永野裕之のレビュー一覧
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ネタバレ数学は、公式を必死に覚えないとできない学問だと思っていたが、本書でその考えは払拭された。公式ができた背景を理解することで数学という学問の世界を目の前の壁を見続けることから上に立って俯瞰できるようになった。
特に、面白いと思った分野は確立だった。フランスかオランダで博打が流行していて、その流れの最中に確率を割り出す方法を編み出そうと世の人たちは考えていた。このような、背景が確率を生み出した。もう一つが、四則演算の歴史が非常に浅いことを知った。プラスとマイナスは、大航海時代に船の中で食糧の減り具合を示す時に樽に刻んだーと+の文字が起源だと知ると案外単純に生まれたものだと知って、腰を抜かしてしまった -
Posted by ブクログ
「頭が良くなる勉強法」とはいっても、テストの点数を上げるための小手先のテクニックではなく、一生自分自身で楽しみながら勉強できるための方法を教えてくれているように感じた。
また、中学生に親が「勉強しろ」と言うと逆効果だという事は良く聞くが、それが子供のやる気を奪うからという理由だけでなく、「学力を伸ばす為に大切な危機感と孤独感をもてないから」という理由に納得させられた。
他にも、「教わり上手であること」や「読書のススメ」についての記述が面白かった。
後半の数学の勉強法も、プロセスに注目することの大切さが分かり有益だが、うちの中1の息子が最後まで理解できるか(というより最後まで読もうとするか -
Posted by ブクログ
高校生の時、まともに数Ⅰを学んでおらず、たまたま書店で見つけて、購入しました。一番興味深かったのは、三角比でした。まず、三角比の考えが、古代ギリシアに端を発すること、古代の人々の興味の対象が、星を研究するうちに、円の中心角と弦の長さの関係に移っていったこと、古代ローマのプトレマイオスが、色々な中心角に対する弦の長さを細かく調べあげたことなどに、驚きました。そして、中学校では、三角形の面積は、高さが分からなければ、補助線を引き、三平方の定理を何度か使って連立方程式を立て、それを解かないと求められなかったが、余弦定理を使えば、三辺の長さが分かれば、高さが分からなくても、求められることに、私も、筆者
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Posted by ブクログ
覚えておくと感覚がつかめる数字が書かれており為になった!
ただ章の後半は毎回、難しかった。。
以下メモ
・日本の年間GDP は約500兆円
・輸出総額:GDPの 1 割強で約 70 兆円
輸入総額:GDPの 1 割強で約 70 兆円
・雇用者数 約6000万
・一般会計の歳出予算 約100兆円
・特別会計の歳出予算 約400兆円
・合計特殊出生率 約1.4
・出生数 約100万
・死亡数 約130万人
・1尺 0.3m
・北極点から赤道までの距離の1000万分の 1 を1mと定める ことが決めたので、地球の1周がおおよそ4万㎞=4000万m 4万km
・一般的なビルの 1 階分の高さが -
Posted by ブクログ
タイトル通り、数学での考え方を現実問題に昇華させている。
個人的には数学が得意な人にも苦手な人にもオススメしたい!と思うのだが、入試問題も説明の中で出てくる為、完読しやすいのは数学がある程度できる人かなとも思う。
ただ、本書の要点については数学が苦手でも理解できるように導入も説明も丁寧に書かれている。
本書を読んで数学の問題を解くには当たり前な考え方(解を絞り込むだとか場合の数だとか)を改めて認識できるいい機会を得られたと感じた。
大学受験の時、整数問題は苦手だったので本書を読んでおけば理解が進んだかもなあ。後の祭り。
個人的には良本だと感じました。