永野裕之のレビュー一覧
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高校生で、授業は進んでいくけれどもう何言ってるのか全然わからない…。テストも最近悪いし、正規分布? 標準偏差? 待っって記号にされるとこんがらがるし、それを求める公式は頑張って覚えるけどテストが終わって数ヶ月たったところは半分くらい忘れている…。何に使うのかもわからないし、もう数学無理ぽよ…そういえばプラスマイナスの計算からつまづいてたしもうそういう星のもとに生まれたのかも…と思っていたときに、本書に出会いました。
正直中学数学のところから本当には理解しきれていなかったところが沢山あって、それが後々高校数学の方にも響いていたんだと思う。
歴史から解説してくれるのでその知識がどんなふうに、何のた -
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数学に強いということは既存の公式を適切な場面で使うことができるだけでなく、それらを組み合わせて未知の問題を解決していく方法を探り、最終的にはまたその新しい問題に対する公式や解法を一般化できるということ
「数字を語れない者は去れ」(孫正義) 「会計の数字は飛行機の操縦席にあるメーターみたいなもの。実態を表していなければ正しい方向に操縦はできない」(稲盛和夫) 「数字算出の確固たる見通しと、裏づけのない事業は必ず失敗する」(渋沢栄一) 「数字なき物語も、物語なき数字も意味はない」(御手洗冨士夫) 「経営とは数字である。同じく仕事も数字である。人が動く、そしてものが動くと、数字は -
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「数学Ⅰ・A」に関する本ということで、「所詮、数学Ⅰ・A」と、ちょっとなめていましたが、とてもいい本でした。
数学については、「公式を覚えて使う」という人が多く、とても残念だと思っているのですが、この本の著者は、「公式の導出」や「定理の証明」などが大切だと考えており、それらについて、紙面が許す範囲で説明してくれています。
「公式の導出」や「定理の証明」について、自分としては、ある程度、取り組んできたつもりだったのですが、この本を読んで、抜け漏れがあったことが判明。
そのあたりが、自分の数学の成績が伸び悩んだ理由ではないかと、今さらながら感じた一冊でした。 -
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大学受験で数学を学んだ人や学んでいる人にはお勧め。数学の奥深さや美しさが分かりやすく書かれていて、ますます数学好きになります。大学受験前に出会っていたら数学科が選択肢に入っていたかもしれません。
書かれていた心に残った内容を下記に簡潔に箇条書きしています。
◆サイコロを3回振って3桁の数を作り2回並べて6桁の数を作り7で割った余りに✖︎賞金あげる
ex456456➗7=
456456=456✖︎1001=456✖︎143✖︎7
なので必ず余りは0
◆カプレカ数「6174」の不思議
4つの数字を使ってできる最大数と最小数の差は、最初がどのような4桁であっても必ずいつかは「6174」になる
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ネタバレタイトル通り人生が変わるかもしれない素晴らしい本でした。手元に置いて何度も読みたいです。
数について知識を持ち、普段の生活で数に対して考える習慣を持つことで「数」に強くなることが判明。数に対していかに考えることをしていなかったかがわかりました。反省。
私が印象に残ったところ
・数に強い人は平方数や立方数を覚えている
11~32の平方数 例:13x13=169
・数の教養 社会編
GDPや国家予算の数字を頭に入れてる。
例:日本のGDPは約500兆円など
・割り算の場合は、2つの意味のどちらかを意識する
等分除と包含除
・単独の数だけではなく数の意味を考える
例:日本のGD -
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根っからの文系人間なのですが、仕事や生活において数字を意識することは多く、ただそのたびに苦手だなあ、、という思いばかりが先行していたので、少しでも数字に強くなりたい一心で本書を手に取りました。
完全に当たり本でした。強くなるためにはこの本に書かれているエッセンスをより理解し、やはり訓練が必要だとは思いますが、読む前よりも少し数字と仲良くなれた、というか興味を持てるようになりました。
「数字を比べる」
「数字を作る」
「数字の意味を知っている」
特に概算や、フェルミ推定についての項は目からウロコ落ちまくり。ざっくり仮定して、実際に知ってる数を当てはめて、類推するってめちゃくちゃ使える -
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1.「なぜ」というキーワードを意識しながらプロセスに着目する。
pha氏の著書『人生にゆとりを生み出す 知の整理術』の中には『そもそも勉強というのは、本に載っている情報に自分なりのメタ情報を付け加えていく行為だ。(本に載っている無味乾燥の情報に、自分なりの思い入れや思い出や思想などを絡ませながら、自分の中の血肉としていく。無色透明の情報に自分なりの色を付けていく。)』というフレーズがある。
「なぜ」を問うこと、プロセスに着目することの重要性については様々な書籍等で見かけることがあるが、その意義を上記フレーズに即して捉え直してみると、自分の中によりしっくりと落ちてくる。
すなわち、「なぜ」と -
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ネタバレ読み応えもあるし、教育関係者として読んでも本当に納得することばかり書いてあった。勉強が苦手だったり、一度挫折した人が読めば、もう一度挑戦してみようかなと思う勇気をもらう本。
目次
勉強に必要なのは孤独感と危機感、正しい勉強法
勉強やれやれ言う親の子どもはたいてい勉強ができない。勉強できる子の親は勉強しろと言わない。
エジソンの名言
教育とは、学校で習ったことをすべて忘れた後になお残るものだ。
本当にそう思う。生徒は教科書の中身より、雑談を覚えるとよく言うが本当にその通りだと思う。知識ではなく、知恵の定着を心掛ける。
知識は調べれば分かるし、頭にな残らないが、自分で咀嚼した知恵は頭にずっ