宇野邦一の作品一覧

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作品一覧

2023/04/12更新

ユーザーレビュー

  • アンチ・オイディプス 上 資本主義と分裂症
    ドゥルーズガタリのオイディプスへの告訴文が個人的体験と結びついたこともあり、非常に好感度な読書体験へと昇華できた。
    正直理解半分なとこも多々あり、参照すべき文献に全く当たれていないため時間をおいて再読する予定。
    精神分析の広まりが薄い日本においては、ドゥルーズガタリの言説にどれほどの適用範囲を与える...続きを読む
  • 千のプラトー 下 資本主義と分裂症
    「リゾーム」「多様体」「器官なき身体(CsO)」「強度」「顔貌性」「非正確(不正確ではなく)」「存立平面」「戦争機械」「抽象機械」といった数々のD-G用語について、おぼろげながら理解した。

    本の主題は、資本主義と分裂病なのだが、内容は資本主義の分析にとどまらず、「人間」「言語」「国家」「生命」を、...続きを読む
  • アンチ・オイディプス 上 資本主義と分裂症
    半ば学者の義務感で翻訳されたような旧訳ではなく、読み手を意識している新訳は、文章の意味が、わかりやすい。
    一体全体、何の話かと思わせる旧訳と違って理解できることが、とても嬉しい。
    が、それは、書からのメッセージを解読できるかという意味とは、別次元の話である。
  • タラウマラ
    奇怪なイメージと幻覚キノコを用いた儀式が精神異常の作家に与えた衝撃は凄まじい。後期ハイデガーにも通じる反近代的な、古代的な思考回路が無造作に提示されている。後期集成1の再録と補足が本書。異様な世界観が面白い。
  • 千のプラトー 中 資本主義と分裂症
    記号の発生から、記号を脱したアナーキーな領域の多様性までを語る『千のプラトー』シリーズの中巻。脱記号化と、カオスからの非記号的なものの発生を語るパート。
    単に記号的なものを否定的に語るだけじゃなく、記号そのものの成立と非記号的なものの成立自体を描き出すことによって記号に対して批判的な立場を取るという...続きを読む

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