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小林快次先生(北海道大学総合博物館教授)推薦!
「恐竜少女が世界的な哺乳類化石研究者に大進化! 痛快な成長ストーリーを体験できる本。必読!!」
みんなが恐竜博士になれるわけじゃない、でも、思いが続く限り夢はつながる!(・・・・・・・・・・・・・)
この物語は、「古生物=恐竜」だった時代に恐竜博士になることを夢見た女の子が、多くのライバルの中で一度は挫折し、そしてそこから新たな夢をつかみとった、サクセス(途中)・ストーリー。
国立科学博物館の若き古生物学者が、ビリから一歩ずつ、もがいて、もがいて、小さな哺乳類化石の研究者になるまでを綴った初めての自伝的エッセイです。
古生物学者を目指す子たちへの進路アドバイスや、巻末には共に切磋琢磨した通称「ジュラシックパーク世代」の仲間との対談を収録。
「古生物」や「研究」に限らずとも、真面目すぎて、自信がなくて、一歩が踏み出せない、そんな多くのイマドキの子たちに届けたい1冊です。
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Posted by ブクログ
2020年出版。恐竜と、その研究をする女性に憧れて道を進み続け、正にその道に達して活動し続けている筆者。何を見て何を感じ、考え、周囲とどのように関わって来たか。各ステップでの様々を書き記している。対象者は、機会を与えたい小学生から上、大人までを含んでいる。…と言うのは最初の部分だけで、グングンと学術的な事やら厳しい現実などもサラッと書かれており。まぁ、読める部分だけ読めば良いのだと思う。読む人の目的次第で。
好きな物を好きなままでいられる才能、行動し始められる才能、動き続ける才能って、あると改めて強く感じた次第。小説を読むような気持ちで読み進めさせて頂きました。
Posted by ブクログ
古生物学者の著者がどのようにしてその仕事についたのかを書いたエッセイ。
理系で研究者を目指している子どもたち・その親がメインのターゲットだと思うが、当てはまらないというか、早々にそういった道を諦めた自分も楽しく読めた。
幼少期〜学生時代のエピソードは、実際に自分が高校生くらいの頃に読んでいたら、羨ましさや嫉妬で素直に読み進められなかったと思う。東京近郊在住で、金銭的にも精神的にもサポートしてくれる親がいて、「両親は世界一の味方☆」みたいなアドバイスを書ける著者の立場と、過去の自分が置かれていた状況があまりにも違っていて、今だからギリギリ苦笑いしながら読めたが、10代の頃だとキツかったと思う。
Posted by ブクログ
小学校を卒業する年代の児童にお勧めの本を探して借りた1冊。
国立科学博物館で小型哺乳類の化石研究を行っている女性古生物学者の成長ストーリー。
著者は、小学生の時に恐竜の化石を手に乗せて「1億年前に時間を留めた生物の化石と、それを持つ今生きている自分」を感じてから恐竜好きになったのだそうだ。その後の”もがいてもがいて”夢の実現のために選んできた道のりが紹介されている。
将来恐竜の勉強をしてゆくために何をすればよいのかを考え、実際にどのように勉強したり、動いてきたのか。
そもそも本当に古生物の研究をしたいのかの見極め、たくさんある道筋のどれを選んできたのか。
留学のタイミングはいつが良いのだろう。
”夢”の道筋はたくさんあるということ、自分が努力したということや、支えてくれた人たちが糧になっているということ、自分の意志で軌道を変えるということ、努力すればそんな過去のすべてが現在に繋がるんだ、ということ。
実際に著者がどのような研究機関でどのような研究をしているか、それにより何がわかるかも書かれている。
著者は結局恐竜ではなく小さな哺乳類化石を専門にすることにした。ネズミの骨の進化や分布により、初期哺乳類の進化の研究を行っているのだが、その説明を小中高生や初心者の大人(私のような)にもわかりやすい。
なお各分野の研究者の違いとして、古代大河の洪水で「氾濫により肥沃な土ができて文明の発展に繋がった」と考えるのが考古学者、「その氾濫により蓄積された泥の中には哺乳類の化石があるんだろうなー」と考えるのが古生物学者の思考なんだそうだ。なるほど。
読者である中高生へのアドバイスや呼びかけ、保護者へのメッセージもあり、自分の将来を考えるにあたっての一つの指南としてとても読みやすい本です。
Posted by ブクログ
国立科学博物館で小型哺乳類の化石研究を行っている若手研究者のこれまで。
ヤングアダルトの分類になるが、この本もまた研究者になるための、そして研究者になってからの悪戦苦闘の歴史が興味深い。
化石研究、と言えば恐竜や大型爬虫類の研究のイメージが強い。著者もジュラシックパークに影響を受けて恐竜研究を志すが、興味深いのは自分と周辺の状況を分析した上で、差分を埋めるために努力したり、う回路を当たったり、といったことが中高生のころから詳らかに描かれている点。わかっていても自分の弱点を冷静に見つめることは難しいし、目標との距離を埋めるために情熱を注ぐことも難しい。が、決してそれは不可能なことではない、と読者の背中を押してくれる意味では、大人が読んでも実に力強い。
それにしても、小型哺乳類化石は小さい歯程度しか残らず、ふるいにかけてようやく見つけるようなものなのに、そこから引き出せるだけの情報を引き出そうとする研究者の情熱よ。
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