人生のちょっとした煩い

人生のちょっとした煩い

村上春樹翻訳・至高の女性作家の第一作品集。アメリカ文学の伝説はここから始まった!

村上春樹と、アメリカ文学の生きた伝説、グレイス・ペイリーのコラボレーション。
「ペイリーさんの小説は、とにかくひとつ残らず自分の手で訳してみたい」と村上氏は語る。キッチン・テーブルでこつことと書き継がれた、とてつもなくタフでシャープで、しかも温かく、滋味豊かな短篇集。巻末にデビュー当時を語ったエッセイと訳者による詳細な解題付き。世紀を超えて輝く傑作10篇収録。

※この電子書籍は2005年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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グレイス・ペイリー短篇集 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 人生のちょっとした煩い
    700円 (税込)
    村上春樹翻訳・至高の女性作家の第一作品集。アメリカ文学の伝説はここから始まった! 村上春樹と、アメリカ文学の生きた伝説、グレイス・ペイリーのコラボレーション。 「ペイリーさんの小説は、とにかくひとつ残らず自分の手で訳してみたい」と村上氏は語る。キッチン・テーブルでこつことと書き継がれた、とてつもなくタフでシャープで、しかも温かく、滋味豊かな短篇集。巻末にデビュー当時を語ったエッセイと訳者による詳細な解題付き。世紀を超えて輝く傑作10篇収録。 ※この電子書籍は2005年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 最後の瞬間のすごく大きな変化
    740円 (税込)
    村上春樹が挑む、伝説の女性作家、傑作短篇集。 たった3冊の短篇集で、50年の間、圧倒的支持と尊敬を受けつづけている、まさに稀有な作家、グレイス・ペイリー。NY・ブロンクス生まれ。 ストレートにタフだけれども、温かく、ちょっとはぐれたおかしさがたまらない。どの場面も熱い血が脈打っていて「いったんはまりこむと、もうこれなしにはいられなくなる」(訳者あとがき) 「長距離ランナー」「父親との会話」等名品17篇収録。村上春樹訳で贈る、20世紀最高の女流作家、アメリカ文学シーンの生きた伝説。 ※この電子書籍は1999年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • その日の後刻に
    880円 (税込)
    村上春樹訳でおくる、米国カリスマ作家の最後の作品集。 人生の精緻なモザイクなような17の短篇+エッセイ+ロングインタビュー+訳者あとがき 84年の生涯の間に発表した3冊の短篇集によって、アメリカ文学界の尊敬を受け続けるカリスマ作家、グレイス・ペイリー。 彼女の作品を「ひとつの小さな世界である」と評し、30年近くの歳月をかけて全作品を訳出してきた村上氏による第1作品集『人生のちょっとした煩い』、第2作品集『最後の瞬間の大きな変化』につづく、第3にして、最後の作品集。 ※この電子書籍は2017年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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人生のちょっとした煩い のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『最後の瞬間の〜』を意図せず先に読みました。スノッブな人とかエリートとかにはない、人間の逞しさが感じられて、やっぱり私はこの著者の作品が好きです。

    0
    2016年01月29日

    Posted by ブクログ

    「そのとき私たちはみんな、一匹の猿になってしまった」が良かった。サリンジャーの「テディ」や「笑い男」みたいに、人間の狂気を淡々と語っているところがなんとも恐ろしく、面白い。あくまで語り口が淡々としているのであって、そこで語られる話そのものは随分とぶっとんでいる(おまけに少年探偵団のようなわくわくさせ

    0
    2018年11月09日

    Posted by ブクログ

     “生きている物語と、生きている言葉―”

     アメリカ文学のカリスマにして伝説の女性作家、グレイス・ペイリーの第一短編作品集。平凡な日常を描いたようで、でも一筋縄では噛み砕けない難解な文体。誰にも真似できない特徴的なストーリーテリングは、どれも読み込むほどに色彩を帯びていく。


     ・さよなら、グッ

    0
    2016年05月17日

    Posted by ブクログ

    「この本知ってる?」「何年か前に、本屋さんで見かけたけど買わなかったんだよね」という会話をして数日後、自分の本棚のすみっこに収まっているのを見つけた。あのとき、「人生のちょっとした煩い」というタイトルに惹かれる自分がちょっといやだなと思って書店の棚に返したつもりだったのに。

    冒頭の初期作品は、ユー

    0
    2012年09月24日

    Posted by ブクログ

    ペイリーさんの処女短編集です。
    人生においてのうまくいかなさ、ちょっとしたズレを、相変わらず(こちらのが先に書いているのだから当たり前だけど)のユーモアと少しの皮肉、そしてイディッシュ語などのユダヤ文化風味で描いています。

    「いちばん大きな声」がマイフェイバレット。

    一家に一冊グレイス・ペイリー

    0
    2012年03月05日

    Posted by ブクログ

    ペイリーの第一冊目の短編集。
    自由でユーモアがあって、その時代の人々の生活をふんわりと掬い上げている物語の数々。

    くせになる作風で魅了されます。

    0
    2010年09月09日

    Posted by ブクログ

    女は散漫で思いつくままに喋るから、話があっちこっちに飛ぶ、なんて云われます。ええ、思いあたりますとも。この小説も筆者の思考の流れるままにひょいと飛躍するところがあるので、ぼやっとしてると置いてきぼりを食らうことがあります。でもちゃんと帰ってくるから大丈夫です。
    そんなわけで、時代とか社会背景とか民族

    0
    2011年02月03日

    Posted by ブクログ

    小説の世界での、時代背景や当時のアメリカの女性の雰囲気などが少し伝わってきた。
    文章が個人的に難しく、きちんと理解できなかった部分も多い。
    様々な人生の一瞬一瞬が切り取られたこの短編集は、さっぱりとした雰囲気と、読んだ後に少し寂しくなる感じが心地よかった。

    0
    2017年05月06日

    Posted by ブクログ

    ちょっと個人的には合わなかったような感じです。物語に入り込めなかったという感じです。私にとっては読みづらかったかなあ。

    0
    2009年10月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「ペイリーさんの小説は、とにかくひとつ残らず自分の手で訳してみたい」と村上氏が語る、
    アメリカ文学のカリスマにして伝説の女性作家の第一作品集。
    キッチン・テーブルでこつこつと書き継がれた、
    とてつもなくタフでシャープで、しかも温かく、滋味豊かな十篇。
    巻末にデビュー当時を語ったエッセイと訳者による詳

    0
    2012年01月29日

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