乗る人物だった。しかし、そのハイド氏は ジキル博士の他人格が表出したものだったのだ。 しかし、その姿や声の質も、ジキル博士とはまったく異なるものだった。 いったい、どういうことなのか。ジキル博士の友人たちは、行動の怪しい ジキル氏に対し、次第に疑いの目を向けるようになるが――。 19世紀末のロンドンを舞台に執筆された、現代でも名高い怪奇小説の決定版! 【目次】 戸口の話 ハイド氏の捜索 ジキル博士は全く安らかであった カルー殺害事件 手紙の出来事 ラニョン博士の変事 窓際の出来事 最後の夜 ラニョン博士の手記 この事件に関するヘンリー・ジキルの委しい陳述書
  • 新訳 ジキル博士とハイド氏

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    ネタバレ

    今まで題名は知っていたが手が伸びなかった本。外国文学なのにするする読めた。最後の手紙のところで全部辻褄がいく。それで話が終わっているから余韻がすごい。アタスン視点なのでよりジキルとハイドの謎が不可解に思える。所謂オーバードーズとは少し違うけれど、依存して行くような沼に落ちていくような雰囲気があった。もうジキルは消えてしまったのだろうか。

    0
    2024年10月27日
  • 新訳 ジキル博士とハイド氏

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ジキルとハイドというと、善良な建前と醜悪な本音の対比
    というイメージだったが、そんなに単純ではないようだ。
    一方は長年の抑圧から解放された純粋な悪、もう一方は善悪を併せ持つ複合体。きっかけは享楽への欲望だったはずなのに、残忍で凶悪な行動をエスカレートさせていくハイド。しだいにハイドに身体を乗っ取られていくジキル博士。
    色々な解釈ができそう。

    『享楽への欲望』が何を指すのかは解説を読んでそういうことか、となった。

    0
    2021年07月03日
  • 新訳 ジキル博士とハイド氏

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この時代のイギリスに興味がありまたタイトルだけ知っているなと思っていたので読んでみた。
    解説を読んで男色云々の話を知って驚いた。長い話ではないのでこれを踏まえて再読したい。

    0
    2020年09月28日
  • 新訳 ジキル博士とハイド氏

    Posted by ブクログ

    以前も数回読んだことがある。
    善と悪のバランス・理想や抑圧・社会的な顔と人間としての顔。
    様々な要素が絡んでいる。
    結局、ジキルそのものが利己的なように読める。
    決して「ジキルが善」として描かれていないところが、ミソな気がする。
    人当たりは良いけれど、彼の言動には身勝手なところがある。
    何度読んでも面白い。

    いつも解説を読まずに、純粋な感想を書いているのだけれど、今回、解説を読んで、「男色」という視点からも楽しめる作品なのか、と一層興味がわいた。
    確かに、作中にちょこちょこと性的なものを想像させる言葉が使われているな、とは思っていたけれど、当時の社会的な背景を思いながら読むと、面白さが増すだ

    0
    2020年07月20日
  • 新訳 ジキル博士とハイド氏

    Posted by ブクログ

    洋書を読むことがあまり得意ではない私でも読み切ることができました。
    かなり短いですが、二重人格を題材にした怪奇小説ということでとても面白かったです。
    この小説が由来で、ドラえもんには服用した人間の性格が逆転する、ジキルハイドという道具があります。

    0
    2019年07月27日

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