作品一覧 2023/08/04更新 ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界 試し読み フォロー 数をかぞえるクマ サーフィンするヤギ 動物の知性と感情をめぐる驚くべき物語 試し読み フォロー 子どもとつながる「お話」の魔法 試し読み フォロー 自閉症の脳を読み解く どのように考え、感じているのか 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 中尾ゆかりの作品をすべて見る
ユーザーレビュー ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界 テンプル・グランディン / 中尾ゆかり まったくイメージが浮かんで、そのイメージが立体的で動いている・ズームアップしてさらにそこがまた立体的に動いている、というとらえ方のできるもの(たとえばエンジンとか)と、たとえば法律のように文章で、その理屈みたいなところを追い込んでいくものと、ありますよね。なんか考え方というよりは得意な対象が違うんじ...続きを読むゃないか、という気もしたり。ただ、確かに前者が得意な人は評価されにくい、という面はあるように思う。特に日本は目に見えないものが評価されない(テストでいい点を取るとか、受け答えがはっきりしているとかが評価され、ものをすぐ直すことができるとか改良できるというようなことが評価されない)傾向がとてもあると感じる。それを変える一石となるといいと思う。 Posted by ブクログ 数をかぞえるクマ サーフィンするヤギ 動物の知性と感情をめぐる驚くべき物語 べリンダ・レシオ / 中尾ゆかり 人間以外の動物が、我々が考えているより複雑な考えを持っているかもしれない、という話。といっても小難しい本ではなく、事例紹介ベースで軽く読める。きれいな写真もたくさん。写真のために紙の本で買った。 いくつかの個所については十分な信頼性はない話じゃないかな、とも思うが概ね気にならない。 Posted by ブクログ 自閉症の脳を読み解く どのように考え、感じているのか テンプル・グランディン / リチャード・パネク / 中尾ゆかり 原著は2013年刊行だが、自閉症スペクトラムの人の脳画像を使って、発達している機能を探っていくという点で、今でも興味深い内容になっている。自閉症の入門書の1冊として、お勧めです。 印象に残ったのは、次の2つ。 1つは、自閉症スペクトラムは脳や遺伝子に関係があること。苦手な部分があれば、脳はそれをカ...続きを読むバーするため代償的に他の機能を発展させる。テンプル氏の場合は、優れた画像処理能力で、動物にやさしい家畜施設を設計し、成功を収めている。 もう1つは、自閉症スペクトラムの人は①画像、②パターン、③言語・事実の思考のいずれかで情報処理する志向性があること。 自閉症の人が関心あるテーマを見つけて、①〜③の処理能力に適した教材や道具を使えば、他の人には真似できない凄い仕事ができるのだと分かった。 また、既存の義務教育は、大多数の処理能力に寄せて、文字(視覚情報)をメインに教科書やテスト問題が作られている。だから、自閉症の人には合理的配慮が必要なのは明らかだとも思う。 Posted by ブクログ 数をかぞえるクマ サーフィンするヤギ 動物の知性と感情をめぐる驚くべき物語 べリンダ・レシオ / 中尾ゆかり そういえば、うちの犬はわたしの顔の左側をちらりと見ているかも知れない。 そんな人にはお勧めの本。 贈り物をするカラス、数の概念を理解するヨウム、複雑な会話をするプレーリードッグ、ザトウクジラの言葉で夢をみるイルカ・・。 21世紀が終わるころには、さまざまな生き物のことばを理解して会話を交わすこ...続きを読むとができるかも? Posted by ブクログ 自閉症の脳を読み解く どのように考え、感じているのか テンプル・グランディン / リチャード・パネク / 中尾ゆかり 自閉症当事者の作者による、自閉症の脳の特徴や働き、思考パターン、その活かし方などについて書かれている。難しい内容も含むがとてもわかりやすく書かれており、自閉症側の視点から理解することに役立つ。何度か読み返したい。 Posted by ブクログ 中尾ゆかりのレビューをもっと見る