WHOLE BRAIN(ホール・ブレイン) 心が軽くなる「脳」の動かし方

WHOLE BRAIN(ホール・ブレイン) 心が軽くなる「脳」の動かし方

もう人間関係、世代間ギャップ、依存症で悩まない! 脳科学者が脳卒中に学んだこと。

左脳の脳出血により、右脳の機能しかなくなったとき、脳科学者のジル・ボルト・テイラー博士は、それまでの認知機能、身体機能を失ったにもかかわらず、この上もない幸福感に包まれた。8年間のリハビリの末、すべての機能を取り戻した博士が、脳卒中の実体験と神経解剖学の科学的見地から得た新しい知見を惜しげもなく開示する。
左脳は思考、右脳は感情というステレオタイプから脱却し、脳の仕組みを知れば、考え方・感じ方の嫌なクセは変えられる。脳は、ふたつの感情、ふたつの思考、合計「4つのキャラ」のシェアハウスだ。たとえば、心と頭が別々のことを言っているときは、脳の異なるキャラ同士が争っている。キャラたちが、ひとつのチームとして協力し合えば、心穏やかな人生が手に入る。
脳は、今でも進化の途上にある。私たちは、何かことが起こったときに、感じ、考える回路を何度も使ううち、その回路だけが発達してしまい、ほかの回路を作動させることができなくなっている。けれど、それを知って、別の回路をはたらかせることができるようになれば、いつもの自分の考え方や感じ方のパターンとなっている嫌なクセを変えられるのだ。
脳科学の分野の「4つのキャラ」と、ユング心理学の「4つの元型」は符合すると、著者は言う。本書は、脳科学と心理学を融合させ、自分自身の力で、自分の「脳」を動かし、なりたい自分になる方法を教えてくれる。

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WHOLE BRAIN(ホール・ブレイン) 心が軽くなる「脳」の動かし方 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    元々読んだことのある「奇跡の脳」の作者ジルボルト・テーラーの二作目「ホール・ブレイン」、俺の夏休みの宿題だった。

    脳神経科学を切り口にして、心理学、スピリチュアル哲学と統合的に考えることが出来る、とても素敵な本。本も買ったけど、audibleで2回聴いた。

    「4つのキャラ」は、人間理解、映画鑑賞

    0
    2025年08月15日

    Posted by ブクログ

    【人間は考えることもできる「感じる生き物」】

    著者はふたつの学問分野を利用してこの着想を説明している。
    「脳の構造を研究する神経解剖学」と「心と精神を研究する心理学」

    左脳も右脳も、感情的な大脳辺縁系の細胞群を均等に分かち合っており、
    左脳、右脳各2つずつの合計4つのキャラの特徴などの説明が記載

    0
    2024年10月14日

    Posted by ブクログ

    面白かった。筆者の考えでは、自分自身のキャラは左脳的なキャラと右脳的なキャラだけでなく、左右それぞれを皮質と辺縁系のあたりを境として上下に分割することで、上下と左右の組み合わせから成る4つのキャラに分けられるのだという。これらのキャラは、解離性同一性障害のような精神疾患ではなく、誰もが実感できるもの

    0
    2024年02月20日

    Posted by ブクログ

    WHOLE BRAIN. ジル テイラー NHK

    脳には左脳と右脳それぞれに思考と感情を司る四つのキャラが潜み
    それを読み解いた稀有な体験を持つ
    ジルテイラーは実に幸運な人である
    神経解剖学を通して人間の何たるかを
    見つめていた彼女は
    釈迦に次ぐ大冒険の快挙を
    意図せずして楽しく成し遂げ
    無限大の

    0
    2023年10月01日

    Posted by ブクログ

    おもしろくて一気読み!
    TEDをみて購入。
    自分の脳を内側から観察できるなんて。
    右脳、左脳が本当にぱっくりと
    綺麗にわからているのはTEDを見て知った。
    そしてこの本を読むと
    右と左で全く違う処理をしていることが
    よくわかる。
    頭の中の4人の自分。
    この本を読むと
    どんな話をしてるのか、
    俯瞰的に

    0
    2023年08月21日

    Posted by ブクログ

    自分を整理し俯瞰して見ることができた
    気分の上がり下がりが昔から激しかったがキャラ同士の入れ替えがうまく行ってなかったんだなと。
    みんなが自分自身を理解して生きやすくなればいいな(キャラ4)

    0
    2025年02月27日

    Posted by ブクログ

     自身の脳卒中での体験を通じて脳の使い方を見直した。彼女によれば脳内には異なる4つのキャラクター、右脳の思考と感情、左脳の思考と感情が存在する。まるでシェアハウスの住人のように時に対立しながらも協力し合うことで私たちの思考や行動が形作られる。
     しかし心と頭が別々のことを言う場面に出くわすこともある

    0
    2025年02月08日

    Posted by ブクログ

    脳の仕組みについて、左脳が麻痺した経験のある脳科学者が体験をもとに分析。
    脳には、考える脳と感じる脳の領域が左脳、右脳にそれぞれあり、4つのキャラを演じている。
    人間関係において、この4つのキャラとどう付き合って行くが大事。また、ミレニアム世代、Z世代など世代別のキャラの特徴を捉えるなど、人間の特徴

    0
    2023年10月22日

    Posted by ブクログ

    4つの脳のキャラクターのどれがどんな状況で活動するか、自分の癖を知ること。
    左脳の不安キャラが優勢になったら、90秒呼吸に集中し4キャラ会議。右脳の楽しみキャラ、安心キャラが活動しやすいよう、自然との関わりや純粋な楽しみを大切にしたい。

    0
    2023年07月26日

    Posted by ブクログ

    神経解剖学者のジル・ボルト・テイラーさんの最新刊。
    彼女が37歳の時に脳出血を起こし、それから8年のリハビリを経て復活し、その体験を語ったTEDの講演が世界中の賞賛を得たことで有名な方。

    原題は「WHOLE BRAIN LIVING」。
    邦題は「ホール・ブレイン 心が軽くなる「脳」の動かし方」

    0
    2022年11月09日

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