海辺のカフカ(下)(新潮文庫)
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海辺のカフカ(下)(新潮文庫)

1,100円 (税込)

5pt

四国の図書館に着いたカフカ少年が出会ったのは、30年前のヒットソング、夏の海辺の少年の絵、15歳の美しい少女――。一方、猫と交流ができる老人ナカタさんも、ホシノ青年に助けられながら旅を続ける。〈入り口の石〉を見つけだし、世界と世界が結びあわされるはずの場所を探すために。謎のキーワードが二人を導く闇の世界に出口はあるのか? 海外でも高い評価を受ける傑作長篇小説。

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海辺のカフカ(新潮文庫) のシリーズ作品

全2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)
    完結
    1,045円 (税込)
    「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」――15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真……。
  • 海辺のカフカ(下)(新潮文庫)
    完結
    1,100円 (税込)
    四国の図書館に着いたカフカ少年が出会ったのは、30年前のヒットソング、夏の海辺の少年の絵、15歳の美しい少女――。一方、猫と交流ができる老人ナカタさんも、ホシノ青年に助けられながら旅を続ける。〈入り口の石〉を見つけだし、世界と世界が結びあわされるはずの場所を探すために。謎のキーワードが二人を導く闇の世界に出口はあるのか? 海外でも高い評価を受ける傑作長篇小説。

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海辺のカフカ(下)(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    なんだなんだ?!今までに体験したことのない読後。正直すっごいモヤモヤする終わり方で、スッキリを求める私は少し気がかりなんだけど。こんなにもフワッとしてるのに今最高に気持ちい。なんだろうまるで長い長い夢を見ていたような、遠い世界に行っていたような、。この本じゃなきゃ味わえない。地に足がついてない、。き

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    「タフな精神力と母親からの愛、引き継いできた者たちの記憶を力に、一方的な力によって引き受けざるを得なかった強烈な悪意を断ち切る。」

    物語を一言で形容するとこんなところでしょうか。

    「世界で一番タフな少年になる」というのは大きく出たなと思っていましたが、カフカ君は実際めちゃくちゃタフですよね。自分

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    上巻はストーリー性に頭が追いつかないで終わった。こんなこと実際に起こるわけがないから、どういう心持ちで捉えて読み進めればいいから分からず、だからこそ先が気になり下巻もどんどん読み進めたが、どこかのタイミングで自分が納得、理解できる展開にシフトするはずと思っていたものの、見事に裏切られそのままの世界観

    0
    2025年11月13日

    Posted by ブクログ

    面白かった。未回収が多すぎてどうだったんだろう、なにが正解なのだろうがすごく残るけど、それもまた一興。星野くんとナカタさん、いいコンビだったなあ

    0
    2025年10月07日

    Posted by ブクログ

    初の村上春樹
    カフカとナカタさんの2人の物語が交互に展開されていて、カフカサイドは抽象的で読みにくい。反対にナカタさんサイドは読みやすいなぐらいで読んでた。
    でも読み終わって、この2人の対比がすごくおもしろいことに気づけた。

    ラストに向けてどんどん伏線回収されると思ってたからそこは少しモヤモヤした

    0
    2025年10月02日

    Posted by ブクログ

    さて、読み終えた。単行本で読んだ、村上春樹の、私にとって最初の長編小説だった。改めて文庫本で読んだ。うん、よかった。また、しばらく間をあけて、読もう。いや、どうせ、読むことになるだろう。

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    耳を澄ませるんだ。はまぐりのように注意深く。

    注意深い生き物のメタファーとして、はまぐりを選ぶ村上春樹が最高に大好きだ。自分だったら、せいぜいウサギかフェネックくらいの捻りのないのが限界だと思う。絶対に思いつかないけど、理解できるメタファーを大量に用いるから、どんどん世界に引き摺り込まれてくんだと

    0
    2025年09月11日

    Posted by ブクログ

    〇誰もが恋をすることによって、自分自身の欠けた一部を探しているものだからさ。(149p)

    〇「ホシノさん」
    「なんだい?」(167p)

    〇君は彼女をゆるさなくちゃいけない。(中略)それが君にとっての唯一の救いになる。(378p)

    〇あなたに私のことを覚えていてほしいの。あなたさえ私のことを覚え

    0
    2025年09月11日

    Posted by ブクログ

    もし、自分が普通の人間だったなら。
    この作品は、人生で一度は考えてしまう命題を受け止める深い器そのものなのだと思う。
    心が大きく迷った時、きっとこの本に戻ってくる。
    そう思えるだけのしなやかさと強さ、哀しみが混じり合う名作。

    0
    2025年09月10日

    Posted by ブクログ

    傑作中の傑作 傑作中の傑作、壮大な物語のラスト45章からは、川端康成の雪国のようなノーベル文学賞ものの、強烈な共感を呼ぶ。村上春樹の世界と自分たちの世界が深く共振する感覚を覚える。
    タフな15歳の少年の物語は、幾多の展開をした後、確固たる一つの束となってここに終結する。

    0
    2025年12月06日

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