死ぬまでに学びたい5つの物理学

死ぬまでに学びたい5つの物理学

1,430円 (税込)

7pt

母親に捨てられたニュートン、自殺したボルツマン、息子をナチスに殺されたプランク、ユダヤ人としてドイツを追われたアインシュタイン、原爆製造の汚名を着せられたハイゼンベルク……。科学の先端を切り拓いた物理学者たちの発見の陰には、孤独と苦悩の人間ドラマがあった。5つの革命的な知を生み出した天才たちの思考プロセスをたどり、科学はいかにして創られたかを解明する。文系の読者にも面白く学べる全く新しい物理学入門書。

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死ぬまでに学びたい5つの物理学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年10月22日

    第5章まで読んできて、第6章のイノベーション・ダイヤグラムを見た.5つの物理学を演繹、帰納、創発、(deduction, induction, abduction)でまとめているが、非常に素晴らしい.創発の重要性が良く分かった.文科省の政策は演繹ばかりにこだわって、当面のアウトプットだけを考えている...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月29日

    物理の巨人達の歴史や苦悩、人間性に触れられる素晴らしい書籍、もっと早く出会いたかった
    人生における必読書!

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    Posted by ブクログ 2023年08月01日

    著者の書きたかったことは、最後の第6章「科学はいかにして創られたか」の部分。第6章まで読み進むと、第5章までは、著者考案の”イノベーション・ダイアグラム”を説明するための、事例集だったことに気が付く。本の構成として?
    とは言え、第5章までの内容は十分楽しめる。
    完成された物理学を知識として知っている...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月23日

    タイトルは仰々しいが、物理史(というか科学史)を語っただけの一冊。ただ…タイトル負けは全然してない。

    物理学の重要分野を作った(と言ってもいい)人物に注目し、物理学を語る。このコンセプト自体は最近の教科書でも一般的な流れで特筆する必要はない。

    この本の面白いところは、そんな注目すべき人物がポジテ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年03月01日

    万有引力の法則、ボルツマンの統計力学、プランクのエネルギー量子仮説、相対性理論、量子力学
    これら5つについての解説本かと思いきや、内容はそれに留まらず。
    記述の内容は、当時の歴史的背景や、偉人たちの生い立ちにまで及びます。
    最後の第6章「科学はいかにして創られたか」の部分では、イノベーションに関して...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年07月26日

    教養としてしっておきたい近代物理学者、その考え方と背景。

    ニュートン 万有引力の法則
    ボルツマン 統計力学
    プランク エネルギー量子仮説
    アインシュタイン 相対性理論
    20正規の知 量子力学

    物理学を大きく発展させる契機となった新たな考え方として5つの理論に注目し、
    それぞれの学者達がどういう状...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年10月01日

    特殊相対論に関しては、タイトルとか前書きで書かれた目的に近くて、簡単な数学を用いつつも、数式で物理を理解しよう、みたいな内容ですが、それ以外に関しては物理学についての本ではなく、パラダイムを変えるような物理法則を発見した人たちの人生・人物像について書いた本でした。

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    Posted by ブクログ 2015年03月10日

    ニュートン、
    ボルツマン、
    プランク
    アインシュタイン、
    シュレディンガーとハイデルベルク

    ギリシャ哲学が真理を追求する所からヨーロッパで科学が発達した。
    東洋は実学に留まった。
    ギリシャの奴隷制も影響しているのでは?

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    Posted by ブクログ 2014年11月17日

    タイトルに違和感があります。
    そもそも、5つの「物理学」という表現に違和感があります。
    「5つの物理法則」とか「物理の5分野」、あるいは、「物理の5つの理論」などとした方がしっくりきます。

    また、5つの「物理学」を取り上げてはいますが、結局、著者が言いたかったのは、5つの「物理学」の着想の過...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月08日

    数式を平易に解説する部分は誠意があり面白いが、科学史のところはちょっと退屈。本書のコンセプトから言えばもっと数式を出してもよかった。
    終盤の知の創造プロセスの考察は意欲的だが、創発の部分がブラックボックスなのでどうしても後追いで当て嵌めている感は否めない。

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