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ある日、アリスが部屋の鏡を通り抜けると、そこはおしゃべりする花々やたまごのハンプティ・ダンプティたちが集う不思議な国。そこでアリスは女王を目指すのだが……永遠の名作童話決定版!
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Posted by ブクログ
英文を読む際の参照に。 不思議の国が、即興で作られたのに対して、鏡の国はキャロルによって緻密に作られていることがよくわかる。 チェスゲームの作りもそうだが、無意識や夢、言語ゲームなど、うまく散りばめられている。 また、この作品では同時に、移ろう時を懐かしむような寂しさが、まるでそれを押し隠すかのよう...続きを読むに語られており、あとがきにもあるが、アリスの成長を寂しく見守る作者の影がいたるところに見られ、不思議の国とは違ったものが感じられた。アリスは、やはりこの二作品を合わせることではじめてその魅力が浮かび上がるものなのだと思う。
鏡の国のアリスって、不思議の国のアリスの続編なんですね。 アリスがルイス・キャロルの実の娘アリスをモデルにしているということをこの本で初めて知りました。 成長するにつれて自分からどんどん遠ざかっていくアリスを思い執筆したという話を聞くと、また別な読み方ができるかと思いますよ。
白騎士がアリスに見送りを頼むシーンが素晴らしくて大好き。 「あの岡を下り、あの小川を越えれば、そなたは女王になるんじゃ。が、ここで拙者をまず見送ってくれるであろうな?」「長くはかかるまい。ここで待っておって、拙者があの曲がり角についたら、ハンカチを振るのじゃ。すれば拙者も元気づくじゃろうからな」
『鏡の国』はチェスゲームと連動しているらしく、全くチェスを知らない私にとっては……なぜ駒がそこに動くのかが分からなかった。 注釈には「正式なゲームではこうなる」みたいな事が書かれているが、それがさっぱり理解できない。 けれど、物語はチェスゲームを知らなくても読み進めることが出来る。 読み直したいかと...続きを読む言われたら……もうお腹いっぱいなのでごちそうさま。な気分。 こちらも「不思議の国」と同じく夢オチ……のようなのだけれども、自然に現実に統合されて行くので、章タイトルに「めざめて」がなかったら、どうなったのだろう?と考えてしまったかもしれない。
実写化された映画などを見ているせいでファンタスティックな世界観をイメージしやすいですが、本の中にはそこまでの詳しい描写はありません。 しかしながら、アリスや出てくる登場人物のセリフ、快いテンポ感からそれらを感じされる名著です。 また、翻訳者の意地と言いますか、日本語の韻に世界観を壊さずに当てはめた...続きを読む凄さも堪能できます。
子どもの頃に簡略化された絵本を読んだだけだったので、ちゃんと読むのは今回が初めて。実写映画に出てきたジャバウォックなどは、こちらに登場してたのか。 解説にて、白のナイト=キャロルで大人になっていくアリスを見送るシーンとあり、彼の想いが込められた物語という側面があることを知った。一見とりとめのない...続きを読む物語のようで、全体的にチェスのゲームになっている構成に度肝を抜かれた。 テニエルのアリスは生き生きとしていて、想像とベストマッチ。
「不思議の国のアリス」から半年後のお話。 子ネコのキティとおしゃべりをするアリスは、暖炉の上の鏡をくぐり抜けて、鏡の国の部屋にかろやかに跳び降りてしまいます。 鏡の国では文字がさかさま。 赤と白のキングやクイーン、しゃべるお花たちや、卵のハンプティ・ダンプティに出会います。 小さな丘から見た田園は、...続きを読む大きなチェス盤みたいに仕切られていました。 次々と起こる不思議な出来事に想像力をかき立てられ、訳者のあとがきによって、この物語がより鮮やかものになりました。 「不思議の国」は、子どもの頃何度も繰り返し読んでいたのですが、「鏡の国」は初めて読みました。 もし子どもの頃にこの本に出会っていても、きっと今のようにに楽しめていなかったかもしれません。 韻を踏んだ詩の訳が、とても素晴らしく、挿絵も素敵です。
大人になっちゃったのかなぁ……チェスがわからないからなのかなぁ……、もう少し楽しみたかった。とはいえ、型破りな世界でも明るく勇敢に前進し馴染んでいくアリスは勇敢でかわいい。実在のアリスは成長し疎遠になりつつも、ルイスは子供の頃の彼女を楽しませたい気持ちに溢れているところが、同じく子供の感受性を持ち続...続きを読むけられない私をノスタルジックな気持ちにさせる。そこはいいなぁ。挿絵も良い。映像でも観たいし、ほかの翻訳でも読んで味わってみたい。まずは『不思議の国のアリス』から英語で読んでみよう!
アリス=児童向け幻想文学というイメージは強いが、それはあくまで一側面。巧みな言葉遊びと明晰な論理性を反転させたナンセンスな会話、ヴィクトリア朝の文化やマザー・グースといった大衆文化を換骨奪胎してパロディ化する諧謔精神もまた、アリスらしさの一部なのだ。本作はファンタジー要素が控えめな分、知性的なのに痴...続きを読む呆的な、多数の引用や論理性、己の抒情性すらも木端微塵に笑い飛ばしてしまうノンセンス―無意味さに溢れている。遊び心と詩的さを巧みに日本語に置き換えた翻訳が素晴らしい。一期は夢よ、ただ狂える(cruel)のみ。
チェスのルールを知ってたらもっと面白かったかも。でも素敵な言葉あそびはやはり魅力的です。最後のアリスへのさようならが切ないです…。
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鏡の国のアリス
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ルイス・キャロル
河合祥一郎
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