「中村佳子」おすすめ作品一覧

「中村佳子」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2018/03/09更新

ユーザーレビュー

  • 2084 世界の終わり
    この本を読んで進撃の巨人を思い出した。人間を内側と外側から容赦なく捕食する得体の知れない「何か」、あるいは人を疑うしか能のなくなった半狂乱の民衆はあの獰猛な巨人と重なる部分がある。訳者の言う通り、オーウェルの『1984』では現代の説明に齟齬が生じるようになってきた。20世紀まで支配していた目に見える...続きを読む
  • ある島の可能性
    読み切るのに思ったより長い時間をかけたが、その分大いに楽しめた作品だった。
    あの悲惨な人生記から愛に希望を見い出したことから、ネオヒューマンの絶望が伺え、暗澹たる気持ちになった。一方で、悲惨に見えた人生記が肯定されているような不思議な安堵も感じた。
    過去作の「素粒子」も必ず読むだろう。
  • 闘争領域の拡大
    ちょっと後半の展開が急なきがするけど、ウェルベック独特の視点がもう現れている気がする。

    恋愛の自由主義化によって経済と同じ階層が出現してしまった。
  • 2084 世界の終わり
    オーウェルの1984へのアンサー作品とも言うべきディストピア小説。唯一の一神教が全ての世界を描いている。作者はアルジェリア人であり現在の体制から睨まれている。描かれている宗教はイスラームを想起されるが、この前にトッドのシャルリとは誰かを読んだせいか、いわゆる自由主義陣営に身を置く我らとて、深く考えず...続きを読む
  • ゴリオ爺さん
    ゴリオ爺さん、娘たちのことを愛しすぎてて、、、。

    ラスティニャックの出世欲と真心とのせめぎ合い、分かる気がする。

    あと、娘たちがゴリオに懐いたり、見捨てたりを繰り返してるあたりが残酷なくらいリアル。

    娘たちは父親の財産のことしか頭にないって最初から分かっててるゴリオ、虚しすぎ。