【感想・ネタバレ】海辺のカフカ(下)(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

四国の図書館に着いたカフカ少年が出会ったのは、30年前のヒットソング、夏の海辺の少年の絵、15歳の美しい少女――。一方、猫と交流ができる老人ナカタさんも、ホシノ青年に助けられながら旅を続ける。〈入り口の石〉を見つけだし、世界と世界が結びあわされるはずの場所を探すために。謎のキーワードが二人を導く闇の世界に出口はあるのか? 海外でも高い評価を受ける傑作長篇小説。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

人によっては、この作品が村上春樹の最高傑作と評している。私は同意しないわけではないが、前回に読んだねじまき鳥クロニクルの方が猛烈に記憶に残ったのは何故だろうか。どちらも村上春樹らしい、現実世界と別世界の境界が薄くなる描写、複数の主人公が徐々に巡り合うに至るまでのエピソード展開はとても見事で心地よい。その中でもねじまき鳥の良さは、井戸の中での精神対話と、笠原メイという魅惑的な存在が大きかったのかもしれない。海辺のカフカではギリシャ神話のエディプスを想起させる、父を殺し、母と交わるという明確なテーマが設定され、主人公の心理描写も惹きつけられるものがあった。だがもしかすると、カフカは15歳にしてはしっかりしすぎていたのかもしれない。内気とはかかれながらも、淡々と現実を処理していくカフカの存在がどこか自分から遠くなっていったのかもしれない。

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2026年07月20日

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読み終わったあー、
私たちは主観と客観を相互に交換しながら生きている、実体ではなくてメタファー、象徴的なもので人と人は繋がってるんだろう。
特に星野青年が好き。なかたさんのなすことにおおらかに受け入れ、そこから自分の過去を振り返ってどうして生きるべきかを考える。今後の人生でナカタさんだったらどうするんだろうっていうことを考えながら生きていくことになる。
こういう、誰かに覚えられているような人間になることが繋がりってことなんだろうか、覚えられることに価値があるんかな。

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2026年07月04日

Posted by ブクログ

メタファーとして。

この作品が森だとしたら、私はその森のすべてを理解できたわけではない。
でも、そこで見た景色や、触れた言葉や、揺さぶられた感情は、深く自分の中に残っている。

そんな読後感だった。

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2026年06月29日

Posted by ブクログ

上下巻あっという間に読んだ。カフカ少年の周りに現れる人々、佐伯さんや大島さんに実際に会えた気がする。ナカタさんの冒険もわくわくした。星野青年になりたかった。

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2026年06月13日

Posted by ブクログ

本当に面白い小説だった。最初から独特の世界観が感じられて物語にぐいぐい引き込まれた。村上春樹の長編を読むのは初めてだったが、この人特有の比喩表現とか物語の展開が自分の好みにすごくあっているんだと思う。いろいろな意味深な表現や出来事がたくさん出てきすぎていて、すべての意味を理解するのはとても難しいと思うが、この物語は人間が心の隙間を埋めて自分を認められるようになるまでの過程を描いているのではないかと思う。さくらと佐伯さんはカフカの実の姉、母ではないとは思うが、カフカはそう自分の中で認められるような根拠を探し求めているように思えた。そうすることで呪いを受け、解放されることができるからだ。また、カフカが体を鍛えているのも何かに役立てるためではなく自分のことを認める根拠を作るためなのではないかと思う。最後の森の場面も彼の心のなかでの出来事ではないだろうか。そうやって、周りの人々やものを自分の中で「メタファー」にすることで、心の満たされない部分を埋めていく、そういう話だと解釈した。だから、この世界は客観的に存在しているものだけれど、同時に自分の心の中で再構築する主観的なものでもある。

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2026年05月24日

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この下巻を読むと、上巻はいかに大掛かりな仕掛けを体にくくりつけて、それを起動させるかをただ書き連ねた様なものに思える。そしてこの下巻で物語は大きく立ち上がり始める。

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2026年04月29日

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わかったようなわかんなかったような、でもどこか美しいと思える作品であった。
曖昧な点は曖昧なこととして受け入れ、それはそれで面白い、美しいと感じられるかどうかだと思う。
単なる「正解」ではなく、「想像力」や「解釈」、つまりは考え続けることの大切さを伝えたかったのかな、と私は思った。

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2026年03月03日

購入済み

やっぱり

長編小説がいいですね?
村上春樹さんは。。。

何がって聞かれると
やっぱり雰囲気でしょうか?

丁度四国に縁があるので
高知は本当に遠い。

次は、世界の終わりとねじまき鳥に挑戦します
村上ラヂオがますます完読出来ない困


#笑える #エモい #シュール

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2023年03月30日

購入済み

漂う匂いや空腹

村上さんの作品は、本筋宇トーリーもそうだが、
日常を書いた部分でのコーヒーや料理など、読んでるときにないしは読み終わった後に、
無性に熱いコーヒーを飲みたくなる。ウイスキーやビールが欲しくなる。急に料理したりスパゲティが食べたくなるなど、別の意味でも罪作りな作品。本作も買って良かった

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2023年01月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なるほどなるほど、村上春樹さんの作品はこう楽しむのかと理解できてきました。これまでに読んできたのは1Q84だけですが、明かされない謎を抱えたまま、わからない事だらけの世界で確かなものを見つけるというのが肝なのですね。なるほどなるほど。
明かされない謎だらけなのにちぐはぐにならない、その上で世界観を確立させてる村上春樹さんの技量を感じます。

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2026年08月10日

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マジックリアリズムは難解だが、
著者特有の文章表現が巧みであり、
文を読む楽しさはどの場面にもある。
一方対比構造は分かりやすく、
形而下と形而上2つの揺れ動きだと思えば物語に入りやすくなると思われる。

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2026年07月25日

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◎記録

下では、カフカくんとナカタさんの物語が交わり、人間関係も絡み合っていく。

理解力が乏しいため、AIによると本作は「過酷な運命や圧倒的な喪失に直面しても、人はそれに静かに耐え、現実を受け入れて生きていくしかない」ということを伝えたいのだと言う。

田村カフカくんの境遇はギリシャ悲劇の「オイディプス王」をモチーフにしており、どれだけ抗おうととしても避けられない運命があること、そしてそれを引き受けて乗り越える過程を象徴しているという。

✔️「僕が求めているのは、僕が求めている強さというのは、勝ったり負けたりする強さじゃないんです。外からの力をはねつけるための壁がほしいわけでもない。僕がほしいのは外からやってくる力を受けて、それに耐えるための強さです。不公平さや不運や悲しみや誤解や無理解ーそいうものごとに静かに耐えていくための強さです。」p193

どんな状況においても、それに耐える強さがほしいというこの言葉からも、AIが言っている意図に当てはまる。しかしこの強さを手に入れるのは大人でも難しく、この言葉を聞いた佐伯さんも「いちばん難しい強さ」と言っている。上でも登場する「タフ」とは、このことを表しているのだな、と思う。誰もがこの強さを手に入れることができたら、世の中はもっと違う方向に変わっておたのかもしれない。人間は弱い。でもだからこそ、誰かと共存して生きているのかもしれない。

またネットで書評している方の話では、カフカくんとナカタさんは相反しているという。
例えば、カフカくんは読書が好きで一日中本を読んでいられるが、ナカタさんは字が読めない。
人間の三大欲求である性欲が関係するカフカくんに対して、ナカタさんは性欲が全くなく、代わりに食欲と睡眠欲が重要となっている。
2人は本作では出会わないし、互いに存在も知らないが、お互いがそれぞれの目的を持って行動することが、全体のバランスを取っているのかもしれない。

森の中は夢であり無意識の世界であるとされており、その中では時間は重要ではなく、おそらく責任も生まれない。そこにいるのは楽だけど、ずっと留まることはできず、傷ついても現実の世界で生きていかなければならないというメッセージがメタファー通して伝えられているのかなと思った。

謎なことが多く、解明されていないこともあるが、物語は繋がっており、固定概念や表面的で判断できない物事を考えさせられた。読み進めていくうちに、ページをめくる速度があがり、物語に入り込んだような気持ちにしてくれる作品だった。



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2026年07月23日

Posted by ブクログ

単純に先が読めなくて面白い。色んなメタファーを潜り抜けながら現実に帰還する感じ。
登場人物ひとりひとりが面白い。

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2026年05月25日

Posted by ブクログ

大島さんとカフカの会話がとても良かった。カフカの問いに対して大島さんがくれる答えがいつも味わい深く心に刺さって好きだった。 

特に下巻は、今の自分の精神状態と相まって心に残ったフレーズが多くあった。
綴られている言葉と自分とを繋げてどこまでも考えたり感じたりできる物語だと思った。

「君の外にあるものは、君の内にあるものの投影であり、君の内にあるものは、君の外にあるものの投影だ。だからしばしば君は、君の外にある迷宮に足を踏み入れることによって、君自身の内にセットされた迷宮に足を踏み入れることになる。」

「そうだな、君がやらなくちゃならないのは、たぶん君の中にある恐怖と怒りを乗り越えていくことだ。
そこに明るい光を入れ、君の心の冷えた部分を溶かしていくことだ。
今からでもまだ遅くはない。今からならまだ君はほんとうに自分を取り戻すことができる。」

カフカが母や姉(と自分の中で仮説立てたり感じたりしている人たち)と交わってしまうことは気持ち悪く感じたけれど、その逃れられない呪いみたいなものには少し共感した。
逃れたいと思っているのに逃れられないこと。呪いのプログラムをすべて終えてしまって、「そのあとは誰かの思惑の中に巻きこまれた誰かとしてではなく、まったくの君自身として生きて」いきたいというところも。

それでも呪いに呪われたままでいるのではなく、恐怖や怒りを乗り越えて冷えた部分を溶かすようにと励ましてくれる人や言葉が多くある物語だったことに救われた。

あと上巻ですごく好きな文章がある。ナカタさんとミミがウナギについて考える場面。
「それから二人はめいめいにウナギについて沈思黙考した。二人のあいだに、ウナギについて深く考えるだけの時間が流れた。」

カフカが神社で目を覚ました時にあたりを囲んでいた灌木についての描写もすごいなあと思った。
「僕の手は、いじめられた動物の心みたいに硬くねじくれた灌木の枝にしか触れない。」

いろんな文章を引用したくなってしまう作品。
なによりも言葉に力のある物語だった。

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2026年05月21日

Posted by ブクログ

ナカタさんパートの方がカフカパートよりも興味深々になってきて。
星野ちゃんの存在感がどんどん大きくなって、ナカタさんの良きバディ感が最高。

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2026年05月07日

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主人公が15歳だから、あんまりハマれないんじゃないかって思ってたけどすんなり読めた
ナカタパートは星野くん含め楽しくてリズムが心地よかった

あたしの人生にもあらゆる仮説があるけど
許せないことを許せるようになりたい

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2026年05月01日

Posted by ブクログ

完読!

結果,
様々な問題は残っているものの
なぜか,
スッキリ感が湧いたのは1Q84と違うところ。


15歳の割には
あまりにもしっかりしすぎているカフカ。
まぁまぁ,読書家ならそんな感じかしら。


人との出会いで
そのあとに触れる音や本,全てに対する見方が変わる。


この中で一番成長したのは間違いなく星野さんでしょう


印象深い作品でした。

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2026年04月27日

Posted by ブクログ

思春期の少年が成長するための出来事にしては、ヘビーすぎる…

母と姉についてはハッキリしない感じだったけど、読み返したりしていろいろ想像を掻き立てられるのでそれはそれでいいのかも

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2026年04月24日

Posted by ブクログ

読み手の数だけ、何を伝えたかったか、ひとつひとつの出来事が何を意味していたかが別れる物語だと感じた。
出来事の伏線が全て回収されていくのではないので、結局あれはなんだったのだろうと考えさせられた。

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2026年04月21日

Posted by ブクログ

むずかしい言葉がたくさん。考えさせられる言い回しがたくさん。何度も同じところを戻っては進み、読んだ。だけど間違いなく読む価値のある本だった。
スマホひとつで何でもわかる、思考する必要すらなくなってしまったこの時代に、考えることのおもしろさを教えてくれている本だと感じる。
いつか全ての言葉の意味がわかったらいいな。

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2026年04月11日

Posted by ブクログ

好きな村上春樹ワールドだった

ナカタさんの小学校時代の先生が見た夢がどう関係してたのか、ホシノさんのその後、カーネルサンダーズの招待、など解決していないナゾはたくさんあるのに、読み終わった時なぜか伏線回収されたようなスッキリ感と読み応えのある作品。

ナカタさんのように、物事を偏見なく受け入れられるような人間になりたい。

カフカくんもさくらさんも大島さんもホシノさんも、みんな幸せに生きてほしい。

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2026年03月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み応えはあるが、読後感が爽やか
やはりナカタパートは読んでて楽しい
ホシノもオオシマもオオシマ兄も、幸せになってくれ〜

ナカタ、違う世界でたくさん読んでほしいな

初村上春樹、よかった

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2026年03月02日

Posted by ブクログ

終わりがイマイチだったかな 最後の終わりらへんはイマイチだったけど、ナカタさんとホシノくんのやり取りは楽しくていいテンポで面白かった。

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2026年03月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・初村上春樹さん。村上春樹ファンの方々からするとどういう立ち位置の物語だったんだろう?これは序の口?だとしたらもうついていけない...
・性交の描写がなんか嫌。抵抗ない、むしろ好き(っていうと違うけど)なはずなのに。自分なりに考えた結果、なんかこう...意識高い系な感じに捉えてるみたいでゾワゾワするのかも。
・カフカのターンは憂鬱で仕方なかった。大島さんとの会話なんてもう自分にナカタさん降臨させて「訳がわからないであります。」って感じで読んでた。
・結局謎は謎なままで何もわからないまま終了。一体なんだったのさ?軍の報告書まで読ませておいて、先生の破廉恥夢話まで聞かせておいて、何も分からないなんて。そりゃ無いぜ。
・ナカタさん&ホシノちゃんターンが楽しみでやっと読み終えた。2人に感謝。

「はい。ありがとうございます。それではナカタはウンコをして参ります」
「あのね、そんな大きな声で、みんなに聞こえるように復唱することねえんだよ。ほかの人はまだメシを食ってるんだからさ」

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2026年07月21日

Posted by ブクログ

初めて読んだ村上春樹作品。
上下巻あわせて1000ページ超。胸焼けがしたw

なんていうか、村上春樹って、ルーブル美術館に「額縁だけの作品」を置くタイプの作家、という印象だった。

「……絵は?」
「いや、それを考えさせる作品なんです」
と言われるところまで含めて作品、みたいな。

最後まであまり肌に合わなかった。

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2026年07月21日

Posted by ブクログ

カーネル・サンダース面白いな。
直接は関わりたくないけど。

猫と喋れるのも羨ましい。
変なことに関わりたくないけど。

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2026年07月15日

Posted by ブクログ

表現がすごい、
村上春樹に熱狂的なファンがいるの分かる気がする。

けどすみません、私にはわかりませんでした。
5年後くらいにもう一度読みたいです。

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2026年07月13日

Posted by ブクログ

総合すると、内容が独特すぎてついていけなかった。
文学的表現が多いというか。2020年代の小説メインで読んでる私には難しかった。
結局なんだったんだろう、みたいな疑問が残る。
考察とか見て少しだけ腑に落ちるけど完全には落ちない。上下通して結構長いので、
違う世界観の長い旅をしたな...という気分で終わった。

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2026年06月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ストーリーへの理解は難しかったけど、哲学的な思想とかは興味深いなと思った。

「すべての物体は移動の途中にあるんだ。地球も時間も概念も、愛も生命も信念も、正義も悪も、すべてのものごとは液状的で過渡的なものだ。」
あらゆる時間が止まればいいと思うことがあるけどそんなの無理
すべてのものごとは移動の途中だと思えば、何かを人に押し付けてしまったり、潔白でいる為に変わらないように務める必要も無くなるのかなーとおもた(倫理が許さないことは嫌いだけど)

「自由になるものの象徴を手にしていることは、自由さそのものを手にしているよりも幸福なことかもしれない」

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2026年06月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やっと読み終えることができた。理解できなかったが、この物語はメタファーなんだって思ったら少し納得できた。15歳の時に読んだ方が良かったと思った

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2026年06月01日

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わからなかった。私には難しかった。物語の中では何も解説されなかったので考察したい。とりあえず自分には五感の働きが足りないなと思った。感性豊かな人はもっと楽しめるんだろうなと思う。

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2026年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上下巻で約1,000ページという超ボリュームながら、とても読みやすい文体であっという間に読んでしまった。
ただ、思い返しても自分が何を読んだのか説明することが非常に難しい。

主人公は15歳の家出少年「田村カフカ」、そして猫と会話ができる老人の「ナカタ」の二人。中野区と高松市を舞台にそれぞれの視点で物語が進む。この二人には何かしらの関係があることは推察されるがそれが何かは解き明かされず。また、現実と空想が入り混じっており、周囲にも謎多き人がいるが、それらの謎も解き明かされず。

しかし、モヤモヤとした気持ちが残っているかというと、妙にすっきりとした気持ちになっている。軽妙かつ想像力を掻き立てる文章表現で、頭の中でこの不思議な世界がくっきりとイメージできる。様々に散りばめられたエピソードから自分なりの考察をするもよし、ただひたすらに世界観に浸るもよしの唯一無二の物語だった。

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2026年05月06日

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