ロング・グッドバイ

ロング・グッドバイ

私立探偵のフィリップ・マーロウは、億万長者の娘シルヴィアの夫テリー・レノックスと知り合う。あり余る富に囲まれていながら、男はどこか暗い蔭を宿していた。何度か会って杯を重ねるうち、互いに友情を覚えはじめた二人。しかし、やがてレノックスは妻殺しの容疑をかけられ自殺を遂げてしまう。が、その裏には悲しくも奥深い真相が隠されていた……村上春樹の新訳で話題を呼んだ新時代の『長いお別れ』が文庫版で登場

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ロング・グッドバイ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読んでいてアメリカっぽさ、無骨な感じを受けていました。でもヘミングウェイほど感傷的ではなく独特で、徹底的な一人称視点なのに真相に辿り着けない…
    ドライだけどカラフルな感じ。

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    村上春樹さん訳のハードボイルド小説。長くて途中やや眠かったですが、最後まで読むと面白かったです。マーロウカッコいい。

    0
    2025年08月21日

    Posted by ブクログ

    ハードボイルドの古典。レイモンド・チャンドラーの探偵フィリップ・マーロウシリーズの最後の作品。ハードボイルドとは、主人公の無骨で筋の通った生き方、行動を慈しみ楽しむものだと思う。そこには浮世の経済合理性や名誉はなく、ただた個人的な「筋を通す」「原理原則を曲げない」それだけがある。そんな非現実的な生き

    0
    2025年08月18日

    Posted by ブクログ


    「ハードボイルド」の意味を、ようやくこれを読んで理解できた気がする!!

    これがザ・ハードボイルドね!って自信満々に言いたい。

    ハードボイルドってそもそも何?ってレベルの私なんだけど、文学で、感情を交えず、始めから終わりまで、客観的な態度・文体で対象を描写しようとする手法らしい。

    この小説、マ

    0
    2025年07月24日

    Posted by ブクログ

    令和におけるチャンドラーを読める幸せ。生きていてよかったと思える1冊である。清水訳も読んでいるが、それでも読む意義については、長ったらしい春樹解説を見てほしい。

    0
    2024年10月13日

    Posted by ブクログ

    本読みならば一度は読んでおかなくてはいけないと思った中の1冊。
    翻訳小説を読むのは何十年ぶりだし、翻訳を担当した村上さんの作品はエッセイしか読んだことがないし、なんと言っても分厚いし・・・という不安要素はあったのだが、フタを開けてみれば、元は外国語で書かれていたという不自然さがどこにもない。
    村上氏

    0
    2024年06月03日

    Posted by ブクログ

    文章に酔える。
    原作の世界観を残したまま村上春樹の文体/世界観も感じることができて最高の一冊。登場人物の多い海外文学への抵抗感もこの人なら消え去ってしまう。
    自分に大きな影響を与えた作品を翻訳するって本当に凄い。

    0
    2024年05月08日

    Posted by ブクログ

    私立探偵、フィリップ・マーロウのどこまでも冷静で、どんな事態におちいっても、ユーモアを忘れない、いわば超人的なナイス・ガイさにやられた。

    事件も、網をくぐって、くぐったすえに、複雑な様相を呈している全体像に驚き、終わりも予想外だった。

    会話も面白く、人物、一人一人に魅力があるので、読む者を飽きさ

    0
    2023年01月07日

    Posted by ブクログ

    村上春樹版の『長いお別れ』
    こちらも大好きな本です。
    とりあえず解説を堪能して、清水俊二訳と比較するといった楽しみもありますよね。
    装丁のデザインは、なぜこんなにも簡素なのでしょう。

    0
    2022年10月17日

    Posted by ブクログ

    村上春樹味”をどう感じるかで好みが大きく分かれそう。
    最初あまりハマらずにいたけど、この本は最後まで読み切る事で良さを感じる!^_^!


    0
    2025年11月25日

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