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ブリー・プレスコットは、父親と自分を襲った恐ろしい事件のせいで心に深く傷を負い、逃げるように故郷を離れてメイン州にある湖畔の町ペリオンへとやってきた。 新しい環境で人生をたてなおそうとするブリーを、周囲の人びとは温かく支える。そんななかブリーは町で偶然、アーチャーという若者と出逢う。彼もまた、過去の事件でひどい傷を負い、苦しみを抱えて孤独に生きてきた人間だった。 二人は友情をはぐくみ、やがて惹かれあうが―甘美なラブシーンに彩られた純愛ロマンスの傑作登場!
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Posted by ブクログ
強盗に父を殺され、逃げるように故郷を離れたブリーは湖畔の小さな町にたどり着く。そこで出会ったアーチャーは7歳で両親と声を失い、風変わりな叔父と世間と隔絶された生活を送っていた。傷ついた者同士惹かれ合う2人。育った環境から、どこまでも純粋で臆病なアーチャーを深く理解し、寄り添うブリー。意地悪い従兄弟や...続きを読む伯母の悪意が重なり追い詰められたアーチャーは姿を消した。でも決して逃げた訳でなかったのが良かった!傷つきながらも帰りを祈り続けたブリー。特に捻りもなく、先がよめる話なのに、めちゃくちゃ良かった!
ロマンス小説っていうのを初めて読んだかもしれないんだけど、これが初めてのロマンス小説で本当によかった…すごく面白かったです!傷ついたもの同士が出会って、恋に落ちて、お互いのために何ができるのか考えたり慈しんだりする描写がもうとってもうっとりできる。何より、一方的に依存する関係にはなりたくないっていう...続きを読むアーチャーの考えがとても好きで…。もうひたすらこの二人に幸あれっていう気持ちしかなかった。はぁ〜〜いいもの読んだ……!
主人公のブリーとアーチャーが過去の出来事に向き合って次第に心を開いていく、、、みたいなお話。 ヴァージンリバーが好きな方はオススメです。
面白そうなロマンス小説を探していたときに、口コミなどで高評価だったので読んでみました。はぁー、ほんと、ハピエンでよかったです。 途中、トラヴィスにムカついたり、あっさりトラヴィスとキス(ディープなやつ)したり、自分のせいでヒーローがトラヴィスに連れ出されて意に沿わないことをしたのに、傷ついたりする...続きを読むヒロインにイラッとしたりしましたが、やはりロマンス小説。最後はハピエンで幸せな気持ちにしてくれました。とはいえ、物語のあいだじゅう、ヒーローがずっとかわいそうでなりませんでしたが……
声の出せないヒーローとPTSD持ちのヒロイン。 どちらも辛い過去があって、二人で支え合うところと、ヒーローがヒロインに依存してしまうところが考えさせられてとても良かった
二人の身に起きた事件が物語とともに進展していき、優しかったはずの伯父になぜ撃たれたのかとか、トーリがアーチャーを孤立させようとした理由とか、伏線がきれいに回収されてスッキリ。悪者と思っていたトラヴィスが、最後には味方になるのも予想外で良かった。 体は大人、心は少年のアーチャーが、初SEXしてから四...続きを読む六時中やりまくったり、ブリーへの愛をこじらせて町を飛び出したり、内面が思春期の少年のままなのが良い。ブリーはブリーで、無垢な美青年を育成する背徳感がありつつ、独占欲にとらわれず、アーチャーを孤独から救おうと奮闘する姿に好感が持てた。 ロマンス本にしては設定が重すぎ、登場人物が多すぎ、特にブリーの交友関係が広く、美人で大卒でコミュ強は恵まれすぎだろうと鼻についた。あと、ブリーの犬はちょこちょこ登場するのに、アーチャーの犬がほぼ空気で、ちゃんと世話してるのか心配になった。 「あらすじ覚え書き」※ネタバレあり 強盗に父親を殺されたブリーは故郷を出て、湖畔の小さな町ペリオンに流れつく。湖へ続く道の途中にはアーチャー・ヘイルの家があり、口のきけない彼は誰とも交流せず孤独に暮らしていた。父と手話で会話をしていたブリーは、アーチャーに話しかけ、大事な人を目の前で失った過去を持つふたりは、次第に仲を深め恋人同士になる。 携帯電話の故障でブリーが死んだと勘違いしたアーチャーはパニックにおちいり、自分がブリーの重荷になっていると気づいて町を離れる。外の世界に出て、人々の反応は様々であり、それは自分のせいというより、彼らがどういう人間かによって左右される。ブリーにふさわしい男になるためには、自分のために戦う必要があると気づいたアーチャーは、町に戻ってブリーに愛していると告げ、コナーの遺産を相続して町の運営を始める。 七歳のアーチャーには、優しい母親アリッサと酒びたりで暴力を振るう父親マーカスがいた。伯父のコナーはアーチャーと母親を愛しており、三人で町を出ようとするもマーカスに感づかれ、追突事故でアリッサは死亡。コナーはアーチャーが自分の子供だと言い、撃ち合いになって兄弟は死亡し、“叔父”マーカスの銃弾を喉を受けたアーチャーは声を失う。
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