ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫)
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ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫)

作者名 :
通常価格 737円 (670円+税)
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作品内容

「人が死ぬのって、素敵よね」彼女は僕のすぐ耳もとでしゃべっていたので、その言葉はあたたかい湿った息と一緒に僕の体内にそっともぐりこんできた。「どうして?」と僕は訊いた。娘はまるで封をするように僕の唇の上に指を一本置いた。「質問はしないで」と彼女は言った。「それから目も開けないでね。わかった?」僕は彼女の声と同じくらい小さくうなずいた。(本文より)

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2020年12月18日
紙の本の発売
1997年09月
サイズ(目安)
2MB

ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年07月30日

    この小説のテーマの一つは夫婦関係だと思う。
    ともに生活する2人だが、相手のことをどれだけ知っているのか?2人関係の一つの究極の形ともいえるが、その限界においては、相手が紛れもない他者としてたち表れる…。ということが、繰り返し出てくるように感じた。
     

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    Posted by ブクログ 2022年04月28日

    井戸と猫の物語である。特に井戸。
    夏目漱石の「門」と同じくらい「井戸」が重要な要素となる

    さて、井戸と猫以外で気になるのは、笠原メイの手紙である。
    作中、笠原メイは7通の手紙を岡田に書いているが、結局1通も届いていないことが終盤に判明する。
    手紙はどこにいってしまったのか?
    届かなかった手紙の意味...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月30日

    クミコが家を去り、長い年代記が始まる。
    加納クレタと加納マルタ、ワタヤノボル、メイ、そして井戸。不思議なことが色々と起こる。
    するすると読み進められるのは、やはり村上春樹の筆力のおかげだと思う。

    大学生の時に初読、今回再読。
    魅力的なキャラクターたち、次々に起こる奇妙な出来事、3巻あるがあっという...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年06月29日

    読む度に感想が変わり、読む程に面白くなっていく。
    村上春樹の統合小説でいえば、どちらかといえば初期作品になる。それゆえ若干の粗さのようなものがあるが、その粗さが堪らなく良い。
    物語は壮大で、一体何に迫っているのか簡単には分からない。分かったつもりでも、次に読んだ時には全く別のものに変わってしまってい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月11日

    一気読み。主人公の静かで快適な専業主夫ライフ(何が「今はまだそういう気になれない」だ仕事を探せ)、そこに確かにある「秩序」が様々な個性的な人物からの電話により徐々に崩されていく。最初のテレフォンセックスには嫌悪感しかなかったから、サッと切ってくれて良かった…。
    外的刺激による何かの崩壊・何かの欠如か...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年12月29日

    高校時代に読みました。当時おじさんが自宅で過ごす概念もなくて、何はともあれ、村上春樹だからなんか変なシーンが出てきたらどうしようって読んだ記憶がありますが、これが逆で、拷問シーンがリアル過ぎて、描写に惹きつけられ、一気読みしましたが、その後夢にでるレベルで怖くて挫折しました。結局後にも先にも村上作品...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年12月24日

    いつも思うけど、登場人物の人の1日の時間がすごくながく感じる 素敵〜
    ごはんとかもいいもの食べるよね〜

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    Posted by ブクログ 2022年06月02日

    面白かった。村上春樹作品は結構読んできたが、三部作以上の長編となるものに手を出したのは初めてだ。他の作品と違って、物語が進むことよりも登場人物とその相関の掘り下げ、人物背景の描写が多いと感じた。長編の醍醐味はやはりその終盤の盛り上がりにあると思うが、そのための布石を読まされている感じがしない。緻密な...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年05月08日

    誰かも言ってましたが、村上さんの食べ物を描く表現力は素晴らしいと思います。冒頭に出てくるスパゲティ、食べたい!

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    Posted by ブクログ 2021年10月02日

    3部(巻)構成の第一部。様々な登場人物が現れます。この方たちが、今後どのように物語に関わってくるのか。それぞれの人物についてのプロローグが、とても深いところを題材に描かれているところが、物語全体に重みを与えているのだと感じました。彼らは主人公に対し、その重たさを語ることで付加していっているように。そ...続きを読む

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  • ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫)
    完結
    「人が死ぬのって、素敵よね」彼女は僕のすぐ耳もとでしゃべっていたので、その言葉はあたたかい湿った息と一緒に僕の体内にそっともぐりこんできた。「どうして?」と僕は訊いた。娘はまるで封をするように僕の唇の上に指を一本置いた。「質問はしないで」と彼女は言った。「それから目も開けないでね。わかった?」僕は彼女の声と同じくらい小さくうなずいた。(本文より)
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    完結
    僕の考えていることが本当に正しいかどうか、わからない。でもこの場所にいる僕はそれに勝たなくてはならない。これは僕にとっての戦争なのだ。「今度はどこにも逃げないよ」と僕はクミコに言った。「僕は君を連れて帰る」僕はグラスを下に置き、毛糸の帽子を頭にかぶり、脚にはさんでいたバットを手に取った。そしてゆっくりとドアに向かった。(本文より)

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