作品一覧

  • 青い鳥
    -
    1巻550円 (税込)
    時代と国境をこえて、世界中の若い魂を魅了しつづける、ノーベル賞作家メーテルリンクの不朽の名作。クリスマスの前夜、貧しい木こりの子供チルチルとミチルの兄妹が、夢に見る旅の物語を通して、人間の求めるほんとうの心の幸福がどこにあるかを暗示した、ファンタスティックな童話劇。流麗な新庄嘉章訳による決定版。幸福の青い鳥は……? 全世界で愛される永遠の名作!
  • モンテ=クリスト伯(1)
    4.6
    1~5巻880円 (税込)
    モレル父子商会の帆船の若い船長候補エドモン・ダンテスは、同僚のダングラールと恋敵のフェルナンの陰謀により、美女メルセデスとの婚約披露宴の席で逮捕され、無実の罪でイフ城の牢獄へ……。ナポレオン没落後の激動の社会を背景に、燃える正義感と鉄の意志で貫かれた男の波瀾の人生を描いて、万人の血を沸かす、大デュマ、不朽の名作の完訳決定版。
  • 青い麦
    -
    1巻550円 (税込)
    美しいブルターニュ海岸の自然描写の中に、思春期の男女の悩ましい官能の芽生えを、みずみずしいタッチで描き、詩的・音楽的な表現を得た、不朽の青春小説ーー。鋭い感覚で豊かな本能の流れを捉え、近代フランス女流文学の第一人者と称されるコレット中期の代表作。
  • 脂肪の塊・テリエ館
    -
    1巻550円 (税込)
    フランス自然主義を代表する文豪モーパッサンが、30歳で発表したデビュー作「脂肪の塊」と、その翌年に発表して不動の地位を得た「テリエ館」の、中編2作。ともに、世間からは卑しめられる娼婦が、心の底には清純なものを持っていることを、辛辣な人生観と温かい人間愛で描き、読者を魅了する不朽の名作。
  • 肉体の悪魔
    3.9
    1巻506円 (税込)
    第一次大戦のさなか、戦争のため放縦と無力におちいった少年と人妻との恋愛悲劇を、ダイヤモンドのように硬質で陰翳深い文体によって描く。ほかに、ラディゲ独特のエスプリが遺憾なく発揮された戯曲『ペリカン家の人々』、コント『ドニーズ』を収める。
  • 椿姫
    4.1
    1巻693円 (税込)
    椿の花を愛するゆえに“椿姫”と呼ばれる、貴婦人のように上品な、美貌の娼婦マルグリット・ゴーティエ。パリの社交界で、奔放な日々を送っていた彼女は、純情多感な青年アルマンによって、真実の愛に目覚め、純粋でひたむきな恋の悦びを知るが、彼を真に愛する道は別れることだと悟ってもとの生活に戻る……
  • 未完の告白
    3.4
    1巻451円 (税込)
    「どこを通るかはほとんど問題ではない。ただどこへ向って行くかが問題である」という信念をもって、人生に大胆にのりだしていく少女ジュヌヴィエーブの手記という形をとり、単に自由を希うだけではなく、積極的にそれを奪いとろうとする少女の姿を通して、虚偽的なもの、圧倒的なもの、因襲的なものに対する反抗を描いた作品。思想的激動期に書かれたため未完のままで発表された。
  • 女の一生
    3.9
    1巻528円 (税込)
    修道院で教育を受けた清純な貴族の娘ジャンヌは、幸福と希望に胸を踊らせて結婚生活に入る。しかし彼女の一生は、夫の獣性に踏みにじられ、裏切られ、さらに最愛の息子にまで裏切られる悲惨な苦闘の道のりであった。希望と絶望が交錯し、夢が一つずつ破れてゆく女の一生を描き、暗い孤独感と悲観主義の人生観がにじみ出ているフランス・リアリズム文学の傑作である。
  • ある女の告白
    -
    1巻770円 (税込)
    モーパッサンは人間の欲望の織りなす日々の暮らしの機微を、さまざまな側面から切り取って鮮やかに示してくれる多くの短編小説を書いた。この集には表題作のほか、「聖水授与者」「月光」「宝石」「温室」「オトー父子」など20編を収めた。

    試し読み

    フォロー

ユーザーレビュー

  • 椿姫

    Posted by ブクログ

    オペラを観たので、原作も読んでみようと思い立ちました。

    娼婦という職業は、一般的に艶やかな欲望の果て、だらしない低俗なものとして描かれるようなイメージがあります。

    読んでみたら、娼婦なのに気高い女と、ヘタレの極致の青年が世の中に翻弄されている愛の物語という印象が、ヴェルディオペラ版よりも強く感じました。

    あまりにも好きすぎて卒論のテーマにも取り上げましたし、今なお繰り返し読んでいます。
    もちろん、ヴェルディオペラ版を聴きながら。

    0
    2026年05月10日
  • 女の一生

    Posted by ブクログ

    人生は、ままならない。

    ハッピーエンドで終わる物語が好きで、報われない物語に対して毛嫌いをしていた。けれど、人生は不平等で不公平なのが普通であり、その現実を教えてくれた作品の一つでもある『女の一生』は、お気に入りになった。ジャンヌがレ・プープルにやってきた時の夜の思い出に浸っている時、この世界に喜びも幸福もないということがありうるだろうかと訝しんでいる描写が印象的であった。どれだけ辛いことに直面していたとしても、何かしらの過去の嬉しい出来事がいつかの自分を救ってくれる、そんな気持ちにしてくれたからだ。人生にはどうしようもないことがたくさんあるけれど、過去の嬉しい出来事が生きる活力を与えてくれ

    0
    2026年05月09日
  • 椿姫

    Posted by ブクログ

    マルグリットとアルマンの愛は美しい。その美しさに触れることができた喜び。この喜びが読み終わった後の自分を包んでいる。
    「恋ってものは、ほんとに人間を善良にするものなんですねえ!」(p,165)とアルマンが言っているが、その恋に触れさせてもらった側も善良になれる気がした。
    他者に対して怒り狂うときもあるけれど、「相手を想う温かい気持ち」に溢れた小説を読むと少しでも長く生きてみたいと思える。

    0
    2026年05月06日
  • 椿姫

    Posted by ブクログ

    「あたし誓って言うけど、だれにだってあたし、あなたにほど早く身を任せたことなんかなくってよ。/あたしを心から哀れんでくだすったたったひとりの方だからよ」

    0
    2026年02月23日
  • 肉体の悪魔

    Posted by ブクログ

    この悲劇は主人公自身からよりも、四囲の状況から生れたものである。ここには、戦争が原因の放縦と無為が一人の青年をある型に入れ、一人の女性を殺しているのが見られるであろう。このささやかな恋愛小説は告白ではない。一層それらしく見えるところにおいては、とりわけそうではない。自らを責める者の誠実さしか信じないというのは、あまりにも人間的な欠陥である。
    ──レイモン・ラディゲ

    0
    2026年02月21日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET