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科学の本の読み方すすめ方
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 科学の本はどういうものを選んだらいいのか。長年,科学教育と科学読み物の研究を続けてきた著者たちが「よい本」の条件と選び方をわかりやすく語ります。さらに,読書感想文の書き方,子どもとおとなをゆさぶる本の紹介,科学の本のまちがいなども。貴重で詳細な科学読み物年表付き。 ★★ もくじ ★★ 科学読物の読み方・すすめ方 第1部 科学読物の読み方 自分にあった本をえらぶこと/名著はやさしすぎることはない/本の中に書きこみながら考える,他 第2部 科学読物のすすめ方 〈科学読物〉と〈学校の理科〉の勉強との関係/科学読物と他の読物の読み方のちがい/「読書感想文」の書き方,すすめ方/文章の書き方の指導/子どもが感激して読める本を,他 子どもと大人をゆさぶる本 豊かな空想を育てる植物の本/自然への愛を育てる動物の本/厚さできまらぬ中身のこい本/目に見えない世界を読みとる本,他 科学の本のマチガイとつきあって ……花粉はブラウン運動するか 自分自身でたしかめたい/本をしらべて,あたってくだけた/専門家とシロウトのあいだ,他 科学読物の生い立ち……日本最初の科学読物 日本の科学読物年表 -
数学の基本やりなおしテキスト
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中学・高校の数学をほとんど覚えていないという人に、もってこいの一冊。10進法の成り立ちから因数分解、ベン図、確率・・・となんだか懐かしいようなトピックスを、著者の個性がにじみ出る問題・コラムから学んでいきます。学校の授業では馴染みのなかった数のエッセンスや、鶴亀算・まほう陣といった頭の体操になる問題にもチャレンジ!数学の常識力を身につけます。 -
ゼロから学ぶ電磁気学
電気と磁気のしくみをわかりやすく解説。数式だらけでよくわからないと思われがちな電磁気学も、イメージがわかれば完全理解できる。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
絶対わかる有機構造決定
できなきゃ困る構造決定が絶対わかる。原理を知ってるだけでは構造は決められない。多くの先人、先輩が蓄積した経験こそがものを言う。その技術、手法が身につき、解く力がつく実用的で実戦的な解説書。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
絶対わかる化学熱力学
絶対読み切れる熱力学の本。すらすら読めて、「ことば・記号」がわかりにくい熱力学が絶対わかる。難しい数式、定義を一つ一つ理解することも大切。でも、ともかく一度読み通すことが理解の早道。全体像をつかめば数式なんて怖くない。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
ゼロから学ぶ物理の1、2、3
大学の物理学をもっと刺激的に、もっと楽しく! 非まじめ物理学のすすめ。難攻不落のマックスウェル方程式、高嶺の花のラグランジアン、熱力学に量子論……片っ端から解答乱麻を断つ!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
ゼロから学ぶ熱力学
アインシュタインも熱中した熱力学の魅力と威力!何のためのカルノー・サイクル? 何のためのエントロピー? 大学に進んで初めて熱力学を学ぶにあたって、誰もが抱く初発的疑問を立ちどころに氷解させる。熱力学の面白さ、奥の深さが改めて納得できる。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
ゼロからわかる虚数・複素数
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ゼロからわかるシリーズ」第4弾!これまでの3点「微積」「確率」「指数」などとは違い、「虚数」は実社会との関わりが少なく、ある意味で完全に数学の世界だけのものです。想像上の作りものとも言えますが、単に人工的な数で終わらないのが虚数の持つ不思議な力です。その凄さを本当の意味で知るにはかなり高度な数学が必要になりますが、本書では、誰もがその魅力に触れられるよう、エッセンスを凝縮して解説します。 -
日本の火山を科学する 日本列島津々浦々、あなたの身近にある108の活火山とは?
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 108もの活火山がある火山列島日本。しかしその周辺には火山活動によってつくられた独特な地形や自然が広がっており、私たちの目と心を楽しませてくれるのも事実である。そこで本書では、日本の火山の科学的な特徴から魅力までを膨大な写真とともに解説する。 -
マンガでわかる相対性理論 光の速さで飛んだらどうなる?相対性理論のたった2つの結論とは?
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 時間とはなにか? 「過去から未来へと流れるもの」、「そして誰にも平等に流れるもの」。それが時間だ。でも、ホントは違う。時間にはわれわれの知らない「意外なヒミツ」が隠されていた。それを初めて明らかにした相対性理論を、マンガでわかりやすく解説! -
理工系のための原子力の疑問62 なぜ世界は原子力発電に依存するのか? 再稼働をふまえ理解すべき科学的知識
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 福島第一原発事故のあと、日本では原発反対の声に押されて、稼働率が一時、ゼロにまでなりました。しかしまた再稼働の声は高まっています。本書では再稼働を踏まえ、理工系なら知っておくべき原子力の基礎から最新の小型原子炉の情報までを解説していきます。 -
数学者たちはなにを考えてきたか : 見えてくる数学の歴史
古代エジプト、メソポタミアに数学はあったのでしょうか。数学者はいたのでしょうか。そこから話は始まります。アラビア、インド、ヨーロッパ、そして中国、日本での数学はどうでしょうか。それぞれの時代、それぞれの地域で数学がどのようにとらえられ、数学者がどんな活躍をし、数学自体がどのように発展してきたのか、一冊を通して数学の歴史を俯瞰します。数学者の足跡を訪ねた著者の旅のコラムも充実です。古代エジプト、メソポタミアに始まりアラビア、インド、ヨーロッパ、そして中国、日本まで、それぞれの時代にそれぞれの数学者たちがどんなことを考えて、どのように数学が発展してきたのかを名門高校の数学の先生が語る。それぞれの時代、地域で数学がどのようにとらえられ、数学者がどんな活躍をし、数学自体がどのように発展してきたのかを一冊で語る。 -
ABC予想入門
数学者は未解決問題を考える。いい難問こそ、新しい数学を創造する!数学の未解決の難問のうち、最も重要といわれる整数の理論が、ABC予想である。この証明を完成したといわれる、望月新一京都大学教授の500ページを越える論文がいま大きな話題を呼んでいる。ABC予想とは何か。果たしてこの数学の難問は証明されたのか。この数学予想の先にどのような数学的世界が広がっているのか。フェルマー予想、リーマン予想につながる未解決問題のインパクトとは――。注目のABC予想とその周辺をやさしく解説した道案内の書である。 -
2015年放射能クライシス
4年後に起こるニッポンの危機とは何か? おびただしい量の放射性物質が拡散してしまった日本。かつては「原発推進派」で日本原子力学会平和利用特賞まで受賞した科学者である著者が、2015年が日本の節目であると分析する。チェルノブイリ事故による小児がん患者が4年後に急増したからである。ヨーロッパの論文によれば、今回の事故で最大40万人のがん患者が発生する可能性まで指摘されている。かつて旧ソ連も原発事故が引き金となって崩壊へと突き進んでいった。高度なネット社会のなかで、この厳しい現実に直面した時に予想される国内外の激しいリアクションに日本は耐えられるのか? 放射能汚染によって世界の中で孤立化する日本の辿る道とは? 生活、社会、経済に忍び寄る本当のクライシスとは? あらゆる側面から近未来予想図を描く。そしていまある食品や水は大丈夫なのか?魚はプルトニウムに汚染されていないのか? といった具体的な例を挙げながら現状での危機を避ける生き方も提示する。さらには「事実を隠しウソをつく」企業や政府、メディアの欺瞞と裏側を暴き、2015年の悪夢を回避するためにいま最も必要なものは何なのかを説く。 -
量子論の世界がわかる : 現代社会とその文明を支える最先端物理学
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 21世紀のキーワードの1つである『量子』。このことを踏まえて、量子論の歴史を交えながら、その考えがどのように活用されているか、日常生活との関わりなどにも言及しながら、図解してわかりやすく解説。物理学者はどのようにして非日常的なミクロの世界の法則を発見していったのか、どのようにして常識では理解困難な量子の世界の出来事を理解していったのか。そして現在、どのような問題が議論されているのか。 -
重力機械 ブラックホールが創る宇宙
ブラックホールは、空間と時間の極限の研究で生まれた、現実離れした存在として考えられてきた。近づくものを何もかも吸い込み、目に見えない超然とした天体で、巨大なものは私たちの太陽の数百億倍の質量になるという。ところが近年の研究で、ブラックホールはただ物質を呑みこむだけでなく、それとともに凄まじいエネルギーを放出していることがわかった。そして、それによって、銀河や恒星の進化をコントロールしてきたらしい。この宇宙における生命の誕生にも、ブラックホールの存在が役割を果たしてきたといえるのだ。いまある宇宙を作り上げた、巨大な重力機械、ブラックホール。その研究の歴史と最先端科学を新たな視点から展望する、傑作科学ノンフィクション。 -
こまったら、〈数学的〉に考えよう。
「仕事が終わらない……」「議論がいつまでたっても平行線……」――仕事でなんらかの問題にぶつかったとき、あなたならどうしますか? 数学的に考えるとは、「数字を論理的に扱い、客観的な視点で考えること」です。学生時代、計算と公式の暗記という退屈な思い出ばかりだった数学は、学び方を少し変えるだけであなたの仕事、そして人生を切り拓く強力な「武器」に様変わりするのです。 本書では、元サラリーマンの数学講師として企業の研修や大学の講義など、学生から社会人まで約3000人を指導してきた著者が、社会人に役立つ「数学的思考」について、算数、そして中学数学を題材にしながら図を交えて分かりやすく解説しています。 -
高校数学とっておき勉強法 学校では教えてくれないコツとポイント
数学を勉強するのにはちょっとしたコツがいる。数学とうまくつきあっていく最も良い方法は、そのコツを習得することだ。もちろん、それを知らずに勉強するのも、それはそれで意味がないとはいえないし、試験の点数が悪いからといって、何も人生をすべて否定されるわけではない。しかし、大切な青春時代に嫌なことばかりやっていたら、人生の入口にして早くも[世の中嫌なことばかり]ということになってしまう。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
活性酸素の話 病気や老化とどうかかわるか
肌のシミからガンの原因としてまで話題になっている活性酸素だが、その割には正しく理解されていないようだ。「活性」とは何か、フリーラジカルとは何なのか?体内でどのように生成されるのか?なぜ老化やガン、糖尿病、アルツハイマー病からその他、若い人の美容と健康にまでかかわるのか?専門用語をなるべく使わず誰でも親しみやすい対話形式で語り、しかも、活性酸素の作用の本質がしっかりわかる初めての書※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
化学反応はなぜおこるか 授業ではわからなかった化学の基礎
プロパンガスはパッと燃え、炭はゆっくり燃える。一方、石やガラスなどは燃えない。包丁の鉄がさびても熱くならないようにみえるのに、使い捨てカイロのなかの鉄が酸化するときには温かくなるのはなぜか。物質によって、化学変化しやすいもの、しにくいものがあるのはなぜだろう。本書は、化学の基礎の基礎である化学反応とは、どういうものなのか、物質が結合したり分離したりするというのはどういうことなのかを分かりやすく解説※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
数学質問箱 なぜだろう? そこが知りたい!
数学に強くなる秘訣! それは……。数学に強くなる方法! それはどんなに小さなことでも、わからないことはどんどん質問することです。わからないことをためておくと、いつのまにか、塵もつもれば山となる。結局、わからない、むずかしい、ということになってしまいます。わからないことを聞くことは恥ずかしいことではありません。さあ、あなたもどんどん質問をして、数学に強くなってください。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
カブトムシとクワガタの最新科学
交尾後、邪魔になったメスを投げ飛ばすカブトムシと、覆いかぶさりメスを守り続けるクワガタムシ。綿密な観察の結果、明らかになった全く違う交尾の生態や、“体が大きい方が有利”という生物学の定説を覆す「ミヤマvsノコギリ」の勝敗結果など、雑木林に篭り続けて10年のカブト・クワガタ研究の第一人者が送る、動物行動学入門。 -
大災害からの生存術
東日本大震災以降、もはや「想定外」では済まされない次の自然災害への備え。いつ発生してもおかしくない地震・津波・噴火の“大災害”で生と死を分けるものは何か?本書は、米特殊部隊の経歴をもち、数々の危地を潜り抜けてきた著者が最新の知見をもとに、最悪の条件下で身を守る極意を伝授する。「東京直下型大地震」「房総沖大地震」「東南海大地震」など予想される地震のタイプ別解説、「東京湾」「伊勢湾」「九州東岸」など地域別の大津波のシミュレーション、「熔岩流」「火山灰」「山体崩壊」など富士山噴火で想定される被害、さらには窃盗・暴漢の防犯対策、懸念される原発トラブルなど、あらゆる状況に対応した完全マニュアルだ。あなたを守るのは、国や自治体ではない。あなた自身だ。不運に負けない「事前の準備」と「リアルな知識」が身につく必携の書。巻末には著者推奨の“これだけは備えておくべき”非常時グッズも収録! -
最新 宇宙プロジェクトがわかる本
国際宇宙ステーション、軌道エレベーター…宇宙開発の現在を徹底解説。小惑星探査機「はやぶさ」地球帰還までの全ミッションも収録。 知っておきたい最新宇宙開発のすべてがわかる。 夢にまで見た未来がすぐそこに! -
ダイヤモンドは超音速で地底を移動する
地球上で最も硬い物質・ダイヤモンドは地底200kmで、炭素に高温・高圧が加わることでつくられる。だが、それがどう地表近くまで上がってくるかは、長年の謎だった。しかし近年、高密度の「キンバーライトマグマ」に乗り、マントルから地表近くまで、わずか数時間で上昇していたことが判明。過去7回確認されている噴出時の速度は、音速をも超えていた! 本書は、長くて短いダイヤモンドの旅を辿ることによって、地球の内部構造やプレート・火山などの運動について学び、これまでにない地球の姿を知ることのできる一冊。 -
東京 消える生き物 増える生き物
高層ビル街でハトを狩るハヤブサ、街路樹を住処に数を増やすアオスジアゲハ、巣を作れず減り続けるスズメ……。動物たちがいかに環境に適応しているかを探れば、大都会の姿がガラリと変わって見える。都市の「野生の王国」の姿を生々しく描く驚きの書! -
水の危機をどう救うか
安全に飲用水を利用できない人が、世界には9億人存在する。まして世界人口が100億人に達する未来、洗濯や庭の水やりにまで飲用可能水を使うことは難しくなる。実は日本でも、関東地方の一人当たり水資源量はアラビア半島と同じようなレベルで、一年間で1000立方メートルしかない。一方、自立するのに望ましい水供給量は一年1人当たり2000立方メートルである。ではなぜ水が足りているのか? その答えは本書をお読みいただきたい。本書では環境工学の碩学が、ローマやロンドン、さらに江戸・東京の水道開発の苦闘の歴史をひもときながら、「環境湖」を設け膜技術で水を再生する「水環境区」のシステムを提唱。そのモデルとなる、水資源に乏しいシンガポールや西安(中国)での実践例も紹介する。(目次より)◎膜分離技術の基本 ◎日本人の水需要 ◎雨水と汚水を分けることの必要性 ◎環境の時代から近代の次の共生文明へ ◎農業用水と田園地帯水環境区 -
毒
わずかな量でも瞬時に人を死に至らしめる毒もあれば、じわじわと長い時間をかけてその毒性が現れるものがある。フグ毒やキノコ毒のように、食べ物のなかにも毒が含まれるし、スズランやスイセンやアジサイのようによく見かける植物のなかにも毒を持つものがある。毒性を持つ物質でも使い方次第では「薬」となるし、一般に薬と言われるものであっても量と使用法を間違うと「毒」になるものもある。古来より人は毒と付き合い、毒の神がかり的な作用を見て、その魅力と魔力に興味と恐れを抱いてきた。そうした毒の謎に今日の科学はどこまで迫れるのか。毒の基本知識から毒の分類を通して「毒とは何か」を語り、歴史のひとこまを彩る毒、食べ物のなかの毒、犯罪や事件に使われた毒、麻薬と覚醒剤まで、様々な毒を幅広く紹介する。また意外にも、私たちの生活の隅々にいたるまで毒が関わっていることに注意をうながす。 -
海の色が語る地球環境 海洋汚染と水の未来
真っ青に澄んだエーゲ海は死んでいる! 逆に、日本沿岸のような茶色がかった海こそ生き物の宝庫なのだ。水の「色」を見れば、その環境が手に取るように分かる。では、「真っ黒なインド洋」「銀色のラプラタ川」「真っ赤に染まった相模湾」「ブルーにしか見えない南極の氷山」からは何が読み取れるのか? そもそも水の色はなぜこれほどバリエーション豊かなのか?水の時代と言われる二十一世紀現在、水の惑星において使える水が絶対的に少なくなってきているという状況に直面している。過度のインフラ整備により緻密な自然のシステムは確実に支障をきたし、垂れ流してきた有害化学物質は、一億倍に濃縮されてあなたの食卓に…。本書では、十数年もの間、観測船に乗り込み調査した著者が、海洋汚染の実態を報告。色鮮やかな写真と共に地球の未来を考える。水なしでは生きられない我々が、この星の七割を占める海を知らずに環境は語れない! -
[東日本大震災・原発事故] 復興まちづくりに向けて
東日本大震災で犠牲になられた方々にお悔やみを申し上げます。当社では地震発生当日より復興関係出版物のPDFによる無料提供を実施しました。また4月1日より「緊急インタビュー 震災&原発事故とまちづくり」をHPに公開しました。さらに5月20日には佐藤滋建築学会長(当時)、鳴海邦碩元都市計画学会長をはじめ、復興まちづくりに取り組んでおられる皆様をお招きしてシンポジウム「東日本大震災・復興まちづくり~私たちは何ができるのか、ともに考える」を開きました。本書は、これらの記録に、6月に行なった防災の専門家の方々へのインタビュー等を加えてまとめたものです。〔本書の印税及び収益は東日本大震災の義損金にあてさせていただきます〕 -
環境を知るとはどういうことか
生物学者・岸由二は三浦半島の小網代や、都市河川である鶴見川の環境保全活動に尽力し確かな成果を挙げてきた。小網代とは、源流から海までまるごと自然のままで残っている、全国的にも稀有な流域である。岸と解剖学者養老孟司は、本書で共に小網代を訪れた後、「流域思考」を提唱する。大地は大小の流域によってジグソーパズルのように構成されている。自分の暮らす流域のかたちを把握することができれば、他の流域についての理解も可能になり、ひいては地球環境に対するリアルな認識が生まれる。また、葉のつき方、木の並び方などの自然のありさまは、種の生存にまつわる問題の「解」をあらわすものだ。流域を歩き、「解」を見つめよ。そうすれば、地球の中に暮らす人間が持つ「まともな感覚」が得られるはずだ――。後半では元国土交通省河川局長の竹村公太郎も参加。行政者の視点と志を述べる。 -
根も葉もある植物のはなし その多様なすがた・かたちについて
表裏のない葉はなぜ存在する?「どっちもどっち」 碧い花を咲かせる葉のない新種「碧い花の新種」 ミョウガの花は美しい「透き通る」 花の装いは皮1枚「色づく」 ネギの葉の表はどこに? 「中空になる」 スイカの縞と種の位置に関する神話「表面の縞から見分ける」 根は皮を脱ぎながら地中を突き進む「先端に抱く」etc. 多種多様な植物たち。 世の中には、その千差万別の楽しさに気づいていない人も多い。それどころか、いろいろな植物がぎっしりとくらす豊かな森を見ても、ただ緑一色の塊にしか見えない、という人までいる。 しかしそれはあまりにもったいない! 葉の進化と形態を研究する植物学者・塚谷裕一が、日常の中で出合った特徴的なすがたの植物を、軽妙な文章と写真で綴るボタニカル・フォトエッセイ。 そのすがたの理由を推測したり、観察したり、顕微鏡で調べたり・・・。 その先には、植物の奥深さやしたたかな生態、無駄に思えてしまう謎もあって――。 皮膚科専門誌「Visual Dermatology」(学研)で創刊号から現在まで続く人気連載を単行本化!250編以上の中から厳選して収録。 ■内容 まえがき 第一章 葉 どっちもどっち/分泌する/ダニを飼う/捕まえる/新芽の紅/白いハンカチ/穴があく/息をする/つるりとする/尖ってへこむ/凸凹する/中空になる/きらめく/他人のそら似/葉ではわからない/痕が残る/わくらば/角が取れる/まだらをつくる/防寒着を着る 第二章 花 河津/糸を引く/移ろう/変形/変化咲き/海面下で/透き通る/輝く/極限/広がるレース/色づく/黒い花/温める/ タシロ氏/世界最大に咲く/蒼に咲く/碧い新種 第三章 果実、種子 育つ/袋になる/ひび割れる/表面の縞から見分ける/遅い銀杏/すれ違い/新旧のひっつき虫/くっつく/粒々/鳥をあざむく/色付ける 第四章 茎、枝、幹 頂端を欠く/へばりつく/ちりばめられる/幹に咲く/住まわせる/剥がれる/乗り出す/皮だけで生きる/垂れ下がる/張り出す 第五章 根 張り出し広がる/かごを編む/先端に抱く/突き出す/化ける あとがき 植物索引 -
サンゴとサンゴ礁のはなし 南の海のふしぎな生態系
多くの生物がそこに住み、互いに助け合って生きるサンゴの森。 エビ、ウニ、ナマコなど、さまざまな種類の生物が密接な協力関係のもとに暮らしている。 しかし多様性と共生がキー・ワードであったサンゴ礁が、危機に瀕している。 地球温暖化によって海水温が上昇し、共生を保てなくなったサンゴが死滅しつつあるのだ。 本書は、生物たちの絶妙な関係を紹介し、海を守るサンゴ礁のこれからを考える「自然の教室」である。 ■□■目次■□■ 第I部 教えて! サンゴ礁 1 サンゴに関するQ&A 2 サンゴ礁に関するQ&A) 第II部 もっと! サンゴ礁 1 褐虫藻との共生 2 褐虫藻をもつさまざまな生物 3 サンゴの進化 4 サンゴを棲家とする動物たち 5 魚たちの共生 6 危機のサンゴ礁 7 サンゴ礁の保全 -
知恵の樹
エネルギーや物質を環境から受け入れはするものの外部システムの作動には関知せず、自己は自身をもとに自らを創出する―本書は、システムが自分自身の組織を形成し変化させていく閉じた環のなかにとどまり、その循環をよき環としてとらえなおそうという、まったく新しい生物学の原理“オートポイエーシス理論”の初歩的で原理的な入門書。生物のあいだの円環を意識しながら、生命の世界に対するしなやかな感性と、生物を制御対象ではなく自律主体として見る柔軟な視線でとらえるこの認識論は、1973年、チリのアジェンデ政権下における知的沸騰のなかで生まれ、社会や法律、現代思想に大きな影響を与えた。序文 浅田彰 -
世界一シンプルな進化論講義 生命・ヒト・生物――進化をめぐる6つの問い
生物は、なぜ進化するのか? 生命40億年の冒険が始まる! なぜウマの指は1本になった? 獲得した形質の遺伝は存在する? 「共通祖先」は地球最初の生物ではない? 脳は進化の証拠か? ヒトは進化に抗うことができるのか? なぜ生物は変わるのか? 進化は進歩ではない! 『種の起源』・自然淘汰・生物・遺伝子・生命・ヒト――6つのキーワードをもとに、 進化の驚くべきメカニズムと、複雑にも単純にもなりうる生物の多様な姿を解説します。 全生物の「共通祖先」とは? 種の絶滅とは? ヒトは進化途上の生き物なのか? 世界一楽しい進化論講義が始まる! 進化論に関しては、未だに間違った考えがたくさん流布している。「生物は進化することによって進歩していく」、「私たちは進化を目の当たりにすることは不可能である」といった考えだ。これらの誤解について、なるべく簡単に、わかりやすく説明することが目標の一つである。本書にはもう一つ特徴がある。それは、ダーウィンについての態度である。私はダーウィンを歴史上もっとも偉大な生物学者であると考えているけれど、だからといってダーウィンの言ったことがすべて正しいと考えているわけではない。間違いは間違いとして、はっきりと指摘することを心掛けた。<「まえがき」より抜粋> -
私はヤギになりたい ヤギ飼い十二カ月
春になれば、柔らかく美味しそうな草の芽吹きに熱視線を送り、夏は、酷暑と虫と格闘しながら、茂り過ぎた草の海を刈りまわり、秋には、ヤギたちの大発情祭りを横目に冬に向けて干し草を作り、冬は、チェーンソーで常緑樹の剪定枝を伐り集めつつ、ヤギと春を待つ――。 旬を外して草をもっていくと「なぜこんな季節外れなものを?」と呆れられ、一度地面に落ちた草は「それ床に落ちたものでしょ?」とそっぽを向かれる。 草の山の間を頭突きをかまし合いながら食べ歩く騒然! 頭突き食事会のようす。 病気、発情、ヤギ同士の関係性にも気を配り…。 マイペースなヤギたちとの幸福な日々を綴る、前代未聞のイラストルポ! 「ヤギたちの世話をしているおかげで、私は多くの名もなき草と出会い、若芽を出してから枯れしぼみ次の草の間に沈んでゆくまでを見届けてきた。雑草とひとからげに呼ばれ、人間からは嫌われ刈り捨てられるはずの草たちを、あんなに美味しそうに食べ、楽しく生きる糧としてしまうなんて、本当に素晴らしい動物だ。」(本文より) ■内容 四月/卯月嬉しや待望のご馳走を刈りとる 五月/皐月あおめき浮かれて噛め呑め若葉は甘露 六月/緑深まり葉も茎も大きく硬く虫育ち駆け抜ける水無月梅雨は干草 七月/豪雨にも耐えて文月カヨパレスからむし刈り取りかたつむり転々 八月/繁る葉の月酷暑でもヤギの食欲衰えず掴み引く蔓 九月/長月ながく酷暑終わらず夏枯れのあと芽吹き花咲きまるで春 十月/天高くヤギ盛る秋酔えば雌雄人獣神無く月仰ぐ 十一月/山眺め色づき落ちゆく葉に焦り霜降る日まで刈り回れ 十二月/食べ尽くせ小春の草々霜降るまでの美味や愛おし 一月/霜枯れて草がなくても大丈夫山の照葉があると山羊啼く 二月/青葉恋しやうづきのヤギ飼い山駆け巡り集める照葉 三月/モリモリと萌え出る美味や草伸びて枯らす無粋も湧く 付章/目を凝らし耳を澄ませる十六夜照る月笑むヤギ潜むイノシシ ■著者について 内澤 旬子(うちざわ・じゅんこ) 1967年、神奈川県生まれ。 文筆家、イラストレーター、精肉処理販売業。 『身体のいいなり』で第27回講談社エッセイ賞受賞。 著書に『世界屠畜紀行』『飼い喰い 三匹の豚とわたし』(角川文庫)、『ストーカーとの七〇〇日戦争』(文春文庫)、『内澤旬子の島へんろの記』(光文社)、『カヨと私』(本の雑誌社)など多数。 2014年に小豆島に移住し、現在は、ヤギのカヨ、茶太郎、銀角、玉太郎とイノシシのゴン子、ネコの寅雄とともに暮らす。 -
人類は宇宙のどこまで旅できるのか―これからの「遠い恒星への旅」の科学とテクノロジー
未来の「星間旅行」はどのようなものとなるのか? 光子ロケットや静電セイル、反物質駆動、ワープ航法など、 NASAテクノロジストの物理学者が本気で考えた宇宙トラベルガイド。 想像以上に困難だが、想像すれば実現できる。 宇宙のスケールの大きさや、人類の叡智に圧倒させられる、ワクワク感あふれる全人類待望の書。 「素敵な星間旅行へと誘い、物理学やエンジニアリングについて多くのことを教えてくれる」 ――マーティン・リース(宇宙物理学者、『私たちが、地球に住めなくなる前に』著者) 「星空が以前とはまったく違ったものに見えるだろう」 ――ミチオ・カク(理論物理学者、『神の方程式』著者) -
一度読んだら絶対に忘れない数学の教科書
【累計100万部突破シリーズ最新刊!】 数学の勉強といえば、 「たくさんの公式や解法をひらすら暗記!付け焼刃の知識で問題演習!」 というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか? 結局ぜんぶは覚えきれず、挫折してしまった人も多いかもしれません。 でも本当は、数学の勉強に公式の丸暗記なんて一切不要! 中学で習う、図形、数と式、確率、関数、統計の5単元を それぞれの歴史的「起源」から学ぶことで、 バラバラで意味不明だった数学の知識が1つのストーリーでつながります。 現役の中学生からロジカルシンキングを身につけたい社会人まで、必読の1冊! ※カバー画像が異なる場合があります。 -
宇宙と物質の起源 「見えない世界」を理解する
推薦の声、続々! ノーベル物理学賞受賞・小林誠 氏 「物理学者の飽くなき探究が解き明かす宇宙のなりたち」 東京大学Kavli IPMU初代機構長・村山斉氏 「鏡にうつらないドラキュラ、爪先で立つバレリーナ、足りない金(きん)と不安定な宇宙。私たちの起源を探る旅のスリリングな解説!」 138億年前、点にも満たない極小のエネルギーの塊からこの宇宙は誕生した。 そこから物質、地球、生命が生まれ、私たちが今ここに存在するまでには、数々の偶然が重なった。 誰も見たことがない「この世界の起源」を、人類はどのように解明してきたのか? そして、反物質、ダークマター、マルチバース……残された謎は、どこまで明らかになったのか? 宇宙の謎に挑む研究者たちが総力を挙げて、基礎から最先端までを丁寧に解説する。 基礎から最先端の宇宙論まで、これ一冊でよくわかる! ・世界はたった3種類の粒でできている ・何もない真空で起こっていること ・インフレーションを証明する実験とは? ・「強い力」が強いわけ ・素粒子の標準理論の「標準」とは? ・ダークマターは存在する ・身の回りには反物質が存在しないことの不思議 ・「偽の真空」と「真の真空」 ・宇宙の進化の起源 ・マルチバースと人間原理 ……ほか ■目次 第1章 宇宙は何でできているのか 第2章 素粒子の標準理論のはじまり 第3章 元素の起源 第4章 質量の起源 第5章 力の起源 第6章 非対称性宇宙の起源 ――物質・反物質 第7章 宇宙膨張の起源 ――ビッグバンとインフレーション 第8章 宇宙の大規模構造の起源 ――ダークマター・ダークエネルギー 第9章 宇宙の進化の起源 第10章 宇宙は安定か? -
人はどう老いるのか
老いればさまざまな面で、肉体的および機能的な劣化が進みます。目が見えにくくなり、耳が遠くなり、もの忘れがひどくなり、人の名前が出てこなくなり、指示代名詞ばかり口にするようになり、動きがノロくなって、鈍くさくなり、力がなくなり、ヨタヨタするようになります。 イヤなことばかり書きましたが、これが老いるということ、すなわち長生きということです。 にもかかわらず、長生きを求める人が多いのはなぜなのか。それは生物としての人間の本能であり、長生きをすればいいこともいっぱいあるからでしょう。 世の中にはそれを肯定する言説や情報があふれています。曰く、「八十歳からの幸福論」「すばらしき九十歳」「人生百年!」「いつまでも元気で自分らしく」「介護いらず医者いらず」等々。 そのことに私は危惧を深めます。そんな絵空事で安心していてよいのかと。 思い浮かぶのが、パスカルの言葉です。 我々は絶壁が見えないようにするため、何か目を遮るものを前方に置いた後、 安心して絶壁のほうに走っているのである。 下手に老いて苦しんでいる人は、だいたい油断している人です。浮かれた情報に乗せられ、現実を見ずに明るく気楽で前向きな言葉を信じた人たちです。 上手に老いて穏やかにすごしている人は、ある種の達観を抱いています。決していつまでも元気を目指して頑張っている人ではありません。いつまでも元気にこだわると、いずれ敗北の憂き目を見るのは明らかです。 老いれば機能が劣化する分、あくせくすることが減ります。あくせくしても仕方がないし、それで得られることもたいしたものではないとわかりますから。そういう智恵が達観に通じるように思います。 多くの高齢者に接してきて、上手に楽に老いている人、下手に苦しく老いている人を見ていると、初体験の「老い」を失敗しない方法はあるような気がします。それをみなさんといっしょに見ていきたいと思います。 第一章 老いの不思議世界 第二章 手強い認知症高齢者たち 第三章 認知症にだけはなりたくない人へ 第四章 医療幻想は不幸のもと 第五章 新しいがんの対処法 第六章 「死」を先取りして考える 第七章 甘い誘惑の罠 第八章 これからどう老いればいいのか -
めくるめく数学。
進気鋭の女性数学者たちが、 日常に潜む数学の不思議を同世代の女性にむけて発信する、 面白くてためになる数学エンタテイメント! 数式などはほとんど出ていないにも関わらず、 読み終わると今まで見えていた世界ががらりと変わり、 数学的な見方が自然に身につきます。 ほんのひととき、日常を忘れて、美しい数学の世界に浸ってみませんか? ■もくじ抜粋 ・勝負服のやめどき (フィッシャー実験計画法) ・黄金比率のレシピに物申す! 神の数黄金比 (黄金比) ・転がる先のπ (ビュフォンの針) ・隅田川の橋めぐり (ケーニヒスベルクの7つの橋) ・私たちは素数に守られている (素因数分解とインターネットショッピング) ・かばんを買うとき (四次元) 等 ■著者紹介 嶽村 智子 タケムラ トモコ 解析学 確率論 奈良女子大学 研究院 自然科学系 数学領域 准教授 大山口 菜都美 幾何学 低次元位相幾何学 東京理科大学 理学部 第一部 数学科 准教授 酒井 祐貴子 代数学 整数論 北里大学 一般教育部数学単位 准教授 新進気鋭の3人の女性数学者たちが執筆。 たくさんの女子におしゃれに楽しく、数学の面白さを届けている「数理女子」で活動中! (数理女子 http://www.suri-joshi.jp/) -
読み終えた瞬間、空が美しく見える気象のはなし
空は美しい。そして、ただ美しいだけではなく、私たちが気象を理解するためのヒントに満ちている。 本書は、twitterフォロワー数33万超の人気雲研究者が「雲愛」に貫かれた視点から、空、雲、天気についてのはなし や、気象学という学問の面白さを紹介する。 ゲリラ豪雨、上昇する平均気温、地球温暖化と思われる異常気象が続くなかで気象への関心は高まりを見せており、ニュースのトップに天気情報が来ることもいまや珍しいことではなくなった。 気象学は、物理、数学、化学、統計などを駆使しながら、雲や雨の発生を読み解き、予測する・・・複数の学問知を導入した知的な面白さに満ちた学問である。 しかも、それが、流れる雲、空にかかる虹、吹きぬける風、降りしきる雨、雪、夜空の月などで、目にすることができる、体感できる。 本書では、た空の美しい写真の数々とイラストを用いながら、気象学の魅力を、感動的に、超わかりやすく伝える。 本書の最後のページを閉じたとき、見慣れた空が全く変わった景色に見えてくる一冊。 -
横浜の名建築をめぐる旅
赤レンガ倉庫、横浜三塔、ホテルニューグランド、山手の洋館……。 歴史を感じさせる華やかな近代建築は、港町・横浜の大きな魅力のひとつ。 そんな名建築の数々を美しい写真と解説で楽しむ、街歩きにぴったりのガイドブック。 建築好きの小説家、恩田陸によるコラム及び著者との対談も収録。小説に登場する建築物や横浜の街の魅力などを縦横無尽に語り尽くした、恩田ファンも必読の一冊です。 「――横浜自体が、日本の近代の庭という感じがする。文明開化、海外への窓、突き進む時代、変わりゆく暮らし。その過程が場面ごとに綺麗に保存されていて、道ゆく人が時代を辿りながら鑑賞することができる。」(恩田陸)/本文より -
クジラの歌を聴け 動物が生命をつなぐ驚異のしくみ
ザトウクジラは、なぜソングを歌うのか? テングザルの鼻と睾丸の不思議な関係 バビルサの牙はなぜ伸び続ける? ヤギの交尾が一瞬で終わる切実な理由 なぜクジラはみんな逆子なのか? アザラシの母乳に脂肪が多いのはなぜ? ヒトはもともと難産になりやすい——。 求愛の悲喜こもごもから交尾の驚くべき工夫、妊娠・出産の不思議、環境に適応した多様な子育ての方法まで、あまり明るみに出ないけれど実はめちゃくちゃ面白い、繁殖・生殖のはなしを語る。 海獣学者・獣医として海陸両方のさまざまな哺乳類に触れ、解剖学の知識をもつ著者ならではの経験と視点が満載。 読んだあと、生命の不思議と大切さを感じずにはいられない一冊。 ■内容 1章 クジラの歌を聴け~海の哺乳類の求愛戦略~ 2章 ゴリラの背中を見よ~陸の哺乳類の求愛戦略~ 3章 ヤギの交尾を見逃すな~オスの繁殖戦略~ 4章 イルカは逆子で産みたい~メスの繁殖戦略~ 5章 仔ゾウは、笑う~子どもの生存戦略~ ■著者について 田島 木綿子(たじま・ゆうこ) 国立科学博物館動物研究部脊椎動物研究グループ研究主幹。 筑波大学大学院生命環境科学研究科准教授。 博士(獣医学)。1971 年生まれ。 日本獣医生命科学大学(旧日本獣医畜産大学)獣医学科卒業。 学部時代にカナダのバンクーバーで出合った野生のオルカ(シャチ)に魅了され、海の哺乳類の研究者として生きていくと心に決める。 東京大学大学院農学生命科学研究科にて博士号取得後、同研究科の特定研究員を経て、2005 年からアメリカのMarine Mammal Commission の招聘研究員としてテキサス大学医学部とThe Marine Mammal Center に在籍。 2006 年に国立科学博物館動物研究部支援研究員を経て、現職に至る。 海の哺乳類のストランディング個体の解剖調査や博物館の標本化作業で日本中を飛び回っている。 本書では獣医学の知見を活かして海と陸の哺乳類を対象に繁殖戦略を語り尽くす。 著書に『海獣学者、クジラを解剖する。』(山と溪谷社)ほか。 -
渡り鳥たちが語る科学夜話
島本理生さん推薦! 「科学が照らすものは、この世界に降りそそぐ美しい奇跡なのだ。」 ――真夜中の科学講座、第2幕のはじまりです。 ・月のおもて側にだけある海 ・土星の環から霧雨が降る ・この世界はシミュレーションなのか? ・青年科学者の命を奪ったデーモンコア(魔物の心臓) ・逆張り・冷笑派は強者の勝利を後押しする? ・砂漠に広がる「妖精の環」のひみつ ・ヒマラヤを渡るツルが巻き起こした小さな奇跡 『銀河の片隅で科学夜話』で寺田寅彦賞受賞! 理論物理学者とっておきの20話。 「もしこの書が、読者諸氏の異時空の旅のよきお供となるならば、それは筆者欣快の至りである」 ――著者 -
人体最強の臓器 皮膚のふしぎ 最新科学でわかった万能性
皮膚はさまざまな能力を併せ持った「スーパー臓器」です。有害な化学物質や病原体の侵入を防ぐ物理的バリアであるともに、人体最大の免疫器官であり、無数のセンサーが埋め込まれた感覚器官です。 皮膚組織の分子レベルが解明が進んだことで、これまでからだを覆う「薄皮」のように思われてきた皮膚には、生命活動にかかわるさまざまな精緻なしくみが備わっていることがわかってきました。21世紀に入ってからの皮膚医学の進展は目覚ましく、毎年のように教科書を書き換えるような発見が相次いでいます。本書は、人体最強の臓器と呼ばれる皮膚の謎に、最新の科学的知見を元に迫ります。 ここまでわかった万能の臓器「皮膚」の謎 ・人が温度を体感できる「からくり」がわかった ・皮膚をかくと、かゆみが静まる驚きの理由 ・ヒトが「裸のサル」になった必然的理由とは? ・アトピー性皮膚炎の原因遺伝子がわかった ・いかに皮膚は老化するのか? ・喘息などのアレルギー発症も、アレルゲンの皮膚侵入が引き金になる ・AIの診断能力はすでに一流の皮膚専門医をしのぎうる (本書の内容) はじめに 第1章 そもそも皮膚とはなにか? 第2章 皮膚がなければ、人は死ぬ ―生体防御器官としての皮膚 第3章 なぜ「かゆく」なるのか? 感覚器官としての皮膚 ―感覚器官としての皮膚 第4章 動物の皮膚とヒトの皮膚 109 ―生き物が変われば皮膚も変わる 第5章 皮膚の病気を考える ―どんな病気があるのか? 第6章 アトピー性皮膚炎の科学 ―現代人を悩ます皮膚の難病 第7章 皮膚は衰える ―皮膚の老化とアンチエイジング 第8章 未来の皮膚医療はどう変わる? 239 番外編 研究者になるための体験的・人生ガイド -
宇宙を解くパズル 「真理」は直観に反している
ハーバード大学で300年近い歴史がある「ホリス数学・自然哲学教授」にして、「超弦理論」などの研究で理論物理学をリードしてきたカムラン・バッファ氏が、1年生向けの講義で使っているパズル満載の型破りなテキストを書籍化! ブライアン・グリーン氏、エドワード・ウィッテン氏が驚きつつも絶賛した(文末に記載)類のない一冊の日本語版! 「宇宙はどうなっているのだろう?」この素朴な問いにとりつかれた人類が宇宙の謎を解明してきた結果わかったのは、宇宙はあまりにも人類の直観に反しているということだった。なにしろ空間や時間は歪んでいて、光は波でも粒でもあり、物質の最小単位は「ひも」かもしれないというのだ! このような宇宙をどう理解すればいいのか? バッファ氏は言う。「理論物理学者の仕事は、宇宙の難解な問題を、単純なパズルに分解して解くことだ」 トランプやコイン、アリやカメらが繰り出す問題に悩むうち、物理学はどう進歩してきたのか、対称性やその破れがなぜ重要なのか、さらにいま注目の概念「双対性」の本質までが見えてくる。バッファ氏の盟友・大栗博司氏が監訳者として随所で注釈をほどこした、楽しみながら物理学の「真髄」に迫れる本! 【たとえば、こんな問題があります】 缶が2つあって、一方には緑のペンキが、もう一方には白のペンキが入っている。缶は同じ大きさで、入っているペンキの量もまったく同じだとしよう。ここで緑のペンキを少量すくって、白の缶に入れる。次にその混ざったペンキの缶から同じ量をすくって、緑の缶に戻す。 そこで問題。白の缶に入っている緑のペンキの濃度と、緑の缶に入っている白のペンキの濃度、どちらのほうが高いか? 【理論物理学の大家たちも絶賛!】 「現代の物理学と数学の中核をなす概念を、パズルを通してひととおり説明するというすばらしい本。私が知る中でももっとも風変わりで魅力的なアプローチで、初学者も専門家も頭の体操に楽しく取り組みながら学べる。世界屈指の物理学者から、最先端の本質的な考え方を楽しみながら効果的に吸収できる」――ブライアン・グリーン 「簡単で愉快なパズルを解きながら、物理学と数学の高度な概念の数々を楽しく巡っていくという独特な本。たくさん楽しんで、たくさん学べるはずだ」――エドワード・ウィッテン 【監訳者の大栗博司氏より】 「本書は、完成した成果ではなく、そこのいたる過程をパズルを解くことで体験できるようになっているのが斬新です」 大栗氏が本書を紹介するツイートはこちら→https://twitter.com/PlanckScale/status/1579618963310653440 -
オスとは何で、メスとは何か? 「性スペクトラム」という最前線
一気読み必至。常識が変わる生物学講義! 生物にはオスとメスという、異なる生殖器官をもった性が別個に存在するのではなく、オスとメスとはじつは連続する表現型である――生物の「性」の本質をそのように捉える驚きの研究が、生物学の最前線で進んでいる。逆の性に擬態して生きる鳥やトンボ、何度も性転換する魚、ホルモンで組織を操るネズミ……。興味深いいくつもの事例と、私たち生物の雌雄が形作られる仕組みとともに明らかになるのは、「生物の性は生涯変わり続けている」「全ての細胞は独自に性を持っている」という驚きの事実だ。第一人者である著者が、生物の体の精密な構造とそれを駆動するメカニズムを平易に解き明かす。 -
食品添加物はなぜ嫌われるのか―食品情報を「正しく」読み解くリテラシー
●根強く残る食品添加物悪玉論 ●まことしやかにささやかれる超加工食品の危険性 ●オーガニックの安全神話で見過ごされる問題点 ●注目を集める新しい北欧食の落とし穴 ●日本で独自に発展した食品表示制度の功罪 ゼロリスク幻想を越えて改めて考える、 ほんとうの「食の安全」 巷にあふれる食をめぐるさまざまな情報。 〇〇は身体に良いらしい、 ダイエットには△△を摂るとよい、 ××には発がん性がある……。 信頼に足る情報はどう見極めたらよいのか。 さらに、グローバル化が進展する世界で、 食の安全をめぐる問題も、もはや自国だけの問題に留まらなくなっている。 「すべての人に適切な情報を」届けるべく、 世界の食品安全情報をサーベイし発信し続ける著者が、 近年話題になったさまざまな問題を取り上げ、 印象やイメージに惑わされることなく、 科学的知見に基づいて適切に判断するためのポイントをわかりやすく解説する。 ◆本文より ひょっとしたらこの本を手にしているあなた自身も、 家族や友人との会話の中で添加物は避けたほうがいいよね、 といったことを伝えたことがあるかもしれません。 それに比べると食品安全委員会や厚生労働省からの 食品添加物の安全性に関するメッセージは、圧倒的に劣勢です。 間違った情報には実害があります。 そして間違った情報のほうが社会に広く浸透してしまっているとき、 消費者個人個人が間違いに気がついても対応できない、 つまり買いたい商品が売られていない、という状況に陥ります。 ◆目次 第1章 終わらない食品添加物論争 一 食品添加物の安全性を測る 二 食品添加物をめぐる国際事情 三 食品添加物だから…… 四 ベビーフードで考える食品添加物の有効性 第2章 気にすべきはどちらか――減塩と超加工食品 一 世界の減塩対策 二 超加工食品とは何か 第3章 オーガニックの罠 一 オーガニック卵汚染事件 二 「オーガニック卵」というもの 三 オーガニックとの付き合い方 第4章 新しい北欧食に学ぶ 一 北欧食と和食 二 NNDの落とし穴 第5章 国際基準との軋轢 一 EUへの鰹節の輸出問題 二 検査の意味は? 第6章 食品表示と食品偽装 一 日本では表示義務のないカフェイン 二 食の「安心」を脅かす食品偽装 第7章 プロバイオティクスの栄枯盛衰 一 プロバイオティクスの健康強調表示 二 期待が高まるマイクロバイオーム研究 三 トクホとプロバイオティクス 第8章 食品安全はみんなの仕事――すべての人に適切な情報を -
キリンのひづめ、ヒトの指 比べてわかる生き物の進化
高血圧なキリンの心臓、物をつかみにくい猫の手……生き物に「ざんねんな進化」はない! ヒトとキリンは似ている動物? 見た目はまったく違うけれど、じつは骨格の構造や赤ちゃんの育て方など共通点も多くある。似ている部分に注目すると、複雑な進化の仕組みを理解しやすくなる。生き物の成り立ちを知るうえで「比較」は最も重要なのだ。手足、首、皮膚、心臓など8つの器官を通して、さまざまな動物の体に刻まれた進化の歴史をひも解く。 「キリン博士」こと人気解剖学者によるユニークな進化の話! はじめに――解剖からひも解く生き物の進化 第1章 肺 息苦しい水中への対応策 第2章 手足 手のひらを返すヒト、返せないキリン 第3章 首 頭と肩に挟まれた隙間 第4章 皮膚 外から支える偉大な「臓器」 第5章 角 その不思議な魅力 第6章 消化器官 たくさん食べるか、無駄なく消化か 第7章 心臓 はるか遠くへと血液を運ぶ旅 第8章 腎臓 「毒」の排出を担う器官 第9章 呼吸器 酸素の取りこぼしを減らす工夫 第10章 進化とは妥協点を探ること あとがき――自分の体を知ることは *電子書籍版ではイラストをカラーで収録しています。