【感想・ネタバレ】海辺のカフカ(上)(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」――15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真……。

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感情タグBEST3

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思考の輪を止めてはいけない。

「想像力を欠いた狭量さ、非寛容、一人歩きのテーゼ」
もし、どこかで考えるのをやめて自分が正しいという独善的で非寛容なところに立ち止まり続けてしまう場合、それはイデオロギーになり、だれかを排除し、傷つける道具になってしまう

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2026年01月20日

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「世界でいちばんタフな15歳」という言葉があるんだけど、最初は「強くなれ」に聞こえる。でもよく読むと「お前の中にある厄介なことと、一緒に生きろ」って言ってるんだ。私、完璧さを求めるのをやめた時、生きやすくなった気がする。この本もそれを言ってるのかな。

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2026年01月19日

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官能的でもあって驚いた。一つ一つ事が進み、埋められていくのが面白い。描写がとてもリアルで素晴らしい。猫ちゃんに幸あれ。

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2025年12月31日

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「この世界において、退屈でないものには人はすぐに飽きるし、飽きないものはだいたいにおいて退屈なものだ。そういうものなんだ。僕の人生には退屈する余裕はあっても、飽きているような余裕はない。大抵の人はその二つを区別することができない」

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2025年12月10日

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前情報なしに、有名な作品だからどんなものかと思い手に取った本。村上春樹の本はほとんど読んだことがない。この一冊で村上ワールドのテイストを判断するわけにはいかないけれど、これは哲学や超常現象が入り混じっていて、少し頭が追いついていかない。家出少年田村カフカと不思議な事件をきっかけにそれまでの記憶を一切失くし読み書きもできなくなった老人男性ナカタさんがどこでどう交わるのか、事件の真相は何なのか。
結果的にこの小説はリアルなのかリアルじゃないのか早く結論が知りたい!

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2025年11月04日

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確か、村上春樹の長編をはじめて読んだのはこの本だった。3年くらい前に、単行本で。よく行くカフェに置いてあって、それを行く度に読んでいた。いや、一時期は、これを読むために行っていた。今回、改めて文庫版を購入して読み始めた。筋はおおかた覚えてるものと思ったが、3年間の間に読んだ彼の本の内容と入り混じったり記憶が混乱していて、そういえばそんなだったかと、新たに発見したりしている。これから、下巻を読み進めるのが楽しみだ。

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2025年09月16日

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「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」そんな冒頭から始まる小説。もうワクワクしかないです。長距離バスで四国まで行き、その途上で素敵な女性との出会いがあります。裏側では戦時中のとある出来事で記憶をなくした「ナカタさん」という老人が猫と会話をしたり、ジョニーウォーカーという謎の人物が登場したりもします。村上作品の中でもこんなにも豪華な登場人物たちは珍しいのではないだろうかと思います。
控えめに言ってすごく面白い。

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2025年09月13日

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村上春樹内でも1、2を争うほど大好きな作品。
あたたかい人々が紡ぐ言葉が、温度が、ざわめく世の中を生き抜く道標となってくれるだろう。
大丈夫だよ、と、とんとんと背中を叩かれているような心地になる。

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2025年09月10日

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学生の頃読んで、村上春樹にハマるきっかけになった作品。
最初はあまり説明もなくてよく分からない事が、後半になるにつれて一気に色々と繋がって話が盛り上がっていき、読むペースもどんどん上がっていく所がハマっちゃうんだよなーという感じです。

久々に読んで、内容忘れてたけどその分、新鮮な気持ちで読めました
猫好きな人は、かなりツラい描写があるので要注意!私も家族に猫がいますが、結構読むのしんどい所がありますよー

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2025年08月21日

購入済み

好きな作品

よくぞ、ずっと長い年月、素晴らしいクオリティで小説を書き続けることができる物だと思う。
毎新作、高いハードルを超えて、出し続けることができると思う。
本作も、とても面白い。

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2023年01月01日

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読みやすく、二つの物語が同時進行していく構成が印象的。思いがけず結びつく感覚と、神話的なモチーフに少
し驚いた。下巻へ。

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2026年01月26日

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カフカの章の現在形の文章にちょっと違和感がある
どちらかと言うとナカタさんの章の方が好き。報告書とか手紙もサスペンスみがあって面白い
でも大島さんがしっかり出てきたくらいからはカフカの章も面白く読めた

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2026年01月19日

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不思議な感覚に陥る。全て繋がっているんだなあ。哲学的でありファンタジーでありながら実際的だと思う。村上春樹の描く自然風景の描写がとても好き。

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2026年01月10日

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新しい単語、言葉、言い回しを発見できる。
まだ理解して読むのは難しいな。
話自体はおもしろい。
また何年後かに読むことにする。

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2025年12月16日

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今まで読んだ村上春樹作品の中でもトップクラスに好きな作品!
田村カフカの青さが伝わってくるのが良い。大人しい性格の一方、湧いた興味に関しては素直なところが愛せるキャラクターだった。
四国という大きそうでそうでもない地を舞台にしているところも個人的に好きなポイント

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2025年12月05日

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ネタバレ

なんだか不思議な世界。
風景や感情の描写が独特だけど丁寧で、ありありと想像出来るところがめちゃくちゃすき。
ナカタさんがどうかしあわせでありますように。
思春期ならではの性欲の書き方?が個人的にはあんまりいらんなぁ、と思ってしまうがそれが重要だったりするのかな。そう感じてしまうのは私が女だからなのか、なんなのか。私ってばフェミなのかな、、

なんやかんや総じてめちゃくちゃすき。

ナカタさんがしあわせでありますように(2度目)

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2025年11月22日

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すごく不思議な感覚の小説であった。

カフカと中田、2つの視点で進んでいく物語は一方は繊細な思春期の少年を、もう一方ではとても変わった能力を持つ老人が猫探しの依頼を機に事件を巻き込まれていくとても興味深い物語が展開される。

後編ではまさにこの二人が四国という土地で重なり合うことが予想されるのだが、どのように関わっていくのか、漠然とした足取りで四国に向かった2人がどこにたどり着くのか楽しみ。

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2025年10月23日

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田村カフカくんとナカタさん、2つの物語だけど
あれこれってと共通する部分が少しずつ出てくるのがわくわくする。海辺のカフカの歌詞と田村カフカの共通点も探りながら下巻へ。
村上春樹、初めてでこれが俗に言う村上春樹ワールド?描写を想像すると「猫の心臓を食べる」とか特に一旦本から離れたくなる瞬間もある。

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2025年10月13日

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2つの軸が同時に進んでく。最初はなにも分からなかったけど、共通点をみつけ、繋がりそうなとこを見つけちゃうとワクワク止まらない!

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2025年10月06日

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◯ ほんとは自分の影の残り半分を真剣に探した方がいいんじゃないかと思うけどね(106p)

◯ いや、そうじゃない。僕がなにを想像するかは、この世界にあっておそらくとても大事なことなんだ。(280p)

◯ 一本ありゃそれで間に合うはずなんだが、政治家がでしゃばってきて三本もできちまった。(441p)

★文章が巧妙で、流れるように読める。何か、これしかないという文章。

★不思議で奇妙で残酷で恥ずかしくて、心に引っかかる話。ナカタさん、いい人だなあ。大島さんもとても魅力的な人。

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2025年09月03日

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村上春樹ワールド、なんだか難しくてはっきりわからない内容もあったけど、読み進めるほど続きが気になり、あっという間に完読した!

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2025年09月03日

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村上春樹作品は今までいくつか読んできましたが、どれもなんか読んでしまうけどよくわからない…
と思っていたところ、「村上作品を最初に読むなら「海辺のカフカ」がいいよ」とTVで誰かが言っていたのを聞いて読んでみました。
確かに、今まで読んだ中で1番とっつきやすい。
カフカ少年の世界とナカタさんの世界と戦時中の不思議な出来事がどのように絡んでくるのか…?
下巻を早く読まなければ…

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2025年08月17日

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カフカの話は家出をした15歳の少年が経験するドキドキやワクワクを味わえる。
大島さんは落ち着いていてカッコイイなと思っていたら女性だったのは驚いた。
今後さくらがどう物語に絡んでくるのかが楽しみ。
ナカタの話はジョニー・ウォーカーの事件や魚やヒルが降る話などどこか非日常な不気味な雰囲気が漂う。
なぜカフカの父はジョニー・ウォーカーを名乗りあんな残虐なことをしていたのかが気になる。

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2025年08月06日

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同時進行でいろんなことが起きていて不思議だが、引き込まれる。まだ展開はわからないが、下巻も続けて読みたいと思わされた。

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2025年07月29日

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ネタバレ

ナカタさんとカフカの2つの物語で構成されている
ナカタさんは山の話から、カフカは家出から。最初読んだ時にこの山の話はなんだ?と思ったけど読み進めていくうちにジョニーウォーカー、空から魚が降るなど繋がりがあって面白い。
カフカと大島さんの話はいつも難しすぎる。大島さんはなんであんなにカフカに良くしてくれるのだろう、なんで15歳の時の佐伯さんが現れたんだろう、ナカタさんは一体何者なんだろう たくさん疑問があるのでそれが下巻で分かるのが楽しみ

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2025年09月09日

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とても不思議で幻想的で謎めいていて、何が良いのかと聞かれると、具体的にどこが良いとは答えきれない、だけど魅力的で読み始めるとのめり込んでしまう作品だった。
15歳で家出をした少年と猫と話すことができる老人のストーリーが並行して進行し、終盤につれて交錯に向かっていく。
物語は暗喩に満ちていて、おそらくその大半は自分の理解の及ぶ範疇にはない。
そこを理解できるようになればもっと楽しめるかもしれない。

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2025年11月10日

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四国が舞台の海辺のカフカ。
今年の夏休みで四国旅行したので、読みながら思い出を振り返えろうと思いまして。

カフカが家出の行き先に選んだ四国は香川から高知へ。
3つの物語が並行に語られてどう繋がっていくのか全く分からないまま春樹ワールドの個性豊かな登場人物に振り回されていく。
カフカの子供と大人の境界線の心情って初々しくて眩しいし、ナカタさんの不思議な能力と障害と生い立ちに惹きつけられる。

カラスはなんなのか、ジョニーウォーカーとカフカの父の死の謎は、カフカとナカタさんはどう出会うのか、上巻での解き明かされていない謎に翻弄されながら下巻へ。

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2025年09月15日

Posted by ブクログ

最初に読んだ村上春樹さんがこの本でしたが、難解で何度も途中で挫折しそうになりました。最初は他の長編から読まれるのをおすすめします。

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2025年08月11日

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ネタバレ

まとめて下巻に記載

「ためしに40年後の自分を想像してみる。でもそれは宇宙の果てを想像するようなものだ。」
「こんな世の中で普通の顔をして、まともに生きていけるようなやつは、かえって信用できねえもんな。」

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2025年08月06日

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国内での文学賞の受賞はなかったけれど
2006年世界幻想文学大賞 長編部門
日本人初受賞作品

2002年新潮社にての書き下ろし
持っている本は2002年の第4刷
村上春樹氏50代の代表作となるらしい

発売当時を含めて3回目の「カフカ」
そして もちろんすっかりいろいろ忘れていたのですが、どうもラストが馳星周さんの「雨降る森の犬」あたりと混じってしまっていたかもしれない

15歳の少年カフカ(自称)誕生日に家を出る
父親からの「父を殺し、母と交わる」という予言からの逃避も兼ねて
(オディプス王からなのですが、淳水堂さんが偶然にも最近レビューをされていました。苦手分野で
大変参考にさせていただきました。)

彼は四国の高松に向かう
このカフカの物語と
猫と話せるナカタの物語が交互に進む
ナカタは小学生の頃森で意識を失ってから
記憶と知性を失っていた

この二つのストーリーが四国で交わる

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2025年08月02日

Posted by ブクログ

1975年に創設された、ファンタジー作品を対象としたアメリカ合衆国の文学賞「世界幻想文学大賞」の長編部門で2006年に受賞。上巻は後半へのあらすじであり、特に琴線に触れる部分はなかった。個人的には鼠シリーズ以降の作品ではベストだと思っている。

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2026年02月05日

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