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「妊婦脳はホルモンシャワーのせい?」「出産に立ち会えば、自然と父親の自覚が生まれる?」科学知識を武器に、初子育てに立ち向かう著者。果たして子育てはサイエンスで楽になるのか!? 知識欲は旺盛でも頭でっかちになりがちな新米パパが、ママのベストパートナーとなるまでの自身の体験を交えつつ、妊娠・出産・育児にまつわる研究やエピソードを多数紹介した、抱腹絶倒の育児サイエンス。
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Posted by ブクログ
プレパパにぜひぜひ読んで欲しい! 筆者のパパ実体験に基づきつつ、サイエンス的観点の調べられたことが端的にまとまっていて読みやすい!
いくつかの育児本を読んだけど、この本はお薦め。網羅的に育児でぶつかる壁を集約し、その対策を現代科学の知見に基づき、また著者自身の体験をちりばめながら記載してくれているありがたい本。 父親の立場を基調にしつつ、母親の時期による精神身体の調子や葛藤、子どもの成長段階における注意事項、悩みをほぼフォロ...続きを読むーしていて、育児の肝を外していない。人には聞きづらい内容もしっかり記載してくれている。 著者はサイエンスライターなので、その出典にも信頼がおける。育児本は中には著者の主観をひたすらたれながすものがあり、そういう本は参考にならなくはないが、真似をするとえらい目にあうこともあるので注意が必要(ただし、科学もまた仮説の積み上げであるので、本書で開陳された話も将来否定される可能性があることはリーディング・リテラシーとして身に着けておくべきである。)。 僕自身も父親若葉マークとして日日を過ごしているが、あえて口外したりはしないけれども、そりゃあまあいろいろある。そのときにどうすればいいか、行動の指針とすることができた。 巻末には参考文献が取り上げられていて、そういう点でも親切設計。ぜひあたってみたい。 満点でなく4点にしたのは、読み物だから仕方ないのだけれど、延々と文章というのは忙しいパパ、ママに読んでもらうには辛いのではということ(僕は全然問題ないんだけど。)。もう少し図解ページを増やしたほうが構成上よいと思ったまでのことで、内容についてのことではありません。
サイエンス作家である著者が、ご自身の奥さんや子どもの様子を観察し、科学的に分析して(多少怪しいのもいくつかあるけど)記述したもの。 浪人時代、竹内氏の「99.9%は仮説」を愛読していたこともあり、購入しました。 父親と母親の認識の違いは埋めるのは難しい。それを考慮したうえで、最低限の知識を持ち、...続きを読む妊娠・出産・育児で大変な思いをしているパートナーに寄り添いできることをすることが父親の務めだろう、と。そのように解釈しました。 ただ、表題と内容の整合性がよくわからず。何を意図してその表題なのかは残念ながら私の読解力ではわかりませんでした。 ルソーのくだりは、彼が理想を述べて自分では全く実践していなかったのを知っていたので、爆笑でした(笑)
さすが竹内薫。凡百の産婦人科医、助産師、発達心理学者、芸能人、漫画家による育児書にはないナルホド感を味わいながら読める。冷たい教育指導でもなく、ベタベタに粘る母性愛の押し付けでもなく、最新の科学知識と先輩パパママのアドバイスがほどよく混ざった感じに好感を持った。 私にも著者とほぼ同い年の子供がいて、...続きを読む育児体験がよく似ている、ということを割り引いてもいい本。 特によかったのが、誰にもわかってもらえない新米ママの辛さが(私の場合は今更だけど)ようやく腑に落ちる形でわかったこと。そうか、そういうことなのか~。もちろん、知識としては知っていたことだけど、生理面からホルモンの働き、心理面から不安感孤独感、進化論も交えて説明されると理解しやすい。 オススメ。
ぜんぶホルモンのせい。 …そうでしょうね、と感じるばかりで私にとっては特段新しい発見はありませんでした。
50歳で初めての子供を迎えた新米パパの目線で、 妊娠中から、出産、乳児期の子育てまで、 書かれています。 サイエンスライターの筆者らしく、 客観的に科学的知見も交えながら、 さらっと読める本です。 入門書として男性に読んでもらうと、 妊娠出産育児のイメージがつきやすいかも?
父親の目線から見た妊娠・出産・育児。うちは普通なんだろうかと、これから悩むことがいっぱいあると思う。でもこの本に立ち返って判断できるようにしたい。
プレパパ・ママがどうやって子どもを産んでいくか、科学的に理解することができる。 また、乳児の子育てのいポイントや、そのときのママの状態を科学的に理解して助けることで幸せな家庭を築く。 3つのポイント ・パパが育児に参加するメリットの傾向 → 子どもの脳の発達がよく思考力がつく → 社会的なつな...続きを読むがりを意識・共感力 ・ママには「サンマ(三間)の危機」がある → 自分の居場所がないと感じてしまう → 時間・空間・仲間 ・育児は責任重大である → ママが一人でやっているケース → 24時間、自分のことは後回しでやっている → 子どもによかれと思ったことをやっているが評価もねぎらいもない → パートナーが共感してあげることが大事 コラム ・ママの妊娠、子育ては睡眠不足やイライラになってマイナス思考になる → すべてがうまくいかないと考えてしまう → そうなるとイクメンもストレスになってしまう → 女性ホルモンが原因とわりきる ・出産は不安なので、ママは情緒不安定になる → パパに相談しても「考えないようにしたらいいんじゃないか」で返されてしまう → 具体策を出すのではなく、共感してあげることが大事 ・流産 → あれをやったから流産したんだろうと言われる → ママがそう思わないようパパが支えることが大事 ・妊娠の検診はパパもいく → 一緒に行って、エコーで赤ちゃんの動いている姿をみることでパパとしての参加意識をもつ ・新生児の期間はあっという間 → 人間になっていくところを見ないともったいない → パパが積極的に育児 ・母乳 → 吸われれば吸われるほど出るメカニズム → でなくても吸わせていると出てくる ・産後うつ → ママと子どもの発達に影響があるという研究結果 → 家族が助けてあげること ・子育ての悩みはtwitterなどで同じ境遇のママと共有すると気が楽になる ・真のイクメンは自己申告でも客観的な評価でもなく、ママの認定で決まる ・パパは子どもが生まれても生活があまり変化しない → ママがSOSを出していても気づかないことが多い ・イクメン育て → 育児に協力的なパパは少しのことでも、他の人からちやほやされる → パパは生まれた時は育児に積極的だが、月日がたつとママが早くなる → 赤ちゃんにギャン泣きされる → 自分のイメージとかけはなれるのでこたえる ・ママにいろいろ指摘されると嫌になる → パパはプライドがあって弱い生き物である → 3~4か月たつとママはムダがなくなるが、パパはムダだらけ → パパも自分ではすごく頑張っているという意識がある → ママのお膳立てありきだが → ママは新人相手に教育するつもりで対応する ・パパにイライラ → ママにこうした方がいいという提案はイラっとする → ママだってわかってるし、我慢してやっている → ママはパパが指示だけ男にならないよう我慢して褒めて伸ばす
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赤ちゃんはなぜ父親に似るのか 育児のサイエンス
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