感情タグBEST3
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1Q84・ノルウェイの森をものすごく時間をかけて読んだので、自分に余裕が出来たら読もうと長年積んでた作品。思いがけず読みやすく世界観にグイグイ引き込まれました。もっと早く読めばよかったと後悔。
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中学生だったか高校生の時にチャレンジしたけど、途中で読むのをやめてしまったけど、10年以上経って再度チャレンジ。今度は上巻を読み切れた。
おはなしは下巻に続いてまだ終わりではないけれど、この上巻の一冊を読んだことで、初めて村上春樹の作品を文庫本一冊読んだことになった。
1ページ1ページが面白く、世界観に引き込まれてしまった。はやく下巻も読みたい。
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ナカタさんと田村カフカの物語、二つは関係性があり、田村カフカは、15歳のタフな青年でナカタさんは、頭が悪くなってしまった老人
田村カフカが家出をして、佐伯さんや、大島さんに出会う。また、ナカタさんは、猫と喋れる
そして、出会ってしまう。猫を殺す男に、そして、ナカタは殺してしまう。
血が服につく、時間が経つと消える。すると、田村カフカの方に血が移っていた。
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作品の感想は、下巻の方でまとめようと思う。
物語が佳境に入ろうというところまでが描かれている。
主人公田村カフカとナカタの関係、さくらや佐伯さん、星野さんらがどのように物語を彩ってくれるのか、続きが気になる展開ではある。
序盤の話(特にナカタさんの方)が突拍子がなさすぎて読むのにエネルギーがいるが、主人公の方は素直な言動なのでスラスラと読める。
なので、全体として構成が重いとは感じなかった。
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カフカが最初に出会う人たちが全員女の人であることによって生まれる効果は何なのだろうか。
また、「ナカタ」が自分の名前を含め、必ず名前を呼びたがるのは、「あなた」「わたし」のような抽象的な人称表現を理解する能力がなくなってしまったことを表しているのか、それともそれ以外の意図があるのか。
『オイディプス王』の話がでてきて、カフカの母親・姉が今どこにいるかわからないという設定と重ねると、「あれ?もしかしてそういうことか?」と今後の展開を想像してワクワクしてしまうのだが、おそらく外れそうなので邪推は辞めておこう。
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自分にとって村上春樹の作品は縁がないと思っていて読まず嫌いでしたが、初心者でも楽しく読むことができました。読み終えた後の余韻が良かった作品です。
好きな作品
よくぞ、ずっと長い年月、素晴らしいクオリティで小説を書き続けることができる物だと思う。
毎新作、高いハードルを超えて、出し続けることができると思う。
本作も、とても面白い。
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とっても面白くてすぐに引き込まれた。でもまさか残酷なシーンがあるとは思ってなくてそこは辛かった。
なんだかスティーブン・キングの本を読んでるみたいな気分になる残酷さ。『ドクター・スリープ』とかをちょっと思い出した。
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闇が深い。残酷なことも多い。辛さもある。
だけれども爽やかに軽快に淡々と物語は進んで行く。
これはファンタジーだ。
彼らが出会った時、物語はどう動くのか。
行末は。
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3つのお話が2つのお話になって、どんどん繋がっていくのが面白くてすぐ読み終わってしまった。
でも猫虐待の描写が個人的にかなり苦しかった、
このまま下も読みます。
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東京の神保町でオトナ買いシリーズ2
大島さんの、体は女で心と見た目は男で、恋愛対象は男という珍しいゲイの設定いいな~!
1Q84よりは短く、ねじまき鳥クロニクルよりは簡単で、さくっと読めちゃった。
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村上文学のなかでは、自分探しをしながら、他人と関わって、自分を成長させていく、ノルウェイの森やねじまき鳥クロニクル系の小説。いつもながら、主人公の孤立が中央にでんと座って、さまざまなモチーフが絡み合って物語が複雑化していますね。
オィディプス王に似た父親殺しから、母親との姦通も匂わせるエディプスコンプレックスらしきものを大きな筋として、主人公カフカが自分と向き合っています。幻想世界の中には、源氏物語や雨月物語の生霊が加わり、対役のナカタさんが親近感高く描かれています。突飛だが、妙にリアリティーのあるナカタさん、好きだなー♪
物語があっちの世界に行ったり、こっちの世界に帰ってきたり、村上ワールド全開に楽しめます。
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下と合わせてレビュー。
やはりストーリーは何が起こっているのか判然としないが、1ページ1ページが面白くどんどん読み進められる。
やっぱりキャラクターが魅力的。さくらさん、大島さん、ナカタさん、星野さんが好き。
途中から話がすごく観念的になってよくわからなくなった。
決められた世界の仕組みや流れがあって、その一部として動く人間たちの話だった気がする。違う気もする。
読み返す時はナカタさんにまた会いたい時だと思う。
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初めての村上春樹。
癖のある文体でなかなか進まない。意味がわからない上巻。
旅は道連れ、世は情け。
偶然のめぐりあいと言うのは、人の気持ちのために結構大事なものだ。
この表現が気に入った。
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田村カフカと名のる世界で1番タフな少年が家出をする。父親から予言から逃げるためだと語るが、本当の目的は何かよく分からない。時々、カラスと呼ばれる少年の問いかけが聞こえてくる。世界で1番タフな少年の家出と並行して、ナカタと呼ばれる老人の物語が語られる。老人は、小さい頃の事故により人よりも頭が悪く字が書けない。その事故と思わしきものが、山梨県の山間部で起きていて…。
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正直あまり期待しないで読み始めたのだけど、思いの外面白い。村上作品特有の何かの喪失というものがテーマの一つではあるようだ。そして、とにかくナカタさんが愛おしい。彼の影が薄く、田村カフカとのつながりを示すようないくつかのエピソードは二人はニコイチなのかな?とか。佐伯さんとカフカの関係性とか。カフカの父の予言はどうなっていくのか?とか。とにかく分からないことがたくさんある。下巻が本当に楽しみ。
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初めての村上春樹作品。
15歳の僕とナカタさんが平行線に居たのに、徐々に近づいてきて続きが気になる。
読み進めるにつれて、だんだん惹き込まれていく感じ。
早く下巻へ。
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2回目なのに初めて読んだような新鮮な感覚。
(ただ忘れてるだけ)
病んでるときに読み始めてしまった
病みが深まりそう…
けど途中でやめたくない…
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ノルウェイの森が「リアリズム小説」と言われていた所以がやっと分かった。
15歳の僕と大島さんの会話は
THE 村上春樹!って感じなんだけど
視点によって全然文体が違うから
やっぱ意図的に「やれやれ」なのか、と納得。
なにが始まるのか、ぞくぞくする。
時々比喩に唸る。
「戸棚の奥に忘れられていたパンを連想させる硬くこわばっている声のトーン」とか誰が思いつく????
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再読。世界一タフな15歳のカフカ、ネコとおしゃべりできるナカタ、戦時中の奇怪な出来事関連の3つがかわるがわる出てくる。以前もそうだったが、猫殺しの場面はえぐい。噛み締めて読んでいると苦しくなって途中休憩してしまった。
難解な言葉がたくさん出てくるが、いちいち考えていると前に進めなくなりそうで、さらりと雰囲気だけ汲んで読んでいく。文章は読みやすい。今後の展開は全く読めず。(再読なのに覚えてない)
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久しぶりに村上春樹を読む。
所々にハッとさせられる文章や言葉があり、読み応えというよりも見逃せないという感じ。
メタファーという言葉が何度も出てくるけれど、出てくるごとに何を指しているのか分かりにくくなり、下巻でスカッとするのかな?いや多分、スカッとはしない笑
書きたい、同じ本を読んだ人とは話したいことは山ほどあるのだけれど、感想とは違うものになりそうで。
とりあえずいろいろ空から降ってくるのは、映画マグノリアを思い出して仕方がない、、
気分が悪くなったり、良くなったり、とりあえず混乱するストーリーで、掴みどころがない。
でも続きは読みたい、変な話だなー
Posted by ブクログ
もし村上春樹が家出ストーリーを書いたら、という印象。
家出ストーリーっていうメインがあって、それを村上春樹要素が包んでいるような感じ。なのでストーリーは案外ありきたりで単純だなと感じる。なので正直王道で奇抜な展開が少ないので少し退屈に感じる場面、ペースが落ちる場面もあったが、村上春樹要素で苦はなく読み進められた。
毎度思うが今回も、暴力シーンの緊迫感とセックスシーンの昂りの表現は見事だと感じた。この2つのシーンを読んでいると感覚がまるで実体験のように心に想起される。