オノレ・ド・バルザックの作品一覧
「オノレ・ド・バルザック」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローするとこの作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧
2021/02/12更新
ユーザーレビュー
-
「ああ!なんという!レストーめ…わたしがいるんだ、そうはさせるか!やつの行く手に立ちはだかってやるからな。…そうだ、やつには後継者が必要だ!よかろう、よかろう。わたしがやつの息子をさらってやろう。しまった、それはわたしの孫ではないか。」ココ、読み返すたびにいつも吹いてしまいます。Posted by ブクログ
-
すごく考えさせられる。
たしかにゴリオ爺さんの娘たちへの献身は想像を絶している。しかし、最後はこれでいいのか、との疑問は拭えない。利己と虚栄にのみ生きるのが人間なのか。そんな身も蓋もない社会なのか。
主人公の学生が葛藤することにのみしか、微かな希望はない。Posted by ブクログ -
純真な青年が貞淑な伯爵夫人に魅了され近づくが……。恋愛感情の機微と葛藤を描いた『人間喜劇』に連なる傑作。
うーむ、これはツラい。伯爵夫人の捧げ尽くす愛は美しいが、非常にもどかしくもある。男性側としては、主人公を責められないのだが。二十歳そこそこの男子の性的衝動を軽く考えられてもな〜。後に明かされる...続きを読むPosted by ブクログ -
19世紀パリ社交界を舞台に描かれるフランス文学の傑作。モームの世界十大小説の一つ。光文社古典新訳文庫版。
人間描写力すごすぎワラタ。いや人間観察力ともいうべきか、細密な心理や行動の描写が逐一的を得ていて圧倒される。段落などの区切りがなく長い文章が延々と続くため、序盤の間、舞台設定をつかむまではやや...続きを読むPosted by ブクログ