永野裕之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人によって使わない知識も多く書かれているので、必要なところだけ読むのが良いのかなと思います。
【数に強いとは】
数に強いとは、数字を「比べ、作れ、意味を知っている」こと。言い換えれば、数字を言葉のように扱えることを言う。
【覚えておきたい数字】
・GDP:約500兆円
・輸出/輸入額:それぞれ約70兆円
・国家予算:約250兆円
・地球一周:約4万キロ
・地球誕生:約45億年前
・人類誕生:約20万年前
【これからしたいこと】
・定量化の練習のために、書籍レビューの点数チェックリストを作成
・暗算テクニックを暗算アプリで練習
・だいたいの数字を作る練習として、フェルミ推測の練習 -
Posted by ブクログ
よくある自己啓発本の類。
ただありきたりなのではなく、著者の経験を活かした様々な角度からの具体例が解説とともに述べられている感じ。
予備校でノートを取るなと言われた話はためになった。授業を聞いて理解する作業中、ノートを取るという作業は邪魔なんですね。それ自体は理解を生み出していない。ただ、家に帰ってから内容を思い出してノートに整理するのは復習のいみになるため理解を深めている。これは全ての教育現場に言えることですね。
ただ残念ながら空腹時の学習など、科学的根拠が示されていない部分が散見されまして、そこあたりの説明がしっかりなされていればもう少しためになったのに残念です。満腹後に睡魔が襲うのは糖質 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「なぜ?」を増やせば本質にたどりつく
疑問をもち、なぜ?と思いながら勉強する姿勢こそが、本質にたどり着く最短であると、熟考することの大切さ
「本質」「人と違う工夫」「独自の勉強法」「知識より知恵」「(表面的な結果より)プロセス」「覚える力」より「考える力」をつける・・・が本書のキーワード
本書にたくさん書いてある知恵(正確には著者の体験談)のうち、数学ができるようになる方法を集約すると、それは、
「教科書に載っている定理や公式を自らの手で証明すること」p42、
「『なぜ?』と思いながら勉強する」p57、
「ただ(問題集を)繰り返しているだけでは『なぜ自分はできなかったのか?』という視点が -
Posted by ブクログ
ネタバレ○数学専門の学習塾経営者・講師である永野氏の著作。
○学生時代に数学が苦手・できなかった人向けの、数学学習本。
○数学的思考や論理的思考をベースに、数学のおもしろさ、重要性、学習法について、分かりやすく解説。
○数学が苦手であった私としては、取っつきやすく、新しい発見もできたため、とても実用的かつ有意義であった。
○一方で、基本的な数学の前提(平方根とか・・)を忘れている部分もあり、具体的な問題を解く作業では、理解に苦しむ部分もあった。
○もう少し、基本的な事項について、注釈などでフォローされていると読みやすい。また、練習問題などがあると良いかと思う。 -
Posted by ブクログ
巷に溢れる「基礎から数学」系とは趣が異なります。より根本的な、数学問題を解く上での思考方法すなわち10のアプローチを照会してます。この本が優れているところはテクニック論ではなく本質論に触れている点。解法が重要なのではなくプロセスが重視で、偉人の解法を追体験できることにこそ数学の醍醐味があると説いてます。
この10のアプローチ、実は仕事が出来る人のアプローチ方法とそのまんま同じだったりします。数学が得意な人は得てしてロジカルで抽象論に強いので何だか納得。
コンセプトや内容は★4なのですが、読者層は不得意を自負する人かと思いますが、そういう方々が10のアプローチを応用するにはこの本では辛いかな