未完の告白

未完の告白

451円 (税込)

2pt

3.4

「どこを通るかはほとんど問題ではない。ただどこへ向って行くかが問題である」という信念をもって、人生に大胆にのりだしていく少女ジュヌヴィエーブの手記という形をとり、単に自由を希うだけではなく、積極的にそれを奪いとろうとする少女の姿を通して、虚偽的なもの、圧倒的なもの、因襲的なものに対する反抗を描いた作品。思想的激動期に書かれたため未完のままで発表された。

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未完の告白 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    先に『女の学校』『ロベール』を読んでおけばよかつた。
    ひとつの家族のそれぞれから描いた一連の作品の中でも、娘からの書簡といふ形式である。
    社会的には女性のどうこうといふもののやうであるが、それ以上にひとを愛するといふ彼が生涯通じて求め続けたひとつの形であつたに違ひない。
    ひとが愛しあふと結婚して家庭

    0
    2018年04月16日

    Posted by ブクログ

    あ、、なんだっけこれ、、、ジッドってなんか神々しいなと思って見てました…なにそれ……ジッドって名前と雰囲気が好きだった…。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    「立て、臥所につかまり、しかして歩め」
    「全てはお前次第だ」
    ジュヌヴィエーヴの若さが語らせる、女性の権利や存在意義。
    青いけれど、彼女に代弁させるからこそ語れることもあるのかもしれない。
    問いかけは、現代にも十分通用するものかもしれない。

    0
    2014年09月17日

    Posted by ブクログ

    「どこを通るかはほとんど問題ではない。ただどこへ向かって行くかが問題である。」
    女性は男性の従属物なのか。女性は自分自身の持つ力を発揮するべきであり、男性に劣るということはない。女性にしかできないことはあるはずである。そして女性はまずそうでありたいと欲することをしなければならない。少女ジュヌヴィエー

    0
    2011年04月20日

    Posted by ブクログ

    タイトルがよいですねー。イメージふくらむじゃないですか。
    フェミニズムの発露ってところですね。でも出てくる女の子がどうも少女っていうよりは少年ていうイメージなんですが。
    ジュヌヴィエーヴとジゼールとがどう大人になっていくのか読みたかったなあ。

    0
    2010年04月25日

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