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「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」――15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真……。
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Posted by ブクログ
20年ぶりに読み返したが色あせず面白い。大島さんんスマートさ、中田さんのほっこりする話し方、大好きです。
真顔でジョークを挟み込むユーモアに、何かを(それが何かは読者によって少しずつ変化する。)伝えようと真剣に訴えかけてくるような、きちんとした姿勢みたいなものを感じる。そしてなによりエンターテイメントとしても優れていて、田村カフカ少年とナカタさんという大きく分けて二つの視点を交互に進めていく形式ぇ、焦ったくも丹念に読み込んでしまう。再読。
好きな作品
よくぞ、ずっと長い年月、素晴らしいクオリティで小説を書き続けることができる物だと思う。 毎新作、高いハードルを超えて、出し続けることができると思う。 本作も、とても面白い。
なんの話が続いてるんだ…?と思っていたけど、読み進めるうちに登場人物の重なりがみえてきて、気づいたらページを巡り続けていた。
変な物語。笑 特にナカタさんパート。中でもジョニー・ウォーカー。何なんだあいつ。 楽しいマジックリアリズムを四国を舞台に書けるのは唯一無二だ。 カフカ少年がさまざまな出来事を吸収していく様子が面白い。続きが気になる。
上巻だけの感想です。非常に文学的で読むための筋力は必要そうだなという感想です。読んでいくと随所で感じる違和感が後半になるにつれ確信に変わっていく体験が本書の見どころですが、それゆえに物語の核心の部分がなかなか現れず、さくさく読めるような作品ではないかなと思いました。謎が多い分、下巻でどのようなカタルシスに導いてくれるのか楽しみです。
やっぱり村上春樹でしか摂取できない栄養ってあるなと思う。 全く別の世界観で生きていそうな2人の物語を、章ごとに交互に描いていく構成。奇数章はシリアスパート、偶数章はコメディパートで分かれているのかなと思いながら読んでいたら、途中から少しずつ様子が変わってきて……。 この2つの物語が下巻でどう交わっていくのか、2人がどのように出会い、そこで何が起こるのか、全く予想できない! 下巻が楽しみ。
星4.2 上下巻まとめての感想です。 初村上作品です。 有名過ぎる作家さんなんで、挑戦してみようかなと。 上巻までは凄い面白いんですが、徐々に難解な世界に…。 正直難し過ぎて訳分かりません。 そこが好き嫌い別れるんでしょうね。 本当に全体的には面白いんだけどなぁ。 不思議世界が無ければ(笑) また、挑戦しようかな、とは思ってます。
村上春樹さんの小説を初めて読んだ。 でも読み進めていくうちに初めてではない事に気づいた。青年期に読んでいるはずだ。 刺し殺すシーンと魚が降ってくるシーン、幽霊に会うシーンが子供時代の心響き、そのシーンを読んだ瞬間に読んだ記憶が呼び戻された。 最後になってすっと一つ一つがリンクしていく。 それにしてもカタカナが多い どこかの会社の会議のようだ
名前からは想像が付かないほど突拍子もない展開で面白い。家出する少年の話と、猫と喋る老人の話が、一体どうやって交錯していくのか気になって仕方がない。とにかくナカタさんの章が面白い。後編でどのように終息していくか必見である。
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