作品一覧

  • 増えるものたちの進化生物学
    3.8
    1巻858円 (税込)
    生命と非生命をわけるもの、それは「増える」ことである。増えて遺伝する能力は生物を進化させ、繁栄をもたらし、やがて私たち人間に自由と生きる喜びを与えるとともに尽きることのない不安や迷いを植え付けることとなった。生の悩みから生命の起源と未来を見つめる知的問答の書。
  • 協力と裏切りの生命進化史
    値引きあり
    4.0
    1巻694円 (税込)
    協力関係があるところには、必ず裏切り者が生まれます。生物における協力関係についても同じです。1個体、1細胞でも裏切り者が現れれば、協力関係に致命的な影響を及ぼします。生物界における裏切り者とは、他の生物からの協力にただ乗りをするものたちのことです。多細胞生物でいえば、がん細胞のように勝手に増殖する身勝手な細胞のことです。協力関係を長期間維持している生物は、実に様々な方法で裏切り者を抑え込んでいます。

ユーザーレビュー

  • 増えるものたちの進化生物学

    Posted by ブクログ

    耳蓋もない人間論と言えば、かつての竹内久美子が思い出されるが、本書はその流れに進化論的な淘汰・適者生存・「増える」という原理を持ち込んで、人間の現在と未来のあり様をクールに描いてみせている。論理もここまで振り切ると清々しいが、そのまま物理的必然からの安易な決定論に陥ることなく、かえって人間の本能や社会の道徳観念を、個々人としては、過大視・絶対視する必要はないと説き、意外に、よく出来た「お悩み相談」になってもいる。それだけに、最後あたりに「希少価値」とか「ミーム」とかを持ち出しての議論は、それまでの議論のシャープさをやや曇らせた感はある。

    0
    2024年12月20日
  • 増えるものたちの進化生物学

    Posted by ブクログ

    少産少死の戦略。長生きが宿命。ゆっくり増える。出来るだけ死なない。子供、異性に対して愛情を持つようになる。成長にコストを掛ける結果、命が大事になる。

    0
    2023年10月01日
  • 増えるものたちの進化生物学

    Posted by ブクログ

    悩める10代の若者たちに思い悩むことが当然と肯定し、力づけてくれつつ、さらに生物の進化の面白さについて解説してくれる1冊で2度美味しい本。もちろん50歳を越えて未だ達観に至らない中年にとっても興味深い良書。

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    2023年07月02日
  • 増えるものたちの進化生物学

    Posted by ブクログ

    進化生物学者により生物の性質について書かれた本。人類を含め、生物の性質は「増える」ことであり、そのメカニズムについて説明している。その観点から生物は、「多産多死」か「少産少死」に分かれ、人類は後者に属する。少産少死の生物は進化を続け、より死なないようになっているが、それが現代では本来の目的である「増える」ことからかけ離れ、「悩み」などの弊害をもたらしていると言う。今までに聞いたことがあることが多かったが、わかりやすく体系的に纏められているので、明確に再認識できた。面白い。

    「脳で幸せを感じるしくみは、幸福感をつかさどるニューロンに信号が伝わるからですが、ニューロンというものはあまり頻繁に信

    0
    2023年06月16日
  • 増えるものたちの進化生物学

    Posted by ブクログ

    『サピエンス全史』や『銃・病原菌・鉄』も面白かったけどやっぱりちょっと難しくて、これは読みやすくて面白かった。

    なぜ生きてるのか
    なぜ死にたくないのか
    宗教やスピリチュアルな言葉じゃなく
    生物学の視点で書かれてる。

    狩猟採集社会の時代からたった1万年程度では、私たちの身体や脳のつくりを現代型にするのはあまりに短いらしい。

    性別の枠にこだわり過ぎるのは人間だけか。
    自分って結構狩猟採集民よりの性格かも。
    進化に追いつかないのは自分だけじゃない。

    なんて身近な物事が客観的に見えてきてすごく面白い。
    面白いついでに心も何だか軽くなる。

    0
    2023年05月31日

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