永野裕之の一覧
「永野裕之」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!
作者を フォローする
フォローするとこの作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
値引き作品コーナー
ユーザーレビュー
1260
数学に強いということは既存の公式を適切な場面で使うことができるだけでなく、それらを組み合わせて未知の問題を解決していく方法を探り、最終的にはまたその新しい問題に対する公式や解法を一般化できるということ
「数字を語れない者は去れ」(孫正義) 「会計の数字は飛行機の操縦席にあるメーターみ
...続きを読む たいなもの。実態を表していなければ正しい方向に操縦はできない」(稲盛和夫) 「数字算出の確固たる見通しと、裏づけのない事業は必ず失敗する」(渋沢栄一) 「数字なき物語も、物語なき数字も意味はない」(御手洗冨士夫) 「経営とは数字である。同じく仕事も数字である。人が動く、そしてものが動くと、数字は必ず動く。数字は結果であり、業績を表す」(鈴木
IT企業グーグル( Google) の社名の由来をご存じでしょうか? グーグルの社名は、 10 の100乗( = 1 の後に 0 が100個並ぶ数) を意味するグーゴル( googol) を、共同創業者のラリー・ペイジが誤って 綴ったことに由来するといわれています。 グーゴルは、アメリカの数学者であったエドワード・カスナー(1878 − 1955) が、『数学と想像力』という著作の中で初めて紹介した数の単位です。かねてからカスナーは、子ども達に数学への関心を持ってもらおうと1の後に0が100個続く数の名称を考えていました。そこで何かいい名称はないか?と甥のミルトン・シッタ(当時 9 歳) に相談したところ、「グーゴルはどうか」と提案され、これを採用したということ
数に強い人は暗算が恐ろしく得意、というよりもむしろ、概算(おおよその数を見積もること) が得意な人です。 これに関しては、 20 世紀の最も重要な経済学者であり、マクロ経済学を確立したことでも知られるイギリスの ジョン・メイナード・ケインズ がこんなことを言っています。 私は正確に間違うよりも、むしろ漠然と正しくありたい( I'd rather be vaguely right than precisely
また「白鳥の湖」などの作曲で知られるチャイコフスキーも 「もしも数学が美しくなかったら、おそらく数学そのものが生まれてこなかっただろう。人類の最大の天才達をこの難解な学問に惹きつけるのに、美のほかにどんな力があり得ようか」 という言葉を遺しています。 19 世紀のイギリスの詩人ジョン・キーツが書いた『ギリシャの壺に寄す』の最後には、こんな一節もあります。 「美は真なり。真は美
一方、「美は真なり」とは美しいものは真実であるという意味
一説には、白銀比を日本に定着させたのは聖徳太子だといわれています。実際、彼が建立した法隆寺の五重の塔や伽藍配置には白銀比が随所に盛り込まれています。また、目盛りにが登場する 曲尺 が使われ始めたのも聖徳太子の時代です。 黄金比には対数螺旋に代表されるようなダイナミックな美しさがあるのに対し、白銀比は質素と堅実さを良しとする日本人の感性にマッチする、合理的な美であるといえるかもしれませ
さらにデザイン上の美とはやや趣向が違いますが、「5・7・5」の俳句にも白銀比の近似値(約 5: 7) が含まれているのは偶然ではないと考える人もい
この言葉にはモデル化によって本質を単純化することができる人の特徴が如実に表れています。それは、 ・ 短い言葉で説明できる ・ たとえ話がうまい という2つの特徴です。 誤解を恐れずに言えば、本質はいつも単純です。単純でなければ本質でないとも言えます。 だからこそ、本質は短い言葉で説明できるはずなのです。 モデル化を試みようとしても、本質が見極められずに悩むことがあるでしょう。そんな時、たいていの人は複雑に考え過ぎているものです。一度立ち止まって、今までの考えを忘れてください。シンプルに考え直せば、きっと本質に繫がる緒が見つかるはずです。 また本質は多くのことを統一的に説明できるものです。一見まるで関連がないと思える複数の事例の中に類似性が見つかれば、その類似性の中に本質があり
巻頭でも紹介したキヤノンの御手洗冨士夫会長の言葉を再度詳しく引用させてください。これはある雑誌のインタビューで語られた言葉です。 「目標を数字で表現すると、その数字の実現に何をどうすればいいのか、誰がどのような筋書きでどのような仕事をし、それにはどんな場面が必要なのか、方法論としての物語が浮かび上がってくる。……数字なき物語も、物語なき数字も意味はなく、実行も達成もできないでしょう。数字とその実現を約束する物語を示すことで、経営計画の信憑性を高め、市場や株主からの信頼性を確保する。数字力が言葉に信の力を
Posted by ブクログ
すごく面白かった‼︎学びになりました。
最初思っていた内容と違って、計算どうのというよりも覚えるべき数字など、数学を現実に生かす考え方が、素晴らしいと思いました。
Posted by ブクログ
「数学Ⅰ・A」に関する本ということで、「所詮、数学Ⅰ・A」と、ちょっとなめていましたが、とてもいい本でした。
数学については、「公式を覚えて使う」という人が多く、とても残念だと思っているのですが、この本の著者は、「公式の導出」や「定理の証明」などが大切だと考えており、それらについて、紙面が許す範囲
...続きを読む で説明してくれています。
「公式の導出」や「定理の証明」について、自分としては、ある程度、取り組んできたつもりだったのですが、この本を読んで、抜け漏れがあったことが判明。
そのあたりが、自分の数学の成績が伸び悩んだ理由ではないかと、今さらながら感じた一冊でした。
Posted by ブクログ
すごい人が数について説明するとこれだけ面白くなるのかと思いました。わかりやすく例を挙げて解説しており、続きが気になりどんどん読めました。
Posted by ブクログ
1章 データを整理するための基礎知識
データを代表するための値について。平均値とか四部位数など
2章 データを分析するための基礎知識
分散、標準偏差など
3章 相関関係を調べるための数学
散布図、相関係数など
4章 バラバラのデータを分析するための数学
確率変数、確率分布、期待値、二項分布な
...続きを読む ど
5章 連続するデータを分析するための数学
連続型確率変数と確率密度関数、正規分布
Posted by ブクログ
永野裕之のレビューをもっと見る