オスとは何で、メスとは何か? 「性スペクトラム」という最前線

オスとは何で、メスとは何か? 「性スペクトラム」という最前線

ビジネス・実用
1,045円 (税込)

5pt

一気読み必至。常識が変わる生物学講義!

生物にはオスとメスという、異なる生殖器官をもった性が別個に存在するのではなく、オスとメスとはじつは連続する表現型である――生物の「性」の本質をそのように捉える驚きの研究が、生物学の最前線で進んでいる。逆の性に擬態して生きる鳥やトンボ、何度も性転換する魚、ホルモンで組織を操るネズミ……。興味深いいくつもの事例と、私たち生物の雌雄が形作られる仕組みとともに明らかになるのは、「生物の性は生涯変わり続けている」「全ての細胞は独自に性を持っている」という驚きの事実だ。第一人者である著者が、生物の体の精密な構造とそれを駆動するメカニズムを平易に解き明かす。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    NHK出版
  • 掲載誌・レーベル
    :
    NHK出版新書
  • タイトル
    :
    オスとは何で、メスとは何か? 「性スペクトラム」という最前線
  • タイトルID
    :
    1237403
  • ページ数
    :
    208ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年10月17日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    9MB

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オスとは何で、メスとは何か? 「性スペクトラム」という最前線 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    オスとは何でメスとは何か?
    性スペクトラムという最前線 諸橋憲一郎 NHK新書

    全部で100%の内
    オスが〜%でメスが〜%という数え方ではなく
    100%のオス度の内〜%という数え方をするらしい
    細胞一つ一つにオス度があり常に変化している
    そのバラツキを調整するためにそれぞれ専属のホルモンが仲をとりもつのだと言う

    0
    2024年12月09日

    Posted by ブクログ

    とても楽しい。やさしい語り口で読みやすいので中学3年生ごろから読める。生物学、医学基礎研究の楽しさがわかるので、進路選択前の高校生にもおすすめ。遺伝子に関しても分かりやすく学べる。

    0
    2024年06月18日

    Posted by ブクログ

    私達にある2つの性。言葉にすると、2つにしっかり別れた、別個のものと感じる。
    しかし現実世界ではそうだろうか?
    2つの性の関係について、科学的知見から語ったもの。

    面白いし、ラベリングの理解しやすいという良い点と、良くない点について考えるきっかけになった。

    0
    2023年04月15日

    Posted by ブクログ

    社会学だけではなく、生物学からも「性スペクトラム」の必然性が唱えられ、支持されていることに心強い物を感じる。

    0
    2023年03月28日

    Posted by ブクログ

    精子を作るのがオス側で、卵を作るのがメス側で、性別は両極端だけではなく、間に100%から0%までスペクトル上に分布している、
    性ホルモンと遺伝子がその位置を決める、
    という話。
    魚の中にはオス側からメス側にジャンプするものもいる。
    人間においては成長過程でスペクトル上を移動するのが一般的である。
    性ホルモン受容体遺伝子に変異が起きて、ホルモン受容体の機能が完全に消失するのが性分化疾患の一例で、性自認の変化につながったりする。
    「男は〜」「女は〜」みたいな大きな主語で語ることに意味はないということはよく分かる。

    0
    2023年02月18日

    Posted by ブクログ

    性は連続する表現型として捉えるべきという性スペクトラムの概念を知り、前提に考えることによって、オス・メス(男・女)という2極だけでは理解しづらい事柄、現象、行動について、より正しく受け止め、理解ができるようになると思う。性の意味合い、性とは何なのかを改めて考えるきっかけになった。生命の不思議と奥深さに敬意を示したくなる。多様な性の存在を認識することが、多様性の尊重の第一歩となり、豊かな社会につながっていくのだろう。

    0
    2023年01月06日

    Posted by ブクログ

    性スペクトラムは人間では最近の概念だが、生物的にいうと進化の過程で当たり前に取り入れられてきた概念であり、サバイブするために必要とされている考え方ということがわかった。つまり、人間は遅れてるんだな。早く男・女という考え方がもっとニュートラルになったらな…

    エリマキシギのオスとメスは、縄張り型・サテライト型・メス擬態型オス(それぞれ、ジャイアン・スネ夫・のび太っぽい)がいる。縄張り型は1番強いので、1番にメスを選び交尾する。サテライトはメスが複数いる時に、おこぼれをもらう。メス擬態は見た目がメスっぽいので追い出されることもないので、安心して交尾をする。おもろ。

    性は生涯変化する。乳児は性器以外特徴がないため、ニュートラル→第二次性徴を経てオス・メス100%に→老化とともにニュートラルに近づく。

    カクレクマノミは状況によって自在に性転換を行う。

    チョウチンアンコウのオスはメスの10分の1しかない。メスに食いついたオスはメスに吸収され、精巣だけが残る。

    シャチやクジラは生殖可能年齢を超えた「おばあちゃん」が長い経験から餌が豊富な海域を知っているため、餌が少なくなった時期にその海域へと群れを導くことで、群れに利益をもたらす。

    ハダカデバネズミは、体が大きな女王のみが発達した卵巣をもち、繁殖することが可能で、その他の小型のメスは卵巣が発達していないので子供は産めない。女王は女性ホルモンがたっぷり入った糞を他のメスたちに食べされることで、養育を担わせている。

    0
    2022年12月21日

    Posted by ブクログ

    一気に読んだ。おもしろかった。性スペクトラム。
    以下メモ。

    オスとメスは対局な存在ではない。
    エリマキシギ3種のオス、ブルーギルスニーカーなど。メス擬態化のオス。オス何%?これは生涯変わり続ける。
    環境、化学物質による人工的なメス化が進行。
    魚、一夫多妻制はオス縄張り、小さいオスが100%メス化、たまたま出会ったオス同士でも子孫が残せるようになど。
    チョウチンアンコウ、オスはメスの1/10でメスに吸収。
    ウミガメやワニは産んだ卵の温度で性別が決まる。温度依存的性決定。
    ハダカデバネズミは女王ネズミしか子ども産まない。小さい周りのメスネズミは女王が産んだ子を育てる。女王の糞を食わされてホルモンを上げて。
    おじいちゃんは役に立たないから短命。

    0
    2022年11月28日

    Posted by ブクログ

    「全ての細胞は性を持つ」……にわかには信じがたい。ちゃんと解説はあるんだけど難しくて文章が脳の表面を滑っていく。臓器に性差があるなら異性間で臓器移植したら不都合があるのかしら?
    でも“性スペクトラム”という考え方は、多様な身体のあり方、性自認、性指向を理解しやすくすると思う。
    正直、本書を読んでますます「トランス女性は女性」ではなく、「トランス女性はトランス女性」だという思いを強くした。

    0
    2026年06月02日

    Posted by ブクログ

    オス/メスはゼロイチで確定されているモノじゃなくて、一個体でも行ったり来たりするんだよ、という話。昨今の性多様性みたいな風潮に対して、生物学としてどんな知見があるのかと期待して読んだが、明確な答えは無かった。なので、ちょっとモヤる感じ。丁寧な説明で、良い本だとは思うけど。

    内容としては、前半は人間以外の動物における性の動態の事例。鳥・魚・昆虫などを例に、メスに擬態するオスやオスに擬態するメス、状況によって一個体でもオスになったりメスになったりする魚がいたりと、かなり興味深い。

    中盤は、性を決定するメカニズムとして、遺伝子と性ホルモンが解説される。これに関しては、割と常識的な話という印象。「第二次性徴までの子供は見た目の男女差って小さいよね」とか、「すね毛が生えてない男性もいるし、ガタイがデカくて筋肉ムキムキな女性もいるよね」というのが、生物の仕組みとして裏付けされる。

    最終章では、性指向や性自認などの脳の問題が取り上げられるのだけど、これに関しては「現時点では、よく分からん」ということで、少し肩透かし。今後の研究が待たれる、という感じ。

    総論。
    帯に「常識が変わる」とあるけど、人間の性の話については、常識的な説明で誇大広告気味かな。環境によってオス/メスを行き来する魚がいたとしても、人間はそうなってはいないのだから、それをもって人間社会の常識が裏返る話ではない。というのが自分の感想。
    でも、丁寧に解説されているので、本としての好感度は高い。そんな感じ。

    0
    2024年08月24日

オスとは何で、メスとは何か? 「性スペクトラム」という最前線 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    NHK出版
  • 掲載誌・レーベル
    :
    NHK出版新書
  • タイトル
    :
    オスとは何で、メスとは何か? 「性スペクトラム」という最前線
  • タイトルID
    :
    1237403
  • ページ数
    :
    208ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年10月17日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    9MB

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