ユーザーレビュー 人類冬眠計画 生死のはざまに踏み込む 砂川玄志郎 面白い! 生化学的な説明会ではさすがに専門用語と言うか名称が連続する部分もあるが、全て理解・記憶する必要も無いので、要点を理解、筆者の熱量を読み取れれば楽しい。「ここまて出来ました!」的な内容では無いが、可能性と新たな問題、新たな地平が見えて来るような感覚。 Posted by ブクログ 人類冬眠計画 生死のはざまに踏み込む 砂川玄志郎 コクーンの中で眠り続けて何万光年も先の宇宙のどこかについたときに、ゆっくりと蓋があがって目覚める…みたいなのを想像していたけれど、どうもそういう話しではなく…10分の速読では読み取れず ˘˘̥( ᵒ̴̶̷̥́ _ᵒ̴̶̷̣̥̀ ) Posted by ブクログ 人類冬眠計画 生死のはざまに踏み込む 砂川玄志郎 人工冬眠の実現に向けた研究について紹介。 冬眠の本質は細胞レベルの低代謝であることなど、冬眠とはどういうものかや人口冬眠に向けた課題などについて理解が深まった。 人工冬眠の実現は、医療等の面で画期的であり、タナトフォビアである自分にとっても夢のある話だと思ったが、冬眠についてはまだわかっていないこと...続きを読むだらけであるということも理解し、その道のりはまだまだ遠いなと感じた。 マウスを冬眠様状態に誘導するという著者らの研究についてその経緯等が詳述されていたが、とても興味深い研究だと思った。生物学をはじめとする科学的研究の一つのケーススタディとしても本書の内容は面白いと思った。 Posted by ブクログ 人類冬眠計画 生死のはざまに踏み込む 砂川玄志郎 冬眠できるかどうかは別として、なんか、すごい。発見はいいけど発明は倫理的に科学者の責任だ、はほんとにそれでいいのかな。 Posted by ブクログ 人類冬眠計画 生死のはざまに踏み込む 砂川玄志郎 マウスを冬眠させるための神経回路(Q神経)が見つかったという論文がNatureに掲載され、大々的なプレスリリースが行われたことはなんとなく覚えていたので一読。 冬眠って今まで考えたこともなかったが、全身がそのモードに入らないといけないわけで、全身に信号を伝える系が必須になる。脳神経系を介するものな...続きを読むのか、ホルモンによる液性のものか、いまだにはっきりしなかったり、かなり未知の領域らしい。と、いうのも通常の動物は一年に一回しか冬眠しないので研究のチャンスがないということが大きい。著者らはマウスでの神経回路を発見したわけだが、ヒトに同じものがあるのか、あったとしても末梢で冬眠反応を起こすような回路が残っているのか、まだまだ課題は多いようだ。 Posted by ブクログ 砂川玄志郎のレビューをもっと見る