海外文学作品一覧

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  • 心の奥にひそむ影(上)
    値引きあり
    5.0
    名匠ノーラ・ロバーツ最新刊 心の奥にひそむ「力」が、彼女に取り返しのつかない悲劇をもたらす…… 12歳の少女シーアは、夏休みをすごすため、大好きな祖母のもとにやって来た。 アパラチア山地に住む祖母は、自然と伝統に育まれたヒーリングパワーあふれる品々の作り手だ。 そんな祖母の技を間近で見るシーアだが、じつは、偉大な力を受け継いでいたのだ。 それは、彼女の家系の女性だけが持つ、不思議な能力―― それが発動するときは、突然訪れた。 ある夜、シーアは、心のなかで、はっきりと見てしまう。 しかし、彼女が体験したのは、その後の人生を一変させてしまう、大きな悲劇だったのだ!
  • 凍った愛がとけるとき
    値引きあり
    -
    初登場〈ビリオネアとデート〉シリーズ 恋を捨てた女性看護師と 記憶喪失の魅力的な患者 スイートでクリーンなシンデレラ・ロマンス! 読者評から— なんとすばらしいストーリー。読みはじめたら止まらなかった。わたしも看護師なので、すぐヒロインに一体化してしまった。なにしろ、登場するのは、記憶喪失のハンサムな男性に、尊大で横柄な婚約者! 絶対に読んだほうがいい。 アメリア・アドラーは、事故による記憶喪失から、説得力に満ちた比類のないストーリーを創りだす。予想外の展開がつづきながら、同時に、地に足のついたドラマなのだから、ほんとうに楽しい。信じられないかもしれないが……こんな作品があるなんて! 【概要】 悲しい過去を背負い、恋愛を捨てて仕事に打ちこむ女性看護師、カリ。 その救急病棟へ運ばれてきた魅力的な男性クレイグは、自分に関する記憶をいっさい失っていた! 病院を出て極寒の街をさまようクレイグに、カリは救いの手を差し伸べる。 イギリス英語で軽口ばかり叩くクレイグと、きまじめなカリとの奇妙な同居生活。 2人の距離が縮まってきたとき判明するクレイグの驚きの正体。 彼らの世界は引き離され、さらにカリは生涯をかけた仕事を失う危機に…… 新鋭が贈るスイートでクリーンなロマンス。
  • 中国古典一日一言
    4.6
    1巻699円 (税込)
    先人の英知の結晶である中国古典指導者の心得から処世の知恵に至るまで、ビジネスマンが気軽に読め、かつ実践に役立つ珠玉の言葉、365篇を平易に解説。

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  • おとこぐせ
    -
    1巻693円 (税込)
    「昔から好きだった。初めて会った時から」 義理の姉を抱きしめながら、未希雄が囁いたのは禁断の告白だった。 39歳で急死した兄が遺したのは、美貌の妻と、男を知らない19歳の娘。弟の未希雄は、ふたりのか弱い遺族ふたりを扶けようと思いながらも、未亡人となった義姉の熟し切った女の魅力に、気持も性欲も向かってしまった。 義理の弟という立場、倫理観を棄て、未希雄はどこまで義姉を貪るのか――。心優しい男の揺れる心、惑う欲望を、女性作家ならではの視点で描ききった!
  • シェイクスピアの記憶
    3.5
    分身,夢,不死,記憶などのテーマが,先行諸作品とは異なるかたちで変奏される,端正で緊密な文体によるボルヘス最後の短篇集.本邦初訳の表題作のほか,「一九八三年八月二十五日」「青い虎」「パラケルススの薔薇」を収録.二十世紀文学の巨匠が後世にのこしてくれた,躊躇なく《ボルヘスの遺言》とよぶべき四つの珠玉.

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  • 新訳 まちがいの喜劇
    -
    アンティフォラスは生き別れた双子の弟を捜しにエフェソスにやってきた。すると街の人々は、兄をもとからいる弟とすっかり勘違い。誤解が誤解を呼び、街は大混乱。そんなときとんでもない奇跡が起きる……。
  • トウェイン完訳コレクション 人間とは何か
    4.0
    「人間が自分で生み出すものは、何ひとつない――ひとつの意見でさえも、ひとつの考えでさえも、生み出すことは、できないのだ」米文学の巨匠トウェインならではのユーモアと鋭い洞察で人間の真理を暴く、最晩年の傑作。
  • 新訳 から騒ぎ
    4.0
    ドン・ペドロは友人クローディオが持つヒアローへの恋心を知り、策を練って二人を婚約させるのに成功した。続けて独身至上主義のベネディックとビアトリスもくっつけようとするが、思わぬ横やりが入ってしまう……。
  • かもめ
    3.8
    作家志望のトレープレフと女優を志すニーナ。美しい湖を背景にさまざまな恋が織りなす人生模様。やがて恋人たちの道はすれ違い、新進作家となったトレープレフの前に現れたニーナは謎めいた言葉を洩らす──「私はかもめ」。それぞれが心に秘める「かもめ」は飛翔できるのか? 演劇史に燦然と輝く名作を清新な訳で。(新訳)

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  • マクベス
    3.8
    11世紀スコットランドの勇敢な武将マクベスは、魔女の暗示にかかり王ダンカンを殺し、悪夢の世界へ引きずり込まれてゆく。シェイクスピア(1564-1616)は、1600年に36歳で『ハムレット』を書いた後、40歳で『オセロー』、41歳で『リア王』、42歳で『マクベス』と、立て続けに4大悲劇を書いた。作者最盛期の作品である。

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  • ギリシア・ローマ名言集
    3.8
    カエサルが「賽は投げられた」と言ってルビコン川を渡ったというのは有名だが、出典をみると、カエサルは実はこう言ったのだという。「賽を投げろ」。なぜ後世にそう伝えられたのか-ギリシア・ローマの名句337に原綴・出典を添え、編者が自在に語る。通読しても、ある句を捜して拾い読みしても楽しめる1冊。

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  • ファンタジーの七つの時代
    -
    著者ピーター・ミルワード氏は『ファンタジーの七つの時代』において、イギリス文学におけるファンタジーの伝統を、西洋の歴史をたどりながら探求しています。 本書は以下の各章で構成されています。 プロローグ ファンタジーという別世界 第一章 創造と壊滅のファンタジア 第二章 神話のふるさと 第三章 妖精物語のファンタジー 第四章 聖杯探求 第五章 ルネサンス・マジック 第六章 楽園喪失から新しきエルサレムへ 第七章 ナンセンスの世界 エピローグ 現実への回帰 『ロード・オブ・ザ・リング』や『ナルニア国物語』、『不思議の国のアリス』など、今日、映画化されて人気のある、有名なファンタジーの作品も登場します。こういったファンタジーが、イギリスという国で育まれた文化・宗教を背景にしていることについて、本書はわかりやすく解説しています。また、英文学研究者の方だけでなく、幅広い層の読者の方に親しんでいただけるよう、各章の人物・歴史的事項・作品に関する注が訳者によって付けられています。
  • リルケ全集
    -
    文豪リルケの『ドゥイノの悲歌』『マルテ手記』などの代表作から知られざる名作までを一冊に収録し、読みやすく編集した電子版リルケ全集。海外文学を代表する世界的文豪たちの長編小説、短編、評論、随筆などを多数収録し、手に取りやすい価格で合本した電子書籍ならではの文学シリーズです。 ●目次 ある女友達への手紙 駆落 家常茶飯 旗手クリストフ・リルケ抄 祭日 さらにふたたび 白 ドゥイノ悲歌 トレドの風景 巴里の手紙 冬 窓 「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から モオリス・ド・ゲラン 夢 リルケ書翰(ロダン宛) 老人
  • トーマス・マン全集
    -
    文豪トーマス・マンの代表作から知られざる名作までを一冊に収録し、読みやすく編集した電子版トーマス・マン全集。海外文学を代表する世界的文豪たちの長編小説、短編、評論、随筆などを多数収録し、手に取りやすい価格で合本した電子書籍ならではの文学シリーズです。 ●目次 ある幸福 衣裳戸棚 餓えた人々 ヴェニスに死す 神の剣 幻滅 幸福への意志 小フリイデマン氏 神童 鉄道事故 道化者 トニオ・クレエゲル トビアス・ミンデルニッケル トリスタン なぐり合い 悩みのひととき 墓地へゆく道 予言者の家で ルイスヒェン
  • チェーホフ全集
    -
    文豪アントン・チェーホフの代表作から知られざる名作までを一冊に収録し、読みやすく編集した電子版チェーホフ全集。海外文学を代表する世界的文豪たちの長編小説、短編、評論、随筆などを多数収録し、手に取りやすい価格で合本した電子書籍ならではの文学シリーズです。 ●目次 イオーヌィチ 犬を連れた奥さん かき カシタンカ かもめ 可愛い女 グーセフ 頸の上のアンナ 熊 決闘 子守っ子 桜の園 少年たち 小波瀾 接吻 大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ 追放されて 妻 てがみ 天才 富籤 女房ども ねむい マリ・デル 嫁入り支度 六号室 六號室(旧字旧仮名版) ワーニャ伯父さん
  • コナン・ドイル全集
    5.0
    コナン・ドイルの代表作から知られざる名作までを一冊に収録し、読みやすく編集した電子版コナン・ドイル全集。海外文学を代表する世界的文豪たちの長編小説、短編、評論、随筆などを多数収録し、手に取りやすい価格で合本した電子書籍ならではの文学シリーズです。 ●目次 赤毛連盟 空家の冒険 悪魔の足 暗号舞踏人の謎 踊る人形 株式仲買店々員(三上於菟吉訳) 株式仲買人(大久保ゆう訳) 患者兼同居人 黄色な顔 唇のねじれた男 グロリア・スコット号(三上於菟吉訳) グローリア・スコット号(大久保ゆう訳) サセックスの吸血鬼 三枚の学生 自転車嬢の危難(三上於菟吉訳) 自転車乗りの影(大久保ゆう訳) 白銀の失踪 世界怪談名作集 北極星号の船長 蒼炎石 橙の種五粒 チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン 土色の顔 同一事件 入院患者 ノーウッドの建築家 緋色の研究 瀕死の探偵 ブルー・カーバンクル ボヘミアの醜聞 曲れる者 まだらのひも ライギット・パズル 臨時急行列車の紛失 【関連作品】 ドイルを宗とす(甲賀三郎) 推理小説論(坂口安吾) 愛読作家についての断片(平林初之輔) 日本の近代的探偵小説(平林初之輔) 探偵小説と音楽(野村胡堂)
  • ゴーゴリ全集
    -
    ニコライ・ゴーゴリの代表作から知られざる名作までを一冊に収録し、読みやすく編集した電子版ゴーゴリ全集。海外文学を代表する世界的文豪たちの長編小説、短編、評論、随筆などを多数収録し、手に取りやすい価格で合本した電子書籍ならではの文学シリーズです。 ●目次 外套 狂人日記 死せる魂 死せる魂 ディカーニカ近郷夜話  前篇 一 はしがき  前篇 二 ソロチンツイの定期市  前篇 三 イワン・クパーラの前夜(×××寺の役僧が話した事実譚)  前篇 四 五月の夜(または水死女)  前篇 五 紛失した国書(×××寺の役僧が語った実話)  後篇 一 はしがき  後篇 二 降誕祭の前夜  後篇 三 怖ろしき復讐  後篇 四 イワン・フョードロヴィッチ・シュポーニカとその叔母  後篇 五 呪禁のかかった土地(×××寺の役僧から聞いた実話) 鼻
  • グリム全集
    -
    グリム兄弟の代表作から知られざる名作までを一冊に収録し、読みやすく編集した電子版グリム全集。海外文学を代表する世界的文豪たちの長編小説、短編、評論、随筆などを多数収録し、手に取りやすい価格で合本した電子書籍ならではの文学シリーズです。 ●目次 赤ずきん(矢崎源九郎訳) 赤ずきんちゃん(楠山正雄訳) アッシェンプッテル いさましい ちびの仕立屋さん うまい商売 オオカミと七ひきの子ヤギ(矢崎源九郎訳) おおかみと七ひきのこどもやぎ(楠山正雄訳) おくさま狐の御婚礼 カエルの王さま(矢崎源九郎訳) かえるの王さま(楠山正雄訳) かわいそうな粉ひきの若いものと小猫 狐と猫 小人のくつ屋さん こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話 三人の糸くり女 三枚のヘビの葉 七羽のカラス 死神の名づけ親 第一話 死神の名づけ親 第二話 十二人兄弟 白雪姫 白ヘビ 忠義者のヨハネス としよりのお祖父さんと孫 なぞ ならずもの にいさんと妹 ネコとネズミのいっしょのくらし 杜松(ねず)の樹 灰かぶり ハツカネズミと小鳥と腸づめの話 ブレーメンの音楽師(矢崎源九郎訳) ブレーメンの町楽隊(楠山正雄訳) ヘンゼルとグレーテル(矢崎源九郎訳) ヘンゼルとグレーテル(楠山正雄訳) 星の銀貨 ホレおばあさん マリアの子ども 森のなかの三人の小人 ラプンツェル(矢崎源九郎訳) ラプンツェル(中島孤島訳) 漁師とそのおかみさんの話 ルンペルシュチルツヒェン 六羽の白鳥 わらと炭と豆
  • カフカ全集
    -
    フランツ・カフカの代表作から知られざる名作までを一冊に収録し、読みやすく編集した電子版カフカ全集。海外文学を代表する世界的文豪たちの長編小説、短編、評論、随筆などを多数収録し、手に取りやすい価格で合本した電子書籍ならではの文学シリーズです。 ●目次 家のあるじとして気になること 家長の心配 火夫 皇帝の使者 最初の苦悩 処刑の話 城 審判 断食芸人 罪・苦痛・希望・及び真実の道についての考察 道理の前で 判決 変身 流刑地で
  • 神の裁きと訣別するため
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「人間に器官なき身体をつくってやれるなら、……その真の自由にもどしてやることになるだろう」アルトー最後の、そして究極の叫び、『神の裁きと訣別するため』、自身の試練のすべてを賭けて「ゴッホは狂人ではなかった」と断言し、あらゆる境界を爆破する、三五年目の新訳による『ヴァン・ゴッホ』。アルトーの思考を凝縮した記念碑的名著二冊を集成。
  • ピーター・パン
    3.8
    誰しもみんな、おとなになる。たった一人をのぞいては――。永遠の子ども、ピーター・パンにさそわれて、ウェンディと兄弟はネバーランドへと飛び立った。妖精や人魚、そして海賊が住む楽園で、子どもたちは本当の両親のことも忘れかけてきて……。そんな時、ピーターを恨む恐ろしい海賊フックにウェンディたちがさらわれてしまう。ピーター対フック、海賊対子どもたちの決闘が始まった! すべての子どもに夢と希望を与えつづける、名作ファンタジーを改訂版新訳で。 ※電子限定版のあとがきを追加いたしました。
  • マダム・エドワルダ/目玉の話
    3.7
    「ある街角で、不安が私に襲いかかった。汚らしく、うっとりするような不安だ」エロスの狂気が神を超える! 戦慄に満ちた娼婦との一夜を描く短編「マダム・エドワルダ」に加え、目玉、玉子など球体への異様な嗜好を持つ少年少女のあからさまな変態行為を描いた「目玉の話」を収録。60年代末の日本文学界を震撼させ、三島由紀夫らも絶賛したバタイユ小説の白眉、スキャンダラスな原作の世界をすみずみまで再現する衝撃の新訳!
  • 車輪の下で
    4.0
    周囲の期待を一身に背負い猛勉強の末、神学校に合格したハンス。しかし、厳しい学校生活になじめず、次第に学業からも落ちこぼれていく。そして、友人のハイルナーが退校させられると、とうとうハンスは神経を病んでしまうのだった。療養のため故郷に戻り、そこで機械工として新たな人生を始めるが……。地方出身の優等生が、思春期の孤独と苦しみの果てに破滅へと至る姿を描いたヘッセの自伝的物語。【光文社古典新訳文庫】
  • 新装版 新西遊記(上)
    4.0
    1~2巻680~691円 (税込)
    「西遊記」の世界をもっと語りたくなる名著! 快訳&紀行の名コラボ――東勝神州傲来国花果山の石から生まれた孫悟空は、天の玉帝をも恐れぬ暴れ猿。東海竜王からまきあげた如意棒を振り回し、妖怪退治。猪八戒、沙悟浄を連れた三蔵法師と西へ……。中国四大奇書の一つ『西遊記』。三蔵法師のモデル玄奘の足取りを辿った著者自身の西域紀行とのコラボレイトも愉しい好著! <上下巻>
  • 青い麦
    3.3
    毎年、幼なじみのフィリップとヴァンカは、夏をブルターニュの海辺で過ごす。だが、16歳と15歳になった今年はどこかもどかしい。互いを異性として意識し始めた二人の関係はぎくしゃくしている。そこへ現れた年上の美しい女性の存在が、二人の間に影を落とす……。生涯に三度結婚し、同性愛も経験するなど、恋の機微を知り奔放な愛に生きた作家コレットが描いた、女性心理小説の傑作。
  • アーサー王物語
    -
    アルフレッド・テニソンによる作品。
  • ガラス玉演戯(上)
    -
    ガラス玉演戯――学問と、美の崇拝と、瞑想という三つの原理の融合――の名人ヨーゼフ・クネヒトの、芸術的香気の高い理想郷カスターリエンにおける活躍と現実世界でのさまざまな苦悩とを描いて、戦争と雑文的文化に明け暮れる二十世紀文明に対する反極として構成された、ヘッセの芸術と知恵との最高の結晶。上巻。
  • レベッカの青春
    -
    「少女レベッカ」の続編と言ってもよく、「少女レベッカ」の場合とおなじように、女性としての自覚にめざめてゆく一人の少女の心理過程が現実的なさまざまなエピソードとともに語られていく。ただ前作とちがい、それらの出来事は、レベッカ自身の手記や回想という形で描かれ、記述がいっそう内面的になっている。後半には、青春期を迎えた十八歳のレベッカが登場して、繊細な感受性をたたえた、静けさと内省を愛する一人の女性に生長していく。作者は、米国フィラデルフィアで生まれの作家で、英米の若い世代から熱狂的に迎えられ、やがてその名はひろく世界に知られるようになった。
  • 少女レベッカ
    -
    原題は「サニーブルック農園のレベッカ」…ほこりだらけの田舎道を、旧式な馬車が、がたごと揺れながら走っている。馬車の窓から黒い髪の少女が乗っているのが見える…そういう情景がバックとなって、空想家で、たいへんな情熱家でもあるレベッカの、少女時代から、しだいに女としてめざめてゆく過程を描いた物語だ。発表されるとすぐ評判となり、『若草物語』とならんでアメリカ家庭小説の古典として、いまなお愛読されている。女史は米国フィラデルフィア生まれの作家で多くの児童文学を書いたが、幼児教育にも力を注いだ。
  • カンディード
    3.0
    私生児カンディード、領主の妹キュネゴンド、カンディードの師パングロス、従僕カカンボが活躍する波瀾万丈、奇想天外な冒険譚。ドイツ、ブルガリア、リスボン、カディス、パラグアイ、ブエノスアイレス、エルドラド、ボルドー、ポーツマス、ヴェネチアと遍歴し、最後はコンスタンチノープルへ。人間の愚行と悪徳を徹底して描く風刺小説の傑作。我々の暮らしに浸透して人を操るあらゆる事物に批判の目をむけ、時を超えた価値をそなえたヴォルテールの代表作だ。
  • フラニー/ズーイー
    -
    これは、対をなす2編の物語である。鋭い感受性を持てあます女子学生フラニーは、折角の週末のデートも、相手のレーンとのエゴの衝突だけに終ってしまう。傷心の妹に、俳優で五つ年上の兄ズーイーは、思いの限りをつくして、生きることの意味を悟らせ、周囲と融和させようと懸命に説得する。寡作と孤高で知られる人気作家が、現代の若者の心理を鋭くとらえた一対の名作!
  • どん底
    -
    地下室にある木賃宿(きちんやど)を舞台にした住人たちの物語。そこには、死がある、恋がある、殺人がある、縊死(いし)がある、温情、かっとう、排斥、嫉妬、奸策等、あらゆる人生の要素がある。そこに現出するのは、万人に共通した、くめどもつきぬ人生の味わいだ。ゴーリキーの不朽の名作戯曲。
  • シャクンタラー
    -
    「シャクンタラー」というのは叙事詩『マハーバーラタ』に登場する姫の名前だが、5世紀ごろに詩人カーリダーサによって同名の戯曲として完成された。鹿狩りで山に入ったドゥシャンタ王は、仙人の娘シャクンタラーと出会い、恋に落ちる。二人は婚約を結び、王は誓いの印として指輪を贈った後、国を治めるために彼女を残して都に戻った。だが、ふとしたきっかけから王は呪いをかけられて彼女のことを忘れ、彼女のほうも指輪をなくす。二人は再び結ばれるのか。愛の試練を歌い上げたサンスクリット文学の最高傑作。
  • ネルーダ詩集
    -
    ネルーダはチリ生まれの詩人であり、政治家。1971年にはノーベル文学賞を受けた。ネルーダの声ははじめ、恋に破れた若者の死ぬばかりの嘆きをうたい、孤独をうたっていたが、マドリードの鋪道に流された子供たちの血を見て、その声はヒューマニズムの叫びとなり、ひとびとの怒りと涙をうたい、ひとびとの根ぶかい生活と希望を大きなスケールで反映したものとなった。
  • バイロン詩集
    -
    18世紀末から19世紀初頭にかけてのヨーロッパの激動期、不世出の詩人と仰がれて活躍したイングランドの貴族出身のバイロン。長編物語詩「チャイルド・ハロルドの遍歴」などを発表してロマン派の旗手となったが、オスマン帝国からの独立をめざしたギリシア独立戦争に加わり、病に倒れた。「最初の近代人」といってもよいバイロンの詩は、今日のわれわれにも共感できる。
  • ヘッセ詩集
    -
    ゲーテ、ハイネとつづくドイツ抒情詩の伝統に従って、自分の生活感情を単純素朴な詩句によってあらわすことに重きをおいた詩人ヘッセの全貌をうかがうことができる詩集。ヘッセは自分の病める魂の悲しみや嘆きや訴えを、天からさずけられた自分のリズムによってかなでる天成の抒情詩人だった。その詩は、人間の孤独感と、そこからせつなく響いてくる憂愁のしらべにつらぬかれている。
  • 阿片常用者の告白
    -
    著者トマス・ド・クインシー(Thomas De Quincey 1785~1859)は、イギリスの文筆家。1804年、19歳のとき、当時は合法だった阿片を、歯痛への鎮痛剤として用い始め、のち中毒となった。このときの体験を独特の文体で綴ったのが本書で、阿片の愉悦と悪夢、それからの脱却を詳細にのべて大きな反響をよんだ。ボードレールをはじめ多く文人に影響を与え、ベルリオーズはこれに霊感を受けて「幻想交響曲」を作曲した。詩人ワーズワースとの交友はよく知られている。
  • ラインの黄金
    -
    ライン川の川底にひそかに眠る黄金。これから指環を作れば、その持主は絶大な権力を握るといわれる。それを守る乙女たちをだまし、こびと族のアルベリッヒは黄金を奪う。一方ワルハラ城を神々のために建造した巨人族二人は、主神ヴォータンに謝礼を迫り、黄金を要求する。ヴォータンは地下の国を訪ね、アルベリッヒから黄金と指環を奪い、これを二人に与える…だが、指環には呪いが。二人の巨人ファーゾルトとファーフナーは争い、指環は後者の手に移る。「たった一つの指環をめぐってくりひろげられる数奇な物語は、非現実の陶酔にさそいこんでくれる。ページを繰って耳をすますと、壮厳にして官能的なワーグナーの楽劇がきこえてくることだろう」これは寺山修司の言葉だ。
  • ニーベルンゲンの歌
    -
    1巻660円 (税込)
    「ニーベルンゲンの歌」はゲルマン民族の英雄伝説で、12世紀末から13世紀初頭に現在の形にまとめられたものといわれる。ただ、原典には矛盾も多く、著者は最も妥当と思われる二つの物語を紹介する。前編は「ジークフリートの死」、後編は「クリームヒルトの復讐」である。ジークフリートは数々の偉業を達成してクリームヒルトと結ばれるが、狡知にたけたハーゲンに屈して死を迎える。妻のクリームヒルトは復讐に燃えて敵を誅戮し、みずからも命を絶つ。ワーグナーの「ニーベルンゲンの指環」4部作はこの前編を独自に解釈したものである。
  • ニュルンベルクのマイスタージンガー
    -
    神話や伝説をもとにしたワーグナーの他の楽劇と異なり、本作は「史実」をとりあげて題材としている。主人公ハンス・ザックスは16世紀に実在した「マイスタージンガー」の一人であり、靴屋の親方だ。本作で、ザックスは、部外者ヴァルターの歌の革新性を認め、芸術における伝統と革新のみごとな媒介に成功する。第三幕の「歌合戦」に向けて壮大なドラマが展開され、「伝統」を讃えるザックスとザックスを讃える人びとの明るい歌で幕となる。
  • パルジファル
    -
    中世ヨーロッパの「聖盃」伝説に材をとったワーグナー最後の楽劇。「聖盃」は処刑されたキリストの身体から流れ出る血を受けた盃であり、「聖槍」はキリストの横腹を突いた槍だった。スペインの聖杯城はこの二つの宝を保持するために建てられた。だが王は魔術師の奸計によって傷つけられ、槍を奪われる。これを取り戻し「正式な儀式」をおこなわなければ城はなくなる。この難儀を救うのは「清らかな愚かもの」だけだ、神はこう告げ、そこにパルジファルが現われる。パルジファルは数々の奇蹟をみせて槍を奪還し「救済」を実現する。
  • トリスタンとイゾルデ
    -
    アイルランドの王女イゾルデは、コーンウォールのマルケ王に嫁ぐため、王の甥であり忠臣であるトリスタンに護衛されて航海している。トリスタンはかつて戦場でイゾルデの婚約者を討ち、深手を負ったが、イゾルデに介抱してもらったことがあった。イゾルデは、そのことに気づいたが、すでにトリスタンに恋心を抱いていた。愛と憎しみにとらわれたイゾルデはともに毒薬を飲むことで解決をはかる。だが、毒薬の用意をもとめられた侍女は、毒薬のかわりに「愛の秘薬」を用意する。愛に殉じる二人の前途は決まっていた!
  • ローエングリン
    -
    ドイツ西部のブラバント公爵領では、先代の公爵が、娘エルザと息子ゴットフリートを残して死んでまもなく騒動が。エルザと散歩に出たゴットフリートが森の中で行方不明になる。これは魔法使いオルトルートが彼を白鳥に変えてしまったためである。が、オルトルートの夫で、公爵領を手に入れる野望を抱いていたフリードリヒ伯爵は、これを好機とばかり、エルザを訴える。エルザが弟を殺して領主の地位を手に入れ、秘密の恋人を宮廷に引き入れようとたくらんだのだ、というのである。たまたま来訪したドイツ国王ハインリヒが決闘でその決着をつけることになった。フリードリヒの相手はエルザの祈りに白鳥に曳かれた小舟に乗って現われた騎士「ローエングリン」だった……。
  • タンホイザー
    -
    吟遊詩人の騎士タンホイザーは、地下の洞窟で、異教の女神ヴェーヌスの官能にとらわれつつ、地上への脱出を渇望していた。願いは突然とどく。タンホイザーは元の領主ゆかりの友人ヴォルフラムに出会い、領主の姪エリーザベトが寄せる思いを聞かされヴァルトブルクに戻る。だが、「歌合戦」での失敗から追放となり、法皇から罪の赦しを受けるよう命じられる。半年後、ローマから戻った巡礼のなかに彼の姿はなく、エリーザベトはみずからの命を捧げる決心をする。
  • さまよえるオランダ人
    -
    自分の航海術の腕前をほこるあまり、大胆な言葉を吐いたオランダ人船長は、悪魔にそれを聞かれ、自分の言葉のとおり、この世の終りまで、世界の海を走り回らざるを得ない呪いを受ける。7年に一度だけ許される上陸で「永遠の愛」を誓う女性に巡りあえれば呪いは解ける。白夜のノルウェーの港に赤い帆の船をつけた船長は、果たして……。ワーグナーのロマン派オペラの傑作。
  • 転落
    -
    この本の書名La chuteは、かつて「転落」と訳された。転落という語はあまりにも地上的、人間的で、何らかの失敗、あるいは過失が原因で、ある一定の高い社会的地位からその身分を失って、社会的下層に落ちたことを示すだけの印象が強い。キリスト教では、最初の人間が創造主である神(天主、絶対者)に背いて堕落し、原罪を持ち、死ぬ者となったことを人間の堕落(chute)と呼び、神学上は堕落前の世界と堕落後の世界を分けて考える。最初、この翻訳では「堕落」あるいは「堕罪」としようかと考えたが、書名というのは一度翻訳されると定着力が強く、読者が別作品と誤解する可能性を考えると、書名に拘るデメリットの方が大きいことを思い、あえて、『転落』を踏襲した。ただ、「新訳」と冒頭に加えることで、別の訳書であることを示した。
  • ヤンの戦争
    -
    第一次大戦中の知られざる物語、待望の翻訳出版。百年の時を経て明らかにされる、中国人青年たちへの差別と偏見。
  • ビアス怪談集
    3.0
    無気味な超自然の世界を描く世界代表怪談集。「ポーの再来」「短編の巧者」といわれるビアスの名作。人間の心に潜む超自然に対する恐怖心を鋭く捉え、簡潔直截な手法で描く! ――悪魔の辞典で知られるビアスは、短編小説を組み立てさせれば、彼ほど鋭い技巧家は少ない。評価がポーの再来というのは、確かにこの点でも当っている。そのうえ、彼が好んで描くのは、やはりポーと同じように、無気味な超自然の世界である……と芥川龍之介をして言わしめた。ビアスの短編中、怪奇と幻想に満ちた妖異談を選び、名だたる難文を見事な新訳にしておくる。
  • 夏の日の声
    -
    1964年のある日の午後、第二次世界大戦退役軍人のユダヤ人フェデロフは、息子の野球試合を見ながら過去50年を回想する。移民の息子に生まれ、よき妻に恵まれ、元気のいい二人の息子をさずかった。いまも健康だし、ビジネスもまあまあ成功した。……俺が死んだら、とフェデロフは思った。火葬にしてもらおう。お祈りなしで。俺の灰なんかどこかに捨てればいい。俺が幸福だったところに。ヴァーモントの野球場の芝生に。ニューヨークの街で童貞と処女がはじめて愛をかわしたベッドに。戦時中の夕方、休暇中の軍曹がアメリカの赤毛の美女と並んで佇んだ、パリの家並を見おろすバルコニーに。息子のゆりかごに。晴れわたった夏に泳いだ大西洋の大きな波間に。そして、愛する妻の優しい手のなかに……夏の日の声はいつの時代も同じだった。
  • 紅顔
    3.0
    裏切り将軍・呉三桂、野心と純愛。明末期の呉三桂と愛妾・円円、二人の願いと愛を描く中国歴史長編――明の末期、呉三桂(ごさんけい)は、李自成(りじせい)軍が明を倒し、都を占拠したと知った。その上、愛妾・円円(えんえん)も李自成の配下に連れ去られたと聞き、守っていた山海関を摂政・ドルゴンを擁する清軍に開放する。裏切り者と歴史に書き残された呉三桂と傾国の美女・円円、二人の純愛と明末の激動を清新な筆致で描きあげる、中国歴史長編小説。
  • 緑色の裸婦
    -
    一枚の絵のために祖国ロシアを追放された画家バラノフは、ヒトラーのドイツからも追われアメリカに渡るが……亡命生活を送る画家の悲哀を描くこの表題作のほか、「寡婦たちの再会」「街の物音」「墓地の金鳳花」「分別盛り」「忘却の川の麗らかな岸辺」「その時ぼくらは三人だった」の全部で7編を収録。第二次世界大戦から冷戦への時代の移り変わりを横目に、芸術家、中年夫婦、若者たちのすがたを劇的な構成としゃれた語り口で活写したショーの傑作短編集。
  • 谷間のゆり
    -
    愛する青年・フェリックスの栄達のために、献身的な援助を惜しまぬ不幸な人妻・モルソーフ夫人の母性的な愛――風光明媚なトゥーレーヌの谷間を背景に、きびしい霊肉相剋を通して、愛と純潔の永遠の世界を強く志向した、フランス文学の巨人バルザックの告白体による自伝的&代表的な不朽の名作!
  • 恋の技法
    -
    もし、この民族のうちに愛する術(すべ)を知らない者があれば、これなる詩を読むがいい。そしてこの詩を読んで、術を心得、恋愛を実行するがいい。早い船が帆や櫂(かい)で進むのも、技術あってのことである。戦車の走るのも、技術あってのうえである。恋愛も技術をもって指導されなければならない。……古代ローマ人を熱狂させた詩人が「恋の師匠」として手管の粋を伝授する書。そこには男と女がそれぞれにこらさなければならない時代を越えた工夫と要諦が説かれている。著者は神話の宝庫といわれる「転身物語」で名高い古代ローマの詩人だ。
  • アンの夢の家
    -
    3年間の婚約時代を経て、ついにギルバートと結婚したアン。ギルバートが二人の新居に選んだのは海辺の小さな白い家で、アンはその家を「夢の家」と名付けた。二人は新しい何人かの友人も得、美しい風景と共に幸福な日々を送る。だが二人は、初めての子供の死という深い悲しみも味わねばならなかった。「赤毛のアン」「アンの青春」「アンの婚約」「アンの愛の手紙」につづくアン・シリーズ第5弾!
  • ニューヨークは闇につつまれて
    -
    訳者は書く……アーウィン・ショーは私が最も愛読してきたアメリカの作家である。この作家のおかげで私も翻訳の仕事をつづけることができたという感慨がある。この短篇集には都会小説もはいっていれば、戦争小説もはいっている。ショーの都会小説と戦争小説を結びつけているのは、ユダヤ人であることの意識である。そして、戦争の意識。「ベルリンは闇のなかに」や「ブレーメン号の水夫」や「未来に流す涙」は大戦前夜の物語である。それで、この短篇集の題名も「ニューヨークは闇につつまれて」となった。「夏服を着た女たち」につづくショーの短編集第2弾。
  • 若草物語
    -
    マーチ家の4人の姉妹。長女のメグはとても美しい少女、次女のジョーは作家志望、はにかみ屋の三女のベス、末っ子で絵の好きなエミー。4人は、父の留守を守る母の愛情につつまれて、貧しくても暖かい家庭で暮らしていた――。それぞれの少女が自分らしさを失わずに精いっぱい生きる1年間を、やさしい眼差しで描いた、アメリカ文学の不朽の名作。心あたたまる物語。
  • アラジンと魔法のランプ アラビアンナイト
    -
    かしこく美しい娘・シャハラザードが、千夜一夜にわたって王さまに語った「アラビアンナイト」。それは、恋愛、欲望、冒険など、すべてが全能の神の心のままに行われる、奇想天外な世界。なんでも望みがかなう古いランプを手に入れたアラジンが、とんでもないことを考える表題作のほか、5話を収録。魔法と恋と冒険の「千夜一夜物語」ーーエキゾチックなアラビアの世界へ。ランプの魔神よ、望みをかなえて!
  • ピーター・パン
    4.5
    星のきれいな夜、妖精の粉をふりかけられて、ウェンディと二人の弟は、ピーターを先頭に窓から飛びだしました。行く先は、夢と冒険の島・ネバーランドです。そこには、ご存じ海賊フックが待ちうけています……。だれでも愛さずにはいられない、永遠に大人にならない少年=ピーター・パンを描いた、イギリスの名作童話。高杉一郎の名訳でお届けします!
  • 社交意識
    -
    本書はモームの手になる短編集Cosmopolitansの中から23編を収録している。他の6編は弊社刊行のモーム短編集「誘惑」に収めてある。この短編集はモームがアメリカの雑誌の「コスモポリタン」に依頼され、雑誌の見開きで完結する物語をシリーズとして書いたもの。「ここに集められた話をいちどに全部読むとすれば、たいへん退屈するかも知れないが、ほかに何かもっとましなすることがないようなとき、折りにふれて、手にしてみてほしい」ここには作者の矜持がみてとれる。
  • マリー・アントワネット 上
    4.1
    運命というものは、人間になんと非情な試練を与えることだろう――ただ愛らしく平凡な娘だったアントワネットの、歴史に翻弄された激動の人生を、壮大な悲劇の物語として世界に知らしめた、古典的名著。
  • 我が名はアラム
    -
    新天地を求めてアルメニアからアメリカに移住してきたガローラニヤン家のアラム少年。いたずら好きの彼が悪友たちと起こす騒動の数々。貧しいけれども純粋で無邪気だった幼き日々を、愛と笑いとペーソスで彩った14編からなる名作短編集。サローヤンをみずからの文学の出発点として共感した三浦朱門氏による翻訳でおくる。
  • 春の嵐
    -
    主人公クーンは少年時代、そりの事故を契機に失恋して不具となったときから、音楽家として立つことを志す。そのなかで永遠の女性ゲルトルートを見出したように思ったが…それはあっけなく、友人で情熱家の歌手ムートンの手に奪われてしまう。心傷つきながらも、クーンは諦観の境地にいたる。青春の彷徨の物語。
  • 三文オペラ
    -
    ロンドンの大泥棒メッキは当地の乞食界を牛耳る大物ピーチャムの一人娘ポリーとひそかに結婚する。ピーチャム夫婦はメッキを葬ろうと画策し、警視総監ブラウンをけしかける。だが、ブラウンとメッキは裏でつながる仲だった。メッキは売春婦の裏切りで入獄するも、ブラウンの娘ルーシーの助けで脱走、だが再び売春婦の裏切りで捕まり絞首台へ。最後の土壇場でメッキは国王の恩赦で釈放、貴族に列せられる。英国のジョン・ゲイの「乞食オペラ」をもとに作曲家クルト・ヴァイルとの協力で完成したこの作品で、ブレヒトの名は一躍世界に知られることになった。この翻訳は現代の生きた日本語を駆使してつくられた現代を反映する新訳である。
  • 死の診断
    -
    ホーヴァー氏が避暑に借りた家は、かつて人の寿命を確実に予見できる医学博士が建てたものだった。ある晩のこと、書斎にかけてあった博士の肖像画が抜け出してきてホーヴァー氏を指さした……。この「死の診断」のほか、「壁の向こうで」「死人谷の夜の怪」「アウル・クリーク鉄橋の出来事」など怪奇短編15篇を収録。ポーの再来といわれ、痛烈な諷刺と諧謔を交えた「悪魔の辞典」で有名なビアスが、人間の心理の中に分け入って描く斬新な怪奇小説ワールド。
  • 悪の花
    -
    頽廃の美と反逆の熱を謳って象徴詩の世界に「新しい戦慄」(ユゴーの言葉)を創造した「罪の聖書」と呼ばれる詩集。近代人の「神曲」ともいわれる本詩集は、怪奇、極悪、陰惨の世界を妖しい美の人工楽園のように描き、展開する。本書は杉本秀太郎氏がボードレールの詩集から61編を選んで訳したものである。
  • チャタレイ夫人の恋人(上)
    -
    コンスタンスチャタレイ夫人は、第一次世界大戦で半身不随となり、不能者となった夫との空虚な生活にあきたらない。だが、ある散歩の朝、たくましい邸内の森番メラーズと出会い、自然の美しさに目ざめ、情熱がよみがえってくる。そして二人はいつか素朴な肉体愛のうちに人生の真の幸福を発見する。正しい肉体の意味を知った男女両性間のやさしさの哲学を説き、文明に毒された人間の結び付きを否定する……作者が生涯貫き通した生命主義の思想を究極までおし進めた結果がこの作品に結実した。
  • 新編 日本の面影
    4.2
    日本の人びとと風物を印象的に描いたハーンの代表作『知られぬ日本の面影』を新編集。「神々の国の首都」「日本人の微笑」ほか、アニミスティックな文学世界や世界観、日本への想いを伝える一一編を新訳収録。
  • シッダールタ
    -
    シッダールタとは釈尊(仏陀)の出家前の名前である。本作はヘッセにおける「東洋の心」の結晶であり、深いインド研究と詩的直観の融合から生まれ出た。若き日の仏陀の求道者としての歩みを、格調高い文体で描き、みずからの精神のありかを明らかにしている点で、ゲーテにおける「ファウスト」に比べられる。
  • バッカイ バッコスに憑かれた女たち
    5.0
    「それ行け バッカイ 行け バッカイ」。木ヅタの冠、皮の衣、からだに蛇を巻きつけて、女たちは家を飛び出し山野を疾走する。「小賢しいことは知恵ではない」――陶酔と理性、自然と人智のはざまで、優しく恐ろしい神ディオニューソスと人間の直接対決がはじまる。ギリシャ三大悲劇詩人エウリーピデースの最後の悲劇。

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  • ダブリン市民
    -
    「私の意図は自分の郷土のモラルの歴史の一章を書くことでした。私がその場面にダブリンをえらんだのも、この都会が私には麻痺の中心に思われたからです。私はそれを無関心な世人に、この都会がもつすがたを子供時代、青春期、成熟期、公生活の四つの面のもとに示そうと試みました。作品はこの順序で配列されています」…この自分の短編集に寄せたジョイスの言葉がすべてを物語る。15編からなるジョイス文学の出発点。
  • 老人と海
    4.0
    初訳から60年、まったく新しい「老人」の誕生! 数カ月続く不漁のため周囲から同情の視線を向けられながらも、独りで舟を出し、獲物を待つ老サンチャゴ。やがて巨大なカジキが仕掛けに食らいつき、3日にわたる壮絶な闘いが始まる……。原文を仔細に検討することによって、従来の活劇調の翻訳とは違う「老人」像が浮かび上がる! 決して屈服しない男の力強い姿と哀愁を描いたヘミングウェイ文学の最高傑作。
  • アンの村の人々
    -
    アンが少女時代をすごしたプリンス・エドワード島アヴォンリーに住んでいた身近な人たち。風変わりな暮らしをおくる人、ものめずらしい事件、痛快な事件、哀れっぽい事件…アンの忘れがたい心のふるさとの出来事を、作者持ち前の鋭い観察力と人間愛で浮き彫りにする短編12編。

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  • アンの婚約
    -
    年来の希望がかない、レドモンド大学で学ぶことになったアンは、彼女に恋心をいだくギルバートとともに、新しい学生生活に入っていく。アンはすばらしい「パティの家」に、仲良しの3人とともに住む。新しい環境、新しい友人のなかで、さまざまな経験を積み重ねながら、アンはようやく真実の愛に目覚めていく。シリーズ第3作!

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  • アンの愛の手紙
    -
    アン・シャーリーは大学を卒業すると、サマサイド中学校長として赴任し、『風にそよぐ柳(ウィンディ・ウィローズ)』に下宿する。よそ者にたいして敵意をもやす町の有力者プリングル一族、非協力的な副校長キャザリンやいたずらな生徒たちに手こずりながらも、アンは、持ちまえのユーモアとまごころで地域にとけこんでいく。その三年間の出来事を、レドモンド大学医学部の婚約者ギルバートにあてたアンの愛の手紙形式でつづる。

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  • 舞姫タイス
    -
    紀元四世紀ごろ、エジプトの砂漠で禁欲と瞑想の生活をおくるパフニュスは聖者として評判が高かったが、かつて淫靡な都市アレクサンドリアで知りあったことのある舞姫タイスを思い出し、出向いて淫蕩の暮らしから足をあらわせようと決意する。饗宴の一夜ののち、タイスは改宗して修道院にはいり、パフニュスは砂漠にもどる。だが、彼はタイスをあきらめることはできなかった…

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  • 過去ある女 プレイバック
    -
    まるで第一級の長篇小説のように面白い。 「生きていかなきゃならない夜がまだいっぱいありすぎる」――アメリカを逃れてカナダの港町ヴァンクーヴァーにやってきた謎に包まれた若い美女。彼女につきまとうジゴロ、ホテルのペントハウスに住む独身紳士、そして殺人課警視。彼女の部屋のバルコニーで発見された男の射殺体。悲劇的な女が投げこまれた花やかな、そして卑しい世界を、見事な台詞と小気味のいい展開で描いたフィルム・ノワールの逸品。  ユニバーサル社の資料室から発掘されたこの最終稿は、チャンドラー自らが「私が書いた映画脚本の中でも最高のひとつ」と自讃する。知られざる傑作を名訳で再刊したものを電子書籍化した。  丸谷才一はこの作品の初刊刊行時、〈これが文学でなくて何が文学か〉と題して、こう絶讃した(抜粋)。「いろいろな意味でおもしろい本だ。チャンドラー伝の一資料。彼の小説作法を映画性の側から考へるための重要な手がかり。フィリップ・マーロウのゐない物語をチャンドラーはどういふふうに作るか。しかし肝要なのは、このシナリオがまるで第一級の長篇小説のやうに楽しめるといふことだらう。……かういふ形でチャンドラーの作品をもう一つ読むことができるのは、幸せな話だつた」
  • 燃えつきた人間
    3.0
    著名な建築家ケリイは空疎な文明社会を逃れて、アフリカ奥地へとあてどもなく向った……コンゴ河支流のジャングルに建つ病院を舞台に、心の砂漠に悩む人々をキリスト教的実存主義の立場から描く
  • イリュミナシオン ランボオ詩集
    5.0
    20歳までに詩才のすべてを燃焼させ灼熱の砂漠へ消えていった早熟な天才詩人ランボオ。だれもひらいたことのない岩穴の宝庫をひらき、幻想的な感覚の世界を表現した彼の作品は、今なお光り輝き、年月を重ねるごとに新鮮な衝撃を与え続けている。本詩集には『イリュミナシオン』『酔っぱらいの舟』を含む代表作を網羅した。
  • 審判
    3.0
    ある朝突然、平凡な若い銀行員ヨーゼフ・Kは理由もなく逮捕される。告発の理由をつきとめようと懸命に努力するが、予審判事の前に出ても、弁護士と面談しても、教誨師と問答を交わしても誰一人、真相に触れようともしない。正体不明の貧民窟にある法廷へと不規則に呼び出される奇妙な日常、いつ終わるとも知れぬ不安な日々。結局、確かなことは何一つわからないまま……。二十世紀を突き抜け、今もなお世界の思想や文学に大きな衝撃を与えて止まない第一級の名著。
  • 地下室の手記
    4.0
    世間から軽蔑され虫けらのように扱われた男は、自分を笑った世界を笑い返すため、自意識という「地下室」に潜る。世の中を怒り、憎み、攻撃し、そして後悔の念からもがき苦しむ、中年の元小官吏のモノローグ。終わりのない絶望と戦う人間の姿が、ここにある。後の5大長編へとつながる重要作品であり、著者の思想が反映された主人公の苦悩をリアルに描いた決定訳!
  • ヴェニスの商人
    4.0
    裕福な貴婦人ポーシャへの恋に悩む友人のため、貿易商アントニオはユダヤ人高利貸しのシャイロックから借金をしてしまう。担保は自身の肉1ポンド。商船が難破し全財産を失ったアントニオに、シャイロックはあくまでも証文どおりでの返済を迫るのだが……。「ユダヤ人には、目がないのか。ユダヤ人には、手がないのか……」登場人物の生々しいまでの真情が胸を打つ。迫力の安西シェイクスピア、第3弾登場!
  • 死刑囚最後の日
    -
    1巻660円 (税込)
    表題作は、死を前にしてしだいに切迫していく死刑囚の心の世界を克明に描いたユゴーの異色作。これはユゴーの死刑廃止の信念を公にする作品でもあった。同時に収めた「クロード・グー」の主人公は、のちに「レ・ミゼラブル」のジャン・バルジャンとして結晶する。

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  • 愛と死の詩集
    -
    「私は旅して、世界をながめ、それを愛した」と、その詩のなかでうたったロレンスは、性愛の哲学を唱導しながら、一生を通じて各地を遍歴しつづけた作家だった。そして膨大な量の小説作品を書くかたわら、つねに詩を書くことを怠らなかった。この作品は多くの詩集のなかから、ロレンスの詩の全体を見通すことができるようにとの意図をもって、みずからも詩人である訳者によって編まれた選詩集である。

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  • 夏服を着た女たち
    -
    1930年代から50年代にかけてのアメリカの時代を、職人芸といってもよい精緻な筆致で描きあげた短編集。ニューヨークがパリが、ブルックリンが生きた人間の町として浮かび上がる。表題作のほか「八〇ヤード独走」「ニューヨークヘようこそ」「カンザス・シティに帰る」「愁いを含んで、ほのかに甘く」 など10編を収録。

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  • ヘンリ・ライクロフトの私記
    -
    長い生活の苦闘の末に、主人公はふとしたきっかけから田舎に引っ込む余裕を与えられる。四季を通して自然の風物、友情と人生、社会観などを静かに語る語り口には、自足し成熟した大人が感じられる。

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  • 夜の樹
    -
    「夜の樹」は、1949年に出版されたカポーティの唯一の短編集で、「夢を売る女」「誕生日の子供たち」「最後の扉を閉めよう」「銀の酒壜」「ミリアム」「無頭の鷹」「私の言い分」「夜の樹」の8編からなる。多くは人間の深奥にひそむ欲望や夢をシュールに描いた作品であるが、「誕生日の子供たち」のような幼年期への郷愁から生れた自伝的色彩濃厚な心優しい作品も含まれている。

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  • カフカ自撰小品集
    -
    とりあえずカフカを〈邪心〉なしにそのままに読んでみよう。〈人死に〉が出なければ火事がニュースにならない時代、笑いが〈爆笑〉に局限されようとする時代、飲み会が必ず〈盛りあがら〉ねばならないという確信の時代に、この笑いは、このほくそ笑みは超貴重なはずである(訳者)…『観察』『田舎医者』『断食芸人』という、カフカの自撰3作品集を一つにまとめた初めての本。

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  • 火の起原の神話
    -
    原始宗教の起原を呪術と儀礼のなかに探り、文化の様相を克明に描き出そうとした「金枝編」の著者フレーザーが、「火の起原」の神話にとりくみ、そのなかに相通ずる深層の心理をあかそうと試みた興味ぶかい著書。

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  • タバコ・ロード
    -
    長年、ろくに肥料もやらずにタバコ栽培を続けた結果、不毛の地と化した南部の農村。その土地にしがみついて生きるジーター老人は棉花栽培の夢を捨てきれない。娘の兎口の手術費用の工面もできず、末娘のパールは口べらしのため、十二歳で嫁に出される。貧困と絶望がもたらす堕落と人間本来の欲望。アメリカ南部のプア・ホワイト(白人貧農)の暮らしを赤裸々に描き、社会に衝撃を与えたコールドウェルの代表作。

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  • 神の小さな土地
    -
    自分の土地に金鉱脈があると信じて、15年も痩せた農地を掘りつづける老農夫タイ・タイは、物欲の権化である。娘婿のウィルは義理の姉妹に手を出し、長男ジムは弟の美しい妻を奪おうとして射殺される。

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  • 南方郵便機
    -
    ベルニスはフランス・アフリカ間の定期郵便機のパイロット。ジュヌヴィエーヴとの愛は報いられず、彼はひたすら「飛ぶ」ことに、埋められないなにかを求めるが……著者自身の飛行体験をもとに書かれたこの処女作は、若々しい魅力にあふれている。

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  • 白き処女地
    -
    厳しいカナダの大自然の中に生きる開拓農民のサミュエル・シャプドレーヌ一家。娘のマリアは森林伐採場の現場監督フランソワ・パラディに淡い恋心を抱く。フランソワはマリアに会うために出かけた深い雪山で道に迷い、帰らぬ人となった。その後に訪れたマリアの母の死によって、大自然でたくましく生きることの意味を悟ったマリアは、都会への憧れを捨て、大地に生きる決心を固める。

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  • リラの森
    -
    フランスのセギュール夫人(1799~1874)がカラレ家の自分の孫たちのために書いた童話集「新仙女物語」から、5編を選んで訳した選集。夫人は宮廷文学の伝統をひく子どもの文学をつくった人として知られ、その童話は今日でも出版されつづけ、依然として根強い人気を保っている。夫人はロシアの将軍の娘で、一家はのちフランスに移り住み、彼女はフランスの名門貴族と結婚して、セギュール伯爵夫人となった。

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  • ギリシャ悲劇
    -
    ギリシア悲劇の名作15篇を物語として描き、舞台を前に観客に解説するように表現してあるので読者は場面を想像しながら読むことができる。舞台劇の悲劇を文学として成立させている。入門書としても最適。

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  • ドイツ中世英雄物語Iニーベルンゲン
    -
    ドイツ中世の騎士物語のほとんどを網羅したもの。ジークフリードが裏切りにあい謀殺される話を軸に、波乱にみちたストーリーが展開される。男女を問わずその人物像の荒々しさと力強さに、ロマンに昇華される以前の物語の原型を見る。

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  • 新編 世界むかし話集(1)イギリス編
    -
    「ムーミン」やアンデルセン童話など、北欧・児童文学の研究・翻訳に生涯携わり、子供たちには夢を、大人にはやすらぎを与え続けた著者・山室静の世界むかし話集第1弾。 <イングランド>ネコの王さま/カメの遠足/最初のバナナ/三びきのクマ/ロンドン橋の上で/ジャックと豆の木/他8編 <コーンウォール>ベッチィ・ストーグの赤ちゃん/頭から下に向かって/他3編 <スコットランド>ヒース酒の秘密/詩人トマスの話/他5編 <ウェールズ>長すねグウィスの嘆き/他3編 <アイルランド>白いマス/笛吹きとプーカ/他9編

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  • ピーター・パン
    -
    1巻660円 (税込)
    ピーター・パンはロンドンのケンジントン公園で乳母車から落ちて迷子となったことから年を取らなくなった少年だ。ピーター・パンの住む世界はネバーランド、そこには海賊のフック船長やインディアンのタイガーリリーが住み、ピーターと同じように親とはぐれ年を取らなくなった子どもたち(ロストボーイ)がいて、ピーターは彼らのリーダーだった。

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  • シャルルマーニュ伝説(上) 中世の騎士ロマンス
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    この物語は、野上弥生子訳の「ギリシア・ローマ神話」「中世騎士物語」と伝説三部作を成すもので、「アーサー王物語」と人気を二分する。有名な「ロランの歌」を含み、古代・中世の文学的遺産に親しむための絶好の入門書。

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  • 熊――フォークナー短編集
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    アイク少年は10歳になってはじめて、大狩猟隊に加わることを許された。それは滅びゆく原野を背景にくりひろげられる「神話的な老いた熊」との壮絶な闘いだった……この「熊」をはじめ、「古老たち」「デルタの秋」「あの夕陽」「エミリーへのバラ」などフォークナー文学の一端に触れる好個の中短編集。

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  • デカメロン物語
    -
    『十日物語』は七人の貴婦人と三人の紳士の十人が、毎日一話のわりで語り、十日間で百の物語が成立するという構成。最も有名な三十話を訳出、ベネチアやフィレンツェなど主題となる都市ごとに編集した名編。

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