【感想・ネタバレ】ねじまき鳥クロニクル―第1部 泥棒かささぎ編―(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

「人が死ぬのって、素敵よね」彼女は僕のすぐ耳もとでしゃべっていたので、その言葉はあたたかい湿った息と一緒に僕の体内にそっともぐりこんできた。「どうして?」と僕は訊いた。娘はまるで封をするように僕の唇の上に指を一本置いた。「質問はしないで」と彼女は言った。「それから目も開けないでね。わかった?」僕は彼女の声と同じくらい小さくうなずいた。(本文より)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

1年に1回、必ず村上春樹作品を読みたくなる。
読みたいというよりは、村上作品に触れたいというのが強いです。
村上作品のファンの間では、人気がある本作に
初めて挑戦します。
長編を読む時って、何か構えてしまいます。
さぁこれから登るぞみたいな、山登りとは
違うのですが、ワクワク感が溢れます。
読む進めれば、歪な世界に誘われいきます。
間宮中尉の長い話の章は、ハードで暴力描写が
多かったのですが、いざ次の2部に挑戦したいです。

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2025年12月17日

Posted by ブクログ

ここは血なまぐさく暴力的な世界です。
強くならなくては生き残ってはいけません。
でもそれと同時に、どんな小さな音をも聞き逃さないように静かに耳をすませていることもとても大事なのです。
おわかりになりますか?
良いニュースというのは、多くの場合小さな声で語られるのです。
どうかそのことを覚えていてください。

かつて加納クレタであった女


退屈じゃないっていうのはね、つまり、余計なことを考えないですむっていうことでしょう?

笠原メイ

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2025年12月14日

Posted by ブクログ

本屋で何気なく買って読んでみしたが、すぐに春樹ワールドにハマってしまいました。
村上春樹さんの本は、どこか詩的で哲学的でお洒落な感じがあり、とても好きです。

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2025年12月14日

Posted by ブクログ

あーめちゃくちゃ面白かった。
リアルともファンタジーとも言い切れない不思議な世界を、私は駆け抜けた。
私は村上春樹の本を刊行順に読むという個人的なプロジェクトをしていて「ねじまき鳥クロニクル」の番がやってきたわけですが、こうして辿ってくると、村上春樹という人が書く物語りがどんどん立体的に拡張していくのが感じられる。
この話では歴史までもが現れてきた。
絶対なんかのメタファーの詰め合わせで、考察しがいがあるんだろうけど、ただこの物語だけで私は駆け抜けた。
意味が不在でも、この物語はとても、とても面白い!

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

最後の方にグロい描写があって、それのためにここまで読んだみたいな、それほどに引き込まれた文章だった。

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2025年08月08日

Posted by ブクログ

ねじまき鳥クロニクルを読むのは三度目か四度目になるかと思う。初めて読んだ時からもう二十年くらい経つ。読むたびに自身が感じることが変わり、面白いと思うポイントが変わってきている。これは私の読解力が少なからず成長しているということなのか。
電話の女、加納マルタ、加納クレタ、そして本田さん…。魅力的なキャラクターが次々に登場するのがとても楽しい。そしてそれらが重なり合って物語が進むのですが、文章や世界観に自分の脳がゆらゆらと揺らされているような感覚になり眠くなる。そう村上春樹は眠くなるのです。この眠くなるという点は、何度読んでも変わらない。
作者と同じ時代を生きて、作品を読めるということに感謝。だって自宅の電話が鳴るって感覚は今の子どもたちは分からないだろうし、FMラジオもおそらく聞かないだろうから。

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2025年05月31日

Posted by ブクログ

半年ぶりとかの春樹
めちゃくちゃ楽しかった、一気読み

ノルウェイ、海辺のカフカ、世界のハードボイルド、1q84からの不確かな壁でこれが多分6作目なんだけど
一番好きかも知れない

主人公の思考パターンがすんなり馴染むし(ちょっと待ってが大好き)、やっぱり春樹の文章のテンポが大好き
読む時間が楽しい

内容はいつもほど難解じゃない気がするけどまあ謎
いいじゃないの、楽しいんだからってかんじ

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2025年04月03日

購入済み

読み返す本

村上作品は、自分のコンディション、世代ごとに何度読んでも違った味が出る。
作品自体が面白いのもあるし、読み手の自分のそのときの状況がすごく影響する。
不思議な作品。

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2023年01月01日

Posted by ブクログ

『ねじまき鳥クロニクル』第一部を読んでいると、
物語を追っているだけのはずなのに、
心が勝手にこれまでの人生を整理し始めるような感覚に陥った。

猫の失踪、仕事を辞めた主人公の日常、
奇妙な電話や不可解な人物たち。
表面的には淡々とした出来事が続いているだけなのに、
読み進めるほどに、
自分自身の内側が静かに揺さぶられていくのを感じた。

第一部でとりわけ印象に残ったのは、
間宮さんが語るノモハンでの体験である。
涸れ井戸の底に落とされ、
一日に数秒だけ差し込む光を浴びた瞬間、
彼は「自分の人生はそこで終わった」と感じたという。
助かった後の人生は、
生きているのに生きていない、
死んでいるのに死んでいないような感覚だったと語られる。

その一節を読んだとき、
それは決して極限状況に置かれた他人の話には思えなかった。

大学時代や精神科病院で働いていた頃、
私自身もまた、
何かに全身全霊で打ち込めるものを見つけられず、
心を燃やす対象もないまま、
ただ「死んでいないだけ」の状態で
日々を過ごしていた時期があったからだ。

第一部に登場する主人公もまた、
仕事を辞め、目的を失い、
どこか世界との接点を見失ったような状態にある。
本田さんから受け取る中身のない箱は、
彼の空洞化した生を象徴しているように感じられた。

また、加納クレタの語る
「痛みを失った瞬間から、生を実感できなくなった」
という言葉も強く印象に残っている。
痛みから解放されたはずの彼女が、
引き換えに世界の手触りそのものを失ってしまったように見えたからだ。

間宮さん、加納クレタ、そして主人公。
第一部に描かれる彼らの姿は、
形こそ違えど、
「生きているのに生を実感できない」という一点で
静かにつながっているように思えた。

私はもともと、
自分の感情に敏感な人間ではない。
面倒な感情には蓋をして、
深く考えずにやり過ごしてきた。
それでも第一部を読み終えたとき、
その蓋が少しずつこじ開けられ、
押し込めていた感覚が
表に浮かび上がってくるのを感じた。

『ねじまき鳥クロニクル』第一部は、
不思議な物語というよりも、
自分の中にあった
「生きているのに生きていない感覚」に
輪郭を与える読書体験だった。

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2026年01月29日

Posted by ブクログ

いつも通りではないズレ、日常の揺らぎに展開が気になって読み込みました。後半の戦争のシーンは衝撃を受けて、これは村上春樹を読んでるんだか確認してしまった。描写に引き込まれて唖然としてしまった。
普段と違う行動をしていく主人公、何かを象徴しているような周りの人々、これは3部まで一気に読みたい。

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

面白くて一気に読んだ。
最後のバイオレンスシーンは怖いので、あえて朝、読んだ。ノモンハンの情景がありありと頭に浮かびました。あらすじを知ってて良かった!

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

間宮中尉の長い話はかなり読むのがきつかった。
でも戦時中は「悪」の連鎖反応により「悪」が増幅した結果、あのようなものは当たり前のようにあったんだろうな….

壮大な物語がこれから始まろうとするワクワク感のある第一部。是非

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2025年09月03日

Posted by ブクログ

8/10

完璧な序章。
文章が完膚なきまでに完璧で、惹き込まれてしまう。終盤の間宮中尉の話は止まらない、あれほどにグロテスクで場面が頭の中で自動再生されたのは初めてだな。やはり、村上春樹はトリアー+リンチ+濱口竜介って感じだ。幻想的且つ暴力とエロスに満ちた世界を、無機質な文体が染める。まるで脂ギッシュな鶏胸肉みたいだな。

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2025年08月12日

Posted by ブクログ

時々、悪い夢を見ます。
どんなに探しても大切なものが見つからないとか、道に迷って目的地にどうしても辿り着かないとかです。このような夢は、心理的に「模索中」「停滞感」「不安感」を抱えている可能性が高いらしいです。この小説は、そんなわたしの心のうちと重なるようなきがしました。でも、重さや暗さは感じませんでした。

ロッシーニの『泥棒かささぎ』の序曲を主人公の岡田亨(オカダトオル)が口笛で吹きながらスパゲティーをゆでているときに、知らない女の声で電話がかかってくるという書き出しから物語に引き込まれました。そして、ねじでも巻くようにギイイイッと鳴く鳥を、主人公とその妻は「ねじまき鳥」と呼び、ねじまき鳥がねじを巻く静かな世界がユニークに描かれています。姿を見た者はいないけれど、毎朝、木の上で世界のねじを巻くのがねじまき鳥です。

印象的だったのは、主人公と16歳の少女が人生について語る場面です。
少女は言います。「人生ってみんなどこかしら暗いところに閉じ込められて、食べるものや飲むものを取り上げられて、だんだんゆっくり死んでいくものじゃないかしら」
主人公は、ペシミスティックな考え方だと笑います。すると少女は、ペシミスティックじゃない世の中の大人はみんな馬鹿だと返します。
わたしはペシミスティックじゃない馬鹿な大人ではありますが、この本の終盤のノモンハン戦争の長い話を読みながら、ゆっくりと時間をかけて少しずつ死んでいく生の怖さと不思議さが頭の中を巡りました。
第2部「予言する鳥編」も楽しみです。

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2025年08月04日

Posted by ブクログ

「人が死ぬのって、素敵よね」彼女は僕のすぐ耳もとでしゃべっていたので、その言葉はあたたかい湿った息と一緒に僕の体内にそっともぐりこんできた。「どうして?」と僕は訊いた。娘はまるで封をするように僕の唇の上に指を一本置いた。「質問はしないで」と彼女は言った。「それから目も開けないでね。わかった?」僕は彼女の声と同じくらい小さくうなずいた。

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2025年06月11日

Posted by ブクログ

読んでないと思ったけど読んでた。既読感を携えてまた進んでいくと、読んだのがかなり前なのに憶えている内容の数々。それが苦手でどの本もあんまり再読しないけど、それってすごい文章だってことですよね。本文に関係ない感想。

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2025年06月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

学生時代に読んだ以来、7〜8年振りに再読。あまり書籍は読み返さない性分だが、『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』の中で本書について触れられていたので手に取った。序盤は何とも頼りない?(奇妙な登場人物からの働きかけに受動的な印象)主人公が、妻の失踪を契機にその奇妙さの理解に努めたり、自ら問うたりと少しずつ姿勢が変わっていった印象。日常的な風景が浮かぶ描写が多く、また主人公の年齢も30歳と自分と近いこともあり、一読した際よりもすんなりと話が入ってくる(登場人物はかなり不思議だが)。改めて、読むタイミングにより解釈や気になるポイントも変化するのだなと思う。

特に印象に残った箇所は以下
・ひとりの人間が、他のひとりの人間について十全に理解するというのは果して可能なことなのだろうか(p.53)
・しかし僕にはその出来事が妙に気になった。まるで喉にひっかかった魚の小骨のように、それは僕を居心地悪くさせていた。<それはもっと致命的なことであったかもしれないのだ>、僕が考えたのはそういうことだった(p.68)
・とくによっては、好奇心は勇気を掘り起こして、かきたててもくれる。でも好奇心というものはほとんどの場合すぐに消えてしまうんだ。勇気の方がずっと長い道のりを進まなくちゃいけない(p.142)

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2025年04月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公岡田亨は妻クミコの突然の失踪で、これまでの生活が一変する。前半、猫の綿谷ノボルを探してほしいと妻に頼まれて、近所を探し回っていた。そこで、現在不登校でバイクの事故で足を負傷した謎の少女に出会う。また岡田の義兄綿谷ノボルと関係する謎の女性姉妹に対面する、以前から関わりのある老人の知人の男性の昔話を聞くなど、主人公は妻の失踪以降、さまざまな人物と知り合う。そして、近所の井戸が主人公を含め多くの人々をつなげていく。

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2025年04月22日

Posted by ブクログ

何か決定的に悪いことが起きているというわけでもないのに、なんとなく不穏なのは、妻との間がうまく行っていないためではないか?
お互いのことが分からない、間に薄紙が一枚挟まっているよう。大したことではないのに秘密ばかりが増えていく。
途中から急に戦争文学になった。
間宮氏が、自分は決して自ら軍人になりたかったわけではなく、教師を目指していた普通の青年だった、と強調したのは、その時代の青年たちはそのようにして死地に赴かされた、ということを言いたかったのと同時に、自分の好むと好まざるとに関わらず何かに巻き込まれようとしている主人公の状況もそれに似ているということを仄めかしているのかもしれない。
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NHK『100分de名著』、今月(2025年4月)の作品が『ねじまき鳥クロニクル』なので、第一話までに第一部を読み終われば大丈夫だろうと思い、ちょど読み終わったので録画を見ました。
朗読やストーリーの紹介は第一部を扱っていましたが、微妙に先の展開がネタバレでした・・・
早く第二部、第三部を読まなくては。

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2025年04月08日

Posted by ブクログ

村上春樹らしい序章

何が起こるか分からない感じと、主人公の入る余地のない過去回想。同じ人物が書いたとは思えないくらいキャラが立ってて、でもどこか村上春樹らしさを感じる不思議。

今後、物語がどう展開していくのか楽しみ。

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2025年04月05日

Posted by ブクログ

とりあえず一部を長い時間をかけて読み終わった。
とにかく仕掛けが多く連続表現やキャラの対比で思考を仕掛けてくる本作

キャラクター同士の共通点を結び、そこにある意味を見出しながら読む。

本作だけでは完結していないのと、歯切りが悪い読み方をしてしまったことを後悔しつつ、第2部へと移行する今日

とにかくパン屋最終劇で描かれた要素とキャラクターが乱舌に描かれる様子は思考の過程が読み取れて面白い

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2025年03月13日

Posted by ブクログ

☆3.5 隠された父親の存在
 奇妙な始まりかたをするのは『羊をめぐる冒険』から相変らず。文体リズムがあるので読み進められる。

 非日常が醍醐味なので、こんな女子高生、ゐない。といってもしょうがないが、まあ言っておく。そこが通俗を取り入れた語りだ。
 かつらの松竹梅の話は、ああ、安西水丸との例の工場見学のエッセーからだなとわかる。

 肝腎のノモンハン事件を描いた語りはひきつけられる。
 ここがこの作品の核心部分なのだが、フロイドふうに言へば、父親の存在が隠れてゐる。とでもなるのだらう。
 『猫を棄てる』(文春文庫)で明言されたとほり、村上春樹の父親は住職である。そして中国に従軍し、中国人を殺したのを見た。
 この事実の上に、『ねじまき鳥クロニクル』が成り立ってゐることは、想像に難くない。それが伏せられてゐたことを考へると、まだ明らかにされてゐない因縁はあるのだらうと感じる。

 副読本としては『村上春樹、河合隼雄に会いに行く』をすすめる。

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2025年06月07日

Posted by ブクログ

最初こそ、現実に通じた物語だったのに、終いにはけっこう異次元なお話になっている。それも、自然と。説教臭くない説得力が秘められているのだろうなぁと考えてみたりします。


第3部まであるので、その1/3を読んだことになる。
といっても、第1部は300pちょっとで、第2部、第3部と厚くなっていくので、厳密には1/3ではない。ま、そのあたりはどうでもいい。

とにかく面白いです!これからどうなっていくのか、わくわくする。

(また、自分とのリンクがあるのもいい。主人公は僕と同い年だし、無職という境遇も一緒。こないだ読んだ『白仏』にでてきた38式銃がでてくるのもリンクだし、こないだ見た『ラピュタ』のオリジナルのほう(ガリバー旅行記だっけ)の記述がちらっとでてくるのもリンクだ。最近よくいろんなブログで目にするアジサイについても一言出てくるあたりも旬だ。「あ、これこれ」と脳をくすぐられるような感触を与えてくれる本はちょっと運命的だ。ま、くだらないっちゃくだらないんだけどね。)

(『ねじまき鳥クロニクル』との出会いをちょっと運命的だとしてあれこれ書いたのは昨日のことだが、肝心のことを書き漏らしていた。それは「ねじまき鳥」そのものについてだ。本の中では、ギイイイイイという鳴声だけが聞こえ、それは世界のネジを巻くようだ、とある。この色気の無いギイイイイという鳴声は確かに僕のうちでも聞くことができた。それはここ10日間くらいは聞いていないけれど、姿なくただ鳴声だけが僕の部屋に入り込んできて、一度は寝てたのを起こされたこともあったのだった。それに、今まで生きてきてその鳴声を聞いたのは今年が初めてだった。いや、それまでにも聞いていたかもしれない。正確にいえば、その鳴声を意識したのが今年が初ということになる。『ねじまき鳥クロニクル』を読む前段階の準備として、ただギイイイと鳴く鳥という認識で、ねじまき鳥に出会っていたのだった。どうです、やっぱり運命的でしょう、この本との出会いは。)

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2025年05月05日

Posted by ブクログ

【2026年7冊目】
弁護士事務所を辞めたぼくは、専業主夫として日々を過ごしていた。正体不明の女から電話を受けたり、いなくなった猫を探して路地裏に行くとカツラのバイトをする女の子に会ったり、謎の姉妹の身の上話を聞いたり――僕の人生は少しずつ変容を見せようとしていた。

全く覚えてないのですが、再読です。「村上春樹さんの小説って、よくパスタ茹でてるよな〜」とか思いながら読み始めたら初手から茹でて笑ってしまいました。あと、サラダもよく作りますよね。

第一部を読み終えましたが、物語の行き着く先がどこになるのか全く予測がつかなくて、ぼくこと岡田亨と一緒に不思議な心地で物語を辿っていきました。

間宮中尉の話は衝撃的でした。知らぬ間に違う小説を読み始めたのではないかと思ったほど。

電話の女は誰。水質調査でなにがわかる?謎が謎を呼びまくってくる今作。傾向的に全部がすっきりする結末にはならないと思うんですが、とにかく気になりすぎる話です。

初読:2012年1月12日以前

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2026年01月11日

Posted by ブクログ

ひっさしぶりの村上春樹。
ふらっと立ち寄った古書店で見つけて即購入。
わかりやすいストーリーものというより登場人物の延々と続くモノローグにどこまで耐えられるかのチキンレース感に苦労したけど何とか一巻は読み切った。

最近疾走感のある作品ばっかりに触れることが多かったからこんだけ長編だと結構休憩挟まないと疲れちゃう笑

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2025年11月14日

Posted by ブクログ

序盤は官能的、終盤は暴力的と振れ幅が著しい作品。
全て読み切った後に相対評価が変わる。旅ははじまったばかりなのだ。

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2025年09月10日

Posted by ブクログ

間宮中尉の話が怖かった。
あれ?この小説ってこの話がメインだっけ?と思ってしまった。
村上春樹さんの作品はいつも、はて?だらけで、とりあえずついていけてるかな?が基準になってしまってます。

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2025年07月06日

Posted by ブクログ

村上春樹をはじめて手に取った。
話しが飛びまくって、「何じゃこりゃ?」ってなりながら1巻を読み終わる。

こういう文章は、考察好きにはたまらないんだろうな。

気が向いたら、続編に手を伸ばして見たいです。いつになるだろうか。。。

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2025年06月21日

Posted by ブクログ

運命というものは後になって振り返るものであって、先に知るものではない。

3部作の中の1部ということで、色んな登場人物の過去や伏線だけが広がりまだ物語がどこに向かっているかわからない状態で、ここではまだ物語に対しての評価をつけるのが難しい。序章のような印象を受けた。

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2025年04月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

TVピープル読んだばかりなので、マルタとクレタが出てきておおってなった。最後の戦争の話が思ったより長くて、戦争の凄惨さや虚しさもしっかり書きたかったのかな?と思った。最後皮を剥ぐグロ展開が来ると思ってなかったのでびっくりした。

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2025年02月27日

Posted by ブクログ

奇妙な人々の謎めいた回りくどい言い回しと変な展開の連続、どこまでが現実でどこからが空想か、それぞれの繋がりも何もかも全然わからないのになぜか惹き込まれる。

村上春樹作品に共通して言えるけど、登場人物みんなセッ◯スについて、ことあるごとに考えすぎでは。
あと生々しい描写が(無駄に)多くて、やや冷めた目で見てしまう。
隠喩も直喩も含めて生きることと密接に絡んでいたり、なるほどなあとは思うこともあるにはあるけど。

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2025年02月10日

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